『八重の桜』第16回「遠ざかる背中」★竹子(黒木メイサ)にユキ(剛力彩芽)が喧嘩を売る?

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    『八重の桜』第16回「遠ざかる背中」

    会津の大火のさなか、みね(豊嶋花)を捜しに火元近くをさまよっていたうら(長谷川京子)を、尚之助(長谷川博己)が助けます。

    そこに駆けつけようとした八重(綾瀬はるか)が大八車と交通事故を起こしかけて、尚之助様が身を挺して八重を救います。

    尚之助さん八面六臂の活躍!!

    で、大八車と接触して足を負傷した尚之助さんを、自宅で治療する八重。

    尚之助「取り越し苦労とは八重さんらしくない。」
    八重は「わたしらしくねぇ、だけんじょ・・・」と言って尚之助に抱きつきます。

    「たった一人のだんな様だもの」(二人居たらヤバい)

    受け止めて腕を回す長谷川博己の甘い表情は独特ですねぇ・・・。

    で、大河ドラマなので抱きつくところまで・・・。
    飯島直子が男をトイレに誘い込んでウッフンなことをする下ネタ恋愛コメディ『ラスト・シンデレラ』だったら、ソフトな抱擁では終わらないだろうなぁ・・・。
    −◆−

    覚馬(西島秀俊)と山川大蔵(玉山鉄二)が勝海舟(生瀬勝久)の元を訪れます。

    覚馬は「得心がまいりませぬ。一戦も交えずに出陣を取りやめとはあまりに卑怯だ。」「ここで退いてはなんのために戦ったのかわがんねぇ。」と長州との和議について疑問をぶつけます。

    勝は「卑怯でも、みっともなくても、一日も早くケリをつけることが世の中のためになる。」「幕府は長州に負けるんじゃない、己の内側から崩れていくんだ。ご公儀の屋台骨は当にガタが来ている。」「幕府は歳をとりすぎた。見た目は立派な大木だが、中身はスカスカの洞(うろ)だらけ。いつ倒れても不思議はねぇ。」と持論を展開。

    大蔵が「聞き捨てならぬ!」と畳を叩きます。

    ひるむことなく勝は「外を見ろ、世界に目を向けて見ろ。いいか、日本は小せぇ国だ。内乱などしていたらたちまち西洋列強に食い尽くされる。徳川一家の繁栄と、日本国の存亡、秤に掛けてどっちが重いかよく考えてみろ!」

    何も言い返せなかった覚馬(西島秀俊)は、勝が去った後「都とご公儀を守るために、ほかにどんな手があったんだ・・」と目に涙を溜めて嘆き声・・・。

    徳川家への忠義、天皇への忠義を行動規範にしている会津にとっては、勝の”世界観”はにわかには受け入れがたいんでしょうねぇ。

    正しいと分かっていても、パラダイムシフトするのは難しそうです。
    −◆−

    慶喜(小泉孝太郎)は勝(生瀬勝久)に和議の仲介をさせながら、一方では将軍の喪に服すために兵を引かせる勅を取っていました。

    長州を謀ったことになると激怒している松平春嶽(村上弘明)。

    慶喜ちゃあ、大政奉還のことばっかりが頭にあるから、将軍に就く前からこんな形で政局に絡んでいたとは知らなかったなぁ・・・。

    で、春嶽に意見された慶喜(小泉孝太郎)は「朝廷のご意向である」などと言って煙に巻こうとしています。

    頭にきた春嶽は福井に帰ると言いだし「ご宗家とはこれ限り。さらばでござる。」と決別宣言。

    その瞬間、雷鳴?
    いかにもって感じの効果音は”逆効果”じゃないかな・・・。
    −◆−

    会津本陣にやって来た慶喜に、容保(綾野剛)が「ご宗家は、春嶽殿と安房守をも謀られたのですか?」「出陣の決意を翻され、ご自身が放った和議の使者をも騙す。それではあまりに・・・」と、言葉は丁寧ながらキツいことを尋ねます。

