あまちゃん 第53回★潮騒のメモリー〜お座敷列車は純(夏菜)が目指した夢の国
- 2013.05.31 Friday
- 15:29
- NHKドラマ・番組
絣半纏と薄手の生地を合体させた微妙なアイドル衣装に身を包んだユイ(橋本愛)ちゃんが「いいのかなぁ、全然これ客観的に見れないんだけど。」と身体をぐるっと一周。
赤い方のアキが「大丈夫だ、ユイちゃん似合ってる。問題はおらだ。」
「北の海女」と文字が入った大きなリボンを頭につけて「これ、アイドルかぁ!?」
キティちゃんでもつけないような大きなリボン。
これを見たユイちゃんが「う〜〜ん」と口を濁してさっさと行ってしまいます。
アキ「考え込まねぇでよ。」とユイちゃんに抗議!?
能年ちゃんの子供みたいな顔が可愛らしいわぁ。
準備が出来たか尋ねてきたヒロシにリボン姿を見せて「これで良いならOKですけど。」とアキ(能年玲奈)。
全身を目でチェックしたヒロシは「う〜〜〜ん」と言ったきり・・・。
アキ「何だよ兄妹して!!」
能年ちゃん、可笑しい。
−◆−
大成功のうちに予定していた便数の運行を終えた北鉄25周年事業。
ウニ弁当は300個完売。海女さんが編んでるミサンガさえ売り切れて急遽弥生(渡辺えり)さんやかつ枝(木野花)さんが増産(!?)するほどの賑わいでした。
イベントの裏方作業で忙しく、お座敷列車に乗れなかった駅長室に夏(宮本信子)さんたち地元の皆さんが押しかけて、もう一往復させるように強く要望。
大吉(杉本哲太)が決断してもう一往復決定。
分単位でダイヤ編成されて自由が利かない都市部の電車と違って、弾力的に運用できるのがなんかすごい!!
公営地下鉄とかで職員組合が強かったりしたら、増便に反対する者が居たりするかもしれないしね。
要するに、都会のようにギスギスしていないのであります。
−◆−
大吉(杉本哲太)が「お座敷列車出発〜。」
そのときアキちゃんが「待って、種市先輩。」
反対側のホームに種市先輩が立っています。
ユイちゃん「呼ばない方が良かった?」
ってことは、ユイちゃんが色々気遣った上で種市先輩を呼んだってことやね。
アキは窓から「早く乗って先輩! 早く!」
ホームで逡巡していた種市先輩は「おう」
最後に水口(松田龍平)も乗り込んできて、ユイ(橋本愛)ちゃんはプレッシャーを感じたのか顔が少しこわばります。
さっさと”潮騒のメモリーズ”の歌を聴きたいんだけどテンションが上がってる大吉(杉本哲太)が例によって「GHOSTBUSTERS♪」
家族的な雰囲気の『お座敷列車』の中は笑顔で溢れ、もの凄く楽しそう。
みんなを笑顔にしたいと言ってた純(夏菜)が目指した『夢の国』が2ヶ月遅れで完成したような感じ。
−◆−
水口(松田龍平)が手にした小型ビデオカメラが気になってるのか、緊張気味のユイ(橋本愛)ちゃん。
アキが気遣い「大丈夫?」
ユイちゃん「うん、最後だもんね、一緒に歌うの。」
いよいよ『潮騒のメモリー』のイントロが流れはじめ、アキ(能年玲奈)&ユイ(橋本愛)の歌が始まりました。
「来てよ その火を 飛び越えて〜♪ 砂に書いた アイ ミス ユー♪」
相田翔子と鈴木早智子の「Wink」だとか、ときどきビートたけしの「冗談じゃないよ。」みたいなポーズも混じって微妙に昭和の香りがする振り付け。
ヒビキ(村杉蝉之介)たちオタクの皆さんも地元の皆さんも大盛り上がり!!
ユイ・パート)北へ帰るの 誰にも会わずに 低気圧に乗って 北へ向かうわ♪
アキ・パート)彼に伝えて 今でも好きだと ジョニーに伝えて 1000円返して♪
目を見開いて1000円返してのポーズをつけるアキちゃんが可笑しい。
二人で「潮騒のメモリー 17才は 寄せては返す 波のように 激しく♪」
ここで場面が一旦途切れちゃう。
『潮騒のメモリー』の続きを聞かせて〜〜〜〜!!
全部聞かせて〜〜〜〜!!!
−◆−
駅で止まってホームに出たアキに種市先輩が「天野ちょっといい?」
遠くでユイちゃんがアキに向かって何か合図してる。。
種市先輩は「オレ、ここでバイバイするわ。」として、このまま仙台から新幹線に乗ることを告げました
アキ「じぇじぇじぇ!」
種市先輩「お盆には帰ってくっからよ、その頃は天野、潜ってんな。」
アキ「うん、潜ってる。」
先輩にタメ口になってるのが可愛らしい。
種市先輩が「じゃあな。」と言って口ごもってしまいますと、アキ(能年玲奈)が腕を振り振り「白い鴎が波しぶき、若い血潮が踊るのさ カップかぶれば 魚の仲間 オレは海の底 南部のダイバー♪」
種市先輩も一緒に歌いました。
ユイちゃん(橋本愛)が遠くから見守ってます。
で、アキ(能年玲奈)と種市先輩(福士蒼汰)は互いに”わだかまりゼロ”の輝く笑顔を交わします。
これが青春だべ!!
握手してる二人を眺めるユイちゃんに水口が「ヨカッタよ、歌。」
自分の歌を心配していたユイちゃん(橋本愛)、一安心かな。
−◆−
出発のホイッスル。
さっきまでの笑顔が消えて寂しそうな顔のアキちゃん。
種市先輩に背を向けて、今度は一人で『南部ダイバー』を歌って電車に向かいました。
電車に乗ったアキ(能年玲奈)ちゃんが窓から顔を出して「先輩、またな!」と一所懸命手を振ります。
恋のピリオドに少しウルッと来ます。
そしてアキちゃんユイちゃんが「砂に書いた アイ ミス ユー 来てよ タクシーつかまえて 波打ち際の マーメイド 早生まれの マーメイド マーメイド〜 好きよ〜〜♪」
最後の「好きよ〜」はアキちゃんのソロパートだったので、種市先輩のことも重なって情感が籠もりました。
途中でも書きましたけど、みんなが笑顔で繋がってる『夢の国』となった『お座敷列車』を見てるだけで、笑顔がこっちに感染してきそうで楽しかったです。
楽しいことが少ないから、楽しい気分を疑似体験できて胸がホカホカしてきます。
人を楽しませるって凄いね。
◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
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