「家政婦のミタ」第11話〜最終回視聴率40%!! 三田がうららにビンタ7発!!

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    「家政婦のミタ」第11話

    04年からフジが7年連続で「視聴率3冠王」を記録しているなか、今年は日本テレビとフジテレビの視聴率対決が拮抗していて、日テレは『家政婦のミタ』でフジを引き離したいから、なおも番宣をかけて最終回の視聴率を稼ぎたかった様子。
    30%の大台も超えたかったのでしょう。

    で、結果は驚異の40%!!!
    生活の多様化、娯楽の多様化が進んで現代社会で一ドラマが40%を記録するってのは凄い。
    脚本家・遊川和彦氏による快挙です。
    −◆−

    どうせ”総集編”だろうと分かっていても、過去の出来事を見直しちゃった。

    海斗(綾部守人)がいじめっ子・古田(大朏岳優)と対決したエピソードなんてのは、もう一度見ても「熱い」わ。
    (今思うと、古田はオリジナルアニメ版の”妖怪人間ベロ”と似た雰囲気を持ってた。本当のベロは鈴木福くんほど可愛いくないもんねぇ)

    『特別篇』の冒頭に三田のお墓参りを入れたのも巧かったなぁ。
    晴海所長(白川由美)のナレーションも、なかなか”あれ”でした。

    今期は最終回で30分拡大するドラマをいくつか見受けるけど、時間が長すぎて展開が冗長になるんですよねぇ。
    だから、特別篇と本編に分けて、最終回は「15分だけ拡大」にしたのは正解だったと思いました。
    −◆−

    三田(松嶋菜々子)に母親になってもらうことにした阿須田家。

    途端に三田は希衣(本田望結)の石から”母石”を取り出して「この石はもう要りませんね。」「この家に、母親は二人必要ありません。」

    食事が粗末になって、恵一が「そこまでしなくても」
    三田は「貯金もほとんどなく、家のローンも残っている現実を子供たちにわかってもらった方がいいと思っているだけです。」

    恵一は言い返せずに「はい」そして「まあ、とりあえず食べよっか。」と、得意の『とりあえず』でその場しのぎしちゃいました。

    テキトーな父親です。

    海斗が食事中、難しい問題の答を三田に教えてもらおうとします。
    三田「あの程度の問題が分からないのなら、私立はあきらめた方がいいんじゃないですか。家計を助けるためにも。」

    蓮舫の仕分け並みに冷たくバッサリです。

    希衣「ねえ家計ってなに?」
    出ました!! 希衣ちゃんの執拗な質問習慣!!

    前までなら丁寧に答えていた三田が「あなたも来年は小学生なんだから、いつまでも甘えてないで食事中は黙って食べなさい。」

    結「ちょっと、そんな言い方しなくても」

    三田「あなたは長女なんだから、文句を言う暇があるのなら家のことを手伝ってもらわないと困ります。」

    結「でもね、三田さん。

    三田「お母さん。三田さんではなくお母さんです。いつまでもわたくしを家政婦扱いするのはやめて下さい。」

    会話がいちいち興味を引きますねぇ。
    退屈しません。面白いです。
    −◆−

    突然、様子が変わった三田に難儀した結ちゃんが「おとうさんはどう思う、黙ってないで何か言ってよ。」と恵一に水を向けました。

    父「ああ、うん、ああ、そうだな。あのう三田さん、おれは、うう、あれ、なんかおなかが・・・」と、優柔不断な言葉を口にしながらリビングで倒れてしまいました。

    胃かいようで1週間の入院です。

    病室で三田が恵一に「ゆっくり休んで下さい、家のことは私が見ますから。」といって、恵一の手に手を添えました。

    この意味は何だったのかなぁ??
    恵一が、三田に対して結婚につながるような”ときめき”を感じるかどうかを自覚させたのかなぁ。

    義父・義之(平泉成)が見舞いに来て、うららが見合い相手と結婚すると言い出し、式の日取りを勝手にきめてきたことに言及したうえで「おれの勘違いかもしれんが、うららは、あんたをあきらめようとしているみたいな気がしてなぁ。」

    恵一に「悪いが、あんたにだけは、うららをやるわけにはいかん 。」

    恵一も「もちろんです、僕も、もう誰とも再婚なんかできないと思ってますし・・。」
    優柔不断男の恵一が、うららになびいて、また変な気を起こすのかと思っていたけど、『蜜の味』の雅人(ARATA)ほど節操のない変態男ではなかったようです。

