東野圭吾ミステリーズ#11 (最終話)〜鈴木京香「眠れる森の魔女」

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    東野圭吾ミステリーズ #11 (最終話)
    「再生魔術の女」


    ケチャップ・・・中井貴一パートのオチって!?
    「ミステリーはこうでなくっちゃ」ってセリフが、番組自体に対する皮肉になっちゃってるよ。
    −◆−

    全開の”篠原涼子エピソード”がもっとも平板で一番肌に合わない作品でしたが、今回も惹かれるところがなく、最後の2分だったですかね、根岸(小澤征悦)がいきなり遺影になってたシーンでの鈴木京香がドロリとした怖さを滲ませて赤ん坊を抱えて行っちゃうのが、すこし印象に残った程度で・・・。
    −◆−

    殺された妹・弓子(矢田亜希子)から精液を採取していたと根岸(小澤征悦)に言う婦人科医の姉・章代(鈴木京香)・・・。

    微妙に生々しくて感覚的に不快・・・。

    採取していた精液を冷凍保存して自分の卵子に受精させて代理母に生ませたのが、根岸(小澤征悦)が養子縁組した赤ちゃんだなどと聞かされ取り乱す根岸。

    惑乱気味で、嘔吐しちゃう始末!!

    誠に恐縮だけど、小澤征悦の演技が少し濃すぎて小生の好みとはかけ離れていました。
    重ね重ね恐縮だけど、”根岸峰和役”を不自然ではない芝居をする他の役者さんがしていたら、もうすこし雰囲気が違ったんじゃないかなぁ・・・。

    あと、矢田亜希子は”地味どころ”で、なんか気の毒な・・・。
    −◆−

    逆上した根岸が、弓子がつけていたネッカチーフで章代(鈴木京香)を絞め殺そうとしましたが、弓子らしき肖像画を見て逃げ帰っていきました。

    そして、根岸(小澤征悦)がいきなり遺影になってた場面へ・・・。

    真綿で首を絞めるような章代(鈴木京香)のサイコ・プレッシャーに押しつぶされて、自死した様子。

    罪の意識で長年ビクビクしていたところに、章代(鈴木京香)の駄目押しを食らったから衝動的に死を選んだのかな・・・。


    で、大コケのドラマで持ち出すのは不謹慎ですが、『自殺』というキーワードが出てきたから書かずにいられないのが『川西・高2自殺問題』

    ついつい学校側の態度に感情が反応してしまいますが、事の本質は椅子に「蛾」を置かれたり「ムシ」や「菌」と呼ばれたり、クラスで淋しい思いをしたりしたという高校2年生が「どうして取り返しの付かない自殺という道を選んでしまったか」だと思うんです。

    報道の範囲では、大津ほどの『執拗で激しいイジメ』とは質や度合いが違うタイプのイジメみたいなのに、高2生が自殺以外の方法で状況を打開できないと考えてしまったことについて社会全体で考察すべきではないでしょうか??

    冷静に今回の事態を精査すべきだと思います。

    少なくとも誰かを「ばい菌扱い」するようなイジメは、小生が子供の頃にもあった昔からの『定番』ですから、イジメは起きる前提で、《イジメから逃れたり支えを求める力》を子供たちに伝授しないと、イジメ自殺は減らない気がします。
    −◆−

    で、弓子(矢田亜希子)が殺され、章代(鈴木京香)は”復讐の鬼”と化し、根岸(小澤征悦)は自殺し、千鶴(西田尚美)も壊れてる・・・。

    どこにも救いの無い話・・・。

    暗い世の中で、暗い話しは精神衛生上宜しくない、などと感じた『再生魔術の女』でした。

    結果的に冷凍精子による赤ちゃんという話しは”はったり”だったわけですが、原作出版当時の1990年代前半には”魔術”的なレベルの医療も、いまでは魔術と呼ぶのがふさわしいかどうか微妙かなぁ・・・。


    というわけで、鈴木京香の一人芝居を見てるような気分になりました。

    (鈴木京香の奮闘虚しく視聴率は6.2%・・・・5.7%の『ビギナーズ!』には勝てたけど)
    −◆−

    11話の中では、”田中麗奈””大野いと”が存在感を発揮し、長澤まさみ広末もそれなりに個性を出せましたかねぇ・・・。

    原作の古さが出ちゃうところもありましたし、全般に華の無い、かなり残念なシリーズになってしまいました。
    −◆−

    原作者・東野圭吾は、ドラマの出来映えにお怒りだという噂も流れていましたが、ガリレオ・シリーズ『真夏の方程式』が映画化(柴咲コウは出演しない!)されることになっていて、また”持ちつ持たれつの関係”を維持できるんだからメデタシ、メデタシですね・・・。

