平清盛 第40回「はかなき歌」★滋子(成海璃子)思いっきり突然死!

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    『平清盛』第40回「はかなき歌」

    このまえBSで再放送してる『篤姫』を見たんですけど、宮崎あおい、堺雅人、瑛太、松坂慶子らが活き活きとした登場人物を伸び伸びと演じているから、再放送なのに見入ってしまいました。

    それにくらべると、『平清盛』区切りの第40話は、腹が立つほど面白くありませんでした。

    あと、滋子(成海璃子)が死ぬのは分かっていたけど、あそこまで唐突に死んじゃうとは思わなかったなぁ・・・。
    −◆−

    清盛(松山ケンイチ)の招きで、後白河法皇(松田翔太)が建春門院滋子(成海璃子)を伴って嚴島神社に行幸。

    嚴島神社の造りを目にした後白河法皇は「面白き趣向じゃ。古来、寺の塔は上へ上へとのぼるように築くもの。されどこの社は横へ横へと広がっておる。」

    清盛「それこそが私の目指す国の姿にございます。」


    以前、基房(細川茂樹)&兼実(相島一之)の摂関家コンビに清盛が嚴島神社の修復計画図を見せて「これまでの公卿方は、寺社の設えと申せば、上へ上へとのぼる意匠ばかりを凝らされた。されど私はこれを横へ横へと広げて行きとう存じます。」「それが私の思い描く国の姿にござります。」と解説してみせた時のセリフをコピペしたような場面でした。
    −◆−

    清盛の”横広がり国家”のビジョンを聞かされた後白河法皇は、それをイメージできないと思案・・・

    すると滋子が「誰も見たことのないものを思い抱けませぬはどうり。」と後白河を励まします。

    それでも後白河法皇は「いつの間にかあいつは、わしの先へ行ってしもうたのか・・・。」と焦りの表情。

    滋子「よいではありませぬか、入道殿が何を思うていようと法皇様は法皇様の思い描く世を目指せば良いのです。 ご案じなさいますな、滋子がおります。」

    滋子の存在がいかに大事なものかを描いた会話・・・。

    後白河法皇は、母の愛を充分に受けずに育ったから、滋子の慈母のような存在感に依存しちゃうのでしょうかね・・・。

    滋子が居なくなることの前振りでした。
    −◆−

    伊豆では、源義朝(玉木宏)につかえた上総常澄(きたろう)が大番役の務めでの気遣いや疲れが重なって急死。(労災やな)

    平家への不満を募らす三浦義明(菅田俊)が源頼朝(岡田将生)に「源氏ゆかりの者は、ことごとく滅ぼされましょう・・・」と懸念を表明。

    しかし頼朝は「私には関係なきこと」と弱々しい発言をして源氏嫡流たるガッツを見せません。

    これに業を煮やした政子(杏)は頼朝の住まいまで追いかけて行って「このままで良いのでございますか!」「このまま朽ち果てていくおつもりにございますか!!」

    頼朝「失敬な!」と政子を小突きます。

    突き飛ばされて尻餅状態の政子の手が、源氏に代々伝わる太刀「髭切」に触れます。

    すると頼朝は声を荒げて「触るでない!!!」

    脱力ヘロヘロの日々を過ごしている頼朝でも、大きな声を出すエネルギーが残っているようです。


    で、頼朝のシーンで源氏重代の刀「髭切」がなにかのメタファーとして描かれただとは思うんですけど、何が何やら意図がよく理解できませんでした。

    父・義朝をはじめとする源氏全体を表現しているのか、義朝を倒し自らを流罪とした平清盛への憎しみの象徴なのか・・・。

    だから面白くもないし、せっかく杏が出てきたのにスカッともしませんでした。
    −◆−

    経盛(駿河太郎=『大奥〜誕生』では初回で死亡)が清盛の孫・維盛と資盛に舞の稽古を付けています。

    王家に連なる一門だから、いかなる時も恥を掻かぬようシッカリ仕込めと清盛から言いつけられているそうです。

    その後、知盛(小柳友)と重衛 (辻本祐樹)に「弓」をコーチしている伊藤忠清(藤本隆宏)が「戦の折りには敵はその的のように、じっとしていてはくれませぬ。」とアドバイス。

    ところが重衛は「戦なんぞ起きるのか。いったい、いつ、誰が、何のために戦なんぞ起こすというのじゃ。」と、貴族みたいな綺麗な顔でノホホン発言。

    忠清「武士ならば、いついかなる世においても鍛錬は怠るものではございません。」

    (こんな有様だから那須与一に船上の扇を射落とされることになるのだ!!)


