巨人-楽天 [5/30]杉内あわや完全〜ノーヒットノーランで7勝目
- 2012.05.31 Thursday
- 09:51
- 巨人軍・プロ野球・スポーツ
野球の1球1球でドキドキしたのは久しぶり。
8回くらいから、手のひらに汗が出てきました。
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序盤、ハイペースで三振の山を築く杉内。
楽天の打者も、必死で食らいつこうとしてる姿勢は見えるのだけど、如何せん非力。
線が細い。
テレーロなんかもしゃにむになって来てるんだけど、杉内が一枚も二枚も上。
そんな状態で5回を終えてもパーフェクト。
杉内の調子と、今の楽天のオーダーを見比べると、「もしかすると」という気配を感じたので、この試合は子供に気を使って地上波のバラエティ番組にチャンネルを変えたりせず、ひたすら巨人戦を凝視!!
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マー君も手におえない投球。
巨人は、追い込まれたら打てないとして「早打ち作戦」。
そのせいもあって、4回を終えても30球未満で巨人打線を片付けちゃう有様。
これが故障明けの投手かぁ??
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7回も、坂本が簡単に捻られて力なく三振・・・。
「同級生対決」ですが、手も足も出ない感じ。
ハマの4番打者も多少粘ったものの、崩されて三振。早くも二死。
この回もダメかぁ・・、と思ったら阿部が逆方向にヒット。
そして、高橋由伸が真ん中低めの直球を左中間スタンドに放り込んで、値千金の2点弾!!!
(松井と由伸が日米に分かれてアベックホームラン)
高橋由伸、1塁を回ったあたりでガッツポーズ。
これが「高橋由伸は天才」だと言われる所以ですねぇ。
全盛期に比べるとバットスピードは7割にも満たない感じだけど、あそこまで打球を運ぶ技は凄い。
(初回の無死三塁で得点できず、7回二死無走者から2点取るのが、原ジャイアンツらしさ)
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冒頭に書いたように、8回くらいからドキドキ・・・。
9回は、バクバク・・。
1994年10月8日。長嶋監督が「国民的行事」と呼んだ『巨人ー中日最終戦決戦』以来じゃないかと思えるほどです。
2死まで行って、27人目の打者・中島。
2ストライクから、テレビ画面で見る角度だと「ストライクやろ」って外角球が2球。
あの雰囲気の中だったら、あれを「ストライク」とコールしてもバチは当たらないのに・・・。
26人を完全に仕留めてきた杉内へのアドバンテージで「ストライク!」と判定するのも、「審判のゲームメイク」だと思ったけども、良川球審は真面目に「ボール」
で、カウント2−2から高めに抜けてフルカウント。
ラストの低目球を中島が真面目に見逃して完全試合は夢で終わりました。
昔の西鉄だとかのサムライ的な打者なら、ヒットでもアウトでもいいからバットを振ったろうと思うけど、今の選手は真面目です。
銀行員みたいな野球です。
まだ、ノーヒットノーラン継続中なのに思いっきりがっかりです・・・。
しかし、杉内はひと踏ん張りしてノーヒットノーラン達成。
昨年8勝どまりだったのに、移籍で心機一転、はやくも7勝!!
契約更改で摩擦が生じてモヤモヤしながら過ごした昨年と、気分転換して大胆にも18番を背負って投げる杉内を見比べると、職場にフィットして気持ちよく仕事することの大切さがヒシヒシ・・・。
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昭和51年にライオンズから移籍してきた鉄仮面”加藤初”がノーヒットノーランしたのを思い出しましたよ。
加藤初も昭和50年は8勝どまりで、巨人に来て15勝4敗8セーブの好成績!!
(先発投手が8セーブ!!)
最下位の翌年の救世主でした。
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メデタイ試合の翌朝なのに、読売朝刊は、相も変わらず《新人選手超巨額契約金をこっそり払っていた問題》で朝日新聞とのバトル記事を掲載してる・・・。
シラケるなぁ・・・。
ドン引き。
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越智投手が難病の「黄色靱帯骨化症」の手術へ・・・。
小生も整形外科関係では色々難儀してきたので、同情の念を禁じえません。
背骨付近の靱帯骨化で「膝下に痺れ」って人体は難しい。
神経は難儀です。
1999安打で椎間板ヘルニアの小久保も結構症状が重いそうですし、それぞれ本当に気の毒です。
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