平清盛 第22回「勝利の代償」〜頼長(山本耕史)の「台記」と白いオウム「チチウエ」

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    『平清盛』第22回「勝利の代償」

    「勝・者・決・定」(番組が違う)

    さて、宝刀を手にした義朝(玉木宏)は清盛(松山ケンイチ)を前にして「友を切るとはいかにも縁起が悪い」

    清盛のことを友達って言ったわけじゃないよって照れちゃう義朝・・・。
    清盛は義朝の不精ひげを見て、おふざけで「髭切」にするよう口にすると、義朝はこれを採用・・。

    この二人の妙に爽やかな友情とライバル心がない交ぜになった場面はパス!!
    取ってつけたような場面は苦手〜〜〜〜。
    −◆−

    清盛(松山ケンイチ)も義朝(玉木宏)も妻のもとに帰還。

    側室・常盤御前(武井咲)は、義朝の前に行くことを遠慮し、奥で控えております。
    常盤の母親が「北の方様に遠慮せずとも・・・」

    常盤はしずしずと「由良様は大きなお方にございます。まことご正妻の器をお持ちのお方。私など足元にも及びません。」

    たしかに田中麗奈と武井咲では女優としてのキャリアが違う・・・。(そういう話じゃない)

    冗談抜きに、「なっちゃん」のころの田中麗奈からすると、御姉さまになった!!
    −◆−

    悪左府・藤原頼長(山本耕史)は、首に矢を受けて深手を・・・。
    家臣とともに父・忠実(國村隼)を訪ねて救いを求めますが、門を開けてくれません。

    籠の中で血の気のない顔をしている悪左府が「父上・・・」と小さな声。
    紫色になった唇の間から、ベロ・・・。
    ガジっと舌を一噛みして自死を選ぶ・・・。

    この場面、案外怖いなぁ〜〜〜。

    夜が明けます。
    忠実の屋敷の中庭に白いオウムが飛んできました。

    衰弱した様子のオウムが「チチウエ、チチウエ、チチウエ、チチウエ、チチウエ・・・」
    7回か8回、「チチウエ」と繰り返して息絶えたオウム。

    這い寄った忠実が、両の羽に手を添えて抱き上げます。

    嗚咽しながら忠実は「頼長〜〜〜。何故、一目会うてやらなんだか〜〜。頼長〜〜〜。我が子よ〜〜〜〜〜!!!!!

    國村隼さん、渾身の熱演!!!
    演技は尊敬に値するけど、オウムに含意するこの場面自体には、あまり良い印象は持てませんでした。


    この前、崇徳上皇(井浦新)が「そなたを信じた朕が愚かであった。」と吐き捨てた時に、頼長のオウムが「ヨリナガサマノサイハ、ココンワカンニヒルイナキモノ ヨリナガサマノサイハ ヨリナガサマノサイハ」とタイミングの良い言葉を喋った時も脱力モノでしたし、小生は《オウム使い》に付いていけません・・・。

    しかし、1時間ほど後の9時45分頃に『オウムの爆弾娘、菊地容疑者確保』の一報を聞き、NHK大河ドラマの先見性に感心しました・・(違うし)。
    −◆−

    信西(阿部サダヲ)は焼け崩れた頼長邸で焦げた日記『台記』を発見。

    <仁平3年9月17日。我が子、兼長、諸長共に参議に昇る。訓戒を与えた。豪華な衣服や家来の数を求めるな。 忠勤に励み、それで他人に嘲られても恥じるな。忠を尽くし、決して報いを求めるな。つとめよや。つとめよや
    いつか私が死んだあと、私を恋しく思うたなら朝廷に参るがよい。我が魂はきっとそこに留まっておるゆえ、そこでそなたたちが、よき国づくりをするを、見守っておるゆえ‥>


    5月23日『歴史秘話ヒストリア“悪の華”は平安京の夜に開く〜キケンな貴公子、藤原頼長〜』で取り上げていたやつですね・・・。

    悪左府と呼ばれた残酷な一面と、男色と、生真面目なカタブツ貴族の一面がブレンドされた不思議・貴族・・・。

    さらば悪左府〜〜。
    『オウム演出』は不要だったと思うなぁ・・・。
    −◆−

    後白河天皇(松田翔大)がテーブルゲームに興じています。
    藤原信頼(塚地武雅)では歯が立たず、美福門院得子(松雪泰子)が登場。

    サイコロを振りながら得子「どこまで続きましょうなぁ、帝のその勢いも・・・」

    「己の独り勝ちかと思うておられるかもしれませぬが、あなた様が帝になられましたは、ほんの一時しのぎ・・・亡き法皇様が望まれた世。乱れなき世に君臨するは御自分であるなどと・・・ゆめゆめ思いなされますな・・」

    言うだけ言うて、美福門院は立ち去って行きました。

    台から駒をはらい落とした後白河天皇が
    「ぞくぞくするのう・・。朕は‥‥。生きておる。フフフッ」と不敵な顔・・・。

    なんとまぁ、取ってつけたような場面でした。
    凄いのなんのって・・・。
    違う意味で「ゾクゾクする」(寒い!)
    −◆−

    後白河天皇の御前会議で崇徳上皇側についた賊軍側の処分を検討・・・。

    信西(阿部サダヲ)が貴族を差し置いて仕切ります。
    今でいうと、輿石幹事長みたいな感じでしょうか?

