平清盛 第44回「そこからの眺め」★後白河法皇(松田翔太)の双六ライアーゲーム

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    『平清盛』 第43回「忠と孝のはざまで」

    源頼朝(岡田将生)と政子(杏)、もう子供できてる!!
    八重姫(福田沙紀)との時も、すぐに千鶴丸が出来たし、頼朝ってああ見えて下半身がワイルド!?

    それはそれとして、頼朝を婿にとったことを心配する源氏ゆかりの東国武士たちに北条時政(遠藤憲一)は、法皇近臣へのえげつない処罰などに鑑みて「平家の世は長くは続かない」との予感を呟いて見せました。

    2009年12月に大訪中団を率いた小沢一郎氏が、随行した143人の国会議員に行列させて胡錦濤とのツーショット写真を撮らせたり、訪日した習近平・中国国家副主席と天皇陛下の特例会見をゴリ押し実現させるなど、民主党政権の最高実力者として小沢一郎氏が権勢を誇り、傲慢・傲岸の限りを尽くしていたときに、北条時政なら「民主党の世は長くは続かない」と言ったかもしてないなぁ・・・。
    −◆−

    平重盛(窪田正孝)は、前回の疲れがたまって心労から病の床に・・・。
    故・近衞基実に嫁いでいた清盛の娘・盛子(八木のぞみ)も病気療養中でしたが、ほどなくご臨終。

    強大化した平家の力を少しでも弱体化させようと考えている後白河法皇(松田翔太)は、重盛の病と盛子の死をカードにして”ライアーゲーム”を開始。

    藤原基房(細川茂樹)と謀って、盛子の管理下となって平家の財政の一端を支えていたいた藤原摂関家の所領を後白河法皇預かりとして、平家との繋がりを絶ちました。

    さらに後白河法皇は、かつて清盛が「重盛に 基盛それに 清三郎 清四郎みな われらの子なり」と詠んだことを引き合いに出して「あやつ(清盛)をつつくには、子をつつくに限る」とニンマリ顔。

    主人公・清盛も暗黒面に堕ちてるし、後白河法皇も暗黒系・・・・。
    サイコ野郎が跋扈する暗澹たる大河ドラマです。
    −◆−

    寝込んでいる重盛(窪田正孝)の枕元に、さも心配げな顔つきの後白河法皇(松田翔太)が見舞いに現れました。

    後白河法皇は「重盛、かようにやつれよって。」と手を握り、心を痛めていそうな雰囲気を醸し出します。

    後白河法皇を攻めて幽閉しようとした清盛を、重盛が命を賭して制した件について「そちの忠義には儂も頭を垂れるより他ない。」と謝意を述べて頭を下げた後白河法皇。

    旧来、挨拶としての会釈や頷かれることはあっても、余程のことが無ければこういう形で深々と頭を下げることはない立場だと思っていましたが、後白河法皇は稲穂のように思いっきり頭を垂れました。

    異例の出来事ではないでしょうか!?


    弱り切っている重盛は絞り出すように「もったいのう・・・ございます。」

    後白河法皇「今のうちに言いたいことがあれば、何でもわしに託すがよい。」

    死にかけでも真面目な重盛は「我が父、清盛と何かとぶつかることもおありと存じます。されど・・王家にお尽くしする我ら平家の忠義に断じて二心(ふたごころ)ございませぬ。何卒、平家の安泰 そして我が父、清盛の国造り、見守っていただけることをお約束していただけますれば、重盛、思い残すことなく死ねましょう。」と、途切れ途切れに必死で語りました。

    法皇に「約束して・・・」という論法は、臣下たる重盛の立場からしてどうなのかなぁ?
    至高の存在に、約束させちゃう??
    「・・見守っていただければ、重盛・・・」と言うべきじゃないの?


    後白河法皇「あいわかった、約束しようぞ。」と力強い言葉。
    (ウソつき!)

