ビブリア古書堂の事件手帖 第9話★タヌキ目店主とタヌキの絵本

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    「ビブリア古書堂の事件手帖」第9話
    タヌキとワニとイヌが出てくる絵本


    吹き替えの世界で不可欠の存在だった名声優・納谷悟朗さんが逝去。

    小生にとってはおそらく『コンバット』のヘンリー少尉役からのおつきあいで、ショッカー首領、沖田艦長、ウルトラマンエースの声、そして銭形警部。

    ウルトラマンエースの声(セリフじゃ無いよ。気合いの唸り声)はウルトラシリーズ中でも指折りの秀逸さ。
    これぞプロという技巧と声質でした。

    こういう本物のプロがこの世を去られる一方で、『プロメテウス』の吹き替えで映画ファンの怒りを買うような、発声やアクセントも危なっかしいゴリ押しタレントが『月9』のヒロインをしてることが残念で堪りません。

    (剛力彩芽に限らず、話題作りや営業事情で洋画の吹き替えに本職の声優を使わずタレントなどを起用する手法には辟易とします。)
    −◆−

    さて、今回の「ビブリア古書堂の事件手帖」ですが、五浦(AKIRA)の高校の同級生で元カノの晶穂(矢田亜希子)が、栞子(大得・剛力)が古書堂店主だと知って「じゃあ、どんな本にも詳しいの?お願いがあるの。タヌキの絵本探してくれない?」と無理筋のお願いをすることから「事件」が始まります。

    お化粧で目の周りがタヌキみたいな栞子(剛力彩芽)への嫌味か!?

    矢田亜希子とAKIRAは同級生だという設定ながらも、なんかシックリこないなぁ・・・。

    78年生まれの矢田亜希子と81年生まれのAKIRAでは年が違うし・・・。
    ま、そんなことを気にしていたらこのドラマは観られません。

    「とっても好きだった本なの。どうしても探したいの。」という晶穂は、たぬき、子犬、ライオン、が登場する外国の絵本で、寂しい子たちが集まれる家をみんなで力を合わせてつくる話しなんだと記憶の断片をかき集めて説明。

    初めて会った古本屋のお姉ちゃんに、少ない手がかりで絵本探しを依頼しちゃうってのはかなり不自然な気もしますが、そういう物語だから仕方ない。
    −◆−

    後日、あらたにサイ、ワニ、成績の悪い男の子が出てきたことも思い出す晶穂(矢田亜希子)。
    (それ、映画 『ジュマンジ/JUMANJI』じゃないの?)

    諦めた方がいいんじゃないかという五浦(AKIRA)に「あるとしたらあそこかな。実家。」という晶穂(矢田亜希子)ですが、あんまりうまくいってない母親と顔を合わせたくないので実家を探してはいないそうです。

    晶穂「実は昨日実家から電話かかってきたの。突然何かと思ったら実家にある私の荷物全部処分するって。」

    こうして人の良い栞子(剛力彩芽)と五浦(AKIRA)は晶穂の我が儘を聞き入れて実家に本を探しに行くことに・・・。

    関係が良くない母と娘という背景と絵本が重なれば、これは親子関係の物語だと察しが付いちゃいますね。

    (『純と愛』で絵本「ねむりひめ」が要所で出てくるみたいな・・・。)

    −◆−

    豪邸で絵本探しする栞子(剛力)と五浦(AKIRA)と晶穂(矢田亜希子)。

    母親ミズエ(かとうかず子)が部屋にやって来て「カメラマンって随分くたびれてるのね。見るからに栄養不足の顔だわ。」

    矢田亜希子はくたびれてないし、栄養も行き届いてるけど・・・。

    この日は、ミズエ(かとうかず子)から買い取り依頼を受けて、本を引き取って栞子(剛力)と五浦(AKIRA)は撤収。
    −◆−

    後日、『週末の古書店巡り』の段取りだった栞子(剛力彩芽)に、五浦(AKIRA)が「晶穂から連絡がありました。絵本はもう探さなくていいそうです。でも探したいんです。だから今日は古書店巡りには行けません。」