    三田が口を挟み「私が説得してみましょうか。」

    義之「あんたなら、何とかしてくれるかもしれんな。頼むなり」

    「なり」をつけるようになったこと自体はバカバカしいのですが、この語尾だけで愛嬌や温かみが出ますね。
    つまらないことでも最終回まで、貫き通したのはエライわ。
    −◆−

    結婚式の準備をしてるうららを三田が訪ねました。

    うららは、運命の人と出会ったと言うのですが、三田は「うかない顔をしています」と指摘。

    うららは「私もへらへら笑うのやめた。」と釈明。

    夫になる見合い相手(勝地涼=役名なし?)とともにニューヨークに行くと云う”うらら”は「結ちゃんたちのことをよろしくお願いします」

    三田は愛想のかけらも無しに「ご心配なく。私が 結さんたちの母親になりましたから」

    うらら「お兄さんと結婚するんですか」
    三田「何か問題でも ?」
    うらら「いえ別に・・・」と口ごもります。

    これが、結婚を考え直させる一番の説得材料??

    三田は「どうぞを幸せに」と言って去って行きました。

    説得と言うより、うららの様子を見に行ったってことでしょうかねぇ??
    −◆−

    希衣と坂道を上ってくる三田。

    希衣ちゃんが「この坂を〜♪」と、いつもの歌を歌いかけましたら、三田が「
    死んだお母さんと唄った歌なんて忘れなさい。」と冷たい一言。

    希衣ちゃんの歩調に合わせず、自分のペースでぐいぐい引っ張っていきます。


    家では、海斗が「ゴキブリを踏んだ!」
    翔は「おばあさんに席を譲ったら杖で足を踏まれ、階段から落ちて捻挫した!」
    希衣ちゃんは「ミルクに虫が入った!!」
    結にもクリスマスツリーが倒れてく来ました。

    子供たちに、異様な災難が続きます。

    結は、不運の連続について「”うらら”ちゃんみたいなんだけど」と言ってます。
    うららは、不運の象徴ですね。
    −◆−

    母親になってからの三田の様子に関して子供4人が川辺で話し合いしています。

    結「何であんなに豹変しちゃったんだろう?」
    希衣「豹変って何?」
    ひたすらパターンを踏んでおります。
    これも、このドラマの特色です。

    結 「三田さん別人みたいになっちゃったでしょ。」

    翔「そういえば最近やたらイヤな事が起きるしな。」

    海斗「おとうさんが入院したのも、料理に何か入っていたのかも!?」

    翔「父さんの保険金狙ってるとか・・・最初からウチを乗っ取るのが目的だったのかも!?」

    あれだけの騒ぎを乗り越えて家族との絆が生まれた三田をいとも簡単に疑う”翔”って、こどもらしく単純な男子ですね。

    スミからスミまで人物造形が確立しています。

    ああだこうだと子供たちが話し合っていると、突然後ろに三田が現れて「こんなところで、何をこそこそ話してるんですか? 早く帰りなさい、手伝ってほしいことがあるから。」

    家に帰ると「今から大掃除をするので邪魔なものを片づけてもらいます。とりあえずこれから。」と、三田が仏壇を指さします。

    三田「翔、海斗、二人で捨てなさい。」

    海斗「できるわけないだろ、お母さんの仏壇なのに。」

    三田「お母さんは私です。」

    三田はさらに「希衣、これも捨てておいて。」と、ポケットから”お母さん石”を取り出します。

    希衣「いやだ !」

    三田「いやならこの家に居てもらわなくてもけっこうです。出て行きなさい。母親のいうことがきけないのなら、出て行きなさい。」

    無理筋ばかり口にして、子供たちを追い詰める三田。
    ドラマ的に、三田の極端さが面白いわぁ。
    −◆−

    うららちゃんの結婚式。

    うららちゃんが「お世話になりました。」と父への挨拶。
    父・義之「何を言ってるなり、お前は。」

    そこに、阿須田家の子供たちが駆け付けました。

    結が代表して「三田さんがお母さんになった途端、私たちにヒドイことばかりするの。 家の中が暗くなって、笑顔が消えたから、何とかしたくて必死に考えたけど、もうどうしたらいいか全然わからなくて・・・。そうしたら”うらら”ちゃんの顔が浮かんできたの。 いつも家に来て、何か問題があるたびに、あたしが何とかするからと言ってる”うらら”ちゃんの顔が、何度も何度も・・・・」


    で、結婚式。
    新婦入場の段取りになって、扉が開きました。

    新郎「?」
    入場口には義之が一人立っていて「申し訳ございません」と言って土下座!!!