    重盛、涙。

    ところが後白河法皇は「ただし、これに勝ったらの。」と唐突な言葉を口にして、お付きの者に双六を持ってこさせました。

    いよいよライアーゲーム本番!?
    −◆−

    後白河法皇は自分のペースでサイコロを振って双六開始。

    息も絶え絶えの重盛もサイコロを振りますが、身体が言うことを聞きません。

    後白河法皇は、瀕死の重盛を急かして「ほれ、早う良い目を出さぬと負けてしまうぞ。平家の安泰は望めぬぞ。」

    もはや『ライアーゲーム』と言うよりは『逆境無頼カイジ』並みにエグい後白河法皇。

    双六を強いられている重盛自体が、後白河法皇の双六盤の上の駒みたいなもので、弄ばれております。

    窪田正孝くん、鬼気迫る渾身の演技。
    −◆−

    見舞いに来た清盛(松山ケンイチ)は当惑顔で「何をしておる。」と言って、重盛を双六盤から引きはがすように抱きしめます。

    清盛は後白河法皇に「お戯れが過ぎましょう」

    「懐かしゅうなっての。ちょうど40年前じゃ、そちと双六をした・・・」と、五十代とは思えぬほど肌の張りが良い後白河法皇。

    清盛邸に連れて行かれた雅仁親王(後白河法皇)が、清盛を双六遊びに誘い、自分が勝てば清盛の子・清太(重盛)をもらうと言った、あの時の場面が回想されました。

    40年前は、たまたま清太が良い目を出して清盛が負けずに済んだことを話した後白河法皇は「そちを守るのは、そち自身しかおらぬ。母を亡くし、弟を亡くし、父は修羅の道を行くもののけ。そちは生まれたときから一人で生き一人で死んでいくのじゃ!!! そう定められておるのじゃ。」と、死にかけの重盛をジメジメといたぶります。

    清盛「立ち去れ。お立ち去り・・・くださいませ。」

    後白河法皇は「ふははははははは、うふはははははははは、うふふふふははははは。」と、古典的な高笑いを残して立ち去りました。

    きょうびは仮面ライダーの悪者でも、こんな笑い声を出したりしないのに、古くさいわ。
    毎回のように松田翔太に高笑いをさせる演出が大嫌い!!


    で、重盛は、怪人・後白河法皇に精神を破壊されたのか
    「とく、死なばや。早う死にとうござります。」

    重盛はすっかり生きる力を失い、一か月後に42歳の若さで亡くなった。(厄年やね)


    いやはや、もう、よく分かりません。
    芸術的というか前衛的というのか《死にかけ双六》が凄い”見せ場”だったのか、制作側の”独りよがり”な場面だったのか、判断が付きかねます。

    狙いすぎなんじゃないかなぁ??


    タイトルバックにも出てきて、象徴的な意味合いで用いられ続けている《双六》に、小生はゲップが出そうなんですけど、世間ではどう受け止められているのでしょう??
    −◆−

    盛子の養子・藤原基通を権中納言にするという清盛からの推挙が無視され、藤原基房(細川茂樹)の幼い息子・師家(8歳)が権中納言になりました。

    さらには、重盛の知行国・越前を後白河法皇が召し上げ・・・・。

    基房(細川茂樹)や後白河法皇(松田翔太)は、軍事的なパワーバランスも考えずに、どうして強気に出たのかなぁ・・・。

    盛国(上川隆也)から、これらの決定は後白河法皇の意向だと推察される旨の報告を受けた清盛(松山ケンイチ)は、顔色が変わります。

    盛国のセリフの間、ときおり後白河法皇の「一人双六」が映り込みます。
    どんだけ双六好きやねん!!


    怒り心頭の清盛は縁側に立ち両腕を左右に広げてタイタニックの船首でのケイト・ウィンスレットみたいな姿勢になって
    「あう、あう、あーーーーーーー」(「あ」に濁点が付いたような声)

    熱演だとは思うけど、いささか抽象的な場面になっちゃいました。
    −◆−

    一門を前にして「法皇は関白と謀って国を乱しておる。即刻、処断すべし!!」と清盛。

    藤原基房(細川茂樹)は関白を解任されて太宰権帥に左遷・・・それは実質的には流刑。

    11月の『除目』では、太政大臣をはじめとする39名の反平家勢力を解官させるよう上奏して、高倉天皇の名の下に一掃し、39名の知行地すべてを平家一門のものとしてしまいました。

    とどのつまりは後白河法皇を鳥羽離宮に行幸させて幽閉。


    法皇幽閉の報を受けて盛国が「殿、おめでとうございまする。」
    一門も声を合わせて「おめでとうございまする。」

    感慨深げな清盛は「ついに、ここまできた。ついに武士がこの国の頂に立ったのじゃ。」
    (御大層なBGM♪)

    岡田君<清盛は、ついに治天の君を退け、武士が頂点に立つという悲願を成し遂げた。世にいう「治承三年の政変」である。>


    体感的には、清盛が「改革を成し遂げた」って感じではないなぁ・・・・。
    民主党と自民党が対立してゴソゴソと揉めているのと大して変わりが無いような印象。
    −◆−