    10月には8作目が出るガリレオ・シリーズも、テレビドラマがなければここまでシリーズが肥大化したかどうか・・・。

    (ガリレオ・シリーズでも、容疑者Xのレベルの作品もあれば、なかにはハズレもあるんですよねぇ。)
















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    • 2017.05.13 Saturday
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      ドラマ「東野圭吾ミステリーズ」を見ました。 フジにて 木曜10時にやってました タイトルにあるとおり 東野圭吾の原作をドラマ化 東野圭吾の短編作品を毎話 見せていく うーん 思っていたほどではなかったかな 東野圭吾原作、豪華主演陣という割には・・・といった
      • 笑う社会人の生活
      • 2012/10/08 6:15 PM
      公式サイト 原作:東野圭吾「犯人のいない殺人の夜」「あの頃の誰か」「怪しい人びと
      • 昼寝の時間
      • 2012/09/26 2:28 PM
      (倉敷)私が死んでいます。 間もなく私の死体が運び出されます。 ただミステリーの世界では土壇場で逆転することも あるんです。 オムライスだけでは足りなかった倉敷は、ギョーザを追加注文していた。 これから死のうとする人間がギョーザを追加しますか? 宮崎が俺だ
      • まぁ、お茶でも
      • 2012/09/23 10:45 PM
      うぉー! 今回のはゾクっと背筋が凍る思いをしましたわ。 冒頭に亡くなった矢田亜希子さん(←役です:笑)が映し出されたときは、「矢田さんも、とうとう死体役か…」と驚いたものですが、後でちゃんと動く矢...
      • ドラマ de りんりん
      • 2012/09/22 11:50 PM
      「浪花少年探偵団」、「東野圭吾ミステリーズ」はともに20世紀の東野圭吾の原作小説の再利用である。 秋ドラマのこの2本は21世紀もすでに12年が過ぎつつある今、ちょっと一昔前の世界観でズレている感じが・・・漂っていた。 つまり・・・なんとなく・・・変なのである
      • キッドのブログinココログ
      • 2012/09/21 11:14 PM
      東野圭吾ミステリーズ 木曜 22:00 フジテレビ 2012年7月5日〜9月20日(11回) [キャスト] [スタッフ] 原作…東野圭吾(『犯人のいない殺人の夜』『怪しい人びと』『あの頃の誰か』光文社文庫) 第1話...
      • 新ドラマQ
      • 2012/09/21 10:06 PM
      9月21日 SKET DANCE& 疾風伝&東野圭吾ミステリーズ アメブロが5月15日よりTB廃止する事が発表されましたので 5月15日以降に更新した記事では当ブログでTBを受付ます 当ブログにTB入らない場合は上記のブログ記事タイトルの方から 別
      • 別館ヒガシ日記TB用
      • 2012/09/21 9:26 PM
      どちらにしろあなたを待っているのは地獄よ。 何年も何年も苦しみなさい。終わりはないの。 あなたが死ぬまで続くのよ。 東野圭吾ミステリーズ 第11回「再生魔術の女」        ...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2012/09/21 9:02 PM
      『再生魔術の女〜罰』
      • ぐ〜たらにっき
      • 2012/09/21 7:46 PM
      『再生魔術の女』 内容 根岸峰和(小澤征悦)と妻・千鶴(西田尚美)は、 中尾章代(鈴木京香)のクリニックを訪れる。 不妊治療を行いながら章代は、 子宝に恵まれない夫婦のため、産まれたばかりの子...
      • レベル999のFC2部屋
      • 2012/09/21 6:29 PM
       いや〜おもしろかったんじゃないですか〜!私は、なんか好きでしたよ〜 さすが京香お姉さま、美しき復讐者が決まってましたわ〜  不妊治療をしていた根岸峰和(小澤征悦)、 ...
      • トリ猫家族
      • 2012/09/21 4:15 PM
      第11話 2012年9月20日「再生魔術の女」 ラテ欄「再生魔術の女〜言葉が凶器?謎めいた女医が仕組む戦慄の罠」 中尾章代(鈴木京香)が院長の『中尾レディースクリニック』に、根岸峰和(小澤征悦)、千鶴(西田尚美)夫婦がやって来た。章代は不妊治療に取り組む傍ら、
      • ドラマハンティングP2G
      • 2012/09/21 3:58 PM
      NHKでやっている「花は咲く」という震災復興を願ったキャンペーンの最後に、 一輪の花を手にしてそっと目を閉じる鈴木京香さんが登場する。 深い鎮魂の祈りを込めたその姿の美しいことと言ったら。 ...
      • 今日も何かあたらしいドラマ
      • 2012/09/21 3:25 PM
      フジ系ドラマ『東野圭吾ミステリーズ』(公式)の最終回『再生魔術の女』の感想。なお、原作の東野圭吾氏の小説は未読。 なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になり...
      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2012/09/21 2:42 PM

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