『八重の桜』第20回「開戦 鳥羽伏見!」★もののふの 猛き心に くらぶれば by黒木メイサ

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    『八重の桜』第20回「開戦 鳥羽伏見!」

    大坂城の慶喜(小泉孝太郎)が各国公使と会談。
    公使側は慶喜のことを大君(tycoon)と呼んでおり、外交は徳川が握っていることを誇示することとなりました。

    これを受けて大久保(徳重聡)と西郷(吉川晃司)が会談。

    大久保「今諸侯会議を開いたら、大名はこぞって慶喜に味方しもんそな。」

    裕次郎二世こと徳重聡は、彼のキャリアの中で大久保役が一番良いかも。

    西郷「人は変わることを恐れるもんじゃってな。どげな悪か世でん、知らん世界よりは良かち思い思いたがる。260年の眠りから国を揺り起こすには余程のことをせんなならん。」

    大久保「やはり、戦でごわんなぁ。」

    西郷「国をば更地に戻すには、血も流さんなならん。」

    で、慶喜(小泉孝太郎)を大坂から引っ張り出すために、江戸を引っかき回す作戦に・・・。


    大久保(徳重聡)と西郷(吉川晃司)の場面、なかなかシブいぞ。
    しかし、琵琶の音が鳴り響いてるのは、『平清盛』っぽいなぁ・・・大河ドラマ的には縁起が悪いべ。

    琵琶、弾きすぎじゃ!!
    −◆−

    薩摩が放った不逞浪士が江戸で悪さをし放題。

    そんな最中、江戸の会津藩上屋敷に勝(生瀬勝久)がやってきて家老・梶原平馬(池内博之)と会談。

    勝は「奴らの挑発には決して乗ってくれるな。今 戦をしては大政を奉還してまで徳川の存続を図ったことが無駄になる。」

    平馬は一石橋に貼られていた紙を勝に見せます。
    <幕府、再び政権を盗まんと欲する処。天兵を挙げ、江戸城を焼き、市中放火をもって幕府を誅するなり。>

    深刻に受け止めた勝が「西郷という化け物に火をつけちまったのは俺の失策だ。」と声を絞り出しています。

    今回の見所の一つとなるセリフですが、やっぱり幕末モノをやっちゃうと西郷や勝が持って行っちゃいますねぇ。
    −◆−

    軍服姿の慶喜のもとに、庄内藩が薩摩藩邸を砲撃したとの知らせが入ります。

    近習「賊徒討伐の知らせに城内が沸き立っております。」

    慶喜「しまった。火種は江戸にあったか。」
    今回も『慶喜の誤算』

    「薩摩討つべし! 賊徒を討て! 奸賊討伐!!」
    挑発行為に耐えてきた幕府側は大盛り上がり。

    外から聞こえる兵の声を耳にした慶喜は「これはもう兵を挙げねばならぬ。」

    容保(綾野剛)は「薩摩の挑発に乗ってはなりませぬ!」と挙兵を阻止しようとします。

    しかし慶喜は「1万五千の猛り立つ兵をどうやって鎮めるのだ!!! 薩摩を討たねばこの怒りは儂に向かってくる。主君の儂が殺される。もはや、戦うしか無い。」

    なかなか生々しいセリフ。
    小泉孝太郎も、よく頑張ってる。
    −◆−

    都を攻めるにはいくつものルートがあるのに、幕府軍が鳥羽・伏見ルートに兵を集中したことを田中土佐(佐藤B作)が訝しんでいます。

    林権助(風間杜夫)は「まるで、敵が刃向かってくるのを勘定に入れてねぇかのようだなぁ。」と答えます。

    佐川官兵衛(中村獅童)は「大軍で押していけば道を空けてくれるとでも思っているのか? 幕府の指揮は当てに出来ませぬな。」

    太平の世が続いて、幕府軍は戦略さえ立てられない有様!?

