連続怪奇ドラマ「純と愛」第22回★児童ビンタ罵倒事件で愛は警察送り

0
    連続テレビ小説「純と愛」第22回 (10月25日)

    第21話から22話にかけての感想です・・・。
    −◆−

    不仲家族のバカ母(茂中瑛子)はムカつきますねぇ。

    我が子がホテルの柱に落書きしたり傍若無人な振る舞いに及んでも”完全スルー”で叱らないくせに、指輪がなくなったら純(夏菜)が犯人だと決め込んで身体検査しろだの、弁償しろだのと、言いたい放題!!

    たしかに、夏菜の身体検査シーンを観たい気がしないでもないけど(スケベか!)。

    夫は何も言わないし、子供は”我関せず”だし、家族の体を為していない。
    こんな客を相手にせざるを得ない客商売ってのはシンドイね。


    で、そんなバカ母(茂中瑛子)に桐野女史(吉田羊)は表情一つ変えることなく「当ホテルの従業員は決してお客様のモノを盗んだりは致しません。」とキッパリ。

    純、桐野さんの言葉にもっと感動しろや・・・。

    それにしても、過去を引きずる謎の先輩・桐野富士子(吉田羊)って、従業員との会話でも決して笑顔を見せないけど、客にさえ”愛想笑い”のひとつも見せないのね。

    普通は、表裏を使い分けて”作り笑い”くらいしそうなものなのに、徹底してますねぇ。
    完璧に家政婦の三田灯さんと同じだわ。


    さらにホテルの責任だと文句を言うバカ母(茂中瑛子)に、あくまで冷静な桐野女史は事務的にと「申し訳ありませんが貴重品はセーフティボックスを使用して頂きたいとお願いしております。」

    阿須田希衣ちゃん(本田望結)が「奇跡って何 ?」と聞くと、無表情の三田(松嶋菜々子)が「「奇跡というのは、普通に考えれば絶対おきない出来事が、そうなってほしいと願う人間の強い意志で起きることです。」などと答えたりする口調と似てる??
    −◆−

    帰宅後、PCで始末書を打ち込んでる純(夏菜)。
    部屋着姿の夏菜が魅力的・・・。

    で、ムシャクシャしている純(夏菜)が愛 (風間俊介)に電話します。
    愛はネットカフェのPCで仕事探しをしていました。

    人と顔を合わす仕事がダメだという愛に、「作家、画家、動物園、灯台守」なんかはどうかと言う純でしたが、もう既に経験済みなんだそうな・・・。

    (小生の頭の中では思わず「おいら岬の 灯台守は〜〜♪」と超古い歌が流れちゃいましたけど、若い人には関係ない。)

    で、それならパソコンの仕事なら人と顔を合わさずに済むと純が提案。

    しかし愛は「ネットに通じてる世界中の人間の悪意みたいなモノが押し寄せてきて頭が破裂しそうになるんで・・・」

    暗いネットカフェで、PC画面の薄灯だけが映し出す愛(風間俊介)の顔が不気味!!!
    朝から怪奇モノ!!


    それはともかく、社会に溢れる悪意を避けて暮らしてる愛の気持ちは分からなくもないなぁ・・・。

    『純と愛』が始まって以来、もっとも共感したセリフだったかも・・・。

    職場にはフツーに悪意憎悪が蠢いていることがしばしばあったし、尼崎の鬼畜女・角田美代子みたいな悪の塊も世の中には存在するし、週刊朝日みたいな卑しい記事を書く媒体もあるし、被災地を人をさておいて復興予算をずる賢く使ってる連中も居るし、そこいらにはクレーマーモンスターペアレンツがうろうろしてるし、大津の加害生徒みたいな奴らも居るし、そこいら中に悪意がゴロゴロ転がってるものね。

    奇抜な描き方をされている不気味青年・愛(風間俊介)って人物は、案外とリアルに社会を照らし出してるだけなのかな・・・。
    −◆−

    指輪亡失事件の真相を確かめたい純は、ホテルのロビーに愛を連れてきて、またもや柱に落書きをしてる悪ガキ(古城戸雄多・10歳)の本性をサーチさせます。

    「指輪はあの子が持ってます」

    落書き中の悪ガキの弟(川口調)が「エ〜ン、エ〜ン」と泣き始めますと、通り魔みたいなヤバい表情に変貌した愛が、真っ直ぐ悪ガキ(古城戸雄多)に向かって歩いて行きました。

    肩をつかんで悪ガキの身体を正対させた愛が、いきなり「パシン」とビンタを食らわしました!!