    うららは、結婚式を放棄したようです。
    三田の思惑通りかな??
    −◆−

    阿須田家では三田が仏壇に灯油をかけようとしてる!!
    三田さんに灯油タンクを持たせてはいけません。
    すぐ燃やしたがります。

    子供たちが制止しようとすると、三田は「あなたたちがいうことをきかないから、燃やそうとしてるんです。」

    結婚式を放棄したうららが駆け付け「やめて下さい !」

    三田「何しにいらしたんですか」「もう二度とこの家には来ないといったはずじゃ・・・」

    三田は、うららを家に来させるために騒ぎを起こしてるんやねぇ・・。

    三田「こんな人を家に連れて来て、食事は抜きです。この際だからクリスマスもやめにしましょう。」と、キッツいことを言います。

    うらら「三田さん何でそんなことするんですか?」

    三田「家族でもない人が口出ししないでください」と、凍るような言葉。

    翔「おれたちのことを心配してくれたんだぞ!」と、いい意味での単純キャラを発揮。

    三田は「何言ってるの。『うららがくると碌な事がない』ってさんざん言ってたのは、あなたたちでしょ。早くこんな人追い出して、二度と家に入れるんじゃありません。」と、とことんキツイことを言います。

    海斗「最近、オレ達に悪いことばかり起きるのは、”うらら”がうちに来なくなったからじゃないかって」

    結「私も気づいたの、”うらら”ちゃんは今までずっとババ引いて、災難とか不幸から私たちを守ってくれていたんじゃないかって・・」

    なんか、エライ言われ方ですね。

    希衣「うららちゃんと、もう会えないなんていやだ !!」

    三田は「だったら、わたしか、その人か、どっちか選びなさい。」と、文字通り二者選択を迫ります。

    三田さん、これが狙いだったのね。

    三田はさらに「私とその人の、どっちに守ってもらいたいのか、あなたたちにとって、本当に必要なのか・・・」と駄目押し。
    恵一は何でも中途半端ですが、三田には半端はありませんねぇ。


    うらら「私そんなつもりで来たんじゃ・・・」

    三田「あなたは黙ってて下さい。これは、子供たちが決めることです。」

    それにしても、巧いこと物語を展開させますねぇ。
    −◆−

    海斗が「無理だよ、どっちか選ぶなんて。」

    結「・・・・・・私は、”うらら”ちゃんは何があっても、私たちのことを大切に思ってくれるし、絶対裏切らないと信じてる。だから・・・”うらら”ちゃんに、私たちのそばにずっといてほしい。」

    結は意を決したように「あなたは、私たちのお母さんじゃない。」と、言葉を絞り出しました。

    さすが長女!! 決断力を見せました!!

    普通のドラマだと「男には決断すべき時がある」とか、ありふれたフレーズが並ぶんですが、このドラマでは10代の女子が判断を求められ、厳しい決断を下します。

    四姉弟をリードする忽那汐里ちゃん、カッコいい。


    結の言葉を聞いた三田の涙目に、かすかに満足感が浮かんだ気がしました。

    「わかりました。なら、私は出ていきます。止めてもムダですよ、あなたたちが決めたんだから。」とキッパリの三田が家を出ていきました。
    −◆−

    三田の様子を見て、なにか思いついた様子のうららが三田を追います。

    追いついた”うらら”は「三田さん全部わざとでしょ。結ちゃんたちの方から『出て行け』って言わせるためにあんなことをしたんでしょ。これ以上結ちゃんたちといると幸せになってしまうからですか ? うれしくて、うれしくて、笑ってしまいそうだからですか ?」「だったら、別にじゃないですかそうなったって。私なんかより、三田さんの方が必要なんだから 結ちゃんたちには・・・」

    三田は黙って、うららにビンタ!!

    うらら「ちょっと、何するんですか・・」

    また、ビンタ!!

    うらら「やめて下さい・・」

    ビンタ!!

    うらら「いい加減にしないと、怒るわよ」

    今度はうららの胸倉を掴んで、またビンタ!!

    うらら「ちょっと何・・・」

    ビンタ!!

    うらら「やめて・・」

    ビンタ!!!

    うらら「ちょっと・・・」

    ビンタ!!!

