大津、中2自殺「自殺の練習」「警察放置」「見て見ぬふり」
- 2012.07.05 Thursday
- 13:54
- ニュース・時事一般
滋賀県大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒が飛び降り自殺した問題。
大津市教委が「自殺の練習をさせられていた」などと記載されたアンケートを隠蔽していた件。
『市教委による調査』なんてのは、犯人に現場検証や捜査をさせているようなものですからダメなんですよ。
例えば『航空・鉄道事故調査委員会』みたいな機関に事実関係を調査させなきゃ、ある程度まともな答えや対策は望めません。
「いじめは執拗なものとはいえず自殺との因果関係は判断できない」旨をコメントする”大津市教委”に向かっ腹が立ちます。
万引きを強要され、スズメの死骸やハチの死骸を食わされそうになったり、昼休みに自殺の練習をさせられていたり、集団リンチまで・・・。
これを執拗と言わずして、何を「執拗」というのか!?
ただ、権限と能力と専門性が不足する大津市教委が「判断できない」というのは、見方を変えれば正直に「判断能力がない・・・無能」であることを吐露しているだけです。
権限と能力・専門性が不足している上に、「学校・教師側の利害」「加害生徒側の利害」にも気を遣う大津市教委に期待しても無駄ですから、やはり文科省に『いじめ調査委員会』的な専門機関を準備しておくべきなんですよ。
被害生徒のお父様が大津署に出向き、暴行容疑の被害届を提出したいと申し出たが「犯罪としての事実認定ができない」などとして3度にわたって被害届受理を断った・・・。
教諭が「見て見ぬふり」「一緒になって笑っていた」などとイジメを放置していたとするアンケート回答が14人分・・・。
怖いですね。
学校・市教委にも見放され、警察にも見放されて、メディアも「自殺の練習をさせられていた」という注目を集めそうな事実が明らかになるまでは大きく報道することがなかった・・・。
社会全体から見放されたような孤独感・・・。
裁判しか残されていない状況で、損害賠償を求めて大津地裁で係争中・・・。
加害生徒側は「イジメではなく遊んでいた」と主張している。
なんで損害賠償請求の裁判??
加害生徒を被告にして、刑法第202条に示すところの『自殺教唆罪』や、刑法223条『強要罪』について刑事罰を問うべきだと思います・・・。(少年法の壁があるけど)
原監督から1億円ゆすり取っても大手を振って生活しているK氏だとか、同級生を自殺させた加害生徒だとか、人の道から外れたことをしながら罪を問われないケースが不快です。
7人の子供の父親でもある橋下大阪市長は、会見で『大津いじめ自殺問題』を問われ「本当に子供のことを考えたら悔しいだろうし…(絶句)」
涙して「しっかり行政としてやらないといけない。もうちょっと早く、気づいてあげられなかったのかなと思いますけどね」
今年1月に就任した越直美・大津市長も橋下市長と同じく弁護士さん。
(民主党・社民党・対話でつなごう滋賀の会推薦で出馬されたそうなので、どちらかというと同じ弁護士でも枝野幸男氏、千葉景子氏、仙谷由人氏、江田五月氏らと近い人権弁護士のイメージなのかな??)
2012年3月13日、くだんの中学校の卒業式に出席し「36年間の人生で、2回、死にたいと思うことがありました。」と自らのいじめ体験を語った越直美・大津市長。
そのとき「市には、いじめのない社会をつくる責任がある」とも越市長。
意地悪な見方をすると「中2自殺に関する市の過失責任はないが、今後の再発防止に関しての責任はある」とも読み取れなくもない気もします・・・。
早くも守りに入ってる??