    藩祖・保科正之公が定めた《土津公御家訓》で「徳川宗家に忠勤を尽くすべし」との一条があるから、あえて慶喜に対してずけずけとものを言ってるんでしょうね・・・。

    慶喜は「儂が出陣して破れていたらどうなった? 幕府の権威は地に堕ちる。それこそ長州の思う壺ではないか。」と言い返します。

    容保は「なれど信義に背いては幕府から人心が離れまする。」
    真面目で一本気です。

    慶喜は開き直り気味に「かまわぬ。太平の世にあぐらをかいた幕府など一度 壊れた方がよいのだ。」「幕府を鍛え直さねばならぬ。カビの生えた軍制から、職制の大本に至るまで、全てを作り直す。それが将軍の務めだ。」

    そして将軍継承宣言した慶喜は「幕府を立て直すまでは一歩も引かぬ。強い幕府を率いてこそ諸藩は服従し、朝廷との和も成り、国は一つにまとまるのだ。会津殿そなたの助けがいる。将軍宣旨が下るまでこの地にとどまって都を守ってもらいたい。頼み入る。」

    二枚舌・慶喜は舌好調!?
    忠義に厚い松平容保を取り込むために「頼み入る」なんて低姿勢になったりするし、政治家ですなぁ。


    で、慶喜が帰路に就こうとしたとき、本陣の庭で佐川官兵衛(中村獅童)が「故郷のを離れたのは義のため」だとか、そういう唄に合わせて槍の舞を披露しています。

    佐川官兵衛は、出陣を取りやめて長州との和議に方向転換した慶喜にクレームをつけに行こうとしていましたから、ここは抗議の意志を込めた唄と舞で慶喜をチクッとやったってことなのでしょうね。
    −◆−

    江戸詰勘定役・中野平内の長女である中野竹子(黒木メイサ)が”黒河内道場”に出現!

    次々と門下生を打ち倒しています。
    (赤西君も家でビシビシやられてるかも?)

    月9クラッシャー・ユキ(剛力彩芽)が八重(綾瀬はるか)を呼んできて竹子と対決させます。

    スローモーションまで入った薙刀アクションがあって、竹子が勝利。
    竹子って、気が強くて怖そうな顔してるなぁ。


    竹子が皆に丁寧な挨拶をして帰ろうとしたとき、ユキ(剛力)が「今日は不覚を取ったけんじょ、八重ねえさまは強えんですよ。鉄砲だって撃てんだから。」と因縁をつけます。

    竹子は「黙れゴリ押し!」などと下品なことは言わずに「鉄砲? なぜそのようなものを?」と問い返します。

    狸みたいな純朴顔のユキが「鉄砲は強えですよ。」

    もともと怖い顔の竹子は「強くとも鉄砲はただの道具。武士の魂が籠もる剣や薙刀とは違います。」

    で、竹子が去った後、八重が「なじょして、さっき言い返せながったんだべ。」と自問自答。

    そして「あの人には負けたくねぇ。」
    次回は竹子を撃ってやる・・・(撃ちません)

    鉄砲だって武士の魂が籠もってると思ってるから八重は竹子に”対抗心”を抱いたのでしょうね。

    うら(長谷川京子)がみね(豊嶋花)を必要以上に厳しく育てていたのも、武士の家を継ぐ者としての教育だったし、八重や八重の家族には武士の魂や誇りが満ちてるんだもの・・・。
    −◆−

    孝明天皇(市川染五郎)が松平容保(綾野剛)と二人だけで会談。

    帰国を願い出ている容保に孝明天皇は「わしにはそなたが支えであった。心の深いとこに通い合うものがあった。」「我らは重い荷を背負うたもの同士、ご先祖代々守り培ってきたものを両肩に背負うて歩んでゆかねばならん。その苦しさをまことに分かち合えたのはそなた一人であった。」「会津から教わった、武士の誠は義の重きにつく事にあると。長い間誠を尽くしてくれてありがとう。」

