家族ゲーム 第5回★櫻井君が馬乗りになって神木隆之介にナイフを・・

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    家族ゲーム 第5回
    「慎一は沼田家が生み出したモンスターだ」


    これだけ畳みかけてくる刺激的な展開で視聴率12.2%という数字はフジテレビからすると不本意なのかもしれないですねぇ。
    『家政婦のミタ』まで行かずとも、せめて15%を超えるくらいの数字を狙ってたんじゃないですかね。

    一伸び足りない数字は、この番組に対して視聴者の好みが分かれてることを表しているってことかな??

    例えば、櫻井君の吉本荒野にハマっている視聴者と、櫻井君に物足りなさを覚える視聴者。
    あるいは、この物語にゾクゾクする快感を覚える人と、とことん厭な感じがしてしまう人。
    このドラマにメッセージ性を感じる人と、そうで無い人。

    小生は、正直言っていずれも後者に当てはまります。
    −◆−

    茂之(浦上晟周)の家庭教師になって52日が経過し、彼の成績が135位から78位に上がった時点での櫻井君のモノローグ<茂之に新たな試練を用意しながら、いよいよ家族崩壊のシナリオに着手する。>

    一茂(板尾創路)と佳代子(鈴木保奈美)の関係は冷え切り、佳代子は夫に対する家事を放棄し、ネット株にのめり込みはじめてる。

    慎一(神木隆之介)は学業も部活も不振で、やさぐれた雰囲気が漂います。
    で、櫻井君<沼田慎一は、家族が生み出したモンスターだ。>

    このフレーズ、慎一(神木隆之介)のキャラクターや前後の展開と整合してます??

    慎一が本当は自己中心的で優等生の仮面を被っているのだとしても、モンスターという表現は当たっていない気がします。
    −◆−

    無人の夜の教室。
    教壇に立った櫻井君(吉本荒野)が黒板に「家族」と板書し、生徒に話しかけるがごとく演説をはじめます。

    「この家族という存在。実に煩わしい。なぜから親の教育や躾が人格形成に大きな影響を及ぼすにもかかわらず、その親を自分で選ぶことが出来ないからだ。つまり、人は産まれながらに平等でないとも言える。例えば家庭を顧みない父親だった場合、普段子供と接していないせいで表面的な解決しか見いだせない。だから、それがどうして正しいのか悪いのかという根源を教えられない。ただ褒めて、ただ叱る。また、愛情の注ぎ方を誤った母親の場合はどうか。肉体的にも精神的にも子供が傷つくようなことは一斉やらせない、触れさせない。すべて事前に回避して子供の時に経験させておくべきことをさせずに育てていく。本当の痛みも悲しみも苦しみも恥をかくことさえ知らずに育った子供は、どうなってしまうのか・・・・・他人の感情を推し量ることの出来ない、想像力の乏しい大人になっていく。その結果、責任を放棄しても構わない。現実から逃れても構わない。他人を傷つけても構わない。そんな、自分本位に生きるモンスターになる。」

    先ほど、慎一(神木隆之介)のことをモンスターと言ってましたから、一茂(板尾創路)や佳代子(鈴木保奈美)を差してる言葉なのかな・・・。

    でね、「人は産まれながらに平等でないとも言える。」などという言い古されたフレーズをつなぎ合わせても、響いてくるモノがありません。

    「他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性」「自ら考え学び判断する、生きる力」を涵養すべしだと90年代半ばの中教審答申ですでに言われていているもの・・・。

    前回も、戦後教育に言及し「そんな詰め込み式の教育でも社会がそれなりに機能していたからだ。だがその歪みはアイデンティティーの喪失として表れた。」云々と吉本が長広舌を振るっていた際に思ったんですけど、新しい視点がないからエッジが効いてる気がしませんし、説得力も薄いんです。

