高橋 源一郎(著)「恋する原発」★★★★★建前社会を痛罵

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    高橋源一郎(著)『恋する原発』は、不謹慎と不道徳をツールにして、建前社会を痛罵してるのだと感じました。
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    内容は、『東日本大震災チャリティAV』を作ろうとするエロビデオ制作者たちの物語・・・って設定。
    これだけで、かなりバチ当たりであります。

    ”72歳・ヨネ”さん出演による企画モノAVのがエピソードあったかとおもうと、避難所でAVを撮るわ、中年不細工素人のAV撮影エピソードもあるわ、不謹慎のオンパレード。

    いわゆる放送禁止用語的な単語も飛び交いますが、これは「人間の本性」や「薄々気づいている事実」を包み隠して「誤魔化した日常」を過ごしてきたことへのアンチテーゼだと受け取れました。
    −◆−

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    途中、宮崎駿の『ナウシカ』と川上弘美『神様2011』を引き合いに表現論を述べる章があります。

    不謹慎AV物語とのギャップに戸惑いましたが、浮世から離脱しそうになった脳を現実社会に引き戻してくれました。
    −◆−

    後半は、クリントン夫妻にそっくりな人、オバマにそっくりな人、菅直人にそっくりな人、金正日にそっくりな人、板野友美にそっくりなダッチワイフなどが登場して、またもや不謹慎ストーリーが踊ります。


    そんなこんなで、この『恋する原発』という反原発派の人たちを敵に回したり多くの人から顰蹙を買いそうな題名の本は、原発事故や諸外国の戦争行為など人間の愚かさが招く出来事を敢えてからかうような文章を不真面目に並べ立てて『ことの本質』を見つめたのだと思います。

    要するに、『東京電力福島第一原発事故』という未曽有の出来事を、上辺だけの議論以上に深掘りして考えた高橋源一郎の、文字による反乱であります。

    現実を怒り、未来を憂う著者が喧嘩を売っているのであります。





    JUGEMテーマ:読書

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    • 2017.05.13 Saturday
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