あまちゃん 第66回★猫背の貧弱なサル(能年玲奈)とオスの負け犬(小池徹平)

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    連続テレビ小説「あまちゃん」第66回(6月15日)

    朝から昨日の親子喧嘩を引きずって、叩いたことを謝ったの謝ってないので会話がチクチクしちゃってる天野家。

    芥子色のロングスカート姿の春子(小泉今日子)が食卓から離れた途端に、白いシャツのアキ(能年玲奈)が「大人げねえな。自分の夢を娘に託そうとか、そういう考えはねぇのが・・・。」と不穏な呟き。

    これが春子に聞こえちゃって「私が、あんたに夢を、託すかバ〜カ! あんたみたいに猫背の貧弱なサルに!!」

    緑のシャツに茶色のベストを重ねている夏(宮本信子)さんが「春子!」と口が過ぎる娘を注意。

    『猫背の貧弱なサル』とまで言われたアキが、今日も「うえ〜〜ん」と泣き出しちゃって、夏さんが「泣くな!!」

    中学で抜き打ちの”風紀チェック”が入っても絶対にセーフの髪型で半泣きの中学2年生くらいの顔つきをしている”能年ちゃん”が可愛らしい(*^ ^*)


    で、春子が今日も過剰反応して大人げなく感情的な言葉を吐いたのは、アキが口にした『自分の夢』というフレーズが”やぶ蛇”を突いたってことなんでしょうねぇ。

    よくよく考えると(考えなくても)、1984年に春子(有村架純)がアイドルを目指して家出して東京に向かったあとの『夢の続き』がどうなったかよく分かってないんですものね・・・。

    (薬師丸ひろ子のヒット曲は『夢の途中』でしたね・・・「スーツケースいっぱいに つめこんだ希望という名の 重い荷物を♪」って歌詞は、この前のユイちゃんのデッカいトランクみたいな・・・)

    春子(有村架純)がタクシー拾って正宗(尾美としのり)に出会うまでの空白期間についてはベールに包まれたまま・・・。
    −◆−

    海女カフェの奥の部屋でユイ(橋本愛)とアキ(能年玲奈)が相談事、海女の衣装に身を包んでるアキは何か思い詰めてる様子・・・。

    ユイ「聞いてる?」
    アキ「ハッ! ゴメン聞いてなかった。」

    ユイ「どこから?」
    アキ「最初がら。」

    会話の最初からボーッとしてたのかよーーー!!

    先般は国道45号線を封鎖されたから別ルートを考える必要があると説くユイ。
    アキ「どっか行くの?」
    ユイ「東京」

    アキ「何しに?」

    ほとんど、《ここはどこ? 私はだあれ?》状態!?
    昨日からアキの脳ミソが、そのくらい大混乱してるってことであります。

    ユイは昨日のエピソードまで話しを巻き戻して「太巻さんに会いたいと言われたの! 二人で。」

    アキ「じぇじぇ!!」
    じぇじぇなアキの方が、よっぽど”じぇじぇ”であります。
    −◆−

    観光協会で、菅原(吹越満)、大吉(杉本哲太)、吉田(荒川良々)、ヒロシ(小池徹平)、栗原(安藤玉恵)さんがジオラマを使って《家出阻止計画》を話し合ってます。

    吉田くん「ここと、ここと、ここに監視カメラを設置・・・」
    CAIがテロリストを警戒して作戦を立ててるみたいな!?

    ヒロシ「そこまでしなくても。」
    吉田君「甘いぞストーブ。」

    我が関西では一昨日くらいからバカほど暑かったんだから、ストーブという単語を聞くだけで暑苦しいわぁ・・・純(夏菜)は存在自体が毎日暑苦しかったけど。

    菅原「ジオラマがこんな形で役に立つとは思わなかった!」
    制作現場のマジの声みたいなセリフ。

    とにかく、女子高生2名相手に町の大人が必死であります。
    −◆−

    待合室でアキ(能年玲奈)とヒロシ(小池徹平)が会話してます。

    ヒロシが太巻(古田新太)のことに言及し「プロデューサーっていうのは何をするの?」

    アキ「ユイちゃんが言うには、秋元某(なにがし)どか、つん? つん? つ〜ん?」
    ヒロシ「つんく♂」

    アキ「つんく某(なにがし)みでえな偉え人らしい。」

    クドカン、堂々とネタ元の名前出しちゃったなぁ。

    美内すずえの『ガラスの仮面』を無茶苦茶なギャグ・パロディにしちゃった『ガラスの仮面ですが』について、”秘密結社・鷹の爪団”の総統と吉田君が作品解説してるような感じやな・・・って、比喩がマニアックすぎるかな?


    で、東京に行きたくない気持ちが露骨に態度に出ちゃうアキなんですが「ユイちゃんは行がしてやりてぇ。そのためにはおらが折れねえど。ユイちゃんと二人ならなんとかやっていける気もする。おらも、いつまでも逃げ回ってらんねぇ。いづかママみてえに向きあわねえど。地元(東京)でダサかった頃の自分に。」「みんなにチヤホヤされて、ちょっと調子乗ったときに『地元で駄目だったくせに』って声が聞こえるんだ。『うるせえ! おら田舎さ逃げてきたワケじゃねえぞ。地元でだってやれるんだ』って、うん、克服しねえど。」

