あまちゃん 第60回★封鎖だ、国道45号線封鎖だ!!

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    連続テレビ小説「あまちゃん」第60回

    オーディションがある東京に向かうべくデッカいトランクを準備して海女カフェで水口(松田龍平)を待つユイ(橋本愛)ちゃん。

    そんなユイに、アキ(能年玲奈)は「おらなんかと友達になってくれてどうもありがと。」
    能年ちゃんのフワッとした雰囲気が何とも言えず可愛らしいわぁ。

    ユイ「なにそれ、やめてよう。」

    アキ「だって、本当にそう思うから。おらみてえに自分勝手でやかましい女、面倒くせえべ。」

    いやいや、『純と愛』の純(夏菜)の方が100倍自分勝手でやかましくて面倒さいうえに暑苦しかったから、アキ(能年玲奈)は卑下することないよ。

    「こちらこそ。」とお礼返ししたうえで「ネット上ではライバルだったわけじゃん、しかも男取られて、アキちゃんが心広くなかったら2,3発殴られてるわ。」とユイちゃん。

    アキ、一瞬ピンとこなくて「男取られた?」
    すぐに「男取られた!」と種市先輩を巡る出来事を思い出します。

    海女カフェのこととか前向きな日々を過ごしてるうちに、天然アキちゃんの脳裏から種市先輩との大失恋が消えかけてた!?

    「実際、種市先輩とつきあうかどうかは微妙だけど。」とクールに語るユイ(橋本愛)ちゃんは、アメ女が恋愛禁止であることをアキに説明。

    荒巻太一(古田新太)がインタビューに答える場面が挿入されます。
    「特定の交際相手の居るアイドルのCDやグッズにお金を払う気になりますか? 10万人、100万人のファン一人一人と真剣交際する。それがアイドルです! ま、バレなきゃ良いですけどね。フフ。」と最後はいつもの鼻に抜けるような妙な笑い声。

    ユイ「だからぁ、表向きは恋愛しちゃイケないの。」

    種市先輩の交際がバレたら、ユイちゃんは「博多左遷」か「丸坊主」は覚悟しなきゃイカン。(博多と丸刈り、両名とも焼け太り気味だけど)

    アキ「へぇ、なんか大変だな。」
    ユイ「でも、子供の頃からの夢だったからね。幼稚園の頃からさ、『おっきくなったら何になりたい?』って聞かれて、保母さんとかお花屋さんとか答える子いたじゃない、『嘘付けぇ』って思ってた。そう答えればみんな親が安心して笑うって本能的に知ってんだよ。」

    5歳前後の時のユイちゃんは、おませだったというか、無邪気じゃなかったというか、こましゃくれていたというか・・・。

    高校2年生なのにサンタクロースを信じてるような無邪気で子供っぽいアキ(能年玲奈)とは正反対です。


    ユイちゃんは「だから私は絶対違うこと言ってやろうと思って、キャメロン・ディアス。っていうか、『チャーリーズ・エンジェル』 ああいうめまぐるしい女に憧れてたの。」
    キャメロン・ディアスの名を口にしたときのユイ(橋本愛)ちゃんの、ニマリとしたドヤ顔が印象的。

    ユイ「あと、『バイオハザード』とか『トゥームレイダー』とか『キャットウーマン』を経て、中2の頃アイドルになりたいと言ったら、やっとお母さんニッコリ笑った。」

    キャメロン・ディアスミラ・ジョヴォヴィッチアンジェリーナ・ジョリーハル・ベリーを経て”アイドル志向”って、かなりユニークな性格してるかも。

    どっちにせよ、ユイちゃんが語ったハリウッド女優シリーズ面白かった。

    で、ユイちゃん「両親は基本的には応援してくれたけど、潮時かなぁって。」「わざわざ会いに来てくれる人が居るってことは、ちょっとは自信持って良いんじゃないかって思うの。そういう期待に応えたいって思うの。」

    水槽の光りにほんのりと浮かぶ橋本愛ちゃん、美少女!!

    ユイ「間違ってる?」
    アキ「ユイちゃんはそうするべきだよ。表舞台に立つ人だ。」

    祭りでユイ(橋本愛)が山車に乗ったときのことを引き合いに出すアキは「でっけぇ山車のてっぺんに乗っても動じない。堂々としてる、あれこそがユイちゃんの本来の姿だぁ。」

    今の橋本愛ちゃんと比べると、回想シーンで山車に乗ってる橋本愛ちゃんは顔がふっくらしてるね。
    気苦労があって痩せちゃった?


    ユイが「アキちゃんは? アキちゃんの本来の姿は?」と聞き返します。

    曇り顔になって「おらは・・・」と口ごもっちゃうアキ(能年玲奈)。

    「大好きな海に潜ってウニを捕るのが、おらだ」と言わないってことは、別の”本来の姿”があるとアキちゃんは思いはじめてる??
    −◆−

    ユイの家出騒ぎで右往左往の大人たち。

    海女カフェでユイと話しをしているアキに、スナック・リアスに居るヒロシ(小池徹平)からユイの居場所尋ねる電話が入ります。

    アキ「いま家ですけど。ユイちゃん? 一緒じゃないですよ。」

    春子(小泉今日子)はヒロシから電話を取り上げアキと通話。
    「あんたさ、水口って男になんかされた? 正直に答えて、怒んないから。」

    アキが返事しないと「言いなさいよ! なにされたのよ、こらぁ!!」
    ”怒んない”と言ってから5秒も経ってないのに”スケバン口調”で怒ってる!!