    いかなる時も公卿として恥を掻かないことと、いかなるときも武士としての鍛錬をおろそかにしないことでは、ギャップがデッカいなぁ・・・。

    公卿ライフを重視して歌や舞など『芸事』の鍛錬を主として、『武力』のことはあとまわしにしてる平家であります。


    で、以前、弓の稽古をしていた維盛 (大西勇哉)と資盛(大西健誠)が「弓などできずとも生きていけよう。」と「わたしも、舞や糸竹の芸の方が好みじゃ。」などと、生ぬるいことを言ってたのと同じパターンでした。

    すこし”くどい”気がしないでもないです。
    −◆−

    西光(加藤虎ノ介)が、かつて信西が復興させた『相撲節会』を行うため、清盛に協力を願い出ます。

    ところが清盛は「わしは今、宮中行事にうつつを抜かしているいとまはござらん。」「形ばかりの宮中行事に投げ打つ財も時もござりません。」と、とりつく島もありません。

    前の『相撲節会』では豪勢な善を用意することで平家の力を見せつけたのにねぇ〜〜。

    五穀豊穣を願う皇室の公式行事『相撲節会』を、「うつつ」「形ばかり」などと言ったのも暴言ですし・・・。
    一門の若者に歌や舞の練習ばっかさせてる清盛が、そんな偉そうなことを言えるのかい!!


    西光は、連れてきていた二人の息子の目の前で清盛に冷たくあしらわれて恥をかかされたのだから、向かっ腹を立てても仕方ありません。
    −◆−

    「よるひるあけこしたまくらは〜、あけてもひさしくなりにけり、何じゃらかんじゃら〜〜〜♪」

    後白河の歌、長いし!!
    フルコーラスで聞かされる??

    『梁塵秘抄』編纂の場面が辛気臭い!!

    で、しみじみと「今様が好きじゃ」と述べる後白河法皇に、「滋子の心は滋子のもの。滋子の心はいつも法王様のおそばに。法王様の世が絶えぬことが、滋子の望みにございます」と滋子(成海璃子)。

    「滋子の心は滋子のもの」って部分の意味が分かんない〜〜。

    頭にこの部分を付けた意図を解釈できないよう〜〜〜。
    −◆−

    重盛(窪田正孝)の昇進で気を悪くしてる成親(吉沢悠)と、『相撲節会』を馬鹿にするような言動を見せた清盛を憎く感じている西光が顔を合わせて、「反・平家」で意気投合!?


    あと1週間早く平家に対して不穏な動きを見せていたら、兎丸(加藤浩次)みたいに禿(かむろ)の”赤い羽根攻撃”を食らうところでした。


    そんな二人を招いた滋子(成海璃子)が成親と西光を取りなして「面白いことばかりではあるまい、されど、どうか腐らず共に法皇様と入道殿の間を取り持ってきれはせぬか。どうか、この私に力を貸しておくれ。」と言葉をかけます。

    滋子、お見事!!
    彼女が中間管理職にいたら、その部署の人間関係はスムーズになるわ。

    最後の「どうか、この私に力を貸しておくれ。」なんて殺し文句を言われたら、一生ついていくよ。
    −◆−

    1176年春、後白河法皇の五十歳の宴が盛大に催されています。

    清盛が祝いの言葉を述べに法皇のもとにやって来ますと、すかさず滋子が清盛にお酒を注ぎ、つづいて後白河法皇の杯にも酒を注ぎます。

    滋子が後白河法皇と清盛の橋渡し役であることを象徴しております。

    ご機嫌の後白河法皇は「これより先も、共に上ろうぞ。誰も見たことのない高みへ・・・」と清盛に述べます。

    こんな言葉も、滋子さんが居たからこその言葉ってことでしょうか
    −◆−

    維盛と資盛の祝いの舞を始めました・・・。

    二人が舞う抽象的な場面になって・・・いきなり場面が変わって統子(愛原実花)があたふたと駆けつけた部屋に敷かれた布団の上に穏やかな死に顔の滋子(享年35歳)・・・。

    なんとまぁ唐突な!!!


