NHK BS『SHERLOCK』第2シーズン第2回〜バスカヴィルの魔犬

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    NHK BS『SHERLOCK(第2シーズン)』第2回
    「バスカヴィルの犬(ハウンド)」
    The Hounds of Baskerville


    『バスカヴィル家の魔犬』を(文庫版じゃないよ)読んだのは約40年前・・・。

    エリア51的な雰囲気を持たせた英軍の”研究施設・バスカヴィル”と巨大獣を組み合わせた話の骨格自体は、陰謀好きの小生の好物ではあります。
    −◆−

    20年前、7歳のときに父親が悪魔のような巨大な犬、「ハウンド」に殺されるのを目撃したヘンリーの依頼を受けたシャーロックは、事件の時と同じ夜に現場の窪地を訪れました。

    依頼人ヘンリーが「ハウンド」に怯えはじめ、とうとうシャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)も魔犬を目撃しちゃいました。


    日が変わっても怯えて様子がおかしいシャーロックは「これまで感情を排除してきたが、今おびえてる。」と、ジョン・ワトソンに心中を打ち明けます。

    そんなシャーロックに、ジョンが「なぁスポック、冷静になれ」と、スタートレック・ジョークで返します。

    シャーロックは「初めて自分を疑った」


    で、今回一番受けたのが『スポック、冷静になれ』の一言。

    映画『スタートレック12(2013年)』への出演が決まったベネディクト・カンバーバッチを見ていて、二代目スポックのザッカリー・クイントよりもスポックにふさわしいかも・・・なんて考えていたときに、『スポック、冷静になれ』が出てきたから思わず反応しちゃいました。

    (シャーロックの性格はスポック的だけど、カンバーバッチの顔つきはカーデシア人風か・・。)
    −◆−

    研究施設に潜入調査のシャーロックとジョン。

    ジョンがとある研究室に閉じ込められて、あろうことか部屋の中に唸り声など魔犬の気配が・・・。
    焦るジョン。

    シャーロックが扉を開放してジョンを救出。

    何かに気づいた様子のシャーロックは、頭の中の”記憶の宮殿”に入り込んで思考全開!!

    テロップが浮かんだり流れたりして、シャーロックの思考が表現されます。
    この手の映像効果が魅力的で巧い。

    カメラワークも良いし、スマートな映像!!

    たとえば日テレ『トッカン』も、カメラや映像で「頑張ってます感」が滲んできますが、画質がベタベタしていて苦手・・・。
    『SHERLOCK』のシャープで面白い映像と力量差を感じます。
    −◆−

    PCで調査を始めやシャーロックは、アメリカが暗示や恐怖心を利用した思考コントロール法を対人兵器として研究していた『プロジェクトH,O,U,N,D』にたどり着きました。

    5人の研究者の頭文字をとって『H,O,U,N,D』です。

    このとき、PCの前に座ったシャーロックの顔に、ディスプレイ画像がスライドのように映り込んでるのが、なかなかヨカッタ。
    −◆−

    徐々に精神に変調を来していた依頼人ヘンリーは、セラピストに向かって発砲し、20年前の現場に・・・。

    薬物で不安を増幅されて居るのです。
    シャーロックたちが窪地でヘンリーを見つけると、口にピストルの銃口を突っ込み自殺しようとしています。

    精神がコンロトールされてヤバイ・・・。

    シャーロックが説得して20年前の真実を思い出すよう促します。

    20年前、魔犬だと思っていた父を殺した獣の正体は、H,O,U,N,Dの薬物を吸わないように赤いグラスのガスマスク (”ザク”の目を二つにしたような形状)を被ったブランクランド博士でした。

    『プロジェクトH,O,U,N,D』に参加して、今は”研究施設・バスカヴィル”の研究者・・・。

    このオッサンは、何となく怪しかったものね・・・。
    −◆−

    窪地には、圧力センサーでH,O,U,N,Dの薬物を噴霧するような仕掛けがなされていた『薬物の地雷原』でした。

    だからシャーロックも薬物の影響を受けて魔犬の幻覚を見た。


    窪地に現れたブランクランド博士をシャーロック達が追跡。
    有刺鉄線を超えて逃げていったブランクランド博士は、本物の地雷を踏んでドッカ〜〜ン。


    事件解決後、ジョンを研究室に閉じ込めたのはシャーロックだったことが明かされました。
    凡人に対する薬物の効き目を確かめるために実験したのです。

    推理優先で身勝手・高慢なシャーロックの性格が際立っています。
    −◆−

    今週の小ネタ。

    シャーロックが宇宙人も収容してるのかと軍事施設責任者バリモアに訪ねると、「二体居る。アボットとコステロだ。」

    小生は子供の頃に、凸凹コンビ『アボットとコステロ』 (ハンナ・バーベラ)という輸入アニメを見てたわ。

    (さすがに、本物の喜劇俳優アボットとコステロは見てない)
    −◆−

    小ネタ(2)

    ブログでシャーロックとジョンのことを知ったブランクランド博士が、二人は同棲してるゲイカップルだと思い込んでるのが可笑しい。

    このシリーズでは、しばしば勘違いされるシャーロックとジョンですが、現代的で面白いです。
    −◆−

    以上、謎と陰謀話でミステリアスな雰囲気を醸成した『バスカヴィルの犬(ハウンド)』

    この手の”与太話”は、『LOST』『アルトカラズ』などの”J・J・エイブラムス”とかがアメリカで大がかりにやってるから、テンポや派手さで『SHERLOCK〜バスカヴィルの犬』は見劣りしちゃいました。

    終盤3分の1は勢いが出たけど、それまでは思わせぶりな展開でやや退屈でした。(そんなこんなはあっても、全体として素晴らしい出来映えで、映像も役者も小粋ではあります!!)


    やはり『SHERLOCK』は、モリアティ教授悪女アイリーン・アドラーら、好敵手とのアップテンポな攻防の方が長所が出ますね。

    そう言う意味では、次回は”対決モノ”なので、期待大です。


    ◇◆◇ 『SHERLOCK』第3シーズン感想 ◇◆◇
    Season3・第1話「空(から)の霊柩車」感想>>







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       さて、天才にとっては退屈な日々が続き・・・・シャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)のイライラがピークに達した時、やっと彼の興味を引く事件が2つ発生しました。 ...
      • トリ猫家族
      • 2012/08/01 7:48 PM
      バスカヴィルの犬(ハウンド)
      • 悠雅的生活
      • 2012/07/30 9:20 PM

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