    アキ(能年玲奈)ちゃん、かっけーこというなぁ。
    春子(小泉今日子)が『昔のダサかった自分(有村架純)』が嫌いだってことも、ちゃんと理解してるんや・・・。

    アキ(能年玲奈)ちゃんは、ポシェットをたすき掛けにして子供みたいな顔をしてるけど、あんがい人のことを良く見ていたり、自己分析できてる。

    アキはかっけーことを長々と喋り終えた途端に「あれ!? やばう、やばい、やばい、いつの間にか東京さ行く方向で話が進んでるなぁ。」

    以外にシッカリした部分と、やっぱり”ド天然”な部分がない交ぜになってる・・・。


    上京したものの2ヶ月でケツを割って帰ってきたヒロシは「耳が痛いよ、今の話し。」

    アキ「ストーブさんも、東京で負げて帰ってきた”オスの負け犬”だもんな。」

    春子に『猫背の貧弱なサル』と言われて泣いていた本人が、無邪気な顔で微笑みながら酷いことを言うから可笑しいわぁ。

    結局、アキって子は少々毒気のあることを言っても不思議と腹が立たない『憎めない性格』をしてる・・・。

    ヒロシが会話の流れに紛らわせ、さりげな〜く「で、いつ家出するの?」

    引っかからなかったアキが「うっかり、言わねえべ!」


    アキとの話を終えたヒロシは、『家出阻止対策本部』みたいになってる”観光協会”に帰って、時期は決まってないけど家出する方向でユイとアキが考えていることを大吉(杉本哲太)に報告。

    大人のくせにスパイかよ!!!
    (能年ちゃんや橋本愛ちゃんの周りを嗅ぎ回って、知名度が上がった彼女たちの「足を引っぱる卑しい記事」を載せようと企む”週刊誌”の記者よりはマシだけど。)
    −◆−

    大人たちが、今夜すぐの家出はないと考えていた頃、ユイ(橋本愛)ちゃんはアキ(能年玲奈)に「北三陸駅発・深夜急行バス」のチケットを手渡し、今夜の便で作戦決行する旨を伝えます。

    アキ「じぇ! 今日!?」
    ユイ「今日だよ。」

    ユイちゃんの”黒いカーディガン”が「大人っぽさ」と「剣呑さ」を滲ませてるわぁ。
    白いシャツにポシェットをたすき掛けしてるアキ(能年玲奈)とのコントラストが見事です。


    ユイちゃんは今すぐ行動開始しようと考えていますが、ばあちゃんの顔だけでも見たいというアキは一旦帰宅。

    ユイは「駅で待ってる」と言ってとりあえず海女カフェから移動開始。

    黒いレギンスなのかな・・・”ユイのコーディネートが微妙に垢抜けていない感じ”がするんだけど、これは彼女が”都会的なセンス”をまだ充分に会得できていないことを表してるのかなぁ・・・。
    −◆−

    帰宅したアキの夕食を気に掛ける夏(宮本信子)さんですが、アキは「ウニ丼がいい。」と、売れ残りなのか机の上にあるウニ丼を希望。

    東京に行く前だから、北三陸のウニ丼を味わっておきたいんでしょうね。

    夕食を作らずに済む夏(宮本信子)さんは「アキは本当に手のかからない良い子だなぁ。」と、しみじみ。

    手のかかる娘・春子(小泉今日子・有村架純)と対比したんでしょうね。

    でも、春子と同じように家出をして東京に向かおうとしている”良い子ではない・アキ”には、チクッとくる言葉です。

    夏さんは、「アキのお陰」で袖ヶ浜は大盛況となっており「嬉しい悲鳴だぁ。」と語ります。

    祖母の言葉を聞きながら、ウニ丼をかきこむアキは半泣き。


    そして、静かに家を出て行き北鉄に乗って北三陸駅に向かうアキは、車内で「うえ〜〜ん」と泣きながら2杯目のウニ丼をかきこんでます・・・次週へ続く。
    −◆−

    『あまちゃん 第11週』が終わって、だんだんと北三陸編の終焉が近づいてきて寂しいなぁ・・・。

    で、今週も土曜日でケリを付けなかったクドカン。
    やっぱりエピソードを《週またぎ》させるのは宮藤官九郎の計算なんですねぇ。

    小生が抱いてるような惜別感も、クドカンは計算尽くなんだろうなぁ・・・。

    春子(小泉今日子)や夏(宮本信子)さんや、北三陸の面々がアキやユイに対して抱く感情そのものを、観てる者も疑似体験しちゃうんだもの・・・。


    それと、今週はA面が『ユイと東京へ行こうと考え始めたアキのあれやこれや』だとしたら、B面は『怒りすぎる春子(小泉今日子)』だった感じ。

    どうしてそこまでイラついたり、怒ったするのかは『春子(有村架純)の空白期間』に答えがありそうな・・・・。




    ◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
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       さて、春子との大ゲンカからの太巻さんからの東京お誘い・・・・怒涛の夜が明けました。 アキ(能年玲奈)と春子(小泉今日子)は相変わらず。 「何よ。叩いた事は謝ったでし ...
      • トリ猫家族
      • 2013/06/15 3:26 PM
      NHK総合の連続テレビ小説『あまちゃん』(公式)の第11週『おら、アイドルになりてぇ!』の第66回の感想。 アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)は、大物プロデューサー・太巻(古田新太)から、東京に...
      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2013/06/15 1:18 PM
      アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)は、大物プロデューサー・太巻(古田新太)から、 東京に出てくるように勧められる。 アキは、春子(小泉今日子)との関係も険悪になり、ユイとともに家出して、東京へ行く...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/06/15 1:08 PM

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