「蜜の味 A Taste Of Honey」第11話(最終回)『三親等変態禁断タブー愛』を貫いちゃった!?

0
    「蜜の味 A Taste Of Honey」第11話

    主題が悪趣味で、そのうえ脚本が不安定。
    サイテーのドラマでした。
    −◆−

    直子(榮倉奈々)雅人(ARATA)の逃避行先は長野県。

    不動産屋で部屋を探す直子。
    不動産屋のオバサンが「(両親が医者なら)頭のいい子が生まれますねぇ」
    反吐が出そうな話題です。

    雅人の勤め先に付いて直子は「夫は安曇野総合病院です」と説明。
    安曇野!!
    清々しかった朝ドラ『おひさま』の舞台を、変態禁断愛で汚すな!!
    −◆−

    突然倒れた彩(菅野美穂)への対応で、東和医大は凄い体勢で検査してるけど、原因がはっきりせず霧島教授(佐野史郎)が「なんなんだよ!!」

    一般患者にも、そのくらい必死になってくれてる!?
    我々には、どうせ「たいしたことありません」で済ますのんと違う!!
    小生は、背中にヤリが刺さったほど痛いときがあったのに、肩こり扱いされて「たいしたことない」と医者から言われて凹んだことがあったわ。

    で、当の彩は、ベッドでひたすら過去を回想して、走馬灯状態。
    涙を流しています。

    過去の酷い振る舞いを、悔い改めたんでしょうか??
    −◆−

    栗山(市川知宏)、蓑屋(近藤公園)、滝ノ原Jr(森廉)と則杉(溝端淳平)が、直子&雅人のスキャンダル第二弾記事が載った週刊誌見て会話しています。

    則杉は「オレにはまだまだ、やることがあるから・・・」と語って、腹の中では引き続き週刊誌に情報を流すことを企図してる模様です。

    ギギ、ビヨ〜〜ン、ビビ、ビヨビヨ〜〜ン♪ といやらしいBGMが流れ「黒ムード」を盛り上げようとしています。

    画面が夜の病室に切り替わります。
    ベッドで眠る彩を、霧島教授が、ジト〜ッと見つめます。
    さすが佐野史郎!
    こういう奇人変人を演じるのが巧い!!

    最終回になって、霧島を男女のドロドロに参加させるつもりかぁ!?
    どんな脚本や!?
    −◆−

    安曇野総合病院では、患者から看護師まで皆が白い目で雅人を見つめています。

    変態禁断愛が長野でもバレたぁ!?

    『週刊時流』を手にした病院の院長に呼び出された雅人。

    院長が「看護士長が、『禁忌を犯すものに医療行為を任せるわけにはいかない。』と言ってる。」と切り出しました。

    全くその通り!!!
    道を外れた破廉恥男・雅人は批判を受けて当然。

    結局、解雇通告を受けちゃいました。


    その後、ピッツバーグ大学からも受け入れを断られ、外堀を埋められている直子と雅人。
    −◆−

    入院中の彩は、細川(山崎樹範)に「あの人たちが姿を消した途端、私の体が悲鳴をあげたのね。」「私は一体、何と闘っていたんだろう。あの人たちをもう少し早く自由にしてあげていれば・・・私の心も楽だったかもしれないのに。」

    なんか、へんな流れ・・・。
    そういう話かぁ??

    細川「もう忘れろよ」
    彩「忘れることはできない。だけど人は許すことを学ぶために生かされているのかなって、入院してからずっと考えてたの。 天井が流れてくるような物凄いめまいがして、色々な思い出も、色々な感情も、全部流していたからかな。」

    何を悟り開いてるの!?
    『人は許すことを学ぶために生かされている』って、お前もエグいストーカー的行為で直子にプレッシャーかけたりしてたんだから、許す側と言うより、許してもらう側の人間だろうが!!