    うららは「ふざけんなよ !!!」と怒り爆発。
    三田を突き飛ばし「いったい何なのよ、あんたは !!!」

    三田の機械的なビンタ7発が、なんとも印象的です。
    −◆−

    三田は”うらら”に「そうやって怒って下さい。泣きたいときには泣いて下さい。気を使って、無理に笑顔をつくることはやめて下さい。ご機嫌をとったり、顔色をうかがうようなことも、やめて下さい。あの人たちの家族になりたいのなら。」「本当にあの家族を守る気なのなら。」

    すごい、いいセリフ!!!
    日本中の『気を使って、無理に笑顔を作ってる人』の共感を呼んだんじゃないかなぁ。
    日本中の『ご機嫌をとったり、顔色をうかがってる人』の共感を呼んだんじゃないかなぁ。

    職場とかで、毎日、毎日、自分を押し殺して作り笑いしながら日々を過ごしてる人々が、三田のセリフに反応した気がするなぁ。

    それに、「天然ボケ」に見える”うらら”の内面を見切った三田に感心。
    あの壮絶な過去があるから、人の心が理解できる。

    60歳を過ぎて、毎月毎月、お母さんから1500万円ものお小遣いをもらっていた鳩山氏みたいに”恵まれ過ぎた人”には、三田さんのように人の痛みは分からんのじゃないの??(ドラマに関係ない)
    −◆−

    三田「あなたは、旦那様の妻にはなれないかもしれない。子供たちの母親になれないかもしれない。 でも保護者にはなれます。 『私が何とかするから。 人を憎むより好きになってほしい。』『大丈夫だよハートでぶつかって行けば。』 今まで、あなたが言ってきたことは、全部正しいんです。ただ、伝え方が間違っているだけです。これからは甘いだけじゃなく、厳しいことも言ってください。今までのようにあなたが”ババ”を引いて、あの家族に降りかかる災いを、すべてはね返して下さい。そして、最後には、いつもあなたの笑顔でみんなを包んでください。あなたは、わたくしのようになっては絶対だめです。」

    『あなたの笑顔でみんなを包んで』というフレーズに痺れるわぁ。

    うらら「わかった。私はずっと笑顔を忘れずに生きていく。」
    二度と笑わない三田とは対極にある笑顔の人生!!

    三田が、一度まばたきをして、うららの言葉に了解のサイン。

    うららは、目を赤くしながら小さく笑顔。

    相武紗季ちゃん、最近は変な「役」が多いと気がしていたんだけど、この場面の彼女は輝いていたわぁ。
    すごい良い顔!!!

    ”うらら”は端役だと思っていたのに、こんな見せ場があるなんてなぁ・・・。
    −◆−

    結婚式のキャンセルの後始末をしてるうらら。
    恵一が付き添ってます。

    うららが「私やっとわかったの、何でこんな”ババ”みたいな人を好きになったのか。私、結ちゃんたちのことが好きなの。一緒にいたいの。みんなと縁が切れるのがいやなの。」

    恵一さん、ババだと言われちゃいましたが「あぁ、ありがとう、うららちゃん」

    うららは、輝くような満面の笑顔。
    相武紗季ならではの笑顔!!

    頬には、三田の手形がほんのり赤く浮かんでいます・・・。

    そこに名もなき婚約者がやってきました。
    うららが好きな人と結婚できなくて自棄になって結婚しようとしてしまったと謝罪すると、元・婚約者も、本当に好きな相手と結婚できなくなって自棄になってうららと結婚することにしたんだと告白。

    やけっぱち同士だったのね。

    「うららさんを見て勇気が出ました。」と呟いた元・婚約者が、よそ様の結婚式場の扉を開けて「その結婚、ちょっと待った!!」

    映画『卒業』のパターンです。

    式場内は阿鼻叫喚!!!

    元・婚約者が、花嫁を連れ去って行きます。

    花婿が式場から飛び出してきて花嫁を追いかけますが、出口の段で思いっきりコケちゃいました。

    花婿の顔を見た恵一が「名取くん!?」
    花婿「課長・・・」

    わっ、恵一の不倫騒動に付け込んで、下剋上して、会社の常務の娘と結婚することになった、あの元・部下の名取!!!

    巧いなぁ。
    あの嫌味な男・名取が、こんな目に遭うってのは、申し訳ないけど痛快だわ。
    計算高い造りやなぁ・・・。
    −◆−

    阿須田一同+三田がクリスマスのお買い物に出かけています。
    頭にトナカイの角を付けた希衣ちゃんが、めっちゃ可愛い!!