    それならそうと、栞子に電話連絡しておけばいいのに、古書店巡りに出発しようかって時に口頭で伝えるんだもの・・・。

    しかし美人店主・栞子(剛力彩芽)は気を悪くした風も無く「海浜図書館がいいと思います。この辺りでは一番絵本が充実していますから。」

    これを踏まえて五浦(AKIRA)は海浜図書館に足を運び、司書さんに情報を聞いたあと80年代後半絵本を片っ端から調べ始めます。

    なんちゅうアナログな探し方・・・。
    −◆−

    五浦(AKIRA)が買い取った本の料金支払いでミズエ(かとうかず子)の豪邸を再訪。

    五浦「先日の絵本のことなんですが、何か思い出したことありますか?」
    言葉遣い微妙。
    小生なら「何か思い出したことありませんでしょうか?」って言うけどな・・・。


    五浦「何か少しでも覚えていることがあったら教えてもらえませんか。晶穂さん必死で探してるんです。あそこで犬を飼ってましたよね。その絵本から小屋の名前を付けたそうです。」と、広い庭に取って付けたように立ってる犬小屋を指します。

    ミズエは友だちの家なんて、小屋に名前付けるなんてくだらない。」「犬にもトービクなんて名前付けてホントバカよね。」

    五浦は「”なかよしの家”です。”友だちの家”じゃなくて”なかよしの家”なんですよ。」「”なかよしの家”はさみしい者同士が集まる家なんだそうです。」と、やや熱くなってる模様・・・。

    あ〜あ、せっかくミズエの口から『トービク』という”ラッキー・ヒント”が出たのに、五浦(AKIRA)はピンときて調べようともしない。

    犬小屋の名前とトービクにヒントが隠されてるって雰囲気がありありなのに・・・。
    −◆−

    何にも気づかない役割の五浦(AKIRA)からミズエ(かとうかず子)との会話について報告を受けた安楽椅子探偵・栞子(剛力彩芽)は「晶穂さんに連絡してください。絵本が分かりました。」

    連絡を受け、PM2.5が充満したビブリア古書堂店にやって来た晶穂(矢田亜希子)。

    無表情で生気の無い目をした美人店主・栞子(剛力彩芽)が、『チェブラーシカ』のDVDを差し出して、「飼ってくれる人がいなくて独りぼっちのチェブラーシカは少しずつ友達を増やします。そんな中で捨てられて泣いている子犬トービクが登場します。」「独りぼっちの者同士が集まれる”友だちの家”をつくることを思い付くんです。」などと、ストーリーについてひたすらスローテンポで抑揚なく説明します。

    晶穂は「キャラクターが全然違う。何か勘違いしてたのかな?」と、主役がタヌキではないことを訝しみます。

    栞子(剛力彩芽)は羊羹みたいな表情で「こちらは『チェブラーシカ』。晶穂さんが探していたのは、『チェブラーシュカ』です。」といってDVDと絵本を並べて見せます。

    「サ行発音」を極端に苦手にしている美人店主・栞子(剛力彩芽)は『チェブラーシュカ』の「シュカ」の部分が言いにくそう。

    舌が巧く動かない。

    栞子は散々講釈を垂れたあとに「実は私、絵本を読んでいなかったんです。『チェブラーシカ』の内容は弟から聞いただけでした。『チェブラーシカ』は日本人の監督・中村誠の手でリメークされ2010年に新作映画として公開しています。」

    五浦(AKIRA)「文也君、そのときに映画を見たんですね。」

    弟・文也(ジェシー:ジャニーズ事務所)が映画『チェブラーシカ』を観ても別におかしいわけじゃ無いけど、原作に出てくるオリジナルの妹・文香が観た方が自然かも・・・。
    −◆−

