平清盛 第39回「兎丸無念」★禿の”赤い羽根攻撃”で兎丸が‥

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    『平清盛』第39回「兎丸無念」

    五条の大橋で遮那王(神木隆之介)と遭遇した弁慶(青木崇高)は、赤い衣を被っている遮那王をシャア・・ではなく「禿」と勘違い。

    さすが”牛若丸”だけあって、弁慶の長物をひょいひょいとかわし、軽くジャンプして欄干に・・・。
    まるで阪神の吉田義男の守備を観ているようです。(逆である)

    そこに禿が大挙して現れました。

    ショッカーの戦闘員(仮面ライダーウィザードでいうと「グール」)なみにウジャウジャいます。
    3人、5人の時は良かったけど、これだけ人数がいると『千と千尋の神隠し』のハクみたいなシャープな”おかっぱ頭”ではない、見た目に残念な禿もいますねぇ。


    で、弁慶と遮那王が「禿」の攻撃を凌いでいますと、やがて「禿」が退散。

    そんなことがあっても、まだ遮那王を平家方の者だと思い込んでる弁慶でしたが、遮那王が「常盤の息子」であることを口にしたので、「牛若!大きくなったのう!!」と大喜び。

    青木崇高って弁慶らしい”大男”には見えないんだけど、スターダストプロモーションのHPを見ると183センチとされているから結構大きいほうですねぇ。

    弁慶は高下駄を履いてるから、背丈についても文字通り「下駄を履いてる」ってやつかな。
    −◆−

    万灯会で罪や業を改めた云々と語った平清盛(松山ケンイチ)に対して兎丸(加藤浩次)が「お前が悔い改めたちゅうのは、禿のことか。」「あれで、ええとおもってるんか。」と意見します。

    清盛は悠然と「思うておる。禿を放ってから平家に文句を言う者がおらぬようになった。」

    わちゃ〜〜、平家による国づくりのためなら手段を選ばないってことなのね。
    オーウェルの『1984』どころか、1171年に平安の”ビッグブラサー”になってしまってる嫌な主人公!!!

    義の男・兎丸は「あんなもん野放しにしとったら、いつか偉い目に遭うで。」

    平清盛くらいの立場にあるものは、耳障りの良くない意見をしてくれる人間を大事にしないとねぇ・・・。
    −◆−

    京都の平家屋敷では、昼間から飲めや歌えの宴会。
    そろいもそろって竜宮城状態!!

    忘れた頃に現れる西行ぶちょう(藤木直人=フミくん)が時子(深田恭子=専業主婦探偵)さんに「賑やかでございますなぁ。」

    時子「福原の殿に仰せつかっております。歌や舞に親しみ、贅を尽くして宴をたのしむことも、公卿たる我が一門のたしなみと・・・」

    ある意味、本日もっとも印象的なセリフでした。
    武門の頂点に立つ平家が、贅沢に遊ぶことを『たしなみ』とするのは、いくらなんでも調子こき過ぎですよね。

    80年代後半〜90年代前半のバブル時代を思い出すような有様で、平家のバブル崩壊が遠くないことを感じさせます。


    西行は清盛の変化を気にかけ「いささか心配にございます。近頃の入道様は、どこか生き急いでおられるようで・・・」

    時子「それでも常に平家は一蓮托生。いかなる修羅の道もともに歩く覚悟にございます。」
    「修羅の‥」と聞くと、どことなく『北斗の拳』のカイオウを想起しちゃいます・・・。
    −◆−

    清盛のもとに、宋の皇帝の兄である明州の長官・趙伯圭が、3か月後に福原を訪れるという知らせが舞い込みます。

    清盛は、それにあわせて3ヶ月で”大輪田の泊”を完成させるよう兎丸に命じました。
    本当は半年の工程を半分の期間で仕上げさせ、「この国の頂に立つ者は、この平清盛である」ことを示威しようというのです。

    しかし無理な工程なので労災が続出します。
    安全衛生委員会もない時代なので、労働者は気の毒です。

    兎丸の部下・蝉松 (原勇弥)も砂利で生き埋めになりかけ半死半生の目に・・・。

    それでも清盛は「期日通りに普請を済ませよ。」と”大輪田の泊”で威信を発揮したいむねの意向を押し通し、さらには「王家や朝廷を見返す絶好の機会をそんな”些末”(さまつ)なことで逃すことはできん。」と駄目押し。

    蝉松は自ら人柱となって工事進捗をはかりたいと申し出ますが、部下の命にかかる事態を「些末なこと」と言い捨てられた兎丸は、ますます清盛から心が離れてしまい「やめや!」と港改修事業から撤退宣言。

    義と悪をひっくり返そうとしてやってきたが、もはや清盛が「悪」だと指摘する兎丸は「お前の国づくりは、盗賊が物を盗むのと同じや。」と言い放ちます。

    清盛は少し淋しそうに「分かるまい。お前にも、誰にも・・・・。」
    自分の理想の国づくりが他人には理解されないとでも思ってるんでしょうかね。

    清盛、かなり独りよがりです。
    『純と愛』の狩野純(夏菜)と似た感じの独善。
    −◆−

    五条大橋の下で仲間たちと酒飲みながら清盛に批判的なことを語って盛り上がっていた兎丸。

    散会になって一人になった兎丸の前に「禿」が現れました。
    リーダー格で見た目がクッキリした子です。

    この「禿」が兎丸に抱きつくようにして赤い羽根を差しちゃいます。(赤い羽根募金ではない)

