「黒の女教師」第5話★杉村太蔵が17歳女子高生・土屋太鳳を買う。
- 2012.08.18 Saturday
- 14:23
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すみれ (市川実日子) の高校時代の彼氏で、ガールズバーの経営者・河合 (加藤虎ノ介) が今回の悪者。
だから、すみれ (市川実日子) の出番がいつもより多くて、そこがヨカッタ『黒の女教師』第5話・・。
あと、今回のメイン生徒・土屋太鳳は映る角度によって、なんだかハッとさせられるときがあります。
さすがに鈴木先生 (長谷川博己)を惑乱させただけあって、独特の雰囲気があります。
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河合 (加藤虎ノ介) が「成功に必要なのは学歴じゃない。」とかなんとか・・・。
学歴の無い河合は、ガールズバーの”裏仕事”でガッポリ稼いでいる様子で「高卒のフリーターから年収3000万」
一方、国文館高校3年D組では夕子(榮倉奈々)が「東大合格者の50%以上が親の年収が900万円以上。」
話を聞いてる栞 (土屋太鳳)の後ろの席には『仮面ライダーフォーゼ』の美羽様=坂田梨香子が座ってる・・・。
直前の場面でも瑞希(坂田梨香子)が栞にスマホへの買い換えを勧めてたっけ
このドラマが始まって以来、今回はじめて坂田梨香子の顔がハッキリ確認できた〜〜。
で、夕子の冷徹な講釈が続いています。
「金持ちな子が有利なのが現実。日本で年収900万円以上ある人はたった6%。貧富の差は学力の差、進路の差となり、やがて年収格差となる。貧しい家の子でも良い大学に入り高収入を得られれば格差から抜け出せる。」
まるで、貧困家庭なのにクラスメイトの前では金持ちを演じてる栞 (土屋太鳳)に向けて話しているような夕子の話。
『成功に必要なのは学歴じゃない』の高卒・河合と、『良い大学に入り高収入』の夕子を対極に置いた序盤戦であります。
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すみれ (市川実日子) の授業。
「吉田兼好が言ってるのは、大して皆から好かれても居ないのにグループに交ざりたがったり、人を恐れて媚びたりするのは恥ずかしいってこと。」
光源氏の禁断の恋やら、吉田兼好やら、すみれの授業は短い場面ながら毎回面白い!!
市川実日子がとても良い。
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あれやこれやで、栞(土屋太鳳) と立花(上遠野太洸→なかなか甘いマスクやね) が河合に酷い目に遭わされそうになっています。
栞の着替え動画を隠し撮りした河合が、ネット上に拡散させると言って栞に売春を強要しようとしたり、立花に50万円で買い取らせようとしたり・・・。
あろうことか栞を買おうとしてる客は、当選時に顰蹙を買って有名になった元国会議員・杉村太蔵ご本人!!
いくらなんでも一度は国民の代表だったのだから役を選べよ。仕事を選べよ。
「愚か者!!」(榮倉奈々ではなく、小生の独り言です)
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そろそろお約束の段取りに入っております。
課外授業・・・。
売春斡旋男・河合 (加藤虎ノ介) が「世の中、ズルの巧い奴が勝つんだよ。恵まれた奴に勝つには反則しか無いんだよ。」などと嘯いております。
学歴コンプレックス!!
無反省の河合に夕子 (榮倉奈々)のハイキック炸裂!!
「愚か者!!」
「自分の怠慢を時代のせいにしてんじゃないわよ!!」
「反則勝ちは失格って学校の先生に教わらなかった?」
もう少し榮倉奈々のセリフに厚みが出たら良いんだけどなぁ・・・。
キックには必然性が無く、どうして蹴っちゃうか意味不明な感じがなくもないし・・・。
『女王の教室』の阿久津真矢(天海祐希)の域には届きませんねぇ。
キレが不足していて、ダークヒロインとしてのインパクトが充分じゃ無い気がするわぁ・・・。
榮倉奈々には『健康的なかわい子ちゃん役』が良いと思うな。
で、すみれ (市川実日子) が高校時代の出来事を持ち出して「やっと二人で花火見られたね。」と河合 (加藤虎ノ介) に呟きかけて・・・。
市川実日子は来年の大河ドラマ『八重の桜』にも出るのかぁ・・・。
(剛力彩芽でさえ出演するらしいから、たいしたことないか・・・。)
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市川実日子と上遠野太洸、土屋太鳳は、それなりに魅力を発揮しましたけど、エピソード的には第5話ですでにマンネリ気味・・・。
今回の設定は、第1話のリオ(竹富聖花) と脱法ハーブ売買の達也(早乙女太一) のストーリーと似た部分もありましたし、金持ちのふりをする栞 (土屋太鳳) は、『GTO』第3話で、裕福とは言えない団地暮らしに劣等感を抱き、いかがわしいバイトで金稼いでいた桑江遥(高月彩良)と相似形・・・。
第5話で行き詰まっていては先が持たない・・・。
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