『八重の桜』第18回「尚之助との旅」★錦の御旗を自炊する岩倉具視(小堺一機)!!

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    『八重の桜』第18回 「尚之助との旅」

    今回は、岩倉具視(小堺一機)の嫌らしさと、大政奉還を決断した慶喜(小泉孝太郎)が印象的でした。
    −◆−

    覚馬が「会津にも海が有れば」と貿易などでの不利を嘆いております。

    会津藩がアウトになった後、海がある新天地”斗南藩”に移ることをまだ予想だにしていない。
    −◆−

    岩倉邸を大久保(徳重聡)が訪れております。。

    岩倉具視(小堺一機)が書類を差し出し「近いうちに薩摩と長州にこの勅が下りる。」

    大久保「賊臣慶喜を殄戮し、速やかに回天の偉勲を奏し・・・これは?」

    岩倉「慶喜を殺せとの詔書や。これぐらい激しく煽らんと、だれも本気でやらんやろ。」「守護職・松平容保と所司代を討つ勅旨も同じ時に出る。勅が下り次第、すぐに動くのやぞ。」

    言葉を失っている大久保に「慶喜は知恵者や。どっちが得か秤にかけて、さっさと政権を投げ出すかもしれん。そうなったら慶喜を奸賊としたこの詔書が嘘になる。」と岩倉。

    さらに岩倉は朝敵を討つ旗印だというデザイン画を大久保に見せ「帝の兵である官軍はこの錦旗を掲げるのや。」

    大久保「どこにあります?」

    岩倉「ハハハ、こないなもん有るわけがない。作るのや。」

    悪いやっちゃなぁ!!!

    小堺一機の岩倉に違和感を抱いていましたが、今回は腹黒い政治家っぽい嫌らしさが漂っていて、役にフィットしていました。

    岩倉は念を押すように「一歩間違うたら、こっちが逆賊となって真っ逆さまやぞ。」

    岩倉が仕掛ける”裏技”に大久保はフリーズ状態。


    「インチキの錦の御旗」で権威づけちゃおうとする薩長と、「本物の宸翰」を頂いてるのに表には出そうとしない真面目・容保(綾野剛)のギャップがデカいです。
    −◆−

    山内容堂の建白書を受けた慶喜(小泉孝太郎)が「大政を奉還する。」と容保(綾野剛)らに言明し「政権を握っているゆえ倒されるのだ。お返ししてしまえば討たれる謂われはもう無い。」

    厳しい顔つきの容保(綾野剛)が「なれどそのために幕府を失ってはどうにもならぬではありませぬか!!」と声を荒げます。

    慶喜は「しばらくは我らが国を動かすこととなろう。その間に徳川の威信を保つ手を打てば良い。」と楽観論で容保をかわそうとします。

    しかし容保(綾野剛)は「将軍職は、どうなるのでございます! 武家の棟梁のお立場は!!」

    カステラらしきモノをパクパク食べていた慶喜が突如苦しげな様子を見せ、中庭に走ってゲボ・・・・。

    ストレスによる嘔吐かぁ!?

    慶喜には悲壮感が無さそうに見えるけど、実は眠れぬ夜を過ごしてるのか??


    嘔吐して落ち着いた慶喜は「例え将軍の名を失っても徳川家は天下一の大大名であることは変わらぬ。」「すぐにやらねばならぬ、薩摩が動き出す前に、のるかそるか、ここが勝負所よ。」

    薩摩とのスピード感が勝敗を分けるという政治的な読みは当たってるんだけどなぁ・・・。


    とにかく、慶喜が焦燥感にかられていたり、ストレスを抱えていそうな有様に納得。

    徳川の世が終わるかもしれない状況はプレッシャーだもんなぁ・・・。
    −◆−

    話は前後しますが、二本松に立ち寄った八重(綾瀬はるか)と尚之助(長谷川博己)が砲術教練に励む少年隊士たちに出会って、かつての八重のように発射時に目をつぶっちゃうから命中精度が低い少年に「目をつぶろうとしないこと」がコツであることを教えたりする八重(綾瀬はるか)が素敵でした。

    この子が追いかけてきて、”だるま”に目を入れて願を掛けるようにプレゼントしたときの綾瀬はるかが良い表情を見せてました。


    徐々に会津に向かって物語が進み、八重(綾瀬はるか)が主人公になれる日が近づいてきた兆しを感じる『八重の桜』第18回 でした。













    ・ふるさと納税〜総務省HP

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    • 2024.03.19 Tuesday
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      尚之助との旅
      • 悠雅的生活
      • 2013/05/06 10:39 PM
      「ええじゃないか」が薩摩の仕掛けだとする説を取ってましたね。 「ええじゃないか」運動は『竜馬暗殺 』で龍馬が苛ついてましたが、私も別に好きじゃ無いので、別にこんなんでいいです。 覚馬の 「...
      • 青いblog
      • 2013/05/06 10:29 PM
      公式サイト 会津の防衛に不安を抱いた尚之助(長谷川博己)は、八重(綾瀬はるか)を
      • 昼寝の時間
      • 2013/05/06 8:40 PM
      会津の防衛に不安を抱いた尚之助(長谷川博己)は、八重(綾瀬はるか)を連れて周辺諸藩見聞の 旅に出る。 二本松に立ち寄った2人は、有事に備えて熱心に砲術教練に励む少年隊士たちと出会う。 会津に戻...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/05/06 8:19 PM
      八重が引用したのは平安時代中期の僧侶・能因(橘永愷)の和歌である。 都をば霞とともにたちしかど秋風ぞふく白河の関 (霞が立つ春の都を旅立ったのに白河の関に着いたら秋風が吹いていたよ) つまり、遠いので半年も旅をしたという感慨を歌ったわけである。 基本的には
      • キッドのブログinココログ
      • 2013/05/06 6:49 PM
      大河ドラマ「八重の桜」第18話は八重は尚之助と共に白河などの要所を視察する。そこで尚之助はここを守らないと会津を守れないと悟る。一方京都では薩摩と長州が幕府を討とうと ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/05/06 6:34 PM
      時代は急速に転回していく。 前回旅行に出かけた川崎夫妻。予想通り、というか、尚之助のほうが先にへばってしまうのはお約束。新婚旅行のように気楽さを残す八重に対し、尚之助 ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2013/05/06 6:24 PM
      大政奉還… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201305050005/ 八重の桜 1 (ジャンプコミックス)竹村 洋平 山本 むつみ 集英社 2013-04-04売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools
      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/05/06 4:43 PM

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