    栞子(剛力彩芽)の、見てきたような超推理は今週も冴えまくります。

    ミズエ(かとうかず子)が犬小屋の名前を間違ったことを手がかりにして「お母さまは、映画の『チェブラーシカ』を最近になってご覧になったんだと思います。」

    絵本を買いに行ったミズエが店員(金爆・鬼龍院翔)から「本は今在庫がないですね、でもDVDならありますよ」と言われてる様子が映ります。

    栞子の凄い推理には霊能捜査官アリソン・デュボアもビックリ!!
    −◆−

    ミズエ(かとうかず子)が絵本を探そうとしていたことについて晶穂(矢田亜希子)は「絶対にあり得ない。あの人が絵本探すわけないよ。」と栞子の霊能捜査を信じません。

    栞子(剛力彩芽)は妙にゆっくりした口調で「お母さまはお母さまなりの方法で晶穂さんのことを分かろうとしていらっしゃるんです。」と、年下のくせに説教じみた話しを切り出します。

    五浦がミズエ宅で借りたメモ用紙の裏に晶穂がギャラリーを借りている場所の地図が記されていることに気づいていた美女・栞子(剛力彩芽)は「お母さまは、晶穂さんの写真展に行ったんです。」と霊視したことを話します。

    さらには、晶穂(矢田亜希子)がパンの匂いを受け付けないこと、カフェインを取ろうとしないこと、ずっとコートを着て体を冷やさないようにしてることから、晶穂が妊娠してることを言い当てた栞子(剛力彩芽)。

    灯里(真木よう子)の妊娠検査薬ほどのインパクトは無いけど、晶穂本人は感情を乱した様子で「彼、今一番大事なときなの。そんなときに話せるわけないよ。もう決めたから。一人で育てたらこの子はきっと私みたいに寂しい思いをする。そんな思いをさせるくらいなら産まない方がいい。私みたいな子を増やしたくない。あの人みたいな母親になるのが怖い。」とまくし立て、母娘関係が心の傷になってる様子を滲ませます。

    ”私みたいな子を増やしたくない”と言いながら、その一方で男への感情に溺れて子供が出来るようなことをしちゃってる晶穂の身勝手さって、どうなのよ!?

    栞子(剛力彩芽)は取り乱す晶穂を諭すように「お母さまは晶穂さんの妊娠をご存じです。」「お母さまが晶穂さんの写真展を訪れたとき、晶穂さんの体調の異変に気付きました。」

    ギャラリー上階で晶穂(矢田亜希子)がしゃがみ込む様子を、外から見上げるようにしているミズエ(かとうかず子)の映像が挿入されます。

    栞子(剛力彩芽)の見事な『霊視』が冴えわたります!!!
    『デッドゾーン』のジョニー・スミスもビックリです!!!

    本当は、晶穂(矢田亜希子)が実家を訪ねたときにミズエが「カメラマンって随分くたびれてるのね。見るからに栄養不足の顔だわ。」と、遠回しに晶穂の体調を気遣ったことや、ストーブに火を入れたことが安楽椅子探偵・栞子(剛力)の根拠なんだそうで、ジョニー・スミスみたいに「ビジョン」が見えた分けじゃないようです。
    −◆−

    栞子「(ミズエが)昨日お電話を下さったんです。晶穂さんの体調のことを教えてほしいと。直接話すとまた意地を張ってしまうから、晶穂さんと話をしてほしい。話が終わるまでお店の外で待っているからと。」

    このセリフを合図にしたようにしてミズエ(かとうかず子)が黄砂で煙るビブリア古書堂に入ってきました。

    背筋が寒くなるような展開。

    ミズエ「迷うくらいなら、やめた方がいいわ。母親っていうのはそんな甘いものじゃない。」
    晶穂「自分はどうなのよ。母親っていえるの、散々人のこと無視してきたくせに!」

    絵に描いたような口論になり、晶穂が「親子なのに言いたいことも言えない、そういう娘の気持ち考えたことあるの? 自分の子供にそんな思いさせるくらいなら最初から諦めた方がいい。産まない方がいい。」

    産まないと決めてるなら、妊娠するな!!
    三十過ぎの大人だろうが!!

