ドクターX〜外科医・大門未知子〜第3話〜平岩紙 vs 米倉涼子〜銭湯V字開脚

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    ドクターX〜外科医・大門未知子〜第3話
    OPE.3 「いりません。ネーミングがヘンだし、まずいので」

    人気料理研究家が作った「マズい料理」が伏線になって「味覚障害」を絡めた医療部分は、『Dr.HOUSE』とまでいうと褒めすぎですけど、大門(米倉涼子)が一口食べたマズい料理を足がかりにして病因発見に繋がった話しは適度に捻りも利いていてナイスでした。

    また、料理研究家・花山三恵(平岩紙)のプライドからくる高慢さと商売道具である味覚を失うことへの”怖れ”がない交ぜになった《訴訟騒ぎ》も面白いし、”女優・平岩紙”がもつ独特の個性も良く活かされていました。
    −◆−

    寺山事務長(室井滋)が講師となってコンプライアンス研修が実施されています。

    「一方的な物言いや上から目線だけは絶対にやめて下さい。不満が爆発した状態のモンスター・ペイシェント(患者)には常識やルールは通用いたしません。まずは傾聴と共感を持って相手をなだめることです。そのときに『ですから』『でも』『だって』『だから』、これらは全て禁句です。」と寺山事務長が賑やかに講釈を垂れております。

    室井滋らしさ全開!!

    あらまぁ、事務長が指摘した”禁句”って、『純と愛』のヒロイン純(夏菜)が米田宿泊部長(矢島健一)とかに叱られたとき、必ずと言っていいほど言葉の頭に「でも」を付けて口答えする定例パターンそのものですねぇ。


    研修に参加している大門(米倉涼子)は、8日の衆院本会議で思いっきり居眠りしてた田中真紀子大臣と同じく睡眠を取っております。(大門は良いけど、田中真紀子は寝るな!)

    寺山事務長が学校の先生が子供に質問するように、外科医・加地(勝村政信)に病院にとって一番大切なものは何かを問います。

    加地「患者の満足です。」

    すかさず寺山事務長が「患者」と言わず「患者様」と呼ぶように注意します。

    またまた『純と愛』・・・純(夏菜)が「お客さん」と呼ぶのを「お客様」と言うように矯正されたときみたい。


    事務長がかけ声をかけて医師が全員声を揃えて「患者様の満足。クオリティ・オブ・ライフ。真心とサービス。傾聴と共感。」

    なんか病院と言うより量販店や引っ越し屋さんとかの朝礼みたいになっております。
    それどころか『20世紀少年』のトモダチによる”ひみつ集会”みたいな雰囲気さえ・・・。

    室井滋が中心になってデフォルメされ、取って付けたようなこの場面が不思議と鼻につかないんですよねぇ・・・。
    −◆−

    居眠りを注意された大門(米倉涼子)が、「医師免許が無くても全然よさそうな会議だから・・」と退席しようとします。

    寺山事務長は、大門の振る舞いが原因となってこの”緊急コンプライアンス会議”を開いたのだと指摘し、大門が患者・矢野(ザブングル加藤)と彼を甘やかすバカ母に行っていた”インフォームド・コンセント (説明と同意)”を隠し撮りした映像を会議室で再生します。

    禁句満載!!!

    矢野母から届いた「息子は大門という医者に脅かされて手術同意書にサインさされ精神的に深い傷を負いました。」という苦情の手紙を事務長が披露。

    大門「なんで?命助けたのに。」

    この”緊急コンプライアンス会議”が今回のネタ振りとなって、メインのネタに進んでいきます。
    −◆−

    ”食道がん”で入院してくる人気料理研究家・花山三恵(平岩紙)が立ち入り禁止の医局にズケズケと入ってきて「特別室に入院した花山でございます。私の手料理を差し入れにやって参りました。ほんの名刺代わりです。」

    挨拶の中に、特別室に入るVIPであることのアピールや、著名料理研究家である自分が作った手料理に特別な値打ちがあると言いたげな腹の内が詰まっていそうで、イラッと来るキャラです。

