よる☆ドラ「恋するハエ女」第1話★ミムラに人生にmoscaが介入開始 バカ親・青木さやかはキレ芸炸裂

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    よる☆ドラ「恋するハエ女」
    第1回〜人生を攻めろ

    ファンタジックでミステリアスでコミカルで、めっちゃ面白い!!!
    −◆−

    29歳の小学校教師・小守絵美=愛称・コモリン(ミムラ)が担任するクラスで演劇発表会の稽古をさせていますが、子供たちはコモリン(ミムラ)の言うことをきかずに、勝手放題に動き回る学級崩壊的な有様。

    子供に、毅然と注意できないタイプのようで、演目のピーターパンで使う剣を振り回してふざけている新太「内村君、先生信じてるのに悲しいなぁ。こんなこと、おバカな子がすることでしょ。」

    新太「おバカで、い〜〜いよ。子供だもん。遊べるの今だけじゃん。」

    この「おバカ」という単語が後に一人歩きしてえらい目に遭います。


    でね、おそらく、親とか大人が言わない限り「今のうちしか遊べない」みたいな発想は浮かんでこないと思うのだけど、親は同時に「折り目」「けじめ」についても新太に教えておくべきでしたねぇ。

    あのままだと、ろくな育ち方しないわ。
    −◆−

    子供たちが好き勝手にふざけてる教室で、ピーターパンの台本を見つめながら、コモリンは<バカバカしいけど、時々思う。ピーターパンがウエンディを連れて行ったように、ある日、突然誰かがやって来て、ステキな世界に連れて行ってくれないかって。>

    コモリン(ミムラ)の目の前に、『のだめカンタービレ』の”変態の森”みたいな極彩色の『ネヴァー・ネヴァー・ランド』が広がり、ピーターパンが両手を広げて待ち受けてます。

    『悪夢ちゃん』ならぬ『白日夢ちゃん』状態!?

    絵本の中みたいなピーターパンの世界の出現がファンタジックで、けっこう気を引かれます。


    コモリン<でも、大人だから分かってる。そんな誰かは来ないって。>

    自分の意見を言えず、人に合わせてばかりのコモリン(ミムラ)には現実逃避願望がありそうですけど、半ば諦めの境地?

    「29歳」という年齢はまだまだ若いのに、もう行き詰まってる??
    −◆−

    6年間の交際を経て近く結婚する予定の恋人で学校の同僚でもある高木(川岡大次郎)から連絡が入って、早朝出勤したコモリンは、あろうことか別れを告げられちゃいました。

    しかし、現実を受け入れられないコモリンは、何事も無かったかのように高木のクラスの演劇発表会の準備作業を続けながら「結婚式の席次表私が考えておくから・・・」

    高木が「絵美、別れよ。」と駄目押し。

    コモリン(ミムラ)の身体が棒にように固まって、そのまま気絶して後方に倒れちゃいました。

    救急搬送されて、ストレッチャーの上で気がついたコモリンが上半身を起こします。
    そこで高木から、別れ話をしていて気絶したことを聞かされて、再度気絶!!!

    ミムラの気絶、可笑しい!!
    −◆−

    内村新太の母・恭子(青木さやか)が学校に来て、管理職とコモリンに激しく苦情を申し立てております。

    母・恭子「それでも先生なんですか!」 

    内村恭子(青木さやか)は、息子がコモリンから「お前はバカだ、死ね。」と言われたと主張しているのです。

    フジ『高校入試』の芝田昌子(生田智子)と同じ系統のモンスター・ピアレンツ!!!


    コモリン(ミムラ)は「死ねなんて、そんなことは・・・」と小さな声で釈明しますが、あの時何があって、どう言ったのかをキッパリと説明することが出来ません。

    受け身一方です。
    結局、次のPTA会議で事情を説明させられる羽目に・・・。
    トホホ・・。
    −◆−

    平素から『お悩み なでしこ』というSNSサイトで悩みや愚痴を書き込んでいるコモリンは涙を拭きながら「人って本当にショックなときは気絶するもんなんですね。」と打ち込んでいます。

    なんか、この一行だけでも面白い。

    「何となく分かってたんです。彼の気持ちが少しずつ離れていくのを。私も焦って、どこか結婚を急かすような態度を取っていたのかもしれません。」と書き込み、缶ビールを飲みながら、しゃくりあげてるコモリン。

