平清盛 第30回「平家納経」★崇徳院(井浦新)の”怨霊伝説”炸裂!!

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    『平清盛』第30回「平家納経」

    『チェイス〜国税査察官〜』の村雲役で異彩を放った”ARATA=井浦新”が、久しぶりに面目躍如!!
    この人の才能に、普通の役柄では勿体ないのですよ。
    −◆−

    時忠(森田剛)にそそのかされて、後白河上皇(松田翔太)と滋子(成海璃子)との間に生まれた憲仁親王を皇太子にしようとする計略に荷担した清盛の次男・基盛(渡部豪太)。

    番組開始10分ほどで二条天皇(冨浦智嗣)に策略が露見し、時忠、教盛(鈴之助)と基盛(渡部豪太)は官位を解かれちゃいます。

    (『薄桜記』で、お家断絶・300石召し上げで、旗本から一介の浪人に落ちぶれる丹下典膳(山本耕史)よりは多少はマシかな・・・。)

    そんな基盛(渡部豪太)に、優れた兄弟に囲まれていた自分と似ていると声をかけた清盛は、最後に「教盛も誇らしい我が子ぞ。」

    嬉しくて爽やかな笑顔を見せまくる基盛・・・。
    −◆−

    配流先の讃岐で「浜千鳥 跡は都へかよへども身は松山に 音をのみぞなく」と歌を綴る崇徳上皇(井浦新)。
    低視聴率対策なのか、テロップで歌の解説が付いてます。

    で、保元の戦を起こしてしまったことを後悔するにいたった崇徳上皇は、落命した者の供養をし自分の所行を悔い改める意図を込めて、自らの写経を弟・後白河院に送達しました。

    受け取った後白河上皇(松田翔太)は、「悔い改めるとはにわかには信じがたい。あるいは何かの呪詛ではないか」「気味が悪い、送り返せ」と、にべもありません。

    悪いことに、後白河が膝の上に抱いていた乳児の憲仁親王が、写経をビリッ。

    赤ん坊は新聞とか破るの好きですからねぇ・・・。
    −◆−

    写経を送り返されて腰が抜けたようにへたり込み、誠意が伝わらなかったことで呆然としている崇徳上皇(井浦新)のもとに、悪い知らせが届きます。

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    息子・重仁親王死去の知らせです。

    見開いた目にみるみるうちに涙があふれ出し「何故じゃ、何故じゃ、何故じゃ!!!」
    井浦新の熱演スタートです。

    床に這いつくばるように泣き叫ぶ崇徳院。
    「Guwaaaaa〜〜〜〜〜〜Guwaaaaa〜〜何故じゃ〜〜」

    一天にわかにかき曇り、突然雷光が激しく明滅します。

    顔を上げた崇徳院の目には血涙!!

    「我、深き罪に行わるるに、愁鬱浅からず。日本国の大魔王となりて、皇を民に引き下ろし、民をば皇に引き上げん!! GNNNNNNNN〜〜〜」と、呪いの言葉を絞り出します。

    井浦新の凄まじい表情!!

    ついには舌を噛んで血を口にためて手のひらに吹き出して、もういちど「うわぁ〜〜〜〜」と雄叫びを上げました。

    凄いのなんのって!!
    いつもはメリハリのない大河『平清盛』なのに、突然インパクトの強い場面になりました。


    それにしても『清盛の血曼荼羅』だとか、崇徳院が『舌を噛んだ血』で呪詛を書き込んだとか、血なまぐさい伝説が残る時代でありますねぇ。
    −◆−

    失敗を悔いた基盛は、名誉挽回のために内裏の紫宸殿造営に奔走し、盛大な落成抱擁を行う打ち合わせのために高野山に向かったのですが、道中の宇治川で溺死・・・。

    葬儀で読経したイケメン坊主・西行(藤木直人)は、ヨン様のマフラーを灰色にしたような出で立ちでスマート。


    で、西行は、基盛が亡くなったであろう時間に「もののけ・・いや、怨念の塊のごときものが空を行く。そして、それは確かに讃岐から方角より現れました。」「拙僧が見たものは、讃岐の院の怨念だったのではないかと‥」と高野山での目撃談を清盛(松山ケンイチ)に伝えました。

    久しぶりに出てきて、いきなりとんでもない発言をするイケメン坊主・西行!!

