孤独のグルメseason2〜第9話★砂町銀座商店街の庶民メシ。サイコー
- 2012.12.06 Thursday
- 12:55
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珈琲道場「侍」に入った井之頭五郎(松重豊)。
中に入るといきなり武将の甲冑。
コーヒー&コーヒーゼリー。
「思った以上に香るなぁ。味はコーヒーだ。お楽しみのコーヒーゼリーいってみようか。」
「う〜〜ん。美味にて候。武士流のもてなしか。かたじけない。」
「思った以上に香るなぁ」というフレーズの時点で嗅覚が錯覚を起こしてドラマに引き込まれちゃった。
”殿様カレー”を食べてる”温水洋一”との小さな絡みも面白い。
その後、仕事が重なって徹夜の見込みになった五郎(松重豊)は、砂町銀座商店街で”店屋物”(お惣菜)を買って事務所で夕食にすることに・・・。
−◆−
事務所に戻り、お惣菜を事務机に広げた五郎(松重豊)。
まずは『牛豚煮込み』から・・・。
「う〜〜ん、はぁ〜〜、この煮込み庶民! 居酒屋の味とは違う。う〜まい。」
汁をすすって「濃いなぁ〜〜、このミックス汁。」
寒い部屋で観てると、本当に美味そうに見えるぞ〜〜〜!!
−◆−
次は『あさりごはん』を食べた五郎は「あんまり食べたことが無いのに、何でこんなに懐かしい味がするんだろう。」
うっ、なんかその気持ち分かる!!
−◆−
『レバカツ』を口にしてもぐもぐとアゴを動かす五郎。
牛豚煮込みと”モツ”が被ってしまったと小さく悔いたのですが、「同じモツでも方向が違う。これはセーフだ。」「うん、大丈夫。全然大丈夫。」
セリフにリズム感があるなぁ。
それに、五郎が力強く動かしているアゴの動きを見てるだけで『レバカツ』の美味さが伝わってきます。
−◆−
おでんの『しゅうまい揚げ』
恥ずかしながら小生は半世紀以上生きてきたけど、まだ食べたことがない・・・。
(見たこともない。)
五郎は「肉を皮で包んだシュウマイを、さらに練り物で巻いて、それを揚げて煮て、味の過剰包装だ。」
伝わってくるなぁ・・・。
−◆−
厚みが5センチくらいある『大根』のおでん。
あの厚みで味を染ませるのは家ではなかなかね・・・。
お箸で割って『大根』を口に入れた五郎は「うまい。お前さんと出会えて良かった。」
お汁まですすり「いろんな汁。嬉しい。」
眉毛がハの字になって幸せそう・・・。
−◆−
一番期待していたという草鞋ほどありそうな『マグロメンチ』
五郎「マグロメンチ、名前からして凄い。昔のプロレスの技みたいだ。」
たしかに昭和のプロレスの匂いがするかも・・・。
「ビル・ロビンソンの必殺技マグロメンチ!!」とか、そんな感じ??
齧りついた五郎は「おお、こう来たか。大技だ。マグロメンチ、こういう味か。」
五郎節が炸裂。
−◆−
じゃんじゃんとお総菜が胃袋に送り込まれて五郎は「どれもこれも美味い。」「砂町銀座商店街の庶民メシ。サイコー。」
スチールの什器に囲まれた事務所で一人寂しく店屋物を食べてるだけなのに、めちゃくちゃ美味そうで羨ましく見えてしまうから『孤独のグルメ』には参っちゃう。
松重豊の力量も凄いし、演出もイイんでしょうねぇ。
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お総菜を完食した五郎は「買いすぎた。食べ過ぎた。はぁ〜〜〜。」
徹夜仕事が待ってるのに、満腹感で眠くなってしまい「大寝すると拙いな。プチ寝するか、プチ寝。」
というわけで、普通に考えたら『一人きりでの事務所メシ』なんて面白くも何ともないはずなのにね。
美しい四万十川を舞台にした『遅咲きのヒマワリ』でもあの程度なのに、仕事机での食事で良い気分になれるんだから降参です。
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