    兎丸の視界がぼやけちゃいましたから、赤い羽根にが塗られていたんでしょうね。
    黒ハットの男(綾部祐二)が開発した《毒・ポイズン》だったりして・・・。

    さらに大勢の「禿」がやって来て兎丸を取り囲み、全員で赤い羽根攻撃。 (アブドーラ・ザ・ブッチャーのエルボーも毒針攻撃と呼ばれていたけど、何にも関係ない。)

    ついに息絶えた兎丸・・・無念。

    妻・桃李(柊瑠美)さんと息子・小兎丸が可哀想!!
    −◆−

    兎丸の死を知った清盛は、暗黒卿・時忠(森田剛)に「禿は始末しろ。」
    兎丸を失って、今頃悔いています。

    道具でしかなかった孤児集団・禿も気の毒です。


    余人を持って代えがたい盟友・兎丸を失うという取り返しの付かない事態について指摘する盛国(上川隆也)は、「どれだけ欲しても兎丸は戻りませぬ。それでも修羅の道を進まれますか。殿の心の中にだけある国に向かって進む覚悟がおありになりますか。」

    清盛が首肯すると、盛国は「ならば盛国も修羅の道を共に参ります。」

    これぞ忠臣!!
    案外、上川隆也が一番美味しい役どころかも・・・。
    −◆−

    兎丸の部下3人が清盛のもとに敵討ちに来ました。

    しかし清盛が大きな石に経文を書いて「兎丸の志と共に沈める」「新しい世の礎じゃ。」と語りますと、兎丸の部下3人は仇討ちを断念。

    清盛は吉良上野介(長塚京三)みたいな目には遭わずに済みました。


    結局、一年をかけて大輪田の泊が完成し、宋国の使者を迎えることができたとさ。
    めでたし、めでたし(違うか?)

    今回のエピソードでは、本来は「新しき国」を思う清盛や兎丸の心模様に対して情緒が反応できたらよかったんだけど、今一つ心に響いてきませんでした。



    アニメ的でエッジのある演出が面白かった「禿」も今回で消えてしまうから残念です。

    牛若丸、弁慶、禿とかがメインだったら、活劇として面白そうなんだけどねぇ。




    ◇◆◇ 連続テレビ小説『純と愛』感想 ◇◆◇
    ★第72回(12/22) ★第68回(12/18) ★第64回(12/13)






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      「兎丸無念」兎丸をかむろに襲わせるなんて、まずいでしょう(汗)共に頑張ってきた兎丸まで処分してしまい、清盛と平家のダークな部分が強調されてしまったからか、今回の視聴率は...
      • ショコラの日記帳
      • 2012/10/10 3:50 PM
      大河ドラマ「平清盛」第39話は五条大橋で義経と弁慶が運命的な出会いは果たし、これにより義経と弁慶は行動を共にする。一方清盛は時忠に命じて平家に刃向う者たちは尽く断罪し ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2012/10/09 6:27 AM
      弁慶と牛若丸のところ、『るろうに剣心』のようなワイヤーアクション入れたら良いのに。 青木さんが弁慶やってたから余計そう思いました。 どうも本作はアクションが弱いような… 禿のシーンは幻...
      • 青いblog
      • 2012/10/08 9:04 PM
      大河ドラマ「平清盛」。第39回、兎丸無念。 今回は大輪田泊の普請を任されている兎丸と、 京で反平家勢力を押さえつける禿の話。 まあ、今までの続きみたいなものですが。
      • センゴク雑記
      • 2012/10/08 8:24 PM
      JUGEMテーマ:大河ドラマ五条大橋で禿退治をしていた弁慶は、遮那王と運命的な出会いを果たします。ただし、おごる平家を懲らしめる意図の弁慶は、赤い布をかぶる遮那王を、かむろとカン違い。問答無用で勝負をいどんだものの、遮那王の俊敏な身のこなしに翻弄されます
      • ふるゆきホビー館
      • 2012/10/08 4:59 PM
      義経(神木隆之介)は、ついに五条大橋で弁慶(青木崇高)と会い、宿命の対決をする。 一方、福原では清盛(松山ケンイチ)が、大輪田泊の工期を巡って兎丸(加藤浩次)と対立。 決裂が避けられない状況に...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2012/10/08 10:43 AM
      『兎丸無念』 内容 京・五条大橋で、禿退治をしていた弁慶(青木崇高)は、 ある日、今は遮那王(神木隆之介)となっている牛若と再会するのだった。 その禿のことで、時忠(森田剛)の行いをヤリスギ...
      • レベル999のFC2部屋
      • 2012/10/08 9:03 AM
      兎丸、死す… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201210070003/ 平清盛 完全版 Blu-ray-BOX 第壱集ジェネオン・ユニバーサル 2012-11-21売り上げランキング :...
      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2012/10/08 8:09 AM
      京・五条大橋での弁慶と牛若丸のシーン すっごい良かったよね〜〜〜!! 弁慶が赤い衣を羽織る遮那王(牛若丸)を禿と勘違いして、 戦いを挑むのですが、 本物の禿が登場して、激しい殺陣。 そして、...
      • よくばりアンテナ
      • 2012/10/08 7:50 AM

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