    土佐「我らが、余程覚悟してかからねばな。」


    で、例の赤い陣羽織の容保(綾野剛)が悲壮な表情で会津勢を前に立ち「えい、えい、えい!」
    家臣「おう!!!」


    ついに出陣するも、街道で相手との押し問答ばかりが続き、斎藤一(降谷建志)が「幕府に指揮官など、刃の下をくぐったことの無い連中ですからね。」

    幕府歩兵第五連隊の大沢という将官が訪ねてきて、ここは敵と相対する難所にて自分らが受け持つと申し出ます。

    林権助が「難所と聞けば退かぬのが部門の心得。我が隊にお任せ下さい!」と答えます。

    すると幕府歩兵第五連隊・大沢はあっさりと「形勢不利の際は援軍に駆けつけまする。」と言って引き上げていきました。

    おい! 粘る気ゼロかよ!!!
    引き下がるの早すぎやろ!!


    このコントみたいな幕府歩兵第五連隊・大沢の様子を目にした斎藤一は「この戦、当てになるのは会津のみだ。」
    −◆−

    ついに『鳥羽・伏見の戦い』の火蓋が切られました。

    薩摩の鉄砲と砲弾に向かって会津は槍隊が勇猛果敢に攻め込みます。
    しかし、戦闘力の差は歴然。

    林権助「覚馬、新式銃はまだ届かぬか!」と心の叫び。

    ついさっき、不利の時は援軍を出すと約束していた幕府歩兵第五連隊・大沢は姿を見せず、幕府方は「下知が無ければ動けない」と事務的なことを言い訳にして固まってる模様。

    いよいよ幕府軍、当てになりません。
    ほとんど裏切り者状態!!


    林権助「この上は一歩も退かんぞ。皆、死しても会津の名を汚すな!! 槍入れ〜〜!」

    鉄砲や大砲に槍で対抗する勇猛果敢な会津軍ですが、兵士は鉄砲の的となってしまい死屍累々。

    ついには林権助(風間杜夫)も弾を受けてしまいました。
    まるで弁慶が立ち往生したときのようです。

    土方「さすがは会津、我々も行くぞ。」

    たしかに会津の戦いぶりは目を見張るものがありますが、「当てになるのは会津のみ」「さすがは会津」等のセリフが重なって『会津推し』がやや過剰だったかも・・・。
    −◆−

    新撰組が正面を避けてサイド攻撃を仕掛けましたが、すでに戦の行方は決定的で、幕府方には退却命令が下ります。

    初陣の山本三郎(工藤阿須加)が腰を抜かしたような状態で撤退するとき、林権助(風間杜夫)に声を掛けますが、敵陣を見据えたまま既に事切れておりました。
    −◆−

    戦場の炎を見つめながら西郷が「錦旗をば上げる。錦の御旗のもとに慶喜追悼の布告を出して頂くとじゃ。」

    大久保「そうなれば、我らは官軍。慶喜は朝敵。一気にたたきつぶせます。」

    こいつらも今は勝者だけど、10年も経てば袂を分かって西南戦争と暗殺が待ってるんだもんなぁ。
    −◆−

    大坂城の慶喜は「幕府軍は1万5千。薩摩如きに・・・負けるはずは無い。負けるわけが無い。」

    容保(綾野剛)は鬼気迫る顔つきで「林隊が壊滅した、儂が言って陣頭に立つ。」

    必死で押しとどめる家臣たち。
    主君を失うわけにはいかないので必死です。

    大蔵(玉山鉄二)が容保の両肩をつかんで「殿! それがしが参りますゆえ!!!」

    容保は「権助ーーー」と林(風間杜夫)の名を口にして絶句。

    綾野剛の表情が凄い!!!

    <鳥羽伏見の戦いの緒戦で、幕府方は惨憺たる敗北を喫した>
    −◆−

    以上『八重の桜』第20話。

    ついに(ようやく)鳥羽伏見の戦いが始まりました。
    大久保と西郷の場面や、林権助(風間杜夫)の戦死、容保(綾野剛)が自ら前線に赴く意思を見せた場面など、見るべき場面がかなりありました。


    一方で、勝利祈願のために照姫(稲森いずみ)も参加して会津の女性達が幟旗を作成しているところに中野竹子(黒木メイサ)が遅参して、なぜか照姫が竹子に歌を一首うたわせた場面なんかはスルーでも良かったような気もします。

