「書店員ミチルの身の上話」第6話★竹井(高良健吾)の赤ワインにオエッ!

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    よる☆ドラ「書店員ミチルの身の上話」
    第6回〜疑念


    放送開始時間が1分遅れ・・・5分とか10分の刻みではない1分という小さいズレがNHKならではで、変に可笑しい。
    −◆−

    久太郎(柄本佑)が殺されたマンションを引き払いたいミチル(戸田恵梨香)に、竹井(高良健吾)は「入居してすぐ引っ越すなんて不自然でしょ?怪しまれるよ。」「ミチルちゃんは、僕の部屋で暮らせばいいんじゃない。」

    竹井に言われるがままに彼の部屋に行き、ソファでうつらうつらしたミチルは自分が黄色いフライパンで久太郎を殴り殺す夢を見ちゃいます。

    あのシチュエーションだと、絶対に悪夢見るわ。
    殺しを隠し通しても、神経が保たんぞ。

    目が覚めたミチルに竹井(高良健吾)は何事もなかったかのごとく「クレソン好きだったよね? サラダならたくさん食べられるよ。」

    さらに、頭が混乱気味のミチルに竹井が淡々と「全部片づいたよ。ミチルちゃんは何も心配しなくていい。」

    久太郎の死体をどこに遺棄したんだろうか!?

    カケラも動揺のない竹井は「僕はバイトだけど、ミチルちゃん 今日はエアコンの取り付けでしょ?ちゃんとマンションに行くんだよ。普段通りに。」

    あんなことがあったのに、”普段通り”って・・・竹井の神経が怖い。
    −◆−

    豊増家。
    妻・妙子(遊井亮子)にクレジットカードの利用明細を突きつけられて追及を受けている豊増(新井浩文)。

    バカな男やなぁ・・・。
    クレジットカードの利用歴なんか、初歩の初歩やろ。
    証拠を残しすぎや・・・。


    しかし豊増(新井浩文)は、大学の同期の堀川という男から「自分のだと奥さんに浮気がばれるからカード貸してくれ」と頼まれてカードを貸したのだと言い逃れ・・・。

    とりあえず、この嘘でその場は明希(遊井亮子)が不承不承ながらも得心・・・。

    ミチルやら豊増やら、みんな『嘘』を塗り重ねていく・・・。
    いつかバレるって思わないのがこういう人間の業かなぁ。
    −◆−

    エアコンの取り付けの立ち会いにマンションに行ったミチル。

    竹井(高良健吾)の言いつけを守って窓を開けて風邪を通したりしながらも、久太郎の死体から流れ出た血を黙々と拭きとっていく竹井と恵利香(寺島咲)の姿が頭に蘇り、心穏やかではありません。