    病室に霧島がやってきて「退院して池澤と離婚したら私と結婚しないか ? 私もやっと正式に離婚が成立したんだよ。へへへへへっ」

    変なご機嫌テンション。
    −◆−

    直子と雅人は、今度は群馬県。

    健康相談所で勤めていましたが、あっさり閉鎖。

    次は石川県の漁村の診療所に雅人が勤めることになり、直子は水産物加工所で働いています。

    一流外科医・雅人が、漁師の傷を手当てしたり安易な仕事をしてることを直子が思い悩んで「池澤先生には、池澤先生にしかできないことがあるのに。」

    雅人「直子、今の僕じゃぁ不満か・・」

    直子「不満じゃないけど、申し訳なくて耐えられないときがある。」

    雅人「直子が幸せじゃないと、僕も幸せじゃないよ。君が迷うと、僕も捨ててきたものが重く感じられる。」「この子の将来奪ったかもしれないって・・・」

    直子「そんなことない。」

    雅人「君が迷うから、僕がそう感じるんだろう ! もう迷うのはよそうって、何度も何度も言っただろう !」

    覚悟を決めて二人で出奔した癖に、何をジメジメ・ジトジトした会話をしてるのよ。
    鬱陶しいわぁ。
    −◆−

    水産物加工所のオジサンが週刊誌を持ってきて、直子の母が脳腫瘍で倒れたことが書かれた記事を見せます。

    そこまで記事になるのかぁ??
    まあ、大阪市長になった橋下徹氏の”出自”を面白おかしく書きたてて、汚いバッシング記事を畳み掛けた『週刊文春』『週刊新潮』の例もあるから、直子の家族まで記事にするってのもアリなのかな・・・。
    −◆−

    退院した彩が東和医大の屋上に居ます。

    そこに則杉がやってきました。

    彩が唐突に「病院やめなさい。私がしてることは黙っていてあげるから。」と則杉に言い放ちます。

    則杉「霧島教授の紹介で『月刊評論』の編集長に会いした。今度は一流誌ですよ。もう止められません。」と自信満々。

    普通にしていても顔が怖い彩は「私が黙ってるといったのは、週刊誌のことだけじゃないわ。カルテの改ざんからのすべてよ。

    則杉は「証拠がありませんよ。」と、余裕をかまします。

    彩「証拠はあるわ。『月刊評論』の編集長が病院の諮問委員会で証言してもいいって言ってるの。あなたがネタを持ち込んだこと。そこが崩れれば、処方ミスから始まったすべてのことがつながる。『証拠がない』では逃げられないわよ。」

    菅野美穂の細い眉毛が怖い!!

    則杉、愕然。

    彩「あなたが実家の病院でまじめに働くなら、霧島教授も私も積極的にあなたの将来をつぶす気はないわ。ここが、潮時じゃない。」と、ジロリと睨みます。

    彩が言葉を続けます「今までも潮時は何度もあった、でも、私もあなたも、それを逃した。 今度逃したら、あなたは医師としても終わりよ。他人の人生に引きずられてどうするの ! 自分の人生の方が大切でしょ ! いい産婦人科になって、地域の医療に尽くしなさい。これが、私のはなむけよ。」

    則杉の体から力が抜け、膝がガクガク・・・。

    彩は、直子のアパートの扉の外で鬼のような顔して立っていたような生き方を捨てて、方向転換したってことなんでしょうねぇ・・・。
    −◆−

    牛窓の病院に駆けつけた直子。

    父・洋介(阿南健治)が母との面会を拒否し、直子を屋上に連れ出しました。
    撮影しやすいからか、屋上が好きですねぇ。

    父・洋介「本当にお母さんのことが心配なら、雅人と別れろ。今すぐ電話して別れろ ! そしたらお母さんにあわせてやる。」

    直子が「承知しました」と言うことはなく、父は「別れる気はないんじゃな。だったらこの病院から出て行け。」

    家政婦さんのフォローを受けた阿須田の皆さんは、”母の自殺”や”父の不倫”を乗り越えて見事に”家族再生”を果たしたのに、直子と父の気持ちはすれ違ったままで親子関係は修復されません。
    −◆−

    母・久子(キムラ緑子)を大病院に転院させるよう主治医にねじ込もうとする雅人。
    病院の窓口で主治医に合わせてほしいと願い出ますが、既に帰ったと言われちゃいます。

    雅人は、主治医の自宅に電話してくださいと激しく懇願しますが、窓口の看護師さんは取り合いません。

    雅人「電話番号を教えて下さい。」

    看護師「そういうの、個人情報とか云うんじゃないんですか?」

    10年前ならともかく、今どき病院で働く人間で、個人情報という概念を正確に知らない者はいないのに『個人情報とか云うんじゃないんですか』ってセリフは無いでしょう!?
    −◆−

    看護士が相手にしてくれないので雅人が逆上しちゃって、直子が「もういいよ」と制止。

    なかなか雅人の感情が収まらなくて、「警備員呼びますよ」とか言われていたら、なんと彩が登場して「病院で大きな声を出すなんてあなたらしくないわ。」と呟きます。

    さすがドラマ!!!

