あまちゃん 第61-62回★鶴光のラジオを聞いていた春子(小泉今日子)

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    連続テレビ小説「あまちゃん」第61-62回(6月10.11日)

    第61話。
    国道45号線を封鎖したうえに、大勢の大人が海女カフェに集結しちゃってユイ(橋本愛)ちゃんの家出を阻止。

    町おこし優先の大人たちに私の気持ちはどうでも良いんですか!! 私の東京に行きたいって気持ちとか、アイドルになりたいっていう子供の頃からの夢とかは、聞いてもらえないんですか。」とユイ(橋本愛)。

    感情が高ぶって声を張ったり、逆に抑えた口調になったり、橋本愛ちゃんの瑞々しい演技に惚れ惚れしちゃう。

    ユイ「そんなに町おこしが大事なんですか?」

    ここでは穏やかな表情で大人に問いかける橋本愛ちゃんの表情に惚れ惚れ。
    若いのに、芝居の抽斗が多いから感心しちゃう。

    「だからイヤだったんです、ミス北鉄なんて。こういうことになるの分かってたから。」

    ここは、やさぐれた感じを出してる橋本愛ちゃん。

    ユイ「私、北鉄がどうなろうと、町がどうなろうと、どうでもいい。関係ない!!。」

    平板な口調から、最後は声を張ってセリフに抑揚を付けた橋本愛ちゃん。

    ヒロシ(小池徹平)が「その辺にしておけ。」と諭しますと、ユイは「だって、本当のことなの!!!」と駄々を踏むように叫びます。

    ユイ「勿論皆さんのこと好きだし、田舎をバカにしてる訳じゃないけど、でも、これ以上犠牲になるのはイヤ。こんなところで一生終えるなんてあり得ない!!

    ここでも、見事に抑揚の効いたセリフ回し。
    表情も千変万化で大人たちを穏やかに見つめたり、顔を歪めて大きな声を上げたり、橋本愛ちゃんが今持ってるものを全て出し切る演技!!!

    町の大人たちは黙ってユイの話を聞いてるだけでしたが、ユイという登場人物にも橋本愛ちゃんにも大人に口を挟ませない迫力と説得力がありました。


    弱冠17歳の橋本愛ちゃんは、美少女であるだけではなく、女優としてのスキルや才能が凄い!!!
    脚本家や演出家の期待に応える能力たるや、出色の才能です。


    今後、経験と場数を踏んだらどれだけ凄い女優になるのか末恐ろしいほどです。
    (出てきたときはハッとするような美少女だったのに事務所がゴリ押ししすぎて伸びや悩んでしまった”武井咲”みたいにならないようにね・・・)

    第61話は、ストーリーもさることながら、橋本愛ちゃんの独断場でした。
    −◆−

    第62話。
    ユイちゃんが引きこもっちゃって、『海女カフェ日和』という地元番組のレポーターの代打は原史奈(原史奈)。

    かつ枝(木野花)さんは「寝苦しい夜が続いておりますが、いかがお過ごしでしょう?」などと妙に淀みなく喋っていて、スナックでテレビを観ている吉田君(荒川良々)が「眼鏡会計ババア、テレビ慣れしてきたな。」

    原史奈に「昆布がおすすめですよぉ」と振られた弥生(渡辺えり)さんは、緊張から顔を硬直させて「んだ、んだ、ミネ、ミネ、ミネ、ミネ、ミ〜〜。」

    吉田君「騒音ババア、相変わらずだ。」

    海女クラブのおばちゃんたちを「ババァ」と呼ぶことに決め、変なあだ名を付け呼ぶ習慣ががまだ生きてたのね。

    (『ガリレオ2』なんかは、吉高に「オカルトちゃん」という呼び名が付いたのに1回で使い捨てしちゃうから、キャラも確立しない。)

    原史奈(原史奈)は今度はアキ(能年玲奈)にマイクを向け、「カメラの向こうのユイちゃんに、励ましのメッセージ、いただけますか?」

    アキは「いや、ユイちゃんはそういうの好きでねぇんだ。頑張れって言われんのが嫌いなんです。」

    さすが親友!!
    アキ(能年玲奈)ちゃん、さらっと気配りできるようになっていて素敵だべ。
    −◆−

    スナックリアスで大吉(杉本哲太)たちがまた油を売っております。

    ユイの騒動では北鉄や町おこしを優先した大吉(杉本哲太)は「オレだって北鉄のことだけ考えてる訳じゃねえよ。」

    吉田(荒川良々)君「んだ、エロいことも考えてますよね。」
    今回も可笑しくなってきました。

    春子(小泉今日子)が話題に反応して「透明人間さなって、女湯さ覗いてみてえな、とか?」と大吉を茶化します。
    オモロイ!