    気落ちした後白河法皇が「よるひるあけこしたまくらは〜、あけてもひさしくなりにけり、何じゃらかんじゃら〜〜〜♪」と、またまた今様。

    そして涙しながら「フフフフ、フハハハ、フハハハ、ハハハハハハ・・・・」とお得意の笑い声!!

    岡田君<建春門院滋子の死という賽の目が、清盛と後白河法皇の双六遊びの行方を大きく変えることになる。>



    無くても済みそうな場面が多いから「平家の驕り」と「滋子の死」は15分程度で描けちゃいそうな気がしました。
    辛気くさくて冗長で、こっちが「フハハハ、ハハハハハハ」ってなりそうな感じです。


    あんまり退屈だから、崇徳院の生き霊禿に帰って来て欲しいわ。

    お金もかかってるし(1本に千万単位だとか)、松山ケンイチは良い演技してるとは思うんだけど、物語全体としての面白さが皆無。

    登場人物が多すぎて、後白河法皇(松田翔太)とかのキャラに魅力が出てこないし・・・。


    最終回まであと10回の我慢だ〜〜〜。
    牛若や弁慶や政子たちが活躍するかもしれないから、もうちょっとだけ辛抱しよ。




    ◇◆◇ NHK『シングルマザーズ』感想 ◇◆◇
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      大河ドラマ「平清盛」第40話は大輪田の泊が完成し日宋貿易を本格化した。清盛はそれに先立ち厳島神社に後白河法皇と滋子を招きっ自らの威厳を示すのだった。しかしその頃平家の ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2012/10/16 10:11 PM
      JUGEMテーマ:大河ドラマいよいよ平家の栄華も、かげりが出るようです。朝廷との重要なつながりとなる役をつとめた滋子の存在は大きいものでした。西光や成親といった廷臣も、うまく取り込んで忠誠心を持たせます。しかし、肝心の清盛が、日宋貿易しか見えないような精
      • ふるゆきホビー館
      • 2012/10/16 7:55 PM
      大河ドラマ「平清盛」。第40回、はかなき歌。 平家と後白河法皇のパイプ役となっていた建春門院滋子が死去します。
      • センゴク雑記
      • 2012/10/15 8:12 PM
      『はかなき歌』 内容 承安4年、福原の大輪田泊が完成。 清盛(松山ケンイチ)の夢みた日宋貿易が本格化する。 そして清盛は、後白河法皇(松田翔太)と建春門院滋子(成海璃子)を 厳島神社へと招くの...
      • レベル999のFC2部屋
      • 2012/10/15 5:36 PM
      公式サイト まだ疲れがとれず、眠たくてたまりません(汗)。 二週分、感想中心に書
      • 昼寝の時間
      • 2012/10/15 5:10 PM
      建春門院滋子(成海璃子)退場である。 実に雅な姫であったことだなあ。 その名の示す通り、平安京の終焉に一瞬の「春」を建てた治天の君の妃・・・建春門院なのである。 それは王家(皇室)と平家(伊勢平氏)の憩う春であり、後白河院と平清盛の糾う春だった。 父・平氏、母
      • キッドのブログinココログ
      • 2012/10/15 5:03 PM
      1日遅れとなってしまいました・・・(^_^;) 清盛と後白河法皇との関係をうまくとりなす役の滋子が 35歳という若さで・・・・・(T.T) えっと、あらすじは公式HPでごらんください。 そうかそうか、...
      • よくばりアンテナ
      • 2012/10/15 3:28 PM
      兎丸が犠牲となりつつも、大輪田泊が完成しかけた。 でも本当は清盛は、誰よりも兎丸が好きだったから、完成の時を見たがっていたのではないかと思う。 そんなおり、滋子が病(記録によると腫れものだそうな...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2012/10/15 1:26 PM
      平家と朝廷のバランスを保っていた建春門院滋子(成海璃子)の死で清盛(松山ケンイチ)と 後白河法皇(松田翔太)の関係にも暗雲が…。 法皇は悲しみを背負いながら有名な「梁塵秘抄(りょうじんひしょう...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2012/10/15 12:53 PM
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      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2012/10/15 12:43 PM

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