    中高生の弁論大会みたいな青臭さも感じますし・・・。

    (これは長ゼリフを語った櫻井君のせいではなくて、脚本家さんのセンスと小生の感性が合わないだけのことですけどね。)
    −◆−

    ある日、佳代子(鈴木保奈美)が「相談があるんですけど、慎一のことなんです。」と櫻井君に話しかけます。

    たまたま帰宅してきた慎一(神木隆之介)が「やめろ、やめろ! こいつを信用すると家が目茶苦茶になるんだよ!」

    すると母・佳代子は「目茶苦茶にしてるのは貴方でしょ!」

    小生は、佳代子のセリフが不自然に思えました。

    慎一の成績が下がったことを気に病み、吉本が仕込んだのであろう慎一の”万引き写真”を目にして心を痛めているのだとしても、「目茶苦茶にしてるのは貴方でしょ!」というのは過剰な表現。

    佳代子が夫・一茂(板尾創路)にそう言うならまだしも、慎一に言うのはおかしいと思います。

    小生は、なんだか脚本家さんと波長が合わないよう〜〜。
    −◆−

    成邦館高校陸上部でイジメに遭ってる様子の高津(平間壮一)から慎一に電話。
    「高津だけど、僕死んだ方がいいのかなぁと思って」

    慎一「オレに止めて欲しいわけ?」
    高津「そんなんじゃなくて・・・」

    慎一「だったら勝手に死ねよ。そんな度胸もないくせに、鬱陶しいんだよ。」

    思いっきり、あざといほどの”自殺フラグ”が立っちゃいました。

    で、じっくり見ていないせいか、高津(平間壮一)と慎一(神木隆之介)の関係性をはじめとする陸上部における人間関係・力関係などがよく分からないです。


    あと、色んなことがあって優等生キャラを脱ぎ捨てたってことなんだとは思いますけど、いまひとつ慎一(神木隆之介)の性格や真意をつかみかねます。

    今回モンスターと表現されたから、急激にダークサイドに墜ちて行ってるような流れになってるけど、吉本と対決する立ち位置の登場人物なんだから、善悪のどっちかというと「善」に区分される人物だとも思えますし・・・。

    モンスターっていうほど腹黒いんですかねぇ??
    −◆−

    真野さくら(有川結女)が、茂之(浦上晟周)と園田満(松島海斗)を天秤にかけ、模試で成績が良かった方と恋人として付き合うことにすると言って二人を競わせます。

    模試が済んで、茂之と園田が仲良くなって、一区切り付いたタイミングで櫻井君がさくらに謝礼金を手渡します。

    またまた吉本の仕込みだった・・・。

    で、金銭授受の様子をカメラに収めた慎一(神木隆之介)が櫻井翔君に「このカメラを渡す代わりに3年前の心中事件の真相を教えて下さい。あなたが受け持った生徒と、その家族を自殺に追い込んだんでしょう?」と交換条件を突きつけます。

    近くの廃校(?)の教室で話しをはじめる櫻井翔君と慎一(神木隆之介)。

    吉本「そこにいるんだろ、そこにいるんだろ、浅海舞香。いや、立花真希。」

    吉本と慎一の会話を撮影して証拠にしようとしていた真希(忽那汐里)がビデオカメラを手に教室に入ってきます。

    吉本「生徒の家庭環境は徹底的に調べる、留学でいなかった姉のこともねぇ〜。本当に俺が家族を追いつめたと思ってるのか?」

    真希「当たり前でしょ。」

    吉本は「ホホハハハハハ」と哄笑した上で「君はこう思ってるはずだ。家族を殺したのは自分かもしれない。もともと君は親も手を焼く不良少女だった。留学も君の希望じゃなくて強制だったんだ。でも君はその留学先でやっと自分の居場所を見つけた。初めて友達ができて、恋をして、ホームステイ先の家族とも良い関係ができて。でも、そんな時 親から連絡が来た。借金で留学の費用を工面できなくなったから帰って来い。君は激怒した。自分を捨てたくせに、やっと手に入れた幸せを取り上げるつもりなのかって。だから、君は親にこう言ったんだ。だったら死んでよ、生命保険で返せば帰らなくてすむでしょ。ねえ死んでよ。」と真希の耳元で喋ります。

