「蜜の味 A Taste Of Honey」第8話〜顔が怖い菅野美穂、悪魔の四角関係!?
- 2011.12.02 Friday
- 13:26
- フジTV系ドラマ、番組
「蜜の味 A Taste Of Honey」第8話
『わたしは絶対に許さない。
あなたは永遠にわたしの夫よ!…
タブーというアドバンテージを持つ二人』
『わたしは絶対に許さない。
あなたは永遠にわたしの夫よ!…
タブーというアドバンテージを持つ二人』
前回からの続き。
直子(榮倉奈々)と頼(木村文乃)の話を立ち聞きした則杉(溝端淳平)が暗黒オーラを帯びながら「外で食えばいいのに、家に来たいって、変だと思ったんだよ。」
小生も、その通りだと思うわ。
則杉「8年前から好きだったんだろう。」
頼が助け舟を出して「8年前より大事なのは、今。」
あらら、そういう言い方をすると、8年前のことを認めることになっちゃうよぉ。
則杉「8年間のことがすべてつながったんだよ。何で直子がおれと付き合ったのか。何で結婚を遅らせたのか。」「8年間、あいつの代わりをさせられただけだろう !! 繋ぎだろう。繋ぎ。」
京都銀行並みに、長〜〜い繋ぎやなぁ。
則杉「別れよう。」
直子は、背を向けたまま答えません。
榮倉奈々ちゃん肩幅広い。背中大きい。
則杉が出て行ったあと、彼のことを本当に好きかどうかは分からないとする直子が頭を抱えています。
一方、雅人(ARATA)はパソコンで、アメリカのジュディさんとテレビ電話。
なんだこれ!?
−◆−
学部長選挙は、滝ノ原教授(升毅)が当選。
破れた霧島が病理学教室に戻ってきて「力及ばず本当に申し訳ない。準教授のCML肝細胞の研究発表がもう少し早ければと悔やまれるが、ま、今さら言っても仕方のないことだ。 今日のこの結果にかかわることなく、どうかこれからも、たゆまず精進してもらいたい。」と敗戦の弁。
お前が精進しろ!
負けたのは人のせいか!!
−◆−
滝ノ原教授の消化器外科は祝勝会!!!
かくし芸大会になって、直子と白井かな (西山茉希)、長谷るり子(平岩紙)の3人がAKB48に扮して「ヘビーローテーション♪」
榮倉奈々ちゃんのコスプレ!!
センター榮倉奈々ちゃん、足細い!!
雅人「何ですかエケビって?」
メンバーの5人くらいは見分けられる小生の方が雅人よりはAKBに詳しいと言えるなぁ。
滝ノ原教授は「我々の学部長選挙と違って、来年の『総選挙』は荒れると思うよ」と回答。
そうなの??
前田敦子がテッパンじゃないのね。
やっぱり、『もしドラ』『イケ☆パラ』で成功できなかったことが関係してる?
板野友美は、今年より順位が下がる気がするなぁ・・・。
どんどん色あせて行ってる感じがするもの・・・。
AKBだけじゃなくて、本物の『総選挙』もあるかもねぇ。
我ながら、榮倉奈々ちゃんのAKBに食い付き過ぎ??
雅人も、直子のAKBに表情を緩ませてた。
−◆−
祝勝会の後、直子はヘベレケ!!
家の前まで送って行った雅人が「明日二日酔いじゃ無かったら、洋服買いに行くの付き合ってくれよ。」
酔っぱらいの直子は「普通、洋服を買いに行くのって、親子が、夫婦か、恋人ですよね。」
会話が、やや際どくなってきてるよ。
雅人「身内として付き合ってくれよ、8年ぶりで東京のこと全然判らなくなったったから。」
子供か!?
直子「わかりました。」
則杉と揉めてるのに、快く引き受けるな〜〜!
軽率女か!?
−◆−
翌日、二日酔いにならなかった直子は、雅人と楽しそうにお買い物。
雅人は、なぜか直子に洋服を買ってあげて、直子は童顔を緩ませています。
買い物が済んで、喫茶店。
直子「先生、昔はボタンダウンのシャツばかり来てたと思うんですけど、ずいぶん趣味変わりましたね。」
過去の雅人を知りすぎ!!
