「とんび」第3回★三振とる前にフォアボールだ

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    「とんび」第3話〜父と子の反抗期

    11歳のアキラ(福崎那由他)が転校生・藤井君にエースの座を奪われそうになってます。

    高校時代に野球部だった照雲(野村宏伸)がアキラの球を受けながらアドバイスしてるもんだから、ヤス(内野聖陽)は子供みたいにヤキモチを焼いてしまい、アキラにつっけんどんな言葉しか口に出来ない有様。

    そんなヤスがアキラに「ピッチャーじゃなくても出られんだろ外野でいいだろ」

    照雲が口を挟んで「初志貫徹って大事だと思うけどな。」「ここですぐ脇に回ったら、難しいことがあったらすぐ脇に逃げればいいって考えるようになるかも。」

    なるほど、すぐに逃げない気持ちを育てるのは大事やなぁ・・・。

    しかし、素直じゃないバカ親父・ヤスは「ナマグサのおじちゃんはな、高校時代にピッチャーにこだわったあげく、ベンチ入りさえできなかった男だぞ。その結果学校は甲子園まで行ったのにアルプス・スタンドから応援するという、非常にみじめな青春時代を送ったんだぞ。人一倍努力しようと、その方向を間違うとな何の結果も残せないもんなんだよ。お前もそんなふうになりたいのか。」と、ヌル〜〜いアドバイス。

    このくだり、ヤスのバカバカしいセリフがバカほど面白い。
    がさつで不器用な性格丸出し!!

    で、阪神戦のテレビ中継でヤス(内野聖陽)が江川の投球に目を凝らず場面があったけど、我々世代にはリアルタイムの出来事が、テレビを通すと大昔のように見えるから少し複雑な気分・・・。
    歳をとった・・・・。
    −◆−

    アキラが帰宅して「僕カーブ投げられるようになったよ!」とヤスに報告。

    なのにヤスは「しょんべんカーブ」だと決めつけて真面目に話をしない。

    仏壇の美佐子(常盤貴子〜『情熱大陸』の福田彩乃じゃない。)の写真に「お母さん5球に1球は決まるようになった。」とアキラ。

    ヤス「じゃ三振とる前にフォアボールだな。」
    子供か!!
    −◆−

    アキラが投げ込みすぎで肘に炎症。
    野球大会は欠場しなきゃならない。

    子供に変化球を投げさせすぎ!!

    病院迎えに行ったヤスに「オレの責任だ気が済むように!」と照雲(野村宏伸)。

    ヤス「てめえの責任じゃねえんだよ! 俺の責任なんだよ! 親は俺なんだよ! ムカつくんだよ球遊びしたぐれえで親みてえな面して!」と照雲に襲いかかります。

    一番冷静なアキラが「お父さんやめてよ!違うんだよ! 僕がもっとやるって言ったんだ。僕のせいなんだ!」

    しかし気が静まらないヤスは「お前もう薬師院さんの子になったらどうだい。坊主みたいな頭なんだし、ちょうどいいだろ。」と拗ねたことを言います。

    アキラへの思いを素直な言葉で表現できないヤスは本当に子供!!
    −◆−

    周りの気遣いで薬師院ですき焼きをしてヤスも呼ばれました。

    海雲和尚(柄本明)が「子供を追いつめよって! お前らそれでも大人か! 恥を知れ!」と照雲(野村宏伸)とヤス(内野聖陽)をどやしつけます。

    今回はセリフが少ない海雲さんですが、ポイントは抑えてます。
    たとえ相手が大人でも、手厳しく叱る海雲の暖かいこと・・・。
    −◆−

    アキラがピッチャーにこだわったのは、ピッチャーの話しかしないヤスのためでした。

    学校対抗の試合は、父の日だから何が何でもマウンドに立ちたかったのだと照雲がアキラの思いを代弁。
    うっ、「父の日だから」ってのが、父親の端くれとして妙に染みる。

    アキラは良い子やなぁ・・・。


    アキラのために無理して買ったトンカツ用の豚肉のエピソードも、ホッコリくる。

    アキラ「次はきっと勝つよ、お父さん。」
    うっ、また染みる・・・。
    −◆−

    由美(吹石一恵)の息子・健介のシッターを買って出ている現在のアキラ(佐藤健)。

    ある日、由美が「市川君ごめんね噂聞いたの 別に偏見があるわけじゃないけど子供と接してもらう身としては基礎情報として知っておきたいというか、ゲイって嘘だよね?」

    答えが出ないまま、次回へ続く・・・。

    『巨人の星』で飛雄馬が球を投げた瞬間に「つづく」ってなるような・・・。
    気になるやんかぁ・・・。
    −◆−

    以上『とんび』第4回。

    ヤスの息子への不器用な愛情表現が何とも言えない・・・降参。
    あんなに直球で愛情をぶつけられるのは凄いと思う。

    どんどん世の中が複雑になって、親も子もややこしい社会を生きてるから、『とんび』の時代みたいにシンプルに愛情を注げなくなっちゃった気がする。

    体感的には『阪神淡路大震災』と『地下鉄サリン事件』がおきた95年あたりを境に、「『とんび』ではない時代」が進んじゃったかな・・・。


    ちなみに、アキラがキャッチボールしていたときの「半ズボン」の丈の短さがあの時代を思い出させました。

    あと、ヤスの家の『洗濯洗剤ザブ』の箱のデカさが懐かしい。








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      • 2013/01/29 8:55 PM
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