平清盛 第26回「平治の乱」〜信西の首と平安ヤンキー「我が名は鎌倉悪源太」

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    『平清盛』第26回「平治の乱」

    「平治の乱」「信西自刀」、それなりに盛り上がるはずなのに、どうしてこうもメリハリの無い展開になるのかなぁ??

    平清盛(松山ケンイチ)vs 源義朝(玉木宏)の”一騎打ち”に至る次週『宿命の対決』への、”つなぎエピソード”になってしまったせいかなぁ。
    −◆−

    「平治の乱」勃発。
    義朝(玉木宏)は「信西が化けておるかもしれぬ」として、女・子供も情け容赦なく殺すよう指示。

    主流派になれずに謀反を起こすのは小沢一派も同じですが、女・子供に矢を射かける義朝よりはマシですかね。

    こんな風に、尋常無くダークサイドな雰囲気を漂わせる義朝には、影が差し”死神”が取り憑き始めています。

    若い人の言葉を借りればフラグが立つってやつですか・・・。
    −◆−

    源氏勢によって後白河上皇(松田翔太)と上皇の姉・上西門院統子(愛原実花)は内裏一本御書所に幽閉され、二条天皇(冨浦智嗣)も黒戸御所に軟禁。

    後白河上皇は幽閉されても余裕をかまして「・・煙塵生じ 千乗万騎、西南に行く・・・」と、長恨歌を読んでおります。

    全くもって不適なキャラですが、ドラマには活きておりません。
    −◆−

    三条殿を抜け出した信西の妻・朝子(浅香唯)は清盛邸にかけこみ時子(深田恭子)に状況を伝え、信西を平清盛に救ってもらうよう要請。

    忠清(藤本隆宏)が早馬を走らせ、熊野詣でに向かって紀伊国・切目まで行程を進めていた清盛に、夜討ちの件を伝えます。
    (疲労困憊しながらコトを憂い、苦しげに報告する忠清=藤本隆宏が渋い。)

    清盛が携帯電話を持ってたら、こんな時間の無駄が生じないのだけど、平安時代だから仕方ない。

    忠清の報告を鷹揚な態度で聞いていた清盛でしたが、「信西の館が焼き払われた」と聞くと、矢庭に忠清に駆け寄って「信西は無事なのか」と尋ねます。

    どんだけ信西のことが好きやねん!?
    叔父・忠正(豊原功補)の首を斬れと命じた坊主なのに・・・。

    清盛「義朝が謀反じゃと!? 信西殿の首を狙うておるじゃと!?」

    色白の重盛(窪田正孝)は冷静に「そう奇怪なことには無いと存じます。源氏の棟梁は父を斬らされた上に、飼い殺しのような扱いを受けています。殺したいほど信西入道を恨む気持ちが募っても、おかしくはございませぬ。」

    そういえば、去年ジャイアンツに移籍したサブローも、原監督に飼い殺し扱いされてたなぁ・・・。
    ロッテに戻って良かったなぁ・・・。


    家貞(中村梅雀)も、信西は朝廷内からも恨みを買っており「あれでは、どこを向いても敵だらけになっても不思議はございますまい。」と解説。

    まるで、平清盛は息子・重盛や家臣・家貞に”情勢解説”をしてもらわないと「平治の乱」の背景が分からないみたいな描かれ方・・・。


    清盛は「なんと浅はかなことをしたんじゃ義朝。あれほど言うたのに分かっておらなんだか。信西殿は武士の悲願を叶えるに欠かせぬお方ぞ。俺が今少し上るまで、何故待てなんだ!!」と宙に向かって叫びます。


    清盛はそういうけど、”人の感情”なんてのは、そんな理屈だけで抑えられるものでは無いのだ!!
    実父の首を斬らされて、どうして明るく元気で前向きになれようか!!

    平氏がチヤホヤと取り立てられ、一方で義朝は”窓際族”へと追いやられたのでは、理屈抜きに気ぃ悪いし。

    信西との”政治改革”に入れ込みすぎて、清盛は人の感情を読み誤ったのだぜぇ〜〜。

    義朝に対して、いわゆる「ガス抜き」をしておくべきだったんだと思うなぁ
    −◆−

    内裏。源氏の陣。
    「帝は我らに居おわす。義は我らにある。」と、義朝(玉木宏)が家来衆に演説。

    先月21日の会合で「大義はこっちにある。国民は分かってくれる」と語ったとされているのは小沢一郎氏。

    義朝は「謀反ではない」、小沢一派は「造反では無い」と言いたいようで、義朝と小沢氏は少し似た立場かな・・・。

    光康(田中幸太朗)は義朝への忠義を誓い「信西のそっ首を取って参ります」

    義朝が、いい声で「急げぇ!!」
    −◆−

    摂津源氏の頼政(宇梶剛士)が、今回の挙兵を「浅慮」だとして義朝に意図を問いただしています。

    ブラック義朝は「世に示すためだ。武士の地位を高めるは”政”などではなく”力”であることを。」「坊主の世作りなど、武士の力の前ではひとたまりも無いと思い知らせるのだ!!」