    八重(綾瀬はるか)も「父兄のをしえたまひし筒弓に、会津心の弾や込めなん」と歌っていましたが、今更歌で気持ちを表さなくとも、常日頃から角場で鉄砲の鍛錬をしてきただけで充分に八重の思いは伝わってきています。

    それと、個人的な好みの問題なんでしょうけど、黒木メイサの和装がなんかシックリきません。
    ついでに言うと、たのむから剛力彩芽も出ないで欲しいな。


    毎度同じことばかり言うのですが、50話もあるから無駄な場面が増えるんじゃ無いですかね。
    (ジャックバウアーを倣って『24回』でどうかな。)












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    • 2020.03.28 Saturday
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      いよいよ鳥羽・伏見の戦いが勃発する。 王政復古の大号令の後、最初は慶喜は怒って鳥羽伏見の戦いに臨んだものの、錦の御旗の前に朝敵となることを恐れ、江戸へ下ってひたすら恭順の姿勢を貫く・・・というの...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2013/05/21 9:10 PM
      都では、王政復古。慶喜に従い、会津藩も大坂に向かいます。会津では、都の男達のために、女性達が のぼりを縫っています。八重さん、手際よく縫っていますけど、八重さんのことだから きっとまた着物と一緒に縫い付けて失敗してそう・・・と思ったけれど、大丈夫だった
      • 風のうわさ
      • 2013/05/20 11:18 PM
      大河ドラマ「八重の桜」第20話は薩摩に京都を終われた旧幕府軍は大坂城に集結した。会津は慶喜に従い大坂に下るが、薩摩は旧幕府軍が仕掛けてくるように江戸で刺客を送り、江戸 ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/05/20 10:58 PM
      西郷隆盛と大久保利通がものすごーーーくカッコイイんですが!!!!!!@@; 火の粉を前に暗闇にたたずむ二人。 や〜、『飛ぶが如く』の西田さんと鹿賀さんも良かったけど、 こっちは西郷...
      • 青いblog
      • 2013/05/20 10:22 PM
      公式サイト 都では王政復古が宣言され、逃げるように大坂へ下ろうとする慶喜(小泉孝
      • 昼寝の時間
      • 2013/05/20 9:32 PM
      第十九話「慶喜の誤算」はこちら。 前回の視聴率はそれでも健闘して15.0%。「イ
      • 事務職員へのこの1冊
      • 2013/05/20 9:30 PM
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      • 悠雅的生活
      • 2013/05/20 8:34 PM
      王政復古が宣言され、慶喜は容保と共に大坂へ下る。 会津藩士たちは反対したが、それを説得したのは神保修理だった。 その一方で西郷は慶喜を討つ口実を作るため、藩士を使って江 ...
      • 宴の痕
      • 2013/05/20 8:13 PM
      20回を迎えた。 徳川慶喜は大坂に退いたが、外交権は依然として握っていることをアピール。これに対し薩摩は江戸で謀略を仕掛け、徳川方を挑発。江戸で戦端が開かれた。 これ ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2013/05/20 6:29 PM
      ま、ご愛敬だな。 中野竹子の辞世とされる「もののふのたけき心にくらぶれば数にも入らぬ我が身ながらも」に対応して、川崎八重が「父兄の教え給いし筒弓に会津心の弾やこめなん」と詠んだという趣向である。 八重の和歌は「明日よりはいづこの誰か眺むらんなれし大城に
      • キッドのブログinココログ
      • 2013/05/20 6:10 PM
      2013年大河ドラマ「八重の桜」 日曜 NHK 2013年1月6日 - 12月(予定)(50回) [キャスト] 綾瀬はるか 西島秀俊 長谷川博己 松重豊 風吹ジュン 長谷川京子 工藤阿須加 黒木メイサ 剛...
      • 新ドラマQ
      • 2013/05/20 6:08 PM
      林隊、壊滅… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201305190004/ 鳥羽伏見の戦い―幕府の命運を決した四日間 (中公新書)野口 武彦 中央公論新社 2010-01売り上げランキング : 128272Amazonで詳しく見る by G-Tools
      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/05/20 5:45 PM

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