    矢追純一なら絶対にUFOだと判断しそうですが、どうやら”生き霊・崇徳院”の怨念の模様。
    −◆−

    讃岐の御所とは名ばかりの普通の館は、短い間に荒れ果てて、床という床には写経が散らかり放題で巻紙の所々が血で染まっています。

    風がビュービュー吹き込む部屋には、髪の毛が伸び放題の崇徳院が、薬物中毒者みたいな感じで「民をば皇に引き上げん〜〜」などと呪詛を呟き続けています。

    床に仰向けでひっくり返って垣間見えた崇徳院の顔は、もはや人の顔ではなく怨霊そのもの。

    古代日本から中世への過渡期に、かつては国家安寧を祈るシャーマンの最高位にいた崇徳院がダークサイドに墜ちた!!


    特殊メイクを施した”井浦新”の顔面は、どことなく『新八犬伝』の玉梓が怨霊みたいで強烈です!!

    「う〜〜、う〜〜」と唸り声を上げながら、のたうつ崇徳院は、子供の頃に見ていたら悪い夢を見そうなほどのインパクト。

    凄いぞ”井浦新”
    −◆−

    清盛は「これまで無念にも命を落とした者の冥福を祈り、志半ばにして失われた全ての魂を鎮めたい」として、一門で古今東西に類を見ぬ平家ならではの経典を作り、嚴島神社に納めることを決意。

    そして、莫大な財と労力により、一流の職人、書家に画家、至高の技と材料、一国の技芸の粋をこらした33巻の立派な経典が1164(長寛2)年8月に完成。

    平家一門がゴーイングメリー号・・・ではない船で安芸へ出発。

    順調な船旅に見えていたのですが、いきなりアメリカ映画『パーフェクトストーム (2000年)』みたいな大荒れに・・・。
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    船室も激しく浸水しはじめ沈没のピンチ。

    『崇徳院の呪い』だと言い出した乗組員・・・。
    頼盛(AAA西島隆弘)らは、助かるために経典を沈めてしまおうと言い出す始末。

    身体も小さいけど、肝も小さい頼盛。
    出雲に流罪になった時忠(森田剛)と、この頼盛(AAA西島隆弘)は、つくづく小者だと思いました。


    で、けっこう多くの者が経典を捨てちゃおうと言ってますが、清盛はなんとしても嚴島神社に届ける覚悟。
    西行は黙々と読経。
    −◆−

    伸び放題の禍々しい爪で宙を掻くように「エンケンバサラ〜〜、アダモステ〜〜」などと聞き取り不能な呪いの言葉を吐き続ける讃岐の崇徳院の”闇のパワー”で平家船はいよいよ大揺れ!!
    GREEやDeNAモバゲーなら、アイテムを買わないと先へ進めなさそうな状態です。

    しかし甲板で奮闘する兎丸(加藤浩次)や鱸丸(上川隆也)たち船乗りや、揺れに弄ばれながらも読経を続ける西行らのパワーが崇徳院に立ち向かいます。

    『ロード・オブ・ザ・リング』『ハムナプトラ』を足したような雰囲気で両者は一進一退のせめぎ合いを続けましたが、ついに”平家パワー”が崇徳院に打ち勝ったようです。

    経典は嚴島神社の社司・佐伯景弘(温水洋一)のもとに無事到着。
    −◆−

    倒れ込んだ生き霊・崇徳院。
    讃岐御所に差し込んできた日光に向かって這うようにして外を望める場所に行き、力のない表情を浮かべます。

    崇徳院の怨霊顔が普通に戻り「遊びをせんとや♪ 生まれけむ〜♪」と今様が聞こえてきて、崇徳院は静かにまぶたを閉じました・・・。

    岡田君のナレ<何一つ、何一つ思うままにならぬ一生を崇徳院は生ききった。>


    後白河天皇(松田翔太)の周りでも不幸な出来事が重なって、『崇徳院怨霊』『藤原頼長怨霊』を鎮める手立てが打たれたようですが、その部分はドラマでは割愛され、基盛(渡部豪太)の死と大時化の海に特化して1話完結の『崇徳院怨霊伝説』となりました。