    ドラマ的に、清盛の「深慮」と義朝の「浅慮」を際立たせておりますが、残念ながら厚みに欠け、大して面白くありません。
    −◆−

    山城田原の山中を必死に逃げている信西(阿部サダヲ)。

    『天地人』なら、意味不明に”初音(長澤まさみ)”が信西の元に現れそうな気がするけど、『平清盛』では”美脚忍者”は現れません。

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    師光(加藤虎ノ介)ら供の者に、ここに穴を掘り自分を入れてそれぞれ落ち延びよと命じる信西。
    お前はフセインか!?

    シャベルも無ければユンボも無い藤原師光たちは、あれだけの穴を掘るのは大変だったろうなぁ・・・。
    お疲れさまでした。
    −◆−

    12月14日。クリスマスが近づいた内裏では諸官を任命する除目が行われております。

    信頼(塚地)は念願の”近衛大将”になり、ふくれた顔に満面の笑み。
    塚地、特殊メイクかと思うほど、凄い顔!!

    信頼から「そなたはいずれは右大臣じゃ」とポストをちらつかされた経宗(有薗芳記)はニンマリと笑みを浮かべて、お歯黒丸見えの面白すぎる表情!!

    惟方(野間口徹)には「そなたは中納言も夢では無いぞ。」

    さらに「近衛大将の私の言うことに間違いはない。ハハハハハハ」と、妙にユニークなキャラが印象的な藤原信頼(塚地武雅)。

    信西や清盛らを差し置いて、塚地のキャラが面白い。
    −◆−

    ご機嫌の信頼(塚地)は、やってきた義朝に「左馬頭義朝、そなたを”播磨守”とする。」と、好き勝手に人事発令。

    思い上がりもほどがある。

    美福門院(松雪泰子)と藤原忠通(堀部圭亮)が、愚かな信頼(塚地)を蔑んでおりますが、「帝の御身を奪われた今となっては何も出来ぬ。」と小声で嘆くばかり・・・。

    (美福門院、歳を取らないなぁ!)

    ここに、義朝の長男で”平安ヤンキー”の義平(波岡一喜)が東国から到着し「父上のご英断、誇りに思いまするぞ。」

    役職をちらつかせる信頼(塚地)に、義平は近鉄百貨店がある阿倍野にて清盛一行を待ち伏せしたいと意欲満々なところを見せます。

    義平(波岡一喜)は、『番組HPの人物相関図』にも載せてもらえない悔しさから、「我が名は鎌倉悪源太」と自己アピールしております。

    そんな義平の振る舞いに、なにやら危惧を抱いている模様の義朝・・・。
    −◆−

    六波羅の清盛邸では、京に残った盛国(上川隆也)や教盛(鈴之助)らが会議。

    頼盛(西島隆弘)は、忠正(豊原功補)を死罪にした信西を、命をかけてまで救う必要があるのかと、疑問を呈しております。

    時忠(森田剛)は信西を「財の動かし方がうまい」と評価。

    信西救出派と、反対派に二分されて会議が紛糾したとき、時子(深田恭子)が「すかぽんたん!!」と一同を諫めます。

    「殿は言うておられた。信西殿の国作りに賭けると。殿の目指す世に信西殿は欠かせぬお方・・・」
    深田恭子の見せ場でした。

    盛国が「清盛の帰りを待つ」と、無難にまとめて会議は終わりました。
    至極当前の結論であります。
    −◆−

    阿倍野で悪源太が大軍を挙げて待ち伏せしているとの噂で、足止めを食らってる清盛一行。

    ツイッターもFacebookも無いのに、どういう経路でそんな噂が入ったのか、今の感覚ではよく分かりません・・・。

    信西を心配しまくっている平清盛に、重盛(窪田正孝)が「信西殿がおられるかぎり、武士が頂に登れることは無いと存じます。」などと意見。

    清盛は、自分に意見した重盛をシバいたりせず、やさしく「こんな月の夜であった」と月を指し、信西と出会ったとき以来の思い出を語り始めます。

    回想シーンたっぷり。

    落とし穴に落ちた高階通憲(阿部サダヲ)、海賊船、そして剃髪後の信西・・・。


    前から思ってるのだけど、信西が後白河天皇の乳父(めのと)になって朝廷内で実権を握っていく過程の描き方が不十分で、高階通憲が唐突に坊主の信西に変化して、あっという間に政治の主役に躍り出ていた印象があるんですよねぇ・・・。