    よその人からの励ましの書き込みが入って、感激したコモリンのまわりが一気に花いっぱいで極彩色の絵本世界になっちゃって「ありがとうございます。これも私の人生ですね。たくさんの思い出を作ってくれた彼に感謝して、いつもいつも前を向いて歩いて行かなきゃいけない。」と感謝の書き込みをします。

    そこに、ポルトガル語でハエ野郎を意味する”mosca”というハンドルネームの何者かが割り込んできて「このハエ女!」と・・・。

    さらに「お前の上司やガキや婚約者がクソだとしたら、お前はそのクソにたかるハエだ」

    ”荒らし”だと判断して無視を決め込んだコモリンでしたが、”mosca”からメールが入ります。

    開封すると「耳の痛い言葉はスルーですか、ああ、そうですか」

    アドレスを知らないはずの他人からメールが届いたら気色悪いやろうなぁ!!

    さらにはスマホに非通知設定の着信が入ります。

    男の声が聞こえ「君のことぐらい何でも分かる。」


    電話の向こうの”mosca”(筧利夫)は、凄い勢いでPCを操作して、コモリン(ミムラ)の履歴書を作っています。

    携帯の番号、住所、勤務先、生年月日、メルアド、・・・・。

    コモリンのハンドルネームである”smallwood”からネットをたどって、プロフィールに実名を入れたサイトを見つけ、さらに実名をたどって学校の国語教育研究発表の様子を載せたサイトなどから芋づる式に諸々の個人情報を掴んでいるのです。

    怖〜〜〜っ。
    現実に、ネットを介しての個人情報問題ってマジでヤバいらしいですね。


    謎の男(筧利夫)は、コモリンが瀬戸内銀行オリーブ支店に口座を持ってることまで掴んじゃってます。

    SNSしていて”mosca”が現れたこの顛末もミステリアスで凄く面白いです。
    −◆−

    PTA会議にかけられる前夜、”mosca”から電話が入りました。

    「なぜ文句を言わない。なぜ自分が正しいと言わない。」と言う”mosca”がNHKテレビを見るようコモリンに指示。

    テレビには藤巻総理大臣(イッセー尾形)が映っています。

    「この男は、かつて”やらかした男”だ」

    藤巻が40代の頃に当時の総理の秘書と”逃避行”してしまい閣僚から更迭された過去を持つというのです。

    ”mosca”「だが、奴はそこから立ち上がった。そして、20年後掴んだのは一国の首相の座・・・。俺の言いたいのはこういうことだ。一度ぐらい左遷されるつもりで生きてみろ。少しはやらかしてみろ。踏み外してみろ、もっと人生攻めて見ろよ。お前そのままじゃ、いつか後悔するぞ。」

    コモリンは、平凡で受け身の人生が「これが私の人生です」として、攻めの人生を否定しました。

    冒険や賭けを避けて、安全な道を選んで生きてきた小生も、”mosca”に挑発されてるような気になってきちゃった。
    −◆−

    ”mosca”にネット通販で買った下着のことまで知られていて、気色悪くなったコモリンは家を飛び出します。

    別れを告げられた高木を頼りたくなって、彼の自宅に向かいました。

    ところが家の前に居た高木のもとに、ミニスカートの女(泉里香)が現れイチャイチャしはじめ、腕を組んでコモリンのほうに進んできます。

    ついにコモリンが居ることに気づいた高木はミニスカ女に「同僚」だとかモゴモゴ言ってます。

    すると高木の腕にしがみついてるミニスカ女(泉里香)が「初めまして。彼がお世話になってます。」と屈託の無い挨拶。

    呆然とするコモリン(ミムラ)でしたが、とりあえずは気絶しなくて良かったね。
    −◆−

    体育館でものものしく《バカ発言問題》に関するPTA会議。
    (あのくらいの人数だったら、普通は会議室だろうに・・ま、いいっか。)

    可哀想に、コモリンは”人民裁判”の被告みたいな風情です。

    バカ息子のバカ親・内村恭子(青木さやか)が「反省してらっしゃるんですか!!!」とキツイ口調でコモリンを追及。

    青木さやかのデビュー当時のキレる芸風を思い出させます。

    その後も、ネチネチといたぶり続けるバカ親・内村恭子。

    コモリンの耳に「本当にいいのか、お前の人生、それで。子供も親もバカばかり、守ってくれる同僚も上司も居ない。そんなクソみたいな職場にしがみつきたいのか。」と”mosca”(筧利夫)の声が聞こえてきます。

    バカ親・内村は「なんとかおっしゃたらどうなんですかぁ。」

    今度は体育館に”mosca”(筧利夫)の幻影まで現れ「金曜の夜はビール飲んでネットの他人に慰められて、定年までやり過ごすのか。だとすればお前はクソのまわりをグルグル回るだけの何処にも行けないモスカ! ハエ女だ!