    真希「違う。嘘」

    櫻井翔君は「俺は君の親からそう聞いたよ。結局一家は自殺を選んだ。君の思惑通り生命保険で借金は返済され、君は留学を継続できた。」といってパチパチパチと拍手。

    追い打ちを掛ける吉本は「これに両親の本音が録音されているよ。君が沼田家を訪ねてきたときからこんなことになるんじゃないかと思ってね。あらかじめ用意しておいたんだよぉ。」と言ってUSBメモリを掲げて見せます。

    動揺した様子でビデオカメラを吉本に手渡し、引き替えにUSBメモリを受け取ろうとする真希(忽那汐里)。
    すると吉本は「そんなものあるわけないだろ。」と言ってUSBメモリを床に投げ出し踏みつぶします。
    ビデオカメラは櫻井翔君の手に渡ってしまいました。

    「あなたでしょ。あなたが殺したんでしょ。あなたがみんな自殺に追いやったんでしょ!」と叫んで吉本に掴みかかろうとした真希(忽那汐里)でしたが逆に床に突き飛ばされてしまいます。

    吉本「他人のせいにするなよ。お前がやったんだろ。家族なんてどうでもいい! 自分だけよければそれでイイんだもんなぁ。」

    この時点でも不自然なまでに介入しない慎一(神木隆之介)
    普通は割って入るだろうに、声も手も出さない・・・。

    吉本は倒れている真希の顔を乱暴につかみあげ、自分の顔を15センチぐらいまで近づけて「お前が哀れんでいるのは家族じゃない。家族を失って苦労を強いられた自分を哀れんでいるんだ。化けの皮暴いてやるよ。お前の醜い本性暴いてやるよ。ハハハハ。」

    ようやく声を上げた慎一は「やめろ。彼女から手ぇ離せよよ。」といって、切り出しナイフを吉本に向けます。

    櫻井翔君は真希を机に叩き付けてから慎一(神木隆之介)ににじり寄り「刺してみろよ。刺せよ!」

    ナイフを持った慎一の手をつかんだ吉本は自分からナイフに身体を寄せて行き、左腕にナイフが刺さりました。

    吉本「どうだ、人を刺した気分は?」

    オロオロした慎一が「はなせ、はなせよ。」
    (モンスターにしては気が弱い!?)

    吉本「俺の血を見ろ。お前は人を傷つけたんだよ。この腕が心臓だったらどうなる。このことが親に知られたらどうなる。学校に知られたらどうなる。警察に知られたらどうなる。お前は犯罪者だ、想像できなかったか? できなかったんだよなぁ〜〜。お前みたいなやつがいるから、俺が生まれたんだよ。」

    慎一みたいに表面的には優等生の人間のせいで吉本がこんな人間になったってこと??
    なんだかんだいって、人のせいなんやね。
    −◆−

    突然、白いブリーフ一丁で腕立てをさせられ、蹴りつけられ嘲笑を浴びる男子の場面がフラッシュバック。

    櫻井翔君は慎一(神木隆之介)に馬乗りになって「震えるほどの屈辱を味わったことがあるか? 痛みを知らないお前に俺が痛みを教えてやる。」

    ホースで水を掛けられる男子生徒の姿がフラッシュバック。

    吉本「恐怖を知らないお前に俺が恐怖を味あわせてやる。苦しみを知らないお前に、悲しみを知らないお前に、俺が絶望を思い知らせてやる。俺がお前を壊してやる。」

    慎一「やめろ!!!!!!!!!!!!」
    櫻井翔君がナイフを振り降ろします。

    『デクスター 警察官は殺人鬼』ではないので、慎一(神木隆之介)が切り刻まれることはなくナイフは床に突き立てられましたが、慎一はちびるほど怖かったはずです。
    −◆−