    アキ電話口ですっかり萎縮〜〜。

    春子は「芸能界とかアイドルとか、チャラチャラしたのママ絶対許さないからね!!!」とプレッシャー攻撃連発。

    春子「返事はぁ!! 聞こえない!!!」
    怒られた小学生みたいな顔になってるアキは「あ、あ〜、あい。」と頼りない返事。

    スケバン春子「ユイちゃんから連絡あったら、すぐに電話して。分かってんの、返事は!!!!」

    半泣きのアキは「あい。」

    スケバン春子「いつまで起きてんの、とっとと寝なさいよう、バカ!!!」

    いつもは人の話にチャチャを入れるのが大好きな大吉(杉本哲太)、吉田(荒川良々)、菅原(吹越満)も春子の迫力に押されて凍り付いてます。

    小泉今日子、メッチャ、オモロかった!!!

    でもね、ユイから連絡があったら電話しろとは言ってたけど、会話の95%はアキを心配しての言葉だったですね。

    現に「家出」してるユイのことより可愛い我が子が心配・・。
    口調はスケバンでも、親心丸出し。
    特に、芸能界絡みの話になると、過剰反応を見せちゃう春子さん。

    怒りすぎる春子(小泉今日子)は、なにやら伏線になってる気配・・・。
    −◆−

    春子との通話を切ったアキが慌てて海女カフェから出て行きました。

    一方、春子はアキが電話で家に居ると言ったことを疑い自宅に電話。

    猛スピードで帰宅してきたアキが電話を取り「何ママ、もう眠たいんだけど。」と小芝居。

    春子「だったら、寝てれば良いじゃないの。電話なんて出なくて良いのよバ〜カ。おやすみ〜。」

    電話掛けた本人が、電話に出たことをバカだと言い放つ不条理!!!

    今回の春子(小泉今日子)は弾けてるなぁ。
    オバチャンのスケバン恐るべし!!
    −◆−

    春子との電話が終わると、足立功(平泉成)&よしえ(八木亜希子)夫妻が天野家にやって来て、家出したユイを探してる旨を告げます。

    ユイの両親来訪でやや慌てた様子のアキは、このことをユイに伝えようとしたのか、電話の子機で一生懸命メッセージを打とうとしています。

    なぜか突然冷静になったよしえ(八木亜希子)さんが「それ、メール打てないと思うよ。」

    アキをツッコむ余裕があるなら、アキが誰にメールしようと思ってるか、勘付けよ〜〜〜!!!
    −◆−

    スナックリアスに勉(塩見三省)さんが戻ってきて、仮にも弟子であった水口(松田龍平)が迷惑を掛けてることを謝罪。

    「琥珀には、これっぽっちも興味がねぇと・・・。」と水口から聞かされた勉(塩見三省)さんは大泣き。

    そして、水口が今晩中にアパートを引き払い車で東京に戻ると言ってたことを皆に説明。

    ”琥珀愛”を語る勉(塩見三省)さんと、水口の消息を知りたい大吉(杉本哲太)の話しが噛み合わないギャグがあって、吉田(荒川良々)の毒舌ギャグも爆裂!!


    とにもかくにも、水口が車で東京に向かおうとしてることを確認した面々。
    大吉「モータリゼーションめぇ!!」「封鎖だ、国道45号線封鎖だ!!!」

    レインボーブリッジか!!

    菅原(吹越満)が組合長・長内(でんでん)にすぐさま連絡を入れに行きました。
    −◆−

    ようやく水口(松田龍平)が、海女カフェに・・・。

    ユイちゃん(橋本愛)がトランクを転がして車に向かおうとした丁度その時、空襲警報みたいなサイレンが鳴り響き、さらには長内組合長が「国道45号、線封鎖しま〜す!!」とアナウンスする声が町中に響き、まるで宇宙人が攻めてきたような大騒ぎです。(映画『パシフィック・リム』早く見たい!)

    『あまちゃん』だから、「そんなアホな!!!」って感じのあり得ないシチュエーションもOKです。
    (3.11を思い出すから、もうサイレン聞きたくないけどね。小生が経験した阪神淡路大震災も発災から何日間かは緊急車両のサイレンが鳴りっぱなしだったので、少しトラウマ。)


    水口「やばい。一旦戻ろう。」とカフェの奥へ・・・。

    すでに町の人々が海女カフェの外に押し寄せてきおり「中さ、誰か居る!!!」

    外から「完全に包囲されたので出てきなさい。」と論したり、渋谷の《DJおまわりさん》にお願いして「家出はイエローカードです。」などと説得して貰う間もなく、大吉(杉本哲太)や春子(小泉今日子)たちやユイの両親や町の主立った面々が海女カフェに突入。

    例の小ステージに追い詰められ、ボニーとクライドみたいな水口(松田龍平)とユイ(橋本愛)ちゃん・・・。

    次週へ続く。
    −◆−

    以上『あまちゃん』第10週、第60話でした。

    今週もたっぷりとユイ(橋本愛)ちゃんの『振幅』をみせてもらえたし、無邪気で子供っぽくて可愛らしいアキ(能年玲奈)ちゃんが前向きに成長したり心が揺れ始めたりした様子がうかがえて面白い1週間でした。

    で、この前は土曜日が『お座敷列車』で「潮騒のメモリー♪」披露だろうと思ったら外されたり、今週も家出騒動の区切りを次週回しにしたり、どうやらクドカンは意図的に土曜日で区切りを付けずに『週またぎ』させてるようですね。

    それに、エピソード区切りの時点で、すでに次のスパンの伏線が敷かれていることもあって、油断してると”目くらまし”に遭いますね。








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