    今回の回想シーンを見ても、やはり信西が上り詰めていく肝心の部分が足りない感じなんです。
    重要人物なのにね・・・。

    例えば『龍馬伝』の弥太郎 (香川照之)は、そういう人生の抜け落ちた部分が無かったけどなぁ・・・。

    それと・・・小生は回想シーンに退屈しました。
    −◆−

    清盛が信西に思いをはせているころ、穴の中で衰弱し始めている信西が「清盛。助けてくれ」

    ふたたび清盛が映り「俺は、平清盛ぞ。」「者ども続けぇ。平清盛は断じて友を見捨てはせぬ。」

    叔父の首は斬っても、それを命じた”お友達・信西”は助けるのだ!!!

    今ひとつ、感情移入できないぞ〜〜。
    −◆−

    京では「阿部の待ち伏せ案」を却下された悪源太が父・義朝(玉木宏)にクレームをつけています。

    しかし義朝は「待っておるのだ、清盛の帰りを」と格好良く返答。

    次回以降への”つなぎ”であります。
    −◆−

    京に馬を走らせる清盛と、穴の中でフラフラの信西が交互に映し出されます。

    松明の火が見えて、穴の上に清盛の顔。
    さしのべられた手を掴んだ信西でしたが、清盛の顔は幻!!

    リアルな源氏勢に引きずり上げられてしまいました。


    信西、ハハハハと笑っております。

    「己が誰なのか見つけた〜り!」
    我は、信西入道ぞ!


    さっきの「俺は、平清盛ぞ。」と”対(つい)”になってるのね。
    だけど、『己が誰なのか』なんて哲学的で、セリフの意図するところが良く分からん。

    で、信西は、自ら刀を頸動脈あたりに当ててズバッ・・・

    最後まで初音(長澤まさみ)は助けに来てくれませんでした。

    落とし穴から始まって、自ら掘らした穴が最後の信西・・。
    −◆−

    平清盛が京に到着したとき、都の庶民がひざまずいて何かを拝んでおります。

    どうやら木の枝につり下げられた信西の首に、感謝して手を合わせている模様です。

    信西って、そんなに素晴らしい施政者だった??
    前回、民に”食い物”を配ってたくらいしか良い部分は無かったような気がするなぁ。

    学問に長じていることは確かだけど、”政治的世渡り上手”で朝廷内の”政局”に乗じ最高権力者になった人物にしか見えなかったなぁ・・・。

    そもそも、流刑が一般的だった時代に敢えて死罪を復活させ、平忠正(豊原功補) 源為義(小日向文世)らの首を身内に斬らせた男だよ・・・。

    民々が手を合わせる様子に、すごい違和感を覚えちゃいます・・・。


    清盛が信西の首に気づき「信西殿・・」「なんということをしたのじゃ義朝、なんということを・・・」と嗚咽。
    −◆−

    源氏の陣に、清盛が帰郷したことが伝わりました。

    義朝「来たか」と不敵な笑み。


    一方、嘆き悲しむ清盛は「これがお前の出した答えなら、受けて立とう」と、義朝に届けとばかりに言葉を発しております。

    清盛「平氏が源氏を滅ぼす」

    義朝「源氏が平氏を滅ぼす」

    離れた場所の二人が、まるでメールかチャットのやりとりみたいなセリフを語り合って、第27回「宿命の対決」へと続く・・・・。



    以上、今回もやはり平板で散漫で湿度が高い『平清盛』でした。

    白河(伊東四朗)や忠盛(中井貴一)はもとより、鳥羽(三上博史)、待賢門院(檀 れい)、明子(加藤あい)、由良御前(田中麗奈)、藤原頼長(山本耕史)に信西(阿部サダヲ)らが、どんどん死んじゃいます。
    少し面白い登場人物はじゃんじゃん死んでしまい、信頼(塚地武雅)義朝(玉木宏)も先が長くない・・・。