    小生は、この手のエピソードが好きなので、30話目にして初めて『平清盛』が面白かった。
    (笑顔がなくてジメジメした”日本柔道”が、いつもの『平清盛』みたいに面白くない・・・。)

    崇徳院が凄かった。
    井浦新の役への入れ込み加減が凄かった!!
    (今週のMVPは”井浦新”で、2番手が『東野圭吾ミステリーズ』と『黒い女教師』の”大野いと”かな。)



    というわけで《第2部》の終わりです・・・。

    ようやく岡田君や杏や神木隆之介君が顔を出す《第3部》へ・・・
    面白くなるのでしょうか??
    番組の運命やいかに・・・・。












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      愚かだった---- 讃岐(香川)に流され反省の日々を送っていた崇徳上皇様は 子重仁親王の死とその気持ちを綴った写経を突き返されると言うWパンチで 悪鬼のようなお顔に〜〜〜!! 「大魔王となって日本国...
      • shaberiba
      • 2012/07/31 9:12 PM
      いつもは本放送の時間に合わせて予約投稿してるんですが、ちょっといつ始まるかわからなくなっているので、もう感想投稿しちゃいますね(・・;) 今日の感想 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓   崇徳上皇...
      • 青いblog
      • 2012/07/31 5:20 PM
      JUGEMテーマ:大河ドラマ応保元年(1161年)、保元の乱後に讃岐へ流されていた崇徳院は、静かな日を過ごしていました。自分を省みて、いまこそ弟の後白河上皇に詫びたいとも考えていたのです。いっぽう、後白河上皇には、滋子とのあいだに憲仁親王が生まれました。
      • ふるゆきホビー館
      • 2012/07/30 8:29 PM
      『平家納経』 内容 後白河上皇(松田翔太)と滋子(成海璃子)との間に、憲仁親王が誕生。 時忠(森田剛)は、憲仁親王を東宮へ、、そして次の帝にと画策を始める。 だが二条帝(冨浦智嗣)に伝わってし...
      • レベル999のFC2部屋
      • 2012/07/30 6:22 PM
      崇徳上皇の怨念… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201207290004/ 平 清盛 三藤本 有紀 NHK出版 2012-07-26売り上げランキング : 1551Amazonで詳しく見る b...
      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2012/07/30 12:30 PM
      ついに第二部完結へ! 2つの乱で死んでいった者たちの魂を鎮めるため、清盛(松山ケンイチ)は厳島神社へ、 平家一門が製作した経典を納めることを思い立つ。 そして乱最大の犠牲者・讃岐に流された崇徳...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2012/07/30 11:07 AM
      讃岐に流された崇徳院は、貧しいながら悠々自適の生活。 それでも後白河院にわびたいようだけど・・・狂気を秘めた後白河院には通じず、挙句不気味と言われて赤子に破られる・・・。 まあ白楽天のように、悠...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2012/07/30 10:10 AM
      やっぱ、夏ですもんね。暑い。ほんとに。 そろそろ涼しい気分にもなりたいな、と。 やってくれましたよ、納涼・怨霊まつりです・・・(@_@) 想像してた以上にすごかった〜〜〜怨霊の井浦新さん。 特...
      • よくばりアンテナ
      • 2012/07/30 7:46 AM
      大河ドラマ「平清盛」第29話は讃岐に島流しにされていた崇徳上皇はこれまでの行いを詫びようと後白河上皇に写経をしたためた。しかし後白河上皇はその写経を受け取らず送り返す ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2012/07/29 10:22 PM
      公式サイト 1161年、崇徳上皇(井浦新)は配流先の讃岐にいた。今はのどかに暮ら
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