    お重に入った『フォアグラの納豆コロシアム』なる料理を口にした加地(勝村政信)は微妙な反応を見せながらも、高名な料理研究家への”おべんちゃら”を返しております。

    ただ一人、PCで内臓の画像を見ながらおにぎりを頬張っていた大門(米倉涼子)だけはストレートに「まずい」

    この場面を見た時点では、これが花山三恵(平岩紙)の味覚障害に繋がっていたとは気がつきませんでした。
    −◆−

    第二外科部長・鳥井教授(段田安則)は花山三恵の執刀に、心に寄り添う医療を標榜する原(キノコ鈴木)を指名し、大門を助手に充てました。

    で、花山三恵へのインフォームド・コンセントを行うのですが、いきなり弁護士・本多忠(中丸新将)が同席。

    まだ何も起きていないのに医療過誤にそなえて訴える気マンマン!?
    いくらなんでも・・・とも思うけど、このドラマだとなぜか極端な設定でも許せちゃう。


    原(蒼井優の彼氏)が、食道を切除して下から胃をビロ〜ンと伸ばして食道代わりにする『胃管再建術』を説明。

    花山三恵「その手術、大丈夫なの?」と、上から口調。

    原(鈴木浩介)は食欲不振、体重減少、反回神経麻痺による声の異常、嚥下困難などが起きる可能性についてのリスク説明。

    花山三恵「そんな障害が残ったら料理研究家としての私はどうなるの?」

    原は「我々も細心の注意を払って取り組みますから、一緒に頑張りましょう。」と丁寧に話しました。


    普通の患者なら得心しそうなものですが、花山三恵は机とバシッと叩いて「よくそんなことが言えるわね!! 先生も食道癌になってみたら!! そうしないと私の気持ちなんか分からないでしょ! ファブルーズかけたろか!!」(最後の部分は言わなかった気もする)とキレまくり。

    病気への恐れや、料理研究家としての地位を失ないアイデンティティまで無くなるような気になったことが重なって感情がひどく不安定になってモンスター・ペイシェントと化しているのか、もともと性格が悪いのか!?

    これで、花山三恵は手術を拒否して、抗がん剤や放射線治療の内科に移っちゃいました。

    有名料理研究家でいることが、命より大事なのかなぁ・・・。

    黙っていられなくなった大門(米倉涼子)が「花山さん、味覚障害ありますよね。」

    花山三恵「私は料理研究家よ、失礼ね!!! 訴えるわ。名誉棄損で訴えるわ!!」

    平岩紙が上手く演じてるものだから、イライラ、ムカムカさせられます。
    −◆−

    花山三恵とトラブったあと、院長室に大門(米倉涼子)や原(鈴木浩介)が呼ばれています。

    お怒りの事務長(室井滋)は「あなたの存在そんものがコンプライアンスに反するの!!」と大門を怒鳴りつけちゃってる。

    「存在そのものが・・」って、オモロ過ぎますわ。

    《3大学不認可騒動》での国会審議なんかを見ていたら、「田中真紀子大臣の存在そんものがコンプライアンスに反するの!!」って感じだったなぁ・・・。

    大門は失敗しないけど田中真紀子大臣(夫婦共に)は失敗しちゃう。


    で、大門は「あの患者は切ったら100%根治するんだから。」と言いますが、事務長は聞く耳持たず「この際そんなことは関係ないの、病気が治ろうが治るまいが患者から訴えられなきゃそれでいいんだよ!!!」と大声を上げます。

    うわべでは「患者様」だとか「QOL」だとか言ってる事務長(室井滋)の本性が現れちゃって笑えます。
    −◆−

    内科に移った花山三恵(平岩紙)でしたが、ある日、吐血!!!

    非番だった大門(米倉涼子)は緊急オペを行うべく神原名医紹介所から帝都医科大学付属第三病院に向かって走ります!!

    薄手のトップスがはだけてタンクトップから肩が剥き出しになり、ショートパンツから伸びた美脚 (長澤まさみの美脚も確かにスラッとしてるけど、米倉涼子の美脚の方が役に馴染んでる。)が眩しい!!

    映画『クリフハンガー』で、標高4000メートルの雪のロッキー山脈でもタンクトップ姿で大暴れしたシルベスター・スタローンみたいなものですかねぇ。
    −◆−

    患部からの出血がヤバイ状態になっており、大門(米倉涼子)が手術室へ花山三恵を移動させます。

    花山三恵が”手術同意書”にサインしていないため、訴訟になるリスクが高く、難渋した原(鈴木浩介)は逡巡して第二外科部長・鳥井教授(段田安則)に電話で相談します。

    秘書兼愛人の藍(林丹丹)とゴルフ練習所に居た鳥井教授は「なんとかして手術は止めろ」

    藍(林丹丹)、ゴルフ下手くそ!!

    鳥井教授から連絡を受けた毒島院長(伊東四朗)は、失敗したときは大門(米倉涼子)一人に責任を負わせ、成功した場合は病院の実績になるから手術をOKします。

    毒島院長は、本当にそう思ってるのか、大門は絶対に失敗しないと確信して人命を優先したんだろうか??

