よる☆ドラ「眠れる森の熟女」第8話★祐輔(瀬戸康史)vs 浩史(羽場裕一)

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    よる☆ドラ「眠れる森の熟女」
    第8回【歳は関係ないでしょう】


    『平清盛』は大河ドラマのお約束でOP曲が異様に長いでしょ。

    音楽が良くても、さすがにあれを40回も見せられてると飽き飽きしてくるのだけど、『眠れる森の熟女』は、頭の部分では短くワンメロディですむから気持ちいいですね。

    大河は、たいして興味が湧くこともないスタッフ名などを毎回毎回長ったらしくクレジットするOPを考え直した方が良いと思うなぁ・・・。

    あらま、これでは『眠れる森の熟女』の感想じゃないわ・・・。
    −◆−

    実は祐輔(瀬戸康史)を本気で愛してる麻美(朝倉あき)がわざわざ千波(草刈民代)の職場に足を運んで、祐輔が持っていた千波からの手紙の束のことを話しちゃいます。

    麻美は”年の差”のことなどを差し挟みながら対抗心も見せております。

    で、麻美との会話から、手紙を出した匿名の相手が祐輔だったことが判明して、千波さんは複雑な気分・・・。

    46歳の自分が28歳・祐輔に悩み相談的な手紙を出していたことを面映ゆく感じた千波さんは親友・京子(磯野貴理子)に「 (手紙の相手が)あんな若い子だとは知らずにもの凄〜〜く赤裸々な打ち明け話を・・・。」「はずかしいでしょ、あんな若い相手に・・・」などと話しています。

    現実世界で《23歳差・年の差婚》の磯野貴理子に対してそんなことを言うのは、なんかシニカルやね。
    −◆−

    千波(草刈民代)に離婚届を渡しに”HOTEL TAKAOKA INTERNATIONAL東京”までやって来た浩史(羽場裕一)は、千波と祐輔の手紙のやりとりの件を知って祐輔本人と面談することにしたようで総支配人室にやって来ました。

    名刺を出して丁寧に挨拶する祐輔に対して、名刺を持ち合わせていない浩史。
    この時点で、職業人としてのスマートさで祐輔の勝ちかな??

    浩史は「妻は世間知らずのところがあるので、あまり惑わせるようなことは・・・年の割に純粋って言うか、人の言葉を疑わないところがありましてね。あなたからしたらいい年したオバサンだと思うかもしれませんが・・・」と、やや言葉に詰まりながら、遠回しに祐輔の手紙が好ましくないことを表明しました。

    これが祐輔(瀬戸康史)の神経に障ったようでスイッチが入ります。
    「分かりましたご心配をおかけして申し訳ありませんでした。奥様にも大変失礼なことをしてしまいまして。」とキッパリ。

    そして「でも、少し驚きました。そんな世間知らずの女性を世間に放りだしたは、あなただとお聞きしていましたので。」と口撃開始。

    ヘラヘラ顔をするしかない浩史(羽場裕一)は「参ったなぁ、夫婦ってのは複雑でしてねぇ、勝手なもんで、どうなっても相手を気にかけてしまうんですよ。あなたのような若い方にはまだまだ分からないでしょうけどね。」と、年長者であることを武器に反撃を試みます。

    祐輔は「歳を取っても、あなたの心境は分かるかどうか?」と、年齢の問題ではなく人格の問題だと言いたげです。

    年齢を聞いた浩史は「28かぁ、懐かしいなぁ。まだまだ上司にギュウギュウしぼられてた歳ですよ。」と、28歳は”青二才”であることを婉曲表現。

    社会的ステータスや外見などで勝ち目がない浩史は、年長者であることを頼りに闘っております。


    しかし祐輔は「しぼられていなかった同期の方もいらっしゃったんじゃないですか?」と、”年齢”ではなく”能力”の問題であることを滲ませちゃいます。

    浩史は「あ〜ははは〜は〜面白いことをおっしゃる。」と笑ってごまかすしか手がなくなってきました。


    祐輔は「そんなに弱い女性じゃないと思いますけどねぇ彼女は。あなたのことは忘れて前向きに生きていくと手紙にも書いてありましたし。もう大丈夫だと思いますよ。別れる予定の夫に心配されなくても。」

    あちゃ〜〜、ドラマだから良いけど、本当は相手をここまで追い込んだらダメだよ。
    たとえば大相撲でも土俵を割った力士に駄目押しをしちゃイカンのです。
    ここは武士の情けで、手を緩めてあげなきゃイカンのです。
    『水に落ちた犬は叩くな』ですよ。

    このシチュエーションで完膚なきまでに相手を言い負かすこと自体が、若気の至りだし・・・。


    徳俵まで押し込まれた浩史は「たかだか何通かの手紙のやりとりでは何も分かりませんよ。僕は妻ともう20年近くも居ますから。」と、夫婦の歴史を武器に押し返そうとします。

    間髪置かず祐輔は「何年いようと、他の女性に目が行くくらいじゃ意味ないですよ。」と、痛いところを突きました。

    弓折れ矢尽きかかっている浩史は「分かりませんよ、あなたのような若い人には・・・。」と年齢差を蒸し返します。

    イライラし始めた祐輔「若い若いって、歳を取っていればそんなに偉いですか。」
    いつもの「二重人格使い分け」でその場を丸く収めたらいいのに、浩史の前では妙に本気が入ってますね。