    内裏で徳子(二階堂ふみ)に謁見した直後、清盛(松山ケンイチ)は渡り廊下みたいなところで佇んでいる祇園女御(松田聖子)に出会います。

    (前週は乙前だったけど、今週は祇園女御なのね。後白河法皇と清盛では呼び方が違うって考えたら良いのかな・・・)

    祇園女御が、なぜあそこに居て、何をしていたのかは不明ですが、とにかく「ついに上られましたな、この世の頂に。」と清盛に声をかけてきます。

    そして「いかがにごじゃりますか、そこからの眺めは。」と祇園女御。

    またまた抽象的なセリフ。

    前回も、今回も、なぜ祇園女御=乙前が現れるのか・・・。
    (後白河法皇にとっても、清盛にとっても”母なる存在”なの??)
    −◆−

    12月、徳子と高倉天皇の子である言仁親王が、清盛の西八条の時子邸に行啓。

    次の天皇である言仁親王を抱っこした清盛はウキウキ、ノリノリ・・・。
    言仁親王が指で障子に穴を開けると、時子に保管するように言いつける有様。

    障子の穴に目を近づけて外をのぞく清盛の耳に、「いかがにござりますか、そこからの眺めは。」と祇園女御の声が・・・・。

    障子の穴の向こうの清盛の目が大写しに・・・。
    (なんか既視感を覚えるなぁ??)

    幽閉された後白河法皇が並行して映り、ニンマリしながらサイコロを2つ握りしめ・・・。
    どんだけサイコロ好きやねん!!


    障子の穴から見える『そこからの眺め』という感覚的な絵面は悪くなかったですけど、楽しめたかというとそうでもなかったなぁ・・・。


    『死にかけ双六』も『障子の穴』も、作り込まれた場面だとは思うけど、いまひとつ心に響いてこないのであります。
    −◆−

    40年前の回想シーンの松山ケンイチと、今の松山ケンイチを比べると、随分と肉がそげ落ちてシャープになってましたね。

    重ねた歳月や修羅の道を歩んでいることが顔に滲み出ていて、松山ケンイチの役作りには敬意を表します。





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      重盛が熱演!!! 相変わらず泣かせすぎではあると思いますが、窪田正孝さん、顔は幼いのに健闘しましたね〜 後白河法皇のターンになってまいりましたが、徳子と高倉帝が頑張ってくれことで、清盛入道は法...
      • 青いblog
      • 2012/11/13 3:42 PM
      大河ドラマ「平清盛」第44話は重盛が病に伏して平家は動揺する。そんな中頼朝は政子との間に第1子となる女子を産んでこれからの平家との戦いに備えていた。そんな中摂関家に嫁い ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2012/11/13 12:04 AM
      「そこからの眺め」
      • 義風捫虱堂
      • 2012/11/12 8:18 PM
      JUGEMテーマ:大河ドラマ伊豆の頼朝は、もう政子とのあいだに大姫をもうけました。時政も、佐々木らの危惧する声を受け流し、「平家の世も長くないはず」と、預言者みたいに時代をみすえたようなことを言って落ち着いています。(この時点では、都の平家に知られないよ
      • ふるゆきホビー館
      • 2012/11/12 7:16 PM
      公式サイト 重盛の病状が悪化しつつある時、基実に嫁いだ清盛の娘、盛子もまた病の床
      • 昼寝の時間
      • 2012/11/12 4:09 PM
      平穏な暮らしの頼朝。 政子との間には娘・大姫も生まれる。 大姫も政略結婚の中で親に翻弄されたといいかもしれない。 木曽義仲の息子・義高のもとに嫁ぐが、義仲が殺害された後に義高も処刑され、以後結婚...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2012/11/12 3:41 PM
      重盛が不憫じゃ・・・(/_;) 重盛の命がけの懇願で、ゴッシー幽閉計画をやめた清盛でしたが、 その重盛の病状は悪化。心労がたたっちゃったんだね(/_;) その隙に、亡くなった盛子の所領を藤原家のモノに...
      • よくばりアンテナ
      • 2012/11/12 2:16 PM
      平清盛(松山ケンイチ)の後白河法皇(松田翔太)幽閉計画を阻止した重盛(窪田正孝)は、 心労がたたり病に伏す。 反撃を試みる後白河法皇は基房(細川茂樹)と手を組み、清盛を嚴島詣でに行くようにしむ...
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      • 2012/11/12 2:05 PM
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