    ドアチャイムが「ピンポ〜〜ン。」
    ミチル、ギクッ。

    電気屋が来ただけなのに、ドアチャイムにビビらなければならない有様・・・。

    チャイムが鳴る度に、久太郎が訪ねてきたときのことを思い出しちゃうよ。
    事件を隠し通しても、自分の気持ちは誤魔化せないよ。
    −◆−

    ミチル、ソファで悶々・・・。

    竹井が「眠れないの? お酒でも飲もうか、眠れるよ。」
    竹井が赤ワインをグラスに注ぐと、ミチル(戸田恵梨香)が嘔吐いてゲボを吐きそうに・・・。

    竹井「どうしたの?」
    ミチルが絞り出すような声で「私、あの夜、ワイン飲んでて・・・」

    恵利香とワインで乾杯していたんでしたねぇ。

    ミチルは「竹井、無神経だよぉ。」と不快感を表明。

    しかし竹井はうっすら笑みを浮かべて「フフ」
    ミチル「何で笑ってるの?」

    表情が消えた竹井が「無神経なのはミチルちゃんでしょ? 僕がまだ学習塾でバイトしてると思ってたなんて。」

    ミチル「だって、竹井言ってくれないから。」

    竹井「言わなくたって、一緒にいれば気付くでしょ。」「一緒に住んでる人間に対して無関心なのは失礼だよ。無関心は人を傷つけるんだよ。」

    高良健吾の顔が陰になるような照明の設定が為されていて、竹井(高良健吾)の掴み所のない気味の悪さが際立ちます。

    今回、この高良健吾のセリフが一番印象的だったかも・・・。

    で、大森南朋のナレーション<子どもの頃のまま、竹井を家来のように見下していた事。それは妻の大きな過ちでした。>

    このナレーションによる”仄めかし”も効いてる。
    −◆−

    長崎では美容師を目指して勉強中の千秋(波瑠)が、父・継徳(平田満)の友人・三根男(遠山俊也)の散髪をしてあげてます。

    三根男がミチルのことに触れ「上のお姉ちゃんは?」

    父・継徳「うん、今ちょっと東京にな。」と言葉を濁します。

    千秋(波瑠)は父に「やっぱ久太郎じゃ駄目だったか。」
    まだ誰も久太郎が死んだことに気づいてないのが怖い。

    三根男「上のお姉ちゃんは、上林の嫁になるって話じゃない?」

    本人同士も結婚の話しに至っていなかったのに、そういう話しが拡散しちゃってるのが田舎町の恐いところ・・・都市部で育った小生は、こういうの苦手だわ。

    とにかく、ミチルと久太郎が結婚すると言うことが”既成事実化”してるから、久太郎が帰ってこないことで憶測が広がるよねぇ・・・。

    事件を隠し通せる訳がないよねぇ。
    −◆−

    マンションに豊増(新井浩文)が来ました。

    豊増が「この間の日曜日、上林君来たでしょ、ここに。」

    白いブラウスに濃緑のスカートというシンプルな装いのミチル(戸田恵梨香)が、家財道具がほとんどない部屋の白い壁の前で立ったまま「上林君って 久太郎のこと?」と、とぼけます。

    服装のシンプルさが、ミチル(戸田恵梨香)を弱々しく見せ、彼女の怯えとかを醸し出してる感じです。


    マンションの住所を久太郎に教えたという豊増に対してミチルは「はっきり”別れ話”をさせるため? それとも久太郎に私を連れ戻させるため?」と食ってかかります。

    豊増「それは、ミチルちゃんが選択する事だから、僕に決める権利ないよ。」と逃げを打ちます。

    ミチル「私の選択ってひどい。でも、久太郎は来なかったよ。」

    この時点でミチルは豊増(新井浩文)の優柔不断な心の持ちようを確信して、踏ん切りが付いたんじゃないのかな?

    ふと疑問が浮かんだミチルが「どうして久太郎が一樹さんの住所知ってるの!?」

    豊増は「多分、立石さんかなぁ・・。年賀状のやり取りとかもしてるし。」と苦しい答弁を口にしながらも、頭をかしげて「でも、おかしいなぁ。ミチルちゃんさぁ何か僕に隠してない?」

    大森南朋のナレーション<隠しているのは”豊増一樹”も同じだ、とミチルは思いました。男の話の中に隠れた欺瞞を見つけたからでした。所詮、自分がかわいいだけの身勝手な男。東京についてきた時の熱情はとうに失せていました。>

    この場面、戸田恵梨香の演技がヨカッタ〜〜〜。

    煮え切らない豊増への憤懣だとか、色々な感情が顔に表れる演技のクオリティが高い!!

    ミチルになりきってる戸田恵梨香は、もはやアイドル系女優ではないわ。

    また、豊増を演じてる新井浩文も、新井浩文に見えないくらい役作りが完璧!!
    凄い。
    −◆−

    タテブー(濱田マリ)がミチルが当選した宝くじを持ち逃げしたんじゃないかって騒ぎだして、初山春子(安藤サクラ)が言い過ぎだと怒ってる。

    で、そんな顛末をミチル(戸田恵梨香)に電話する初山(安藤サクラ)

    通話してるうちに初山が「久太郎とはうまくやってる?」

    フライパンで殴り殺されたなどとは想像だにしていなくて、一緒に居るもんだと思い込んでる。

    ミチルは「久太郎、東京に来てるの?」などと答えて、どうにかはぐらかそうとしてます。

    初山「まだ豊増さんと?」
    ミチル、やや口ごもりながら「もう、別れると、思う・・・。」

    この通話の芝居も巧いなぁ・・・。
    店の外でミチルに電話する安藤サクラも、電話を受けてる戸田恵梨香も巧い。

    とあるドラマの古書店の店主も、如何にも演技っぽく聞こえるセリフ回しではなくて、安藤サクラや戸田恵梨香みたいにナチュラルな感じになれないかなぁ・・・。

    電話を切った瞬間、タテブー(濱田マリ)の幻影に襲われるミチル(戸田恵梨香)。

    タテブーの幻影が「あんたが2億円持ち逃げしたんでしょ! 上林君もあんたが殺したんでしょ! みんな知ってるわよ! 豊増さんからも聞いたわよ!」とミチルの首を絞めに来る。

    2億円や久太郎や豊増との不倫などで嘘をついたり隠し立てしている罪の意識から来る白日夢か!?