    ウーロンをロックで飲む大吉が不本意そうに「もうちょっと大人だよ。」

    吉田、ぬるーい雰囲気で「発車オーライってなんか興奮するよ、とか?」

    春子「ミイちゃんケイちゃんに両方に告白されたらどうするべえ、とか?」
    ピンクレディーとの交際を夢見てた昭和の思春期少年か〜〜。

    吉田「ダイヤの乱れって、なんか興奮するよねぇ、とか?」

    大吉「しねえよバカ! 鶴光のラジオか!!!」「しかもダイヤの乱れとか、全部鉄道関係でねぇか! 結局、北鉄のことしか考えてねえじゃねえか!」

    春子が「結局、北鉄のことしか考えてないんじゃん。」と大吉をツッコみます。

    大吉、真顔で「春ちゃんのことも考えてるよ!」
    大吉、さしげなく頑張ったやんか。

    春子、少し照れて「やめでよぉ〜〜」

    吉田「あ、なまった。」
    春子「いや、ヤメテヨ。」

    吉田「あ、言い直したぁ。」とニヤニヤ。

    吉田と大吉が声を合わせて「可愛い〜〜。」

    照れ隠しで怒り始めた春子は「なんだバーカ、電車バーカ、だいたい古いんだよぉ、鶴光のラジオなんか、あんたたち知らないでしょ!」

    この「あんたたち」とおうフレーズは、最初から居たヒロシ(小池徹平)と、いつの間にか座っていた栗原(安藤玉恵)さんの二人を差しておりました。

    栗原さん「リアルタイムではないですねぇ。ピンクレディもギリですねぇ。」

    小生は鶴光と角淳一の『MBS・ヤングタウン』が大好きだったけど、『オールナイトニッポン』は電波状態がよくないと聞きづらかったのでおま。

    大吉「二人まだ続いてるんだって?」

    ヒロシは歯切れが悪いのですが、栗原さんは「そーですね、終わってはいないですねーーー。」「終わるときはだいたい分かるんです、空気で。今までの恋愛、全部自然消滅だったんで。まあ、今回は職場も一緒だし、そう簡単には終わらないと思います。」

    さすが個性派!! 安藤玉恵の存在感がオモロイ。
    −◆−

    アキ(能年玲奈)が足立家を訪ねますが、ユイちゃんは部屋に引きこもったまま出てきません。

    母・よしえ(八木亜希子)が気を遣ったのか、アキに食事をして帰るよう誘い、二人で豪華夕食。

    よしえ(八木亜希子)は、自分が田舎に憧れて嫁入りしてきたことや、「挫折すれば戻ってくれば良いし、夢が叶うんだったら追いかければ良い。」としてユイの東京行きに反対していないことなどを穏やかな笑顔を浮かべながらアキ(能年玲奈)に聞かせます。

    夏さんナレーション<良いお母さんだ。アキは心底そう思いました。柔らかくて温かくて、間違っても『バカ』だと『ブス』だとか言わない、優しいお母さん。>

    先週あたりから常にも増して怒りすぎる春子(小泉今日子)と、よしえ(八木亜希子)さんを比較して優しいお母さんに憧れちゃった・・・。

    怒りすぎる母親しか知らなかったのに、柔らかくて温かい余所のお母さんを知ってしまったアキ(能年玲奈)は、どうなる、どうなる??
    −◆−

    立ち聞きしていたユイ(橋本愛)ちゃんがアキを自室に連れて行きます。

    アキ(能年玲奈)のシンプルすぎる思考とは真逆のユイは「お母さんのはなし、声も言い方も嘘っぽいでしょ。原稿読んでるみたいでしょ。」

    夢を邪魔されたユイ(橋本愛)ちゃんは、すこし投げやりな感じ。

    ユイ「近所づきあいしないからお茶のみ友達も居ない。家事と手芸と韓国ドラマの再放送、それだけで幸せな訳がない・・。」

    いつものシャープな感じも消え失せちゃって茫洋としています。
    −◆−

    ユイちゃんがGMT47のホームページをアキに見せます。

    白地図のうち宮城、埼玉、徳島、福岡が既に赤くなってます。
    (福岡は”指原様”に征服されてるんとちゃうのん!?)

