『八重の桜』第24回「二本松少年隊の悲劇」★だるまの成田才次郎=吉井一肇君の熱演に落涙

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    『八重の桜』第24回「二本松少年隊の悲劇」

    秋田藩が新政府軍に下ってしまい、いよいよ二本松に進軍。

    大壇口に出陣した13〜17歳までの二本松少年隊の子供たちに隊長・木村銃太郎(大地泰仁)が「みんなよぐ聞け。二本松は敵に寝返って生き延びるより死すども同盟の信義を貫く道を選んだ、誇りを持って戦え!!」

    このセリフだけでも早くも痺れる。

    二本松少年隊は、土嚢と畳を組んで掩体にして新政府軍と対峙。

    隊長「大筒狙え!」
    ”おおづつ”といっても大砲ではなく、せいぜい小ぶりのバズーカ砲は迫撃砲クラスの火器なのですが、発射すると反動で身体が小さい少年は後方に吹っ飛んでしまいます・・・。

    そんな子供に武器を持たせる悲壮なシチュエーションに目頭が熱くなります。
    −◆−

    畳の掩体を突き抜けた新政府軍側の銃弾が一人の少年に命中し、ボロ人形のように崩れ落ちます・・・。

    この子の倒れ方を見ただけでウルウル・・・。


    他の子供たちが体勢を立て直して新政府軍に発砲しはじめ、成田才次郎(吉井一肇)が発射した弾が敵に命中して「よし!」

    八重(綾瀬はるか)と尚之助(長谷川博己)が二本松を訪ねたときには腕が未熟で、八重から”だるま”をプレゼントされたあの少年です。

    敵の砲弾が二本松少年隊の陣地で炸裂。

    岡山篤次郎(大嶋康太)ら多くの子供が爆風で吹っ飛ばされ、隊長が「みんな下がれ!! 退け!!!!」

    新政府軍の銃弾が途切れることなく飛んできて壮絶な状況。


    木村隊長が二階堂副隊長(金児憲史)に「子供たちを頼む! 会津まで逃がしてやってくれ!!」

    退却しようとする子供たちに向かって銃弾が降り注ぎ、子供たちを銃弾から守ろうとする木村隊長(大地泰仁)は、両腕を広げて自らの身体を盾にして仁王立ち!!!

    木村隊長の腹に複数の銃弾。

    才次郎が「若先生!!!」

    木村隊長は何とか振り返って才次郎(吉井一肇)に「行げ! 早く!!」

    さらに木村隊長に銃弾が命中し、負傷兵に肩を貸して居る才次郎(吉井一肇)の目の前で倒されました。

    言葉を失い愕然とする才次郎(吉井一肇)。

    先日の『家族ゲーム』で吉本荒野(忍成修吾)に執拗なイジメを受けた真田宗多を演じた時も吉井一肇君の芝居が素晴らしくて感心してしまったんだけど、銃弾に倒れる木村隊長を目の当たりにした《才次郎=吉井一肇君》の表情にも胸を打たれました!!!


    で、大壇口の戦いは、『八重の桜』の中では鳥羽伏見の戦いを上回る胸に迫るシーンでした。
    −◆−

    必死に退却し、町中にたどりついた二階堂副隊長(金児憲史)と生き残った二本松少年隊が、数名の薩摩兵とバッタリ遭遇してしまいます。

    薩摩兵に銃を下ろすよう命じた大山巌(反町隆史)が才次郎(吉井一肇)らに向かって「もうよか。よう戦うたな。早う、家せ帰らんせ。」

    才次郎(吉井一肇)は、怯むことなく大山を見据えています。

    大山たちが立ち去ろうとしたのですが、才次郎が「若先生の仇を!! 仇を!!」と叫んで背中の刀を抜こうとします。

    二階堂副隊長が才次郎を制止しようとしてるときに、長州兵が現れて近距離からいきなり発砲。

    二階堂副隊長は被弾して即死状態。
    篤次郎(大嶋康太)も被弾して倒れます。

    奇兵隊出身の隊長・白井小四郎(多田広輝)が「ほっちょけ、行くぞ。」

    才次郎(吉井一肇)が、着物の下から、へしゃげてしまっている”だるま”を取りだして「勇気 出せ!」と自らを鼓舞。

    願を掛けるように”だるま”を額に押しつけた才次郎(吉井一肇)は、倒れている篤次郎の背中の刀を抜いて、ふらつく足で「うわーーーーー!!!」と気合いもろとも白井に斬りかかりました。

    刀が突き刺さった白井は「儂の不覚じゃ!」と言って、面構えを確認するように才次郎(吉井一肇)の顔を両手で挟み込みますが、刀傷によって身体が沈んでいきます。

    錯乱したように刀を振り回し続けている才次郎(吉井一肇)に長州兵たちが銃口を向けますが、白井小四郎(多田広輝)が「子供じゃ、殺すな。殺すな、殺すな、子供じゃ!!」と部下を必死になって制止。

    しかし、一発の銃弾が才次郎(吉井一肇)に命中。
    倒れた才次郎は、地面に落ちた”だるま”に手を伸ばします。


    吉井一肇君の熱演がたまりません!!!
    素晴らしい!!!