雅人は「君こそ、あか抜けたよ。(帰国後)一番最初、教授室で会ったとき誰かと思った。」
あんたも別人のように口がうまくなってる。
8年前からすると、キャラが変わってる。
直子「私が東京に出て来なかったら、今ごろお子さんぐらいいたかも。」
気軽に話すけど、中身は重い。
よく平気でそんなことを言えるわ。
さらに「いろいろ聞いてもいいですか?」と切り出した直子は、けろりとした顔で「8年前のあのキスは、なんだったんでしょうか?」
「何で先生は、あのときわたしにキスしたのかなぁって・・。8年の間、時々考えてました。」
則杉が聞いたら、怒るぞぉ!!
雅人「それは、可愛かったからだよ。」「可愛かったし、いとおしかった。」
直子が「あの時、オンコールで呼び出されて先生は(病院に)帰って行っちゃいました。もしオンコールがなかったら、先生は帰っちゃいましたか ?」と、危ない質問をサバサバ顔で口にします。
こいつ、どういう女なんでしょうか?
雅人は真面目顔で「オンコールがなかったら、帰れなかっただろう。 でも、あのまま朝まで居たとしても、ピッツバーグには行ったよ。」
会話が危ない。叔父と姪じゃなくなってる!?
会話が進み、雅人は直子に「人間としても強くなったし、立派になったな。」
直子「それは、イイ女になったという意味だと取っていんですか?」
健康的で明るい笑顔を見せながら、ヌケヌケとそんなことを〜〜。
こいつら、もしかして『高学歴バカップル』かぁ!?
−◆−
霧島と彩(菅野美穂)が会話。
霧島「私が負けたのは、外科に、池沢正人が返ってきたからだ。僕も君も、負け組なんだよ。」
彩「いいえ。病理も、私の研究もこれからです。」とキッパリ。
そして「負けっ放しは、性に合いませんから。」と、口元をニマリとさせる。
板野友美は”アヒル口”だけど、菅野美穂は”悪魔口”
BGM「ギコギコギコギコ〜〜〜♪」
−◆−
直子帰宅。
則杉が来ていて「東和医大を辞めてウチの病院で働こう。」と、和解を申し出ます。
しかし直子は「病院を辞める気はないわ。」と、つれない返事。
ずいぶんと蓮っ葉な感じになっちゃっています。
則杉「あいつが好きだからか ?」
直子「答えたくないわ。」「もう康志には関係ないことだから。」と、そっぽを向く。
冷たい!!
体感温度は、マイナス128℃くらい・・・。
雅人は「あいつのことは、もう疑わないから、な、だからもう一度・・・」と懇願口調。
直子は、さらに10℃くらい冷たく「それ飲んだら帰って・・・。」
則杉、フリーズ!!
則杉、涙目。
ブラック則杉が発現して、片手で缶ビールを吹っ飛ばし、さらに、合い鍵をテーブルにたたきつけて出て行きました。
あちゃ〜〜。アナキンやわ。
−◆−
病院の屋上に雅人を呼び出した彩が、離婚届を破いた旨を告げます。
雅人「何で ?」
鬼のような目をした彩が「自分の胸に聞いてごらんなさいよ。」「したたかになったわね。もうちょっとで、騙されるとこだったわ。」
雅人は「なに言ってるのかわかんないよ。」と、”サンドイッチマン富沢”のギャグみたいなことを言います。
彩「私が離婚してもいいとメールした途端に、あなたは帰ってきた。私と籍を抜いて、堂々と森本直子と付き合うためによ。」
『悪魔と契約した女』に戻りました。
突き落されそうな気がして、屋上は怖い。
−◆−
彩「だから私は離婚しない。あなたは、一生私の夫よ。」
雅人を睨みつける目つきが思いっきり怖い!!!
菅野美穂の”悪魔芸”が凄い!!!
雅人「森本君のことは全くの誤解だけど、そういうふうにしかものを考えられない君にはガッカリしたよ。これじゃ 8年前と同じじゃないか。」
彩「私は、あなたと、あの子を許さない。」
顎を突き出し、雅人を睨み上げる彩の悪魔オーラが怖い。
雅人「何でそんなに意地を張るんだよ?」
彩「私が、私であるためよ。」
哲学か!!
立ち去る彩は怖い顔で泣いている。
−◆−
マンションで物思いにふける彩は、紙の上でボールペンをトントン・・・。
紙には無数の黒い点・・・・。(『ゲゲゲの女房』の水木さんアシスタント「点々の菅ちゃん」を思い出しちゃった)
点々の集合が、ほとんど”QRコード”みたいになってる。
彩、怖い!!!