    買い物をしていたら、街でサンタ姿になってビラ配りしている元・不倫相手の風間美枝(野波麻帆)と出会いました。

    故郷に帰ったものの、親と喧嘩してまた東京に戻ってきたんだそうで、美枝は「きっと罰が当ったんですね、奥さん自殺させるようなことしたから。」と自戒の言葉。

    三田が反応して動きそうだったのですが、結ちゃんが先に「お母さんは自殺じゃありません。事故です。」

    翔「誰が何と言おうと、そう思うことにしたんです。」

    海斗「だからもう、自分を責めるようなことやめて下さい。」

    希衣ちゃんがサンタの折り紙を取り出して「あげる」

    いやはや、キレイにまとまりすぎて”あざとい”のだけど、分かっていても気持ちがいいです。
    子供たちのピュアな振る舞いが心地いいです。
    −◆−

    今度は、隣のオバハン・皆川真利子(佐藤仁美)です。

    隣家から出てきたオバハンが「翼を返してくれといったけどダメだった。」「どうやって生きて行けって言うの」と、絶望感を漂わせて泣き顔です。

    三田がモノ申そうとしたのか一歩踏み出します。

    しかし恵一が一歩早く「あきらめちゃだめですよ。僕みたいな最低の父親でも、この子たちを取り戻すことができたんだから・・・。翼君のお母さんは、この世であなた一人だけなんだから。」

    隣のオバハン「無理よ、奇跡でも起きない限り。」

    希衣「奇跡って何 ?」
    最後までパターンを踏襲!!!

    恵一は「えぇ、ああ、それは・・・」と、優柔不断・中途半端パターンを炸裂させます。

    恵一の代わりに三田が「奇跡というのは、普通に考えれば絶対おきない出来事が、そうなってほしいと願う人間の強い意志で起きることです。奇跡は起こるから奇跡といいます。自分では無理だと諦めてる人には、絶対起きません。」

    琴線に触れるわぁ。
    小生も『自分では無理だと諦めてる人』の一員だから、胸が痛むわ。


    そんな話をしてると、翼君が泣きながら家から飛び出してきて、母親に抱きつきました。
    早速、奇跡が起きちゃいました。

    隣のオバハンは「何があってもいっしょに暮らせるようにするから。約束」と、息子に誓いました。
    −◆−

    家族で夜空を眺め、海斗が北極星の話題を持ち出しました。

    希衣「北極星って何 ?」
    まだ聞いております。

    恵一「ん、えっと、なんていうかな・・」
    未だに、シャキッと回答できません。

    三田「北極星とは、いつも同じ場所で光っているので、自分の行き先が分からなくなったときあの星を見ていれば道に迷わずにたどり着ける大切な道しるべです。」

    希衣「道しるべって何 ?」
    くどいほどパターンを繰り返して、すっかり希衣ちゃんのギャグになりましたねぇ。
    −◆−

    クリスマス。
    三田が、沖縄に行くからお別れだと言い出しました。

    結ちゃん「三田さんに生きる勇気をもらえたから恩返しをしたいのに・・」

    三田「それはもう十分です。」「皆さんのおかげで、少しですが光を取り戻すことができました。」「ただ、死んだ夫と、息子への思いは一生消えることはありません。二人を知らせてしまった十字架は一生背負っていくしかないんです。でもこれからは、皆さんのおかげで取り戻すことができた小さな灯かりを頼りに、家政婦として働いていこうと思います。自分の意志で。」

    三田さん、すっきりした顔です。

    恵一「どうしてもやめるというなら、最後の業務命令です。三田さん、笑って下さい。 今でも亡くなったご主人と息子さんのために笑ってはいけないと思ってるんだろうけど、そんなこと、ほんとに二人が望んでると思いますか ? あなたは、生きているんです。さっきみたいにおなかもすくようになった。寒さも感じるようになった。手を切れば血が出た。子供たちに怒った。遊園地では泣いた。あなたはロボットではなく人間なんです。だから僕たちのために、いや、亡くなったご主人や息子さんのために、笑ってほしいんです。このまま笑顔を見せないでいなくなるなんて、卑怯ですよ。納得できませんよ ! 笑って下さい。」