    こっちも感情的になってる浩史が「あなたが妻の何を知ってるんですか?」

    祐輔は「もうじき妻じゃなくなるってコトは、よ〜く知ってますよ。」と吐き捨てるように言い放ちます。

    ああ言えばこう言う的な凄い反射神経です。


    ほぼKO負け寸前の浩史が苦し紛れに「ていうか、何なんですか、あなた? あなたはどういうつもりで、彼女と手紙をやりとりしていたんですか。」と言いますと、祐輔はスイッチが切れたように沈黙してしまいます・・・・。
    (志村けんやロケット団なら即答する場面やけどね)

    祐輔(瀬戸康史)は、自分でもどういうつもりで手紙をやりとりしていたのか心の中で整理が付いていないんですね。

    最初は二重人格の「表・祐輔」が綺麗事を並べていただけだったのに、だんだん本心から励ましの言葉を綴るようになって、千波さんの「鎧を脱いでも大丈夫」という文章には心が動いたりして、混乱してるんですね。


    一方の浩史(羽場裕一)も、離婚するんだからわざわざ祐輔のところに行かなくても良さそうなもんなんですけどね・・・。

    それでも総支配人室に足を運んだのは、単なる男(夫)のプライドからなのか、千波さんへの思いが残っていて祐輔の存在に心がざわめいたのか・・・。


    今回は、この『祐輔(瀬戸康史)vs 浩史(羽場裕一)』の言葉のバトルがなかなかの見物でした。
    −◆−

    麻美(朝倉あき)は、手紙の件を千波に明かしてしまったことを少し悔いているようで杉浦さん(山本圭)に相談にきました。

    麻美「少しだけ読んじゃったの、あの人からの手紙。1通だけ祐輔さん宛のがあって、『たまには鎧を脱いで休憩して下さい』って書いてあったの・・・どういう存在なの彼にとって?」

    若さでは千波に絶対に負けないと思いながらも、『たまには鎧を脱いで・・・』などとは言えない自分にいらだってる様子の麻美です。

    杉浦さん「さぁ、本人にも、まだ分かってはいないんではないでしょうか。しかし麻美様。麻美様の気持ちも、まだ坊ちゃまはご存じないのではありませんか。」


    若さ故に素直になれない麻美(朝倉あき)に、押しつけがましくない穏やかな言葉をかけた杉浦さんのセリフに、全てが凝縮されてる感じがしました。

    冷たい家庭環境で育ち人の心を知らずに過ごしていた祐輔が、千波さんと心が触れあいそうになって戸惑ってることと、素直に愛情表現できず祐輔に気持ちが通じない麻美の胸を焦がすような有様を、端的に表しました。

    『歳は関係ないでしょう』というサブタイトルでしたが、年の功を感じさせる杉浦さんのアドバイスを見ますと、やはり『歳は関係あります』ですかね・・・。
    −◆−

    浩史(羽場裕一)は、千波に離婚届を渡したことを春子(森口瑤子)に伝えました。

    だけど、春子は「私はあなたが捨てようとしてる現実が欲しかったの。イイとこ取りの恋愛じゃなくて、退屈で味気ない毎日を過ごす相手が欲しかったんだと思う。」「奥さんから無理矢理あなたを奪い取ってこっちに向かせて、あなたの中にまだ居るかもしれない奥さんを見ない振りして、息子さんへの罪悪感を持ち続けて、このまま進んだら・・・私一生・・・・」「ゴメンナサイ、私・・あなたより自分の人生が大事なの。」と別離宣言・・・。

    中学時代の”初恋の人”と結ばれるという《夢》は、現実の前に雲散霧消かな??

    春子のセリフ、よく書けてますねぇ。
    −◆−

    最後に、かける(松岡広大)が浩史と暮らすと言いだして、千波(草刈民代)さん唖然呆然!!

    かける君、いったい何を思う??
    反発か、気遣いなのか??


    というわけで、今回も『脚本の出来』がなかなかのものだと思わせる会話の数々でした。

    ただし、ドラマ当初のコミカルな面白さ・楽しさは消えつつあって、祐輔の子供のような心の内と、千波の家族問題に焦点が絞られてきました・・・。

    果たして《心の迷い子・祐輔》は、救われるのか・・・。
    千波(草刈民代)の家族に平安が戻ることはあるのか・・・・。
    『平清盛』が面白くなる可能性が残っているのか(関係ない)。
    『純と愛』は、ひねくれすぎなのか(関係ない)。



    ◇◆◇ よる☆ドラ『眠れる森の熟女』感想 ◇◆◇
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    ◇◆◇ 大河ドラマ『平清盛』感想 ◇◆◇
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    • 2017.04.25 Tuesday
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      白馬の王子様を待っていていいのは、何歳までですか。 2012年9月4日(火)〜10月30日(火)放送予定 総合・午後10時55分〜11時24分 連続9回 《作》篠崎絵里子 《演出》渡邊良雄 《音楽》高見優 《出演》草刈民代/瀬戸康史/羽場裕一/磯野貴理子/朝
      • to Heart
      • 2012/10/25 1:12 PM
       さて、麻美(朝倉あき)が動きまわったせいで、ついに千波(草刈民代)は「あのお方」が王子(瀬戸康史)だと知ってしまいましたョ〜 いや〜麻美さん、お若い。 平静を保とうと ...
      • トリ猫家族
      • 2012/10/24 8:18 PM

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