    嘘が精神を蝕み始めてる!?
    −◆−

    雨の中、ビニール傘を差して長い石段を降りてくるミチル(戸田恵梨香)。

    『ビブリア古書堂の事件手帖』では、同じような石段で剛力彩芽な何者かにキックを浴びせられて石段を転げ落ちて行ってたね。(どうでもいい)

    『真夏の夜の夢』を口ずさみながら、竹井宅に戻ってきました。

    スエットに着替えてソファに座ってるミチルに、竹井(高良健吾)が「高倉さんをここに呼びたいんだけど。彼女ちょっと心配なんだ。あれからずっと引きこもってて。しばらくここで一緒に暮らそうよ。」

    竹井の丁寧な物言いが気味悪い。

    ミチルは即座に「イヤっ」

    そりゃ、恵利香が居たら、久太郎が死んだときのことを生々しく思い出したりするものなぁ。
    できたら恵利香の顔を見ずにいたいよなぁ。
    −◆−

    あちゃ〜〜。

    タテブー(濱田マリ)と豊増(新井浩文)の情事・・・。

    事が済んでスカートをはいたタテブーが「本当は古川(ミチル)さんとも、つきあってるんじゃない?」

    返事しない豊増の態度から真実を察したタテブー・・・。

    黄昏れて放心状態にも見える豊増が「使い込みがばれた。もう会社に戻れないし、嫁にも知られた。」「魔が差して、調子に乗り過ぎた。」と悪事を打ち明けます。

    たしかに調子に乗り過ぎてた。
    豊増は、ミチルより一足先に嘘がバレちゃった。

    タテブーは「そっか、若い子は全部持っていくね。古川さん2億円当たったって話よ。まあ噂だけどね。」

    あんたが立ててる噂だろうが!!
    一部真実を含んでるけど・・・。
    −◆−

    初山(安藤サクラ)からの留守電。
    「豊増一樹とこっちで話したんだけど、私 あの男信用できない。古川注意して。やっぱりタテブーとも何かあるみたいだし。とにかく困ったら電話して。久太郎の事も心配だし。」

    豊増への警戒警報。

    で、ミチルが書店のバイトから戻ってくると、前方から豊増(新井浩文)が出現して「待ってたんだ。ミチルちゃん僕と一緒に逃げて。」

    初山(安藤サクラ)の留守電を思い出せ〜〜!!

    大森南朋のナレーション<妻は、いずれ豊増一樹と別れる事になると予感していました。心の準備もないまま、ミチルは男をじっと見ていました。>

    次回へ続く・・・・。


    小さな嘘から久太郎殺害にまで発展し、豊増の横領事件にも巻き込まれる??
    竹井が主導した死体遺棄事件はどうなる??

    地味な展開ながらも、雪だるま式にコトが大きくなっていく様子にハラハラ・・・。

    戸田恵梨香、新井浩文、高良健吾、安藤サクラ、波瑠・・・彼らの芝居がシブい!!

    ナイス・キャスティング!!!



    ◇◆◇ 「書店員ミチルの身の上話」感想 ◇◆◇
    #10回(終) #9 #8 #7 #5
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    ◇◆◇ 「ごちそうさん」不定期感想 ◇◆◇
    #77 #75 #73 #71 #70 #69 #68 #66







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      久太郎が死んだあの部屋で、平気で暮らせるはずもなく…「私、あのマンション引き払いたいんだけど」「それはやめた方がいいね。 入居してすぐ引っ越すなんて不自然でしょ?怪しまれるよ」ミチルが殺したんじゃないのに、救急車呼んでって言ったのに、捨てればいいって
      • 美容師は見た…
      • 2013/02/14 3:57 PM
      高額当選おめでとうございます。 当選金があなたを幸せにするか思いがけない不幸をもたらすかは、 あなた次第だということを決して忘れてはなりません。(宝くじ読本) 書店員ミチルの身の上話 第6話「疑...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/02/14 1:43 AM
       げに恐ろしきは女の嫉妬・・・ タテブーが言い放った言葉が、豊増を動かし、ミチルを追い詰める・・・ もうがんじがらめのミチル・・・どうやって抜け出すんだ?  さて、久 ...
      • トリ猫家族
      • 2013/02/13 5:06 PM
      第6回「疑念」2013.2.12(火) 竹井(高良健吾)は、久太郎(柄本佑)の死体を車に乗せ、どこかへ運び去った。ミチル(戸田恵梨香)は、殺人現場となったマンションを引き払おうとするが、不自然な行動は怪しまれると竹井に止められる。ミチルは豊増(新井浩文)に紹介
      • ドラマハンティングP2G
      • 2013/02/13 4:41 PM
      ラブ・ストーリーの金字塔「ローマの休日」で24時間の「自由と青春と恋」を得たプリンセスは生れついての義務を選択して・・・緊縛された日常へと戻っていく。 あらゆる「恋の話」はこの映画の「話」から逃れられないのだが・・・書店員ミチルもまた同様である。 ミチル
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      • 2013/02/13 4:39 PM

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