    ラスト。
    信西は清盛に、忠正(豊原功補)らの斬首を沙汰。

    んんん・・・京の町で若き日の清盛と偶然出会ったころの高階通憲(阿部サダヲ)と信西(阿部サダヲ)が繋がらないよう〜〜〜〜。

    清盛とともに外国語が飛び交っている海賊船に捕えられていた高階通憲と、全然イメージが繋がらない〜〜〜。


    以上、妙に強引な演出に違和感を覚えた第22回「勝利の代償」は関西地区視聴率9・2%

    男子サッカー:オマーン戦の『勝利の余韻』を味わう方が気分いいです。






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    • 2017.08.20 Sunday
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      ちちーうえー ちちーうえ・・・ バタっ今日のMVPはオウムです!オウムの菊池容疑
      • しなもにあ 2
      • 2012/06/10 9:40 AM
       戦の終末、そして、それぞれの思惑、悲しみ、絆、愛などが盛りだくさんだった。しかも、それらが単なる羅列ではなく深いものだったので、見ごたえがあった。 頼長の最期  今回一番印象に残った。  頼長(山本耕史)が矢で首を射られたシーンでギクッとさせられ、父
      • 英の放電日記
      • 2012/06/05 8:50 PM
      最初に矢が刺さったところで頼長退場だったらどうしようかと!笑 捨てキャラに非ず、ちゃんとせつない感じで父子お別れでしたね。 頼長が頼ってきた時には知らんぷりの忠実でしたが、分身が飛んできて...
      • 青いblog
      • 2012/06/05 3:25 PM
      伯父忠正が敵方にくみしたのは一門の滅亡だけは避けようと やもえぬ仕儀でございました。 何卒御考慮頂きたくお願い申し上げます-----!! 「・・世にとって最も良き断を下そうぞ----」 清盛の思いにこ...
      • shaberiba
      • 2012/06/05 1:00 AM
      脚本 藤本有紀 演出 柴田岳志 制作統括 磯智明 音楽 吉松隆 語り 岡田将生 出演 松山ケンイチ/深田恭子/玉木宏/豊原功補/松田翔太/山本耕史/西島隆弘/田中麗奈/武井咲/小日向文世/和久井映見/阿部サダヲ/中村梅雀/井浦新/上川隆也/國村隼 第22回 「勝利の代償」 % 保
      • to Heart
      • 2012/06/05 12:10 AM
      大河ドラマ「平清盛」第22話は保元の乱で崇徳上皇派は敗れてそれぞれ敗走するも、頼長は矢で負傷を負い、父忠実を頼るも面会を断られ絶望し自ら舌をかんで自害した。一方為義、 ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2012/06/04 11:16 PM
      保元の乱の後、頼長は逃走中に矢にあたって致命傷を負う。 そして父の忠実に会おうとするが、保身を図った忠実は会おうとせず、失意のうちに亡くなる。 このドラマでは絶望した頼長が舌を噛み切ったというこ...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2012/06/04 9:08 PM
      いよいよインターンも終わりに近づいた梅子。 ハインリヒ狭山はやたらにドイツ語を多用する副教授。 ともあれ、割と知識も臨床経験も多くていい先生なんじゃないかな。 石井正則は三谷幸喜のドラマにはよく...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2012/06/04 9:07 PM
      大河ドラマ「平清盛」。第22回、勝利の代償。 ふむ・・・戦い、その後ってとこ。 盛り上がりとかはなく、次回への合間の回かな。
      • センゴク雑記
      • 2012/06/04 8:43 PM
      JUGEMテーマ:大河ドラマ保元の乱は、帝方の勝利でおわりました。しかし、これからの戦後処理こそ問題。清盛は叔父の忠正と、義朝は父の為義はじめ、兄弟たちとも戦ったわけです。その忠正は、伊藤忠清の配下に捕らえられました。いっぽう、源氏の館には、尾張で捕らえ
      • ふるゆきホビー館
      • 2012/06/04 6:21 PM
      「台記」の作者である悪左府こと宇治左大臣藤原頼長が実在したことを疑うものはいないだろう。 「台記」が悪左府の日記であることを疑うものも少ないだろう。 たとえ、自筆原本が失われて存在しないとしてもである。 それほどに「台記」は人々に愛されてきたわけである
      • キッドのブログinココログ
      • 2012/06/04 5:16 PM
      公式サイト 逃亡中に矢に首を射抜かれた頼長。うう、痛そう。洛中を逃れた崇徳院は、
      • 昼寝の時間
      • 2012/06/04 5:07 PM
      チチウエ…チチウエ… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201206030003/ 平 清盛 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)NHK出版 NHK出版 2012-05-30売り上げランキ...
      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2012/06/04 4:26 PM
      保元の乱がついに終結。負傷した頼長(山本耕史)、山に逃れた崇徳上皇(井浦新)に悲劇が…。 さらに敗走中に捕らえられた忠正(豊原功補)と為義(小日向文世)に、信西(阿部サダヲ) から下された信じ...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2012/06/04 4:13 PM
      戦の後の悲劇をきれい事じゃなく、こんなに悲惨に描くなんて。 ちゃんとしてるなぁと驚いちゃいました。 帝方が勝利を収め、敗者は散り散りに都から脱出しました。 上皇はついてきていた武士達に自分を置...
      • よくばりアンテナ
      • 2012/06/04 3:08 PM

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