    少々ひねくれてる小生は、「親子関係なんか千差万別、言いたいことを言える親子なんか理想でしか無いぞ!!」と晶穂にツッコミを入れたくなっちゃった。

    結局、晶穂は「私産む。」

    ミズエ(かとうかず子)と晶穂(矢田亜希子)の会話や関係性が描かれた場面はさほど奥深いわけでも無く、好みから外れていました。
    −◆−

    その後、晶穂は子供の父親・野上からプロポーズされたそうでメデタシ、メデタシ・・・。
    っつうか、晶穂(矢田亜希子)の「一人相撲」にみんなが付き合わされたのね。


    以上、今週も腹が立つほど満足度が高くなかった『ビブリア古書堂の事件手帖』第9話でした。

    ヒロインのセリフ、例えば「路地裏の子供」の”ロジ”の発音、「この物語を基にした映画が・・・」の”モノガタリ”って単語のアクセントなど、一々指摘しても詮ないこと・・・精神衛生上宜しくない。

    今のフジテレビを象徴するようなドラマです。












    ・ふるさと納税〜総務省HP


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      「ビブリア古書堂の事件手帖」第9話は大輔が元恋人と再会し、その以来で元恋人が昔読んでいた絵本を探してほしいという依頼を受ける。しかしその絵本の題名を思い出せず栞子も心 ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/03/12 11:24 PM
      「タヌキとワニとイヌが出てくる絵本」2013年3月11日  篠川栞子(剛力彩芽)と五浦大輔(AKIRA)は、大輔の勉強のため定休日に古書店巡りをすることを決め、ある日、写真集専門の古書店へやってくる。ギャラリーを併設したその店でふたりが写真を見ていると、写真は好きか
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      栞子(剛力彩芽)と大輔(AKIRA)は、大輔の勉強のために定休日には古書店巡りをしていました。 ある日、写真集専門の古書店へ行った時にギャラリーを併設したその店で2人が写真を見ていると、高坂晶穂(矢...
      • ぷち丸くんの日常日記
      • 2013/03/12 3:24 PM
      思えば、矢田亜希子。以前は、長く、素直なお嬢さん役が続いてたのに、復帰後は、随分と気難しい役が多いですね。 どうやら、原作を、かなりアレンジしてたみたいで、そういうブーイングもあったみたいですが、 「本をきっかけ。毎度おなじみ、栞子(剛力彩芽)が展
      • のほほん便り
      • 2013/03/12 3:01 PM
      今回のお題は絵本。 チェブラーシカって原作こんな話だったんですね。 小さい時に読んだ本って内容はぼんやり覚えていてもタイトル分からないことありますよね。 それでも忘れてい ...
      • D☆エディション
      • 2013/03/12 2:39 PM
      「チェブラーシュカとなかまたち/ウスペンスキー」は1974年に日本で翻訳刊行された絵本である。 原典はソ連時代の1966年に児童文学家エドゥアルド・ウスペンスキーによる「ワニのゲーナ」シリーズである。 日本では大橋のぞみがチェブラーシカ役の声優を担当したアニメ
      • キッドのブログinココログ
      • 2013/03/12 2:38 PM
      母と娘… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201303120001/ 「ビブリア古書堂の事件手帖」オリジナル・サウンドトラックV.A. rhythm zone 2013-02-20売り上げランキング : 297Amazonで詳しく見る by G-Tools
      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/03/12 1:25 PM
      子供のころに読んだ絵本をもう一度 読みたい。 そう思って絵本を探す人は少なくないかもしれません。 記憶の糸を手繰り寄せ、その絵本とまた出会いたいと思うのはどんな時でしょうか? そして、その思い...
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