    恵一は、時々イイことを言うんですよねぇ。

    三田さん瞑目したのち「承知しました」

    眼をぱちぱちさせながら三田がほほ笑み、子供たちをひとりひとり順々に見つめます。

    結ちゃん、希衣ちゃん、海斗くんの「泣き顔演技」が巧いわぁ。
    −◆−

    恵一「三田さん、約束ですよ。これからは、どこの家にいっても必ず自分の意思で動くって。
    三田「承知しました」

    結「言われたことは『何でもやる』とか云って、ウチでやったような危険なマネは絶対にしないでね。」

    温和な顔で「承知しました」

    翔「三田さんの料理食べたくなったら、会いに行ってもいいかなぁ?」

    柔らかく微笑みながら「承知しました。」

    海斗「おれ、私立行って、友達いっぱい作ったら、また”ハナマル”してね。」

    涙を流して「承知しました。」

    「希衣、強くなる。みんなを守れる強い子になる。だからまた会いに来てね。」

    三田はやさしく「承知しました」

    結「私たちはみんな感謝しきれないほど、三田さんに助けてもらったよ。だから三田さんが困ったときは、私たちのこと頼ってね。」

    「承知しました」

    翔「おれ、三田さんに呼ばれたら、何があっても真っ先に駆けつけるから。」

    「承知しました」
    何があっても駆けつけてくれる”友”の存在は尊い。

    海斗「難しい問題とかあったら、おれが絶対解決するから。」

    「承知しました」

    恵一「三田さん、ほんとにありがとう。僕が家族を取り戻せたのは、あなたのおかげです。もう、自分をあんまり責めないでください。今度はあなたが幸せになる番です。あなたが幸せにならなかったら、僕は承知しませんからね。」

    菩薩のようなほほ笑みで「承知しました。」

    希衣「これからは、いっぱい、いっぱい笑ってね。」

    「承知しました」

    一同、涙、涙・・・。
    涙の『承知しました祭り』に、ベタに感情が反応しちゃって・・・・。
    −◆−

    家政婦紹介所の引っ越しのお手伝いをしてる三田。

    晴海所長が「私にも、あれしてくれない。」
    三田「あれとは?」

    晴海所長「笑ってくれない ? いいわ、あなたが自然に笑ってくれるのを待つ。」

    そして「あんた、ほんとにヨカッタね。ヨカッタね。」といって三田を抱きしめる。

    『ヨカッタね』を二度いうから、余計にウルウル来ちゃうじゃないの・・・。


    晴海所長(白川由美)の口ぐせ「あれ」が、好きなんですよねぇ。

    自分でも言うことあるし・・・。
    困った時も「あれ」を使うし、言葉を思いつかなかった時も「あれ」で誤魔化せるし、なにかと便利な言葉だから・・・。
    −◆−

    バス停で三田と阿須田家がお別れ。
    三田の笑顔は継続せず、ロボット系に戻ってる。

    バスが発車して、希衣ちゃんが「三田さん、三田さん、三田さ〜〜ん」と言いながらバスと並走。

    恋愛ドラマとかでよくあるパターンで、思いっきり在り来たりなのに、希衣ちゃんの走りにツーンと来ちゃう。

    晴海所長が、気を使ってバスを止める。
    三田が下りて、希衣ちゃんが追い付きました。

    希衣ちゃんが”三田さん石”をプレゼント。
    三田は石をぎゅっと握りしめ「ありがとうございます。わたくしもお渡しするものが・・・」

    三田が取り出した”パンダの折り紙”には「わたくしはキイさんのことが大好きです」と書かれていました。

    希衣ちゃん、思わず抱きついて大泣き。

    阿須田家の面々が追い付いてきて、三田が「お世話になりました。」

    エンディングテーマが鳴りはじめました。
    印象的なイントロでしたねぇ。
    −◆−

    「この坂を〜〜♪」で家の前まで戻ってきた阿須田家一同。

    「マルマルモリモリ♪」は紅白に出られるけど、「この坂を〜〜♪」は歌的に無理やね。

    で、家を指して「あれがおれたちの北極星」
    恵一「何があってもあれを目指して帰って来ればいいんだ。」

    道標や目標があると、道を踏み外さない。



    一方、三田は三輪車が放置され、窓とかも傷んでいる怪しげな家にやってきて、希衣ちゃんからもらった石を取り出し確認。

    そして扉があいて「家政婦の三田です」

    『THE END』


    「興味を引く」「退屈させない」「ミステリアスな匂い」「パターンを繰り返す」「帽子、カバンなどのガジェット」「温かい人情」「現実と非現実のバランス」「人間の本音」「恋愛、親子愛、家族愛」などなど、詰まりに詰まったドラマでした。

    忽那汐里ちゃんの頑張りぶりにも感心。
    相武紗季も最後の最後に輝きを放ったし、長谷川博己も巧かったなぁ。

    セリフは濃厚で、スパイスたっぷりだったし、キワモノめいていながら奥行きもあって、ベタなのに鼻に付かない。

    脚本がパワフル、且つ、巧かった。
    ミスったら『蜜の味』みたいに、ズタボロになってもおかしくない無茶苦茶な物語なのに、見事な”完走”です。


    あと、特別篇で過去を語る三田を見て思ったんだけど「こうして、わたくしの人生から、光が、希望が、夢が、愛が、喜びが、幸福が、未来が消えました。」ってのは、小生がうつ病でどん底に居た時と同じ・・・。