    こういう流れに対して、集中力が維持できません。

    救いがあるとすれば、動きが出てきたことかな・・・。
    館の中でウジウジしてたことを思えば、ダイナミックにはなったかも。


    静かなブームを呼びつつあるドラマ10『はつ恋』青木崇高による鬼若=弁慶=元・後藤象二郎の活躍を早くみたいぞ〜〜。




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      ※日時:2012年7月4日(水) 午前 11:00〜12:00 ヤプログ!メンテナンスで閲覧不可になります※ 重盛「信西入道を救い出したところで平氏に益があるとは思いませぬ。あの賢きお方は平氏と源氏を使える限り使ってうまく操ってあの地位まで昇り、思うがままに政を行ってこ
      • トホホなたわごと
      • 2012/07/04 2:10 PM
      大河ドラマ「平清盛」第26話は義朝が信西の強引な政治で冷遇された事で藤原信頼らと結託し後白河上皇並びに二条天皇を幽閉し謀反を起こした。信西はこの謀反を察知して逃げるが ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2012/07/04 12:39 AM
      熊野詣に出立した清盛の不在を狙って 遂に信西へ牙をむく義朝---- 義朝に信西殿を殺させてはならぬ--!! 信西のせいで重い十字架を背負った清盛。でも彼を走らせたのは--- 「国を変える----!」信西の...
      • shaberiba
      • 2012/07/04 12:05 AM
      今回は平治の乱の前半部分だが、私が日本史に疎いせいかその背景がわかりにくかったが、それはさておき、今回の主題は信西の最期。 1信西と清盛の友情……「おれは誰なんだ?」「誰でもよ〜い」  信西(阿部サダヲ)の窮地に、「平清盛は断じて友を見捨てぬ!」と駆
      • 英の放電日記
      • 2012/07/03 10:59 PM
      「平治の乱」 第26回の視聴率は、前回の10.1%より大幅に上がって、13.2%
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      • 2012/07/03 10:31 PM
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      • ショコラの日記帳
      • 2012/07/03 10:30 PM
      まだ信西死んでないのに回想入れない方がいいのでは… 先週も回想回だったから、今日は時系列のみで勢いで押した方がいいのでは… …なんて思いましたが、残酷な結末の前フリとしては、親切だったかな。 可...
      • 青いblog
      • 2012/07/02 10:43 PM
      大河ドラマ「平清盛」。第26回、平治の乱。 藤原信頼・源義朝が信西を急襲。 平治の乱、始まる。
      • センゴク雑記
      • 2012/07/02 9:36 PM
      『平治の乱』 内容 信西(阿部サダヲ)に不満を抱く藤原信頼(塚地武雅)と義朝(玉木宏)は結託。 信頼らが、後白河上皇(松田翔太)二条帝(冨浦智嗣)を内裏に幽閉後、 義朝の軍は、信西の館・三条殿...
      • レベル999のFC2部屋
      • 2012/07/02 8:57 PM
      JUGEMテーマ:大河ドラマ平治元年12月、ついに 争乱が勃発しました。後白河上皇は、信西におくられた「長恨歌」絵巻をみていて、ちょうど安禄山の反乱のところ。そこへやって来た信頼は、上皇に避難をすすめます。同時に、上西門院のもとへも正清が。信西の
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      • 昼寝の時間
      • 2012/07/02 3:34 PM
      まさか・・・彼が大河ドラマのタイトルを飾る日がこようとは・・・。 出世したなぁぁぁぁぁぁぁぁっ。猫田のくせにぃぃぃぃぃぃっ。 しかし・・・信西は見事なまでの存在感。 かくて藤原頼長とともに急進的な改革者が時代の悪魔に葬られるシンボルとなったのである。 日
      • キッドのブログinココログ
      • 2012/07/02 3:10 PM
      うむむ・・・ 清盛が熊野詣へ行った隙に兵を挙げるとは!! やっぱ、信西は悪左府並みの賢さで、 ビシバシ役立たずを罷免してたから恨みをかっちゃいましたね。 義朝は武士の世にするためには坊主の政...
      • よくばりアンテナ
      • 2012/07/02 2:33 PM
      義朝(玉木宏)は信頼(塚地武雅)と手を組み、ついに決起した。後白河上皇(松田翔太)と 二条天皇(冨浦智嗣)を幽閉した義朝は、逃げた信西(阿部サダヲ)を追撃しながら、熊野詣で 中の清盛(松山ケン...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2012/07/02 1:27 PM
      源氏と平氏の、対決へ… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201207010002/ 平 清盛 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)NHK出版 NHK出版 2012-05-30売り上げラ...
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