    芯からの悪人なのか、本当は良い人なのか、まだ掴み所がありません。
    −◆−

    原(鈴木浩介)が助手となって手術開始。

    マカロニ・ウェスタンっぽい口笛みたいなBGMをバックに、大門はテキパキと「さっさと肋骨出す」「開胸器」と指示。

    花山三恵の胸に開胸器がおかれて、ハンドルみたいなのを大門がグルグル回してる・・・。

    切ってる部位や血が見えるわけじゃないのに、「肋骨」だの「開胸器」だのの単語と、ハンドルが回るときのガリガリという音だけで自分の胸が痛くなってきそう・・・。

    気が小さい小生は、こういうのに弱いのだ〜〜〜。
    −◆−

    手術終了。容態安定。

    本多弁護士(中丸新将)がやってきて「命を助けて頂いてありがとうございました。」と謝意を述べながらも、同意の無い手術だから訴えると言います。

    どんだけ訴えたいねん!!
    ムカつきますねぇ。

    原(鈴木浩介)が、本多弁護士に「訴えられない」と反論。

    花山三恵が拒否した胃管再建術ではなく、大門は結腸を一部切り取って食道再建に用いる《胃機能温存食道再建術》を実施したため、食生活への影響は小さいベストな手術だったのだそうです。

    医龍・朝田龍太郎(坂口憲二) が得意そうな手術やなぁ・・・。
    (性格はだいぶ違うかな?)

    本多弁護士は、とりあえずペンディングにして、花山三恵の意識が戻ってから相談すると言うことになりました。


    一方、手術を終えた大門(米倉涼子)は銭湯に行って湯に浸かっております。
    「気持ちいい〜〜」と良いながら、両腕で伸びをして、両足もV字開脚で湯の上に突き上げました!!

    シャロン・ストーンでもしないような凄い姿勢!!
    −◆−

    せっかく命を助けて貰ったのに、花山三恵(平岩紙)は『手術後味覚障害が生じ、料理研究家としての活動を継続することが困難になりキャリアと名声を失う』として1億円の損害賠償請求を起こすのだと主張。

    大門が病室に行きますと花山三恵が「あなたのせいで私の人生台無しよ!!!!」と大声。
    平岩紙が表現している”感情が乱れた表情”が、なんともいえない。


    大門「花山さん、それは手術のずっと前からですよね。」「料理のプロとして周りに気づかれないよう隠してきた。」

    大門(米倉涼子)は花山三恵が約1年前からブログに綴っていた「奥歯が痛い」という記述から、食道癌とは別の病気にピンときていたのです。

    歯の痛みでも、食道癌でもない別の病気は『舌咽神経鞘腫』
    頭蓋内にできて神経を圧迫し、味覚障害を引き起こすんだそうです。


    花山三恵「他の先生は見逃したのに、どうしてあなただけが見つけられたの」

    大門「あなたの料理がマズすぎたから。でも1年以上前のレシピで作った料理は絶品でしたよ。」

    医局への差し入れの料理の味と、神原(岸部一徳)が花山三恵の本に紹介されていたレシピどおりに作ったものとの比較で、味覚障害に思い当たった大門(米倉涼子)の勝利でした。

    花山三恵はすがるような目で大門を見据えながら「あのころの味が戻るの? 本当に?」

    大門「私に切らせて下さい。私、失敗しないので。」

    花山三恵「このひと、手術のあともきれいだし、お願いしようかな。」
    あらたまって頭を深々と下げ「お願いします。」

    高慢に見えていた花山三恵が、初めてへりくだった物言いをしました。


    で、ラストで少しだけキューバのドクターXによる手術の話題に触れて、思わせぶり・・・。
    −◆−

    最初に申し上げましたとおり、患者・花山三恵(平岩紙)のキャラ付けと、マズい料理と味覚障害のくだりが良くできていて、充分な出来映えでした。


    米倉涼子が米倉涼子らしさを発揮し、個性派・平岩紙が”彼女ならでは”の味を出して、イイ対決になりました。


    ◇◆◇ ドクターX〜外科医・大門未知子感想 ◇◆◇
    #1 #2 #4 #5 #6




    ◇◆◇ 連続テレビ小説『純と愛』感想 ◇◆◇
    ★第58回 (12/6) ★第56回 (12/4) ★第54回 (12/1)

    ◇◆◇ NHK『シングルマザーズ』感想 ◇◆◇
    #7 #6 #5 #4 #3 #2回 #1回





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