    うつ病って、光が、希望が、夢が、愛が、喜びが、幸福が、未来に加えて、世界から色まで失われてモノクロになるような、そんな感じ。

    ドラマとは無関係に、そんなことが頭をよぎっちゃいました。




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    • 2020.02.23 Sunday
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      父、恵一が戻り、子供たちは、三田さんが、「お母さん」を快諾した事を報告した。 早くお父さんもプロポーズしてとせっついた。 三田さんが、買い物から戻り、恵一は恐る恐る聞いた。 「本当にこの子たちの母親になって くれるのですか?」 「私でよろしければ。」
      • まぁ、お茶でも
      • 2011/12/30 8:54 PM
      ドラマ「家政婦のミタ」を見ました。 日テレにて 水曜10時にやってました 今季ドラマでも1番話題になった作品ですね ストーリーしかり、視聴率でも なんていっても 最終回は40%でしたからね! 視聴率が良いことからもわかるように やはり 面白かったです 1番には
      • 笑う学生の生活
      • 2011/12/26 11:55 PM
      公式サイト 見ながらとったメモは過去最多になったのすけれども、それを清書している
      • 昼寝の時間
      • 2011/12/24 8:41 PM
      家政婦のミタ 水曜 22:00 日本テレビ 2011年10月12日〜12月21日(11回) [キャスト] 松嶋菜々子 長谷川博己 相武紗季 忽那汐里 中川大志 綾部守人 本田望結 平泉成 白川由美 ほか [スタッフ] 脚...
      • 新ドラマQ
      • 2011/12/24 4:56 PM
      なんと!!最終回は視聴率が40%?? スゴイ〜!! 最近のドラマにしては、珍しく高視聴率だったみたいですね。 そういえば周りでも「途中から観てる…」という方々がチラホラいて、9時からのダイジェスト...
      • ドラマ de りんりん
      • 2011/12/23 10:23 PM
      ヾ(*°▽°)ノあはは… ヾ(*°▽°)ノあはは… あまりにも突拍子も無い終わり方で、逆にビックリしましたよ〜(笑) 二人でひっそりと暮らせる場所を探して…といっても、世間はそんなに甘いものではなく…。 雅人の...
      • ドラマ de りんりん
      • 2011/12/23 10:23 PM
      ミタさん、お母さんになって! -承知しました-。 小躍りして喜ぶ阿須田家の子供たちだったが、世の中そんなに甘いもんじゃなかった・・・。
      • Yが来るまで待って・・・
      • 2011/12/23 10:05 PM
       「お母さんになって!」………「承知しました」  主婦のミタです 「この家に、母親はふたり必要ありません。みなさん、これからも末長くよろしくお願いいたします」 「ミタさんではなく、お母さんです。いつまでも、家政婦扱いするのは止めてください」 「死んだお
      • 英の放電日記
      • 2011/12/23 4:15 PM
      「本当の母親...それはあなたたちが決めることです!」 最終回(第11話)の視聴
      • ショコラの日記帳・別館
      • 2011/12/23 3:03 PM
      「本当の母親...それはあなたたちが決めることです!」最終回(第11話)の視聴率は、30%を超えるかと注目していたのですが・・・それを遥かに超えて、驚異的な40.0%(関東地区)でした♪...
      • ショコラの日記帳
      • 2011/12/23 3:03 PM
      承知しましたo( ̄ ̄▽ ̄)oニコッ 阿須田家のみんなに笑顔で「承知しました」を連発したミタさん。 だけど、沖縄に移転するとかウソ言ったのは何故? 今後も関わりを持とうとする阿須田家を敬遠してるの? それともうららちゃんの為に遠慮してんの? 少しは表情が柔らか
      • あるがまま・・・
      • 2011/12/23 2:53 PM
      最終回の感想
      • AKIRAのドラマノート
      • 2011/12/23 10:43 AM
      「家政婦のミタ」最終話は希衣がミタにお母さんになってと業務命令したら承知しましたと語り、ミタは結たちのお母さんになるも、なった途端に食事は質素になり、厳しい物言いと現 ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2011/12/22 11:26 PM
      主人公が果たして笑うのか? ただそれだけのことに、まさに国民的な注目が集まったといえる数字が出た。 視聴率は関東地区で平均40・0%。他地域でも軒並み35%前後を記録し ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2011/12/22 11:17 PM
      ミタさんはサンタ 伏線回収 ミタさんではありませんお母さんです の3本でした。来週もまた見てくださいねーウフフフー 個人的には泣けない最終回でしたw いや、ミタさんの笑顔 ...