    義理の姉・久子を東和医大で引き受けると言う彩。

    直子は「母の病状は、どうなのでしょうか?」「出血の範囲は、摘出可能なのですか?」

    なにかしら文語体っぽくて、耳に引っ掛かる直子のセリフ・・・。
    話し言葉なら「どうな”ん”でしょうか?」「可能な”ん”ですか?」の方が自然じゃないかなぁ。
    (晴美所長の「今日だって”あれ”よ」とかが究極の口語調って感じなり。)

    直子の文語調セリフとか、先の個人情報を巡るセリフとかが、ドラマのクリティを下げちゃう一因になてるのと違うかなぁ?

    本当に、大石静が脚本を書いてるんでしょうか??
    −◆−

    自分を信じて母親を任せるように言った彩は、直子に向かって「あなたの一途さは、そういう残酷な一途さなのよ。だから、常識や道徳の向こう側にある、誰もつかめない愛をつかめたんでしょ。自分の感情を理性でコントロールできる者だけが人生の勝者になるのだと信じてきた私が、あなたに負けたのは、あなたの一途な強さ、理性を越えた純粋さにかなわなかったからよ。」

    いやいや、あんたも感情をコントロールできていなかったでしょ。

    それに、直子の”3親等禁断愛”に対して「一途な強さ」だとか「理性を越えた純粋さ」などと表現するのも、なんか違和感たっぷり・・・。

    直子と雅人の関係には美しさのカケラもなく、『理性を越えた変態』だと表現すべきですよ。

    で、母が搬送されようとするとき、彩が雅人に離婚届を渡しました。
    −◆−

    海が見える崖の上のベンチに掛ける直子と雅人。
    船越英一郎や片平なぎさが居そうな場所です。

    漁村の診療所もクビになったという雅人は「今度はどこへ行こうか。生きていくのは大変だな。」

    直子「二人なら大丈夫よ。私には何よりも大切な池澤先生が居るから。だから、もう、他には何も望まない。」

    変態カップルは、崖の上でも前向きです。
    −◆−

    半年後。
    直子の母・久子が洋介の介助を受けてリハビリに励んでいます。

    見守る彩に、小さく手を振る久子。

    先週、洋介が彩に「捨てられた立場の私がこんな事を云うのは、奇妙だとお思いでしょうけど、この先とてもつらい人生があの二人を待っていると思うと、せめて私だけは、理解してあげたいな、とも思うんです。」「これが私の、雅人への愛情です。」「認めてあげてください。」とか言われて、すっかり騙されてることを未だに知りません。

    直子の両親は、彩が様々な悪さをした魔女だったことを知らず、”良い人”だと思ったままです。

    彩が悔い改めたから、これまでの罪は許されちゃったんでしょうか??
    −◆−

    大学の廊下で則杉が彩に「大学を辞める」と言います。

    さらに則杉は「先生にもうやめろって言われて救われました。直子のことは時間をかけて忘れようと思います。」
    (則杉は勝手に救われかもしれないけど、ドラマ的には救いがない。)

    彩「頑張りなさい。」
    去ってゆく彩の背中に向かって則杉が深々と頭を下げます。

    こいつ、彩に辞めろと言われてから半年も経ってようやく退職かぁ・・・。
    遅いわ!!

    それに、あれほどダークサイドに落ちちゃっていた則杉が『彩に救われた』と素直な人間に戻った過程がポッカリと飛ばされたのもねぇ・・・。

    彩も則杉も悪人ではなくなっている結末に、なんか得心できないわ。


    あと、霧島が彩との結婚を望む茶番劇的コントも挿入されちゃった・・・。
    今回の霧島パートは、ドラマ的な必然性がほとんど無かったと思うな・・・。

    展開や構成がズタボロ・・・。
    −◆−

    いよいよラストシーンであります。
    医龍・朝田龍太郎(坂口憲二)を思わせるような戦場での医療行為に従事してる雅人と直子。

    日本に居られなくて、戦場に生きる場所を求めたようです。
    銃弾を身体から取り出したり、大忙しの二人。

    そして、壁に寄りかかって頭を寄せて眠る二人・・・。

    終わり。


    これ、キレイに終わったってことかぁ!?!?!?
    何それ〜〜〜。
    『三親等変態禁断タブー愛』を、貫いちゃったよ〜〜〜。

    雅人はドラマ当初と終盤では明らかに人格が変わったし、彩もストーカーになったり、魔女になったり、ただ顔が怖い普通の医師に戻ったり、キャラに一貫性が無かったわぁ。

    菅野美穂の持ち味を生かしてホラー風味でずっと行けばよかったのに、なんで変態カップルの純愛(!?)に軸を置いちゃったのかなぁ・・・。

    霧島教授(佐野史郎)と滝ノ原(升毅)の権力闘争も中途半端だったし・・・。

    灰汁が強くて、とびっきりの出来の悪さが一番の見所でした。
    ツッコみ甲斐のあるあるドラマでした。

    悪趣味なドラマを最後まで野次馬的に見続けた小生も悪趣味であります〜〜。
    ただ面白くないドラマは星の数ほどあるけど、ここまで酷いドラマは珍しいんじゃないでしょうか。