    「想像力だよ、慎一君。」と呟いた櫻井翔君がビデオを持って教室から立ち去りました。

    吉本の勢いに気圧されたのか、真希(忽那汐里)は「やっぱり私が家族を追い詰めたんだ。最低。」

    青い顔をした慎一が「わかるよ。俺があなたでもきっと同じことしてたはずだから。初めてだよこんな気持ち。」

    慎一が言う「こんな気持ち」がどんな気持ちを差しているのか小生には理解できませんでした。
    この場面に「初めてだよこんな気持ち。」というフレーズが相応しいのかどうかもよく分かりません。


    そのとき、飛鳥(北原里英)から慎一に高津が部室で首をつったという一報が入ります。

    やっぱり予定通り自殺を試みたかぁ・・・。
    −◆−

    さて、沼田家ではサウナで一茂(板尾創路)が慎一の家庭教師も受け持ってほしいと櫻井君に申し出ております。

    佳代子(鈴木保奈美)さんは購入した株が暴落してアワワ・・・。

    櫻井翔君が「全ては計画通りだ」と薄く笑う・・・・。
    −◆−

    以上、『家族ゲーム』第5話。

    畳みかけてくるから間延び感はさほど感じませんし、刺激的で濃厚ですね。
    オチが見えてこないというハラハラ感もあります。

    でも、上述したように吉本の長広舌の部分や、慎一のことをモンスターだと表現したことをはじめ、全般にシックリこない部分が多いし、あざとさと陰湿さが病的なほどで感じよくありません。

    そして、櫻井君の吉本荒野になかなか馴染めません。













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      家族ゲーム 水曜 22:00 フジテレビ 2013年4月17日〜 [キャスト] 櫻井翔 神木隆之介 忽那汐里 浦上晟周 北原里英 板尾創路 鈴木保奈美 ほか [スタッフ] 原作:本間洋平「家族...
      • 新ドラマQ
      • 2013/05/17 5:22 PM
      慎一は家族がつくったモンスター。 責任を放棄しても構わない。現実から逃れても構わない。  他人を傷つけても構わない----  お前みたいなやつがいるから、俺が生まれたんだよ。 俺は お前たちが生んだ...
      • shaberiba
      • 2013/05/16 9:37 PM
      『慎一は沼田家が生み出したモンスターだ』
      • ぐ〜たらにっき
      • 2013/05/16 8:17 PM
       今回は吉本(櫻井翔)が)「家庭教師記録」を読み上げるという形で展開・・ 『生徒名 沼田茂之、担当して52日が経過した。 中間テストこそ158人中135位だったが、先日行われた学 ...
      • トリ猫家族
      • 2013/05/16 4:52 PM
      第5話「慎一は沼田家が生み出したモンスターだ」2013年5月15日(水)  吉本荒野(櫻井翔)の教え子である茂之(浦上晟周)の成績が著しく上がり始めた。勇気ある愛の告白が成功した真野さくらの存在も影響してか、勉強に積極性が出てきたせいだ。その一方で、兄の慎一(
      • ドラマハンティングP2G
      • 2013/05/16 4:30 PM
      何が何だか・・・ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!   結局、真希は吉本とグルなのか、本物の被害者なのか、わから〜ん!!! てか、真野さくらちゃんも吉本と繋がってたとはびっくり!しかも、彼女は 本気で茂之の事を思ってるらしいってーのもびっくりだわー。お受験で同
      • あるがまま・・・
      • 2013/05/16 3:56 PM
      震えるほどの屈辱を味わったことがあるか? 痛みを知らないお前に俺が痛みを教えてやる。 恐怖を知らないお前に俺が恐怖を味わわせてやる。 苦しみを知らないお前に…。 悲しみを知らない お前に…。 俺...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/05/16 2:37 PM
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      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2013/05/16 2:14 PM
      ゲームに熱中するものとしないものがいる。 そんなことは大昔から歴然としている。 たとえば、狩猟は獣を殺すゲームである。 基本は食料を得ることだが、害獣駆除という名目もあり、あるいは獲物(トロフィー)の首を飾るためだったりもする。 農業もまた、天候などの自然
      • キッドのブログinココログ
      • 2013/05/16 2:08 PM

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