      • なんでもあり〜な日記(カープ中心?)
      • 2011/12/22 10:53 PM
      うまいこと伏線を回収したなぁー! となりのババアでさえ、救われる展開じゃないですかw うん、みんな成長した! 特に、クズ父が成長した[E:coldsweats01] ちゃんと「お父さん」になったw でも、不倫相手が舞い戻ってきたからな〜、ちょー危険w さて、ミタさんの
      • シフォンなキモチ
      • 2011/12/22 10:51 PM
      #11「本当の母親…それはあなたたちが決めることです!」2011/12/21放送 22:00〜23:09 阿須田家の子供たちから「お母さんになって」と懇願された三田(松嶋菜々子)が「承知しました」と返事をしたことを聞いた恵一(長谷川博己)は耳を疑う。事実を確認しようとした
      • ドラマハンティングP2G
      • 2011/12/22 8:00 PM
      10/12から日テレで始まったドラマ『家政婦のミタ』(公式)の最終回『本当の母親…それはあなたたちが決めることです!』の感想。 最終回の感想を一言で… ★記事の続き(詳細)は、下記をご訪問くださいませ! http://director.blog.shinobi.jp/Entry/3274/ ★Seesaa
      • ディレクターの目線blog@Seesaa
      • 2011/12/22 7:50 PM
      10/12から日テレで始まったドラマ『家政婦のミタ』(公式)の最終回『本当の母親…それはあなたたちが決めることです!』の感想。 最初に断っておきますが、最終回はもちろん本作で感動した人は【絶対に...
      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2011/12/22 7:49 PM
      女優の松嶋菜々子さんが主演し、今年のドラマで最高の視聴率を記録し話題の「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の最終話が21日放送され、平均視聴率は40.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、03年...
      • 青いblog
      • 2011/12/22 7:44 PM
      家政婦のミタ:笑顔の最終話40.0%で11年ぶり大台 今世紀連ドラ1位の高視聴率 - MANTANWEB 日テレ系で沖縄で放送されていないのでミタをミタくてもミラれなかったわけですが,化け物ミタいな番...
      • Kyan's BLOG IV
      • 2011/12/22 5:43 PM
      前からずっと見ていたわけではないけど、「家政婦のミタ」がおもしろいというので最近見ている。12月21日の最終回では、21時からそれまでのあらすじ紹介もしてくれて親切だ。子供達の甘ちゃん的な考え方が、ミタ(松嶋菜々子)からすればおかしいのだ。けれど、あまりに
      • とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
      • 2011/12/22 5:22 PM
      本編の前にオンエアされた特別企画「さよなら『家政婦のミタ』」は、少しだけシーンを追加した、思いっきりの総集編でしたね。 日テレさん。予期せぬミタさん人気に舞い上がり、お昼の番組での企画をはじめ、あやかり番組、どれだけ作ったことでしょ (^^;) 最終
      • のほほん便り
      • 2011/12/22 5:14 PM
      阿須田家の子供たちから「お母さんになって」と言われた三田(松嶋菜々子)に、 恵一(長谷川博己)も「ずっと家に居てほしい」と頼む。 三田が阿須田家の母親となって喜ぶ子供たち。 だが、三田は意外な行動を取り始める。 これまで家族好みの完璧な料理が、家計が
      • ぷち丸くんの日常日記
      • 2011/12/22 4:22 PM
      「家政婦のミタ」、どんな結末でも受け入れよう、でも期待を裏切らないでほしいと、 矛盾した思いでじれったくなるような、でもあっという間の最終回でした。 お母さんになると承知したとたん、厳格で...
      • 今日も何かあたらしいドラマ
      • 2011/12/22 4:17 PM
      家政婦のミタですが、話題騒然のドラマは最終回も面白く感動的だったと思います。直前のスペシャルは予想を裏切らず総集編でしたが、三田灯(松嶋菜々子)に「もう謝らなくてもいいから!二度と笑わないでっ!!」と強烈な呪縛をかけた姑は「私そんなこと言ってないわよ
      • 一言居士!スペードのAの放埓手記
      • 2011/12/22 3:59 PM
      僕達は、どんな関係になるのかなぁと思って。 ・・・まさか夫婦になるなんてことはないですよね? 私は、署名・捺印しておきました。 えっ!? いや…ちょっ…ちょっと待ってくださいよ! 無理です...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2011/12/22 3:59 PM

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