    「おいお前。二度と弟に『死ね』なんて言うな。お前がなぁ、親にバレないように弟を虐めてるのも全部知ってんだからな! いまだって弟の腕、思いっきりツネっただろ! おい、こっちの目ぇ見ろよ!」

    怒鳴りつけながら悪ガキの胸ポケットから指輪(仮面ライダーウィザードの指輪じゃないよ)を取り出した愛は「なんなんだよこれ! お前、お父さんとお母さんが構ってくれないから、困らせてやろうとでも思ったかぁ!!」

    ロビー騒然!!
    (第三者が見たら不審者、異常者以外の何物でもない)

    「おい! いい加減にしろよお前! 子供だから許されると思うなよ!! こっち見ろよ。おい、いいか、今後いっさい弟に死ねなんて思うなよ!!」

    水野(城田優)が悪ガキから引きはがしても、まだ愛は「ホントに死なれたらどれだけ後悔するか分かってんのかよ。 どれだけ辛い思いをするか、お前に教えてやろうか! お前の本性はな全部オレが分かってるからな!! 覚えとけよ、おい!」と叫び続けました。

    弟・純との過去を背負っている愛(風間俊介)にとっては、10歳程度で心が歪みきった悪ガキ(古城戸雄多)の存在が耐えがたかったのでしょうか・・・。


    それにしても、凄いのなんのって。
    ここまで完膚無きまでに子供を罵倒する大人を描いたドラマを見た覚えがないわ。

    昼ドラ『ぼくの夏休み』みたいに大人に虐められる子供が描かれることはあっても、今回の愛(風間俊介)の子供相手のキレぶりとは違った・・・。

    脚本家・遊川和彦さんは、世の中の陰湿なモノに相当な怒りを抱えてる??

    『女王の教室』では阿久津真矢(天海祐希)に「いじめられても戦おうという気力がないから、いつまでたってもいじめられるんです。」云々と語らせ、『家政婦のミタ』では海斗(綾部守人)に”いじめっ子・古田”と闘わせたことと、愛(風間俊介)が悪ガキに突っかかって行ったのは同じ意味合いなのかなぁ??


    とにかく、ここまできたら『哲学』の世界ですわ。
    人間関係とか、悪意とか、そういうものを捻りに捻って描いた《児童ビンタ罵倒事件》に、口あんぐりです。

    −◆−

    大先社長(舘ひろし)とホテル内で遭遇した純(夏菜)。

    友達も相談相手も居ない純は、大先社長がつい先日「純粋に生きるには愛の支えが必要」だと声をかけてくれたことを思い出して、今の苦境について相談に乗ってもらおうと考えて社長に声をかけました。

    いつもの軽いノリで「そんなこと言ったっけ?」とか言いながらも、「何か、もうすぐ釈放されるみたいだよ。神戸のお父さんが弁護士で身元引受人になったみたい。彼の名前、男なのに”愛”って言うんだってね。」

    「愛って書いて”イトシ”と読むんですけど・・・。」

    大先社長は「純と愛かぁ、純粋に生きようとする君は、もしかして、もうその人に支えて貰ってたりして・・・。」と呟いて、いなせなウインク!!

    この一見すると軽そうな社長は、怖いほど純のことをお見通し!!


    愛の釈放のことや弁護士の父親が身元引受人になったなんてことを、どうして大先社長が詳細に知ってるのか純(夏菜)は疑問に思わんのかい??

    まるで神様みたいに何でもお見通しなことを不思議に思わないのかい??


    純の心や将来さえもが見えてるみたいに『愛の支え』とか『純と愛かぁ』などの発言を行った大先社長が、小生には”妖精的な存在”に見えてきましたよ。

    洞察力なんて代物じゃなくて、超自然的な能力っぽい・・・。



    さて、いよいよ愛の実家に乗り込む純・・・続く。

    『朝ドラ』にしては濃厚すぎるのですが、セリフに込められた意味とかを読み解く分には面白い不思議なドラマであります。

    ゴールデンタイムの連ドラ『MONSTERS』『東京全力少女』などのペラッペラな中身と比べたら、書き込み方が尋常ではないです。

    幸い、純(夏菜)の「文句言い」と「自己主張」が少し収まってるからヒロインへの不快感も薄まりましたしね・・・。








    ◇◆◇ よる☆ドラ『眠れる森の熟女』感想 ◇◆◇
    第8話 第7話 第6話 第5話
    第4話 第3話 第2話 第1話







    にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へにほんブログ村




    JUGEMテーマ:日本のTVドラマ



    スポンサーサイト

    • 2020.02.23 Sunday
    • -
    0
      • -
      • -
      • -
      • -
      • -

      この記事のトラックバックURL
      トラックバック
      「純と愛」第22回、純のがさつさにも慣れ、次第に面白くなりはまっていく。 純は純粋・純真・純情の純だけど、単純の純でもあるところを、愛が複雑怪奇にする。 SPECホルダーで二重人格でもあるらしい...
      • 今日も何かあたらしいドラマ
      • 2012/10/25 3:20 PM
      純(夏菜)の目の前で子どもを殴った愛(風間俊介)は「二度と弟に死ねなんて言うな」 と叫びながら事務室に連れて行かれ、富士子(吉田羊)に理由を聞かれても答えず、 純をかばったまま警察に突き出される...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2012/10/25 2:46 PM

      calendar

      S M T W T F S
            1
      2345678
      9101112131415
      16171819202122
      23242526272829
      << February 2020 >>

      プロフィ-ル

      最近の記事

      過去記事(プルダウン)

      ショップ

      新ドラマQ

      Rakuten

      スポンサード リンク


      カテゴリー


      スポンサード リンク

      忍者アド


      楽天

      recent trackback

      リンク

      search this site.

      others

      レバレッジ

      PR

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM
      QLOOKアクセス解析 ドラマQ

      Rakuten