いじめ体験を語るなどしたとはいえ、橋下市長のような発信力がないのか、今のところ越市長が越権承知で市教委にモノを言ってる姿は見えてきません。
マニフェスト実施の行程表には「七色に輝く大津市」なんて項目もありますが、亡くなった生徒さんとご遺族の無念が晴れるような行動を見せていただきたいものです。
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大津市教委が「自殺の練習をさせられていた」などと記載されたアンケートを隠蔽していた件。
『市教委による調査』なんてのは、犯人に現場検証や捜査をさせているようなものですからダメなんですよ。
例えば『航空・鉄道事故調査委員会』みたいな機関に事実関係を調査させなきゃ、ある程度まともな答えや対策は望めません。
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「いじめは執拗なものとはいえず自殺との因果関係は判断できない」旨をコメントする”大津市教委”に向かっ腹が立ちます。
万引きを強要され、スズメの死骸やハチの死骸を食わされそうになったり、昼休みに自殺の練習をさせられていたり、集団リンチまで・・・。
これを執拗と言わずして、何を「執拗」というのか!?
ただ、権限と能力と専門性が不足する大津市教委が「判断できない」というのは、見方を変えれば正直に「判断能力がない・・・無能」であることを吐露しているだけです。
権限と能力・専門性が不足している上に、「学校・教師側の利害」「加害生徒側の利害」にも気を遣う大津市教委に期待しても無駄ですから、やはり文科省に『いじめ調査委員会』的な専門機関を準備しておくべきなんですよ。
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被害生徒のお父様が大津署に出向き、暴行容疑の被害届を提出したいと申し出たが「犯罪としての事実認定ができない」などとして3度にわたって被害届受理を断った・・・。
教諭が「見て見ぬふり」「一緒になって笑っていた」などとイジメを放置していたとするアンケート回答が14人分・・・。
怖いですね。
学校・市教委にも見放され、警察にも見放されて、メディアも「自殺の練習をさせられていた」という注目を集めそうな事実が明らかになるまでは大きく報道することがなかった・・・。
社会全体から見放されたような孤独感・・・。
裁判しか残されていない状況で、損害賠償を求めて大津地裁で係争中・・・。
加害生徒側は「イジメではなく遊んでいた」と主張している。
なんで損害賠償請求の裁判??
加害生徒を被告にして、刑法第202条に示すところの『自殺教唆罪』や、刑法223条『強要罪』について刑事罰を問うべきだと思います・・・。(少年法の壁があるけど)
原監督から1億円ゆすり取っても大手を振って生活しているK氏だとか、同級生を自殺させた加害生徒だとか、人の道から外れたことをしながら罪を問われないケースが不快です。
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7人の子供の父親でもある橋下大阪市長は、会見で『大津いじめ自殺問題』を問われ「本当に子供のことを考えたら悔しいだろうし…(絶句)」
涙して「しっかり行政としてやらないといけない。もうちょっと早く、気づいてあげられなかったのかなと思いますけどね」
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今年1月に就任した越直美・大津市長も橋下市長と同じく弁護士さん。
(民主党・社民党・対話でつなごう滋賀の会推薦で出馬されたそうなので、どちらかというと同じ弁護士でも枝野幸男氏、千葉景子氏、仙谷由人氏、江田五月氏らと近い人権弁護士のイメージなのかな??)
2012年3月13日、くだんの中学校の卒業式に出席し「36年間の人生で、2回、死にたいと思うことがありました。」と自らのいじめ体験を語った越直美・大津市長。
そのとき「市には、いじめのない社会をつくる責任がある」とも越市長。
意地悪な見方をすると「中2自殺に関する市の過失責任はないが、今後の再発防止に関しての責任はある」とも読み取れなくもない気もします・・・。
早くも守りに入ってる??
いじめ体験を語るなどしたとはいえ、橋下市長のような発信力がないのか、今のところ越市長が越権承知で市教委にモノを言ってる姿は見えてきません。
マニフェスト実施の行程表には「七色に輝く大津市」なんて項目もありますが、亡くなった生徒さんとご遺族の無念が晴れるような行動を見せていただきたいものです。

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