    また、刀を受けながらも「儂の不覚じゃ!」としてまだ子供である才次郎を庇おうとした白井小四郎(多田広輝)がシブかった。

    人間らしさが消え去っている戦場にあって人間らしく振る舞った姿がしみました。
    −◆−

    日新館に駆けつけた八重(綾瀬はるか)は、なんとか会津に辿り着いた二本松少年隊と再会。

    とりわけ小柄な少年が八重に「一生懸命戦ったけど、若先生も二階堂先生も・・・。」

    虫の息の篤次郎(大嶋康太)が懐から”だるま”を取りだし「さ、さ、さ、才次郎の・・・・」

    二本松で才次郎に”だるま”を渡したときのことを思い出す八重(綾瀬はるか)。

    だるまを八重に渡すことが出来て、ほんの少しだけ微笑んだ篤次郎が静かに目を閉じます。

    八重(綾瀬はるか)は横たわった篤次郎の身体を揺さぶりながら「目を開けて! しっかりしっせい!!」

    二度と目を開くことのない篤次郎を抱き起こし「しっかりしっせい!! しっかりしっせい!!」と八重。

    古川春英(小市慢太郎)が「八重さん・・・」

    目を泣きはらす八重は一層強く篤次郎の亡骸を抱きかかえ「こんな子供を・・・。なんで子供まで!」と悲痛な声で慟哭の涙。


    その後、日新館から角場に戻って銃を撃つ八重。

    弟・三郎を失い、二本松の少年の死に接して忿怒と悲嘆がない交ぜになった鬼気迫る眼光を放っています。

    ”綾瀬はるか”の演技も素晴らしいクオリティー!!!

    『八重の桜』のヒロインが遂に本格始動。
    −◆−

    話は前後しますが、頼母(西田敏行)が妻・千恵(宮崎美子)や母、そして子供たちを集めて後のことを託した場面・・・。

    これが・・・・。
    めんこい子供らも居るのに・・・切ない。
    −◆−

    西郷頼母(西田敏行)が白河総督の任を解かれるくだりや、覚馬(西島秀俊)の『管見』や、松平春嶽(村上弘明)vs岩倉(小堺一機)の場面もなかなかヨカッタのですが、今回は『二本松少年隊』----なかでも吉井一肇君の熱演に尽きるエピソードで、理屈抜きに感情を揺すぶられました。

    で、『二本松少年隊』があんまり気の毒で、「板垣退助(加藤雅也)! 五百円のくせに偉そうにするな!!!」と八つ当たりしたい気分なのであります。
    −◆−

    今回はとても手応えのあるエピソードでしたが、八重が幕末のジャンヌダルクとなって戦う”鶴ヶ城の攻防”を、ドラマの折り返し点である6月末前後に放映することを計算したが故に、過去の多くの回で《冗長で必然性の無い場面》を繋いできた面もあるのかなぁ・・・・。














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      大河ドラマ「八重の桜」。第24回、二本松少年隊の悲劇。 新政府軍の侵攻は止まらず、戦地は二本松まで広がる。
      • センゴク雑記
      • 2013/06/17 11:36 PM
      いよいよ二本松城が陥落し、会津に官軍が迫っていると。 その中に、八重が鉄砲術を教えた子供も犠牲者に含まれていた。 流石に官軍も子供まで殺せなかったみたいだけど、刃向ってきたから思わず殺してしまう...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2013/06/17 8:51 PM
      戦火が会津に迫ってきた。 京都で幽閉されている覚馬は、「管見」を口述筆記させ、時栄に託した。覚馬なりの新国家構想である。この意見書は明治政府首脳をも感服させた内容だっ ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2013/06/17 7:37 PM
      「死を賭してこそ義は守られるべき」・・・と言いつつも二本松藩の藩主・丹羽長国は米沢に避難する。 城を守るのは家老・丹羽一学と老人と子供たちの守備隊である。 「風に散る霞の我が身はいとわねど心にかかる君が行く末」・・・と辞世を残し一学は自害する。 とにか
      • キッドのブログinココログ
      • 2013/06/17 3:20 PM
      第24回視聴率の視聴率は、6/17(月)追加予定】 「二本松少年隊の悲劇」 13
      • ショコラの日記帳・別館
      • 2013/06/17 12:12 PM
      【第24回視聴率の視聴率は、6/17(月)追加予定】「二本松少年隊の悲劇」13歳の少年まで戦地に出すようになったら、もう負けは決まったようなものですね(^^;)二本松少年隊、あま...
      • ショコラの日記帳
      • 2013/06/17 12:12 PM
      大河ドラマ「八重の桜」第24話は白河を落とされた会津は次第に追い込まれていく。落とされないために二本松に兵を動かそうとするが、その前に秋田藩が降伏して兵をさらに分散し ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/06/17 6:18 AM
      八重、修羅の化身に… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201306160004/ NHK大河ドラマ 「八重の桜」続・完全読本 (NIKKO MOOK)産経新聞出版 2013-05-30売り上げランキング : 10886Amazonで詳しく見る by G-Tools
      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/06/17 5:36 AM
      公式サイト 八重(綾瀬はるか)がかつて尚之助(長谷川博己)と共に訪ねた二本松領内
      • 昼寝の時間
      • 2013/06/17 12:05 AM
      八重(綾瀬はるか)が、かつて尚之助(長谷川博己)と共に訪ねた二本松領内が、 新政府軍によって侵攻された。 八重たちと交流した二本松少年隊も出陣したが、多くの少年兵たちが新政府軍の銃弾に 撃ち抜...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/06/16 11:15 PM
      二本松少年隊の悲劇
      • 悠雅的生活
      • 2013/06/16 11:10 PM
      とらわれた覚馬は、牢の中で意見書を書き続けています。「ただ、身ひとつで立ち上がればいい」そう決意して、何度も破られながらも、ついに 管見 を完成させます。
      • 風のうわさ
      • 2013/06/16 11:06 PM
      いよいよ新政府軍は二本松へ侵攻してきた。 かつて尚之助とともに旅をし、交流を深めた少年たちも戦の犠牲となる。 一方、変わらず獄中にある覚馬は今自分に何ができるかを問い、 ...
      • 宴の痕
      • 2013/06/16 10:40 PM

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