孤独のグルメseason2〜第7話★俺の腹の中には大漁旗がはためいている

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    「孤独のグルメseason2」第7話
    千葉県旭市飯岡のサンマのなめろうと蛤の酒蒸し


    仕事でちょっとしたミスをしてしまい、千葉の九十九里浜近くに一泊することになってしまった井之頭五郎(松重豊)。

    宿に行く前に刑部岬の「ライトハウス」という喫茶店でレアチーズケーキを食べる五郎は「こんな海のそばでチーズケーキとコーヒーなんて旅情だなぁ・・」

    このシチュエーションで「旅情だ」を思える五郎の感受性がステキやわ。

    チーズケーキを口にした五郎「あ、美味しい。『港町 魚も新鮮 チーズもレア』」とグルメ俳句。

    「港町でレアチーズケーキ、下戸の俺には旅のほろ酔い気分だ。」
    上手いセリフやなぁ・・・。

    それに表情を変えるわけではないのに、淡い幸福感が滲む”松重豊”の演技が”良い塩梅”であります。


    五郎が窓から外の夕景を眺めて「いいなぁ、ひたるなぁ・・」

    見てるこっちも、「ドラマにひたるなぁ・・・」
    −◆−

    海辺を歩いていると、係留された漁船の上で若い男がベテラン漁師に頭を下げて何か謝ってます。

    ベテラン漁師 (ガッツ石松)は「一番の失敗って何だと思う。それは失敗しないことだ。失敗をすることで分かることがある。失敗をしないと見えないことがある。それを知らずにずっと来ちまうことほど怖いことはねぇんだよ。」と金言。

    テレ朝のクイズバラエティ『ミラクル9』では、おバカ回答の具志堅用高をスタジオ全体で”笑いも”のにするような構成だったのが少し胸に引っかかったんだけど、それにくらべると金言を呟くガッツ石松は、これぞOK牧場!!!
    −◆−

    五郎は「やきはま」の旗が立ったお食事処『つちや食堂』に入ります。

    潮の匂いがしそうな素朴な食堂で、縁起の良い亀の甲や招き猫が飾られている店内の様子に五郎は「なんか、くつろぐなぁ。」

    小生は、このドラマが「なんか、くつろぐ」
    −◆−

    注文した刺身定食が机に並びました。

    五郎「良い眺めだ。これぞ正しい海の飯だ。」

    サンマは刺身ではなく、”なめろう”にしてあります。
    (小生は関西人だからか、”なめろう”という単語になじみが無い・・・知らないのは食文化に疎い小生だけ??)

    ”なめろう”を口にした五郎「おお、甘い。本当に甘いぞぉ。」「おいおい、これ、ご飯に最強。たまげたなぁ、サンマのなめろう。」

    五郎は倒置的な語法をよく用いるけど、これがリズム感に繋がってセリフがいちいち心地よいです。
    −◆−

    女将さんの気遣いで、冷や奴の代わりに目玉焼きがセットされています。

    まったく飾りっ気の無い目玉焼きに大雑把にソースをかけて食べる五郎は「随分ぶっきらぼうな目玉焼きだな。でも、こんな目玉焼きが似合ってるんだ、俺には。」

    小生が子供だった頃、家で母親がチャチャッと作っていた目玉焼きみたいだから、同世代の五郎(松重豊)が言いたいことが分かるような・・・・。
    −◆−

    家族で食事してるテーブルがあって、子供が飲み物でもこぼしたのか父親がキツイ声で叱責。

    すると店の奥からオバチャン店員が三人駆けだしてきてテーブルを拭きながら「あまり怒らないで下さいね。」「ボク、大丈夫?」「いいのよう」と親子に声をかけています。

    五郎「昔の近所のおばちゃんって、あんな感じだったよなぁ・・・」

    昭和の人情みたいなことを懐かしむ場面を見たら、例の《さかもと未明JAL機内騒動》を思い出しちゃった。

    愛媛県松山からの帰りの飛行機で、赤ちゃんが泣き叫び通しだったのにブチ切れてしまったという”さかもと未明”さんが、「飛行機のなかに、音の漏れないコンパートメントをつくるとか、子供を乗せる場合は、子供が騒いだときに寝かしつけられる薬を親にもたせるように周知徹底するとか、できないの? 2歳以下は乗せないとか……」などとクレームをつけた件は、今回の食堂のオバチャンらとは精神性において真逆。

    ”さかもと未明”さんに限らず、子供が路地で遊んでいても「やかましい!」と文句を言う人が居ますからねぇ・・・。

    五郎がいう『昔の近所のおばちゃん』の時代に比べて、今は随分と社会がギスギスしてるから、この『孤独のグルメ』みたいに”ゆったり”としたドラマが心地良いんでしょうね。
    −◆−

    五郎「俺は今、海そのものを食べている」
    このアサリの酒蒸しも美味そうでした。

    スーパーで売ってるアサリとは別物のようです。
    ウチらが食べる酒蒸しは、もっと身が痩せてるもん。

    刺身定食を見渡しながら五郎は「マグロ、赤貝、サンマ、今俺の腹の中には大漁旗がはためいているぞ。」


    「なめろうは、今日の大当たりだなぁ。いいぞいいぞ、乗ってきたぞう。」とご飯をかきこみ、完食した五郎は満足感を漂わせて「食った食った、大漁だ大漁だ。」


    食堂を出た五郎は満足げに「海辺の休息は終わり。働くとしますかなぁ。」と心で呟き、仕事へと戻っていきました。



    以上、五郎の”小さな幸せ”が感染してきた『孤独のグルメseason2〜第7話』でした。

    やや”こってり”した『深夜食堂』も大好きだったけど、さっぱりした口当たりの『孤独のグルメ』にも、捨てがたい味わいがありますねぇ。



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      図書館に行ってきました〜〜〜〜
      • さとしんタウン
      • 2012/11/29 9:38 AM
      7 千葉県旭市飯岡のサンマのなめろうと蛤の酒蒸し 仕事でちょっとしたミスをしてしまい、千葉の九十九里浜近くに一泊することになってしまった井之頭五郎(松重豊)。自分の初歩的なミスにがっかりしていたが、銚子鉄道に乗ったり、灯台をみたり、刑部岬の「ライトハウ
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