    「・・・だから甘ったれた若い担任はイヤだったのよ。」と文句を言い続けているバカ親・内村。

    ”mosca”「お前の人生に残るのは愚痴、愚痴の山だ。そんな人生で良ければ好きにしろ。ハエ女!!!!」

    ”mosca”のセリフは、エッジの効いたエグさが有って面白い。


    バカ親と”mosca”の間で板挟みになっていたコモリンは、ついに「私は悪くありません。私は悪くありません!」

    立ち上がったコモリンがバカ親・内村の前に進み出て、テーブルをドンと叩いて「うるさいんだよ!!」

    襟首を掴んでバカ親・内村を立ち上がらせ、「バカにバカと言って何が悪い!!!」と巻き舌になって怒鳴りつけます。

    いいぞコモリン!!!


    しかし、自分を主張できる威勢のいいコモリン(ミムラ)は”想像上の幻”でした。
    (『アグリ・ベティ』でも、ベティが積極的になる幻が出てくるシーンがあったなぁ)

    現実のコモリン(ミムラ)は「申し訳ありませんでした。」と頭を下げちゃいました。


    ”mosca”は、自分を主張しないコモリン(ミムラ)だけにキツい言葉を投げかけてくるけど、大半の会議参加者も”mosca”から毒舌を食らってもおかしくないです。

    PTAの中にも、内村恭子(青木さやか)とは意見が異なる保護者もいるだろうに誰も声を上げないし、管理職をはじめとする教師集団も沈黙したままなんだもの。

    そういう風に、間違ったことに対して誰も声を上げないから”田中真紀子”みたいなのが社会でまかり通っちゃうじゃないかなぁ。

    (野田総理以下の民主党の同僚議員や、文科省の幹部たちは、ちゃんと”田中真紀子”に首輪をはめて管理すべし!!)
    −◆−

    バカにバカと言った問題は、1ヶ月の自主休職という「判決」に・・・。

    「事なかれ主義」の校長たちサイテー!!!


    自宅でかなり凹んでるコモリンを、”mosca”はまた毒舌で責め立てています。

    いやみったらしく「さあ、ネットがお迎えだ。慰めてもらえよ。そのぐらいの人生がお似合いだ。」

    泣きはらした顔のコモリンが、とうとう壊れます。

    演劇発表会の準備に使っていた金槌でノートパソコンを破壊して「ささやかな幸せなんか要らない!! こんな人生イヤ!!!!!」と泣き叫びます。

    窓の外に現れた極彩色の絵本世界の中のピーターパンに向かって”壊れたノートパソコン”を投げつけちゃうコモリン!!!

    ノートパソコンはガラスを突き破って、アパートの外に飛んでいきました。
    (下に誰か居たら危ないぞ!)


    ボロボロになって大泣きのコモリンは、スマホに向かって「顔を隠したままなら何でも言える・・・私の人生、とやかく言われたくない〜〜」などと”mosca”を非難。

    ならばと、”mosca”はプロフィールを公開。

    『八重樫修治 48歳。内閣官房 情報調査室勤務』

    テレビに藤巻総理大臣(イッセー尾形)が映って、すぐそばにはプロフィールの写真と同じ顔・・・八重樫修治が立っています。


    ミムラ、熱演の場面でした。
    −◆−

    以上、ファンタジックでミステリアスでコミカルでもある不思議なお話。

    『純と愛』も不思議な話だけど、あっちより断然『恋するハエ女』が面白い・・・。

    良い意味で先が見えないのが良い。
    小生の好みです。大好物です。







    ◇◆◇ NHK『シングルマザーズ』感想 ◇◆◇
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    ◇◆◇ 連続テレビ小説『純と愛』感想 ◇◆◇
    ★第34回(11/8) ★第30回(11月3日)
    ★第29回(11月2日) ★第28回(11/1)


    ◇◆◇ よる☆ドラ『眠れる森の熟女』感想 ◇◆◇
    ★第9話(最終回) 第8話 第7話 第6話 第5話
    第4話 第3話 第2話 第1話





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