    地図の宮城をクリックすると、小野寺薫子(優希美青)がセンターポジションの3人組『仙台牛タンガールズ』というの御当所アイドルの動画。

    アキ「じぇじぇ、なんだこれ!?」

    『ずんだ、ずんだ』というデビュー曲が限定配信されており、どこかで聞いたことのあるメロディ(THE BLUE HEARTS)に乗って「ずんだ、ずんだ、ずんだ、ずんだ〜〜♪」と宮城県の郷土料理にちなんだ歌を歌ってます。

    表情の優れないユイちゃんが、突然「うるさい!!!」と声を張り上げ、ノートPCをひっぱたくようにして閉じちゃいます。(PC大丈夫かいな?)

    順調に一歩先を行く小野寺薫子(優希美青)に嫉妬したりムカついて、黒ユイが顔を覗かせたんでしょうか!!!

    脱力状態でベッドにうつぶせになったユイちゃんは「本当は岩手も赤だったのに・・・。」

    廃人とまでは言いませんけど、かなり気力が失せちゃってるユイ(橋本愛)ちゃんであります。
    −◆−

    観光協会でユイの心配をしてるアキに、ユイと2人でテレビに出て欲しいという視聴者の要望があることを話すディレクター・池田(野間口徹)。

    菅原(吹越満)が色めきだって「『潮騒のメモリーズ』復活か!」

    アキ「でも、ママが・・・」「お座敷列車のとき3月で卒業するって約束したから。」

    この前、スナックから電話してきた春子が「芸能界とかアイドルとか、チャラチャラしたのママ絶対許さないからね!!!」とプレッシャーを掛けてきたのを思い出し、アキ「無理だぁ。」

    栗原(安藤玉恵)さんが、ユイに海女カフェでバイトさせたらどうかと提案。
    ディレクター・池田は、海女カフェのステージで歌ったらどうだとうと栗原さんの提案を押します。

    菅原(吹越満)、再び「『潮騒のメモリーズ』復活か?」

    アキの脳裏に海女カフェの改修工事の際にユイにステージを見せて、「デビューしたら歌ってけろ。」と言った時のことが蘇ります。

    ところが、なぜかステージ背面の大画面モニターに春子がデッカく映し出されて「芸能界とかアイドルとか、チャラチャラしたのママ絶対許さないからね。返事はぁ!! 聞こえない!!!」

    温かくて柔らかくて優しい”よしえ(八木亜希子)”さんとは180度違う、強烈な”幻影の母・春子”に向かって「ハイ」と返事しちゃうアキ。

    心理学者に見て貰うといいかもしれんなぁ。
    あのデッカい春子(小泉今日子)は、アキが心理的に母親に抑圧されてことの表れかもしれんぞ。
    −◆−

    ユイ(橋本愛)のことをどうにかしようと必死で考えてるアキ(能年玲奈)にインスピレーションが下りてきました。

    踊ったり歌ったりウニを捕ったりする海女のフェスティバルを海女カフェで開こうと海女クラブのオバサマ達に提案するアキちゃん。

    アキ「ユイちゃんに元気になって貰うのが目的だけど、露骨に元気出せって言うと、元気なくなる子だから。」「だから無駄に元気な海女クラブのお祭りに放り出したらどうだベ、って。」

    今までずっとアキ(能年玲奈)が子供っぽくて、ユイ(橋本愛)が大人っぽいと思ってたのに、アキがユイのことを「元気なくなる子」と表現しましたですねぇ。

    アキの方がユイをサポートしようとして前向きになって少し大人になり、ユイが逆に少し子供っぽさが出て拗ねているような・・・・。


    面白い逆転現象です。


    で、何か怒ってるような顔で黙ってアキの話しを聞いてた花巻(伊勢志摩)さんが、「海女〜ソニック。海女のサマーフェスティバル、海女〜ソニック。」

    訳が分からないオバチャンたちですが、アキが「それ良いよ花巻さん! 海女〜ソニック、いぐねぇ?」

    弥生(渡辺えり)さんが『海女〜ソニック』で唄うと言って大きな振りを付けて「ヨイトマケノ唄」を歌い始めて、次回へ続く・・・・。


    ああ、面白かった。
    大吉を鶴光ネタでいじりまくったスナックのシーンとかが可笑しかったぁ。

    それと、橋本愛ちゃんの幅のある演技に舌を巻き、明るく前向きなアキ(能年玲奈)の爽やかな笑顔にも魅了されちゃった。


    で、どうやらGMT47のメンバーに”大野いと”が入りらしいのだけど、彼女も独特の存在感を持ってるから楽しみです。















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