    孝明天皇が去ったあと、畳に頭を擦りつけるようにして感涙にむせぶ容保(綾野剛)。

    今週は『空飛ぶ広報室』では泣かずに、『八重の桜』で泣いた綾野剛であります。

    その後、慶喜が将軍となって二十日後に孝明天皇が35歳で崩御。

    会津藩にとっては最大の後ろ盾を失っちゃった・・・。
    なんという運命。
    天は会津を見放した??
    −◆−

    以上、『八重の桜』第16話。

    まだ会津に戦火が及んでいるわけではないので、主人公・八重(綾瀬はるか)が物語のど真ん中で活躍できない展開が続いてます。

    大火の中の迷子捜しや”黒木メイサ場面”なんかで無理して会津の場面を挿入してる感じで、ドラマ的には弱火でチョロチョロ煮込んでいる状態かな・・・。

    だから、中途半端な視聴率も仕方ないですね。


    あと、今回はうら(長谷川京子)の教育方針、竹子(黒木メイサ)の発言、二葉(市川実日子)の出産、孝明天皇が容保(綾野剛)に掛けてくれた言葉など、『武士(もののふ)のポリシー』が軸になったエピソードだとは思うんだけど、初回、第2話あたりで《什の掟》《土津公御家訓》に触れて”美しい精神性”が際だった時と比べると、婉曲的で抑制的な表現になっていた印象。

    もうちょっとベタでも良いかな・・・。


    関係ないけど、尚之助様=長谷川博己の”トモコレ”のCMは面白いなぁ。
    「最近、お父さん良い感じなの、ディスコでバレリーナの格好で踊っていたり・・・」云々のやつ。

    あれは尚之助様というよりは阿須田恵一さんかな・・・。





    ◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
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      遠ざかる背中
      • 悠雅的生活
      • 2013/04/22 11:38 PM
      大河ドラマ「八重の桜」第16話は会津が大火になって行方不明になったみねは奥の部屋に隠れているのが見つかり事なきを得た。そんな会津に中野竹子という強い女が現れ八重も一捻 ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/04/22 10:44 PM
      みねが無事で良かったですね。 殴られなくてほっとしました…。 今日は中野竹子が登場。 勇ましくて美しい。 うーむ。 尚之助の「八重さんは会津そのものだ」は、竹子の方が合う気がす...
      • 青いblog
      • 2013/04/22 10:12 PM
      会津での大火事の中、行方不明になった みねがみつかってよかった!怪我をした尚之助さんを 気遣う八重さん。「たった一人のだんな様だもの」この先、二人目のだんな様が出てくることはわかっていますが、今は 二人お幸せに!
      • 風のうわさ
      • 2013/04/22 9:33 PM
      睦仁親王(明治天皇)の母は孝明天皇の典侍の中山慶子である。 睦仁親王は孝明天皇の女御の九条夙子(英照皇太后)の養子となり、皇太子の立場にあった。 以後も中山慶子は孝明天皇の側に仕えている。 慶応二年十二月(1867年1月)、孝明天皇は天然痘を発症し、重態となる。
      • キッドのブログinココログ
      • 2013/04/22 8:39 PM
      第16回の視聴率は、前回の14.2%より少し下がって、13.8%でした。久々の大河レビューです(汗)やっと黒木メイサさん(中野竹子役)、登場♪(^^)薙刀の勝負、八重、彼...
      • ショコラの日記帳
      • 2013/04/22 8:28 PM
      3分の1を越えた。 城下町で起こった火事。行方のわからなかったみねは、家の蔵にいたことが判明。いつのまにか眠っていたらしい。みねを探しに行ったうらを救い、車にひかれそ ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2013/04/22 6:17 PM
      大火で行方不明になったみね(豊嶋花)を、三郎(工藤阿須加)が見つけ出す。 一方、みねを捜しに火元近くをさまよっていたうら(長谷川京子)を、尚之助(長谷川博己)が 救い出す。 命がけでみねを捜し...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/04/22 5:40 PM
      二枚舌… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201304210005/ 八重の桜 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)NHK出版 NHK出版 2012-12-20売り上げランキング : 6815Amazonで詳しく見る by G-Tools
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