    (薄味で目が粗い『謎解きはディナーの後』でなんかよりは、変な意味で面白かったかな・・・。)




    にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へにほんブログ村



    ・ふるさと納税〜総務省HP



    JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
    JUGEMテーマ:テレビ全般

    スポンサーサイト

    • 2019.07.17 Wednesday
    • -
    0
      • -
      • -
      • -
      • -
      • -

      この記事のトラックバックURL
      トラックバック
      ヾ(*°▽°)ノあはは… ヾ(*°▽°)ノあはは… あまりにも突拍子も無い終わり方で、逆にビックリしましたよ〜(笑) 二人でひっそりと暮らせる場所を探して…といっても、世間はそんなに甘いものではなく…。 雅人の...
      • ドラマ de りんりん
      • 2011/12/24 8:44 PM
      『もう何も望まない。誰も私達を知らない国へ行こう』
      • ぐ〜たらにっき
      • 2011/12/23 7:23 PM
      「蜜の味」最終回、いったいこのドラマはなんだったのか、最後は「医龍」で終わった。 もともと聡明で、医師としての志も高い菅野美穂さんが、まるで女神のようになってた。 嫉妬し邪悪に人を陥れ嘘をつ...
      • 今日も何かあたらしいドラマ
      • 2011/12/23 5:25 PM
      10/13からフジで始まったドラマ『蜜の味〜A Taste Of Honey〜』(公式)の最終回『もう何も望まない。誰も私達を知らない国へ行こう』の感想。 「蜜の味」とは何だったのか描かれず、呆気なく終了… ★記事の続き(詳細)は、下記をご訪問くださいませ! http://dire
      • ディレクターの目線blog@Seesaa
      • 2011/12/23 5:22 PM
      10/13からフジで始まったドラマ『蜜の味〜A Taste Of Honey〜』(公式)の最終回『もう何も望まない。誰も私達を知らない国へ行こう』の感想。 「蜜の味」とは何だったのか描かれず、呆気なく終了… ...
      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2011/12/23 5:21 PM
      第十一話「もう何も望まない。誰も私達を知らない国へ行こう」2011.12.22.THU.ON-AIR 病院を辞めた森本直子(榮倉奈々)と池澤雅人(ARATA)は、とある地方の駅に降り立った。雅人がその地の小さな総合病院に、外科医として迎えられることが決まったからだ。直子は、雅
      • ドラマハンティングP2G
      • 2011/12/23 4:17 PM
      蜜の味〜A Taste Of Honey〜ですが、森本直子(榮倉奈々)と池澤雅人(ARATA)の禁断の愛の代償に流浪の旅を手に入れます。行く先々で週刊誌ネタが原因で迫害を受けますが、流れ流れて元の場所に戻りかねない勢いです。 則杉(溝端淳平)は相変わらず週刊誌にネタを
      • 一言居士!スペードのAの放埓手記
      • 2011/12/23 3:12 PM
      終わった!(ノ゚Д゚)ノ バンザーイ!! 戦地にて意気揚々と医師として活躍する雅人と直子・・・ ふぅ〜ん・・・ 良かったネとはとても思えず、どちらかといえば最後は恋には敗れたかもしんないけど 彩に軍配を上げたいぞ! そもそも彩ともあろうお人が、いくら純粋
      • あるがまま・・・
      • 2011/12/23 2:58 PM
       う〜む・・・いったい何が描きたかったんだろう・・・・σ(´-ε-`)ウーン… 「禁断の愛」にしては、中途半端だったし・・・まぁ、お二人は禁断の愛を貫いて生きていきますよ〜っ ...
      • トリ猫家族
      • 2011/12/23 2:29 PM

      calendar

      S M T W T F S
       123456
      78910111213
      14151617181920
      21222324252627
      28293031   
      << July 2019 >>

      プロフィ-ル

      profilephoto
      スポンサード リンク

      最近の記事

      過去記事(プルダウン)

      ショップ

      新ドラマQ

      Rakuten

      スポンサード リンク


      カテゴリー

      一日一善!!

      忍者アド


      楽天

      recent trackback

      リンク

      search this site.

      others

      レバレッジ

      PR

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM
      QLOOKアクセス解析 ドラマQ

      Rakuten