上田馬之助 ポートレート |
そこに則杉が来ました。
ブラック同盟ですね。(上田馬之助とタイガー・ジェット・シンの”凶悪タッグ”みたいな・・・古い?)
則杉は「8年の間、(直子は)池沢先生と連絡をってたんでしょうか ?」と尋ねます。
彩は当然のことのように「そうよ。会ってたかもしれないわ。人がいいわね則杉君。今だってあの二人は、どこかで一緒にいるかもよ。」と述べて、則杉の怒りを掻き立てます。
涙を流し始めた彩は「あの人たちには、もう勝てないわ。」
則杉「彼らは叔父と姪ですよ。とんでもない関係じゃないですか。病院内にばれたら、居られなくなりますよ。」
彩「だから敵わないのよ。」「私が籍を抜いても、あの二人は結婚できない。あの二人には、永遠にゴールはないのよ・・・・。それでも、惹かれあってる。---(嗚咽)----そこが私たちの、敵わないところじゃない。 あの二人にはタブーというアドバンテージがあるの。」
おお! 小生のような凡人には、叔父と姪という関係は『越えられないハードル』だとしか思えないのに、彩はそれを『アドバンテージ』だと発想しちゃうから凄いわ。
−◆−
彩が言葉を続けます「・・・それは私たちのようなまっとうな者が、どんなにあがいても絶対に敵わない力なのよ。」「離婚しないと言っても何の意味もないわ。 あの人たちには勝てないわ。」
彩が顔をゆがめて涙を流していると、則杉が肩に手をやりました。
なんか危ない感じです。
彩「あなたも私も、何も悪いことをしてないのに。マトモな者は、敗れ去るしかないのよ。」
8年前に直子のアパートに出現したときの彩を思うと、悪いことをしていない”まっとうな者”かどうかは怪しいと思うな。
嗚咽しながら彩は「愛されないの。」「負けるのよ。」
則杉も涙。
そして彩を抱き寄せます。
彩も則杉の背中に手をまわしました。
二人の顔が近づいてキス。
ああ、怖い! 怖い!!
見たくないキスやわぁ。
−◆−
入院中の黒沢さんが手足症候群を発症。
突然、医療ドラマに変わるのかぁ?
原因は、ソラフェニブ400mm投与という処方が、800mmに処方変更されていたことによる過剰摂取。
直子のミスかと思った雅人が「君のIDとパスワードがなければ(処方箋に)書き込めないだろう。」
直子は「わたしはカルテは、いじってません。」
彩が研究室で、何かを真っ赤に熱してる場面がかぶされて、なんか怖い。
雅人が直子に「君を信じよう。 だれが信じなくても、僕は信じるよ。」と、奥歯が浮くようなセリフを平気で口にします。
雅人「誰かが君のIDを使い、なりすましてカルテを書き換えた。」「IDとパスワードをいじれる人間を思いつかないか?」
直子「わかりません」
普通はピンと来そうなものです・・・怪しいのは、この前まで同棲していた則杉だと直子にも池澤にも分かりそうなものです。
分かっていて、分からないふりをしてるのでしょうか??
雅人は「悪意のある人間がいれば、この先も何が起こるかわからない。」としてパスワード変更手続きを取るように指示。
悪意のある人間に気付かないの??
あの二人に・・・。
とにかく、とばっちりを食らった黒沢さんはお気の毒です。
−◆−
過剰投与は、自分のミスだと滝ノ原教授に申告した雅人は、黒澤さんにミスを謝罪するといいます。
しかし滝ノ原教授は、ミスを伏せて謝罪はしないようにと・・・。
いやはや、無茶苦茶に壊れたドラマでしたが、ブラック則杉を生み出して魔女・彩と同盟させたことで、ドロドロ・ドラマとしての面白さが走りはじめました。
ようやくドラマの路線が定まってきた感じです。
開き直り??
堕ちるしかない4人・・・叔父と姪の関係を超える異常性癖者の直子と、アメリカに行ってキャラが変わった雅人と、魔女・彩とブラック則杉の四角関係の”悪趣味加減”が変に面白い。
ストーリー展開は無茶苦茶ですけど、一貫性も脈絡も無視すれば、このドラマは意外に面白いのかも。
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
JUGEMテーマ:テレビ全般
- フジTV系ドラマ、番組
- trackbacks(9)
- -
- -
- -