「江〜姫たちの戦国」第39回〜秀頼=太賀が主役だった。

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    『江〜姫たちの戦国』
    第39回「運命の対面」


    今回の、秀頼(太賀)vs家康(北大路欣也)の場面だけは、大河らしさを感じました。
    あまり知らない俳優さんの太賀君が、意外とバシッと決めてくれました。

    この何分間かの場面以外は相変わらずで、上野樹里ちゃんを応援する気が失せそうな・・・。
    でも、上野樹里ちゃんが悪いのではなく、脚本&演出によってこうなってるんだから、気力を奮起して上野樹里ちゃんを応援せねば・・・。
    −◆−

    江(上野樹里)が徳川初の”御台所”ということになって、大姥局(加賀まりこ)らが江ちゃんの周りに集まってワイワイガヤガヤ。
    ヨシ→民部卿局(宮地雅子)は江ちゃんが立派になって嬉しそう。

    そこに福(富田靖子)がやってきて頭が畳に付くほど深々と頭を下げて「御無礼いたしまする。」
    江ちゃん「竹千代はどうした」「またしても風邪か」
    「少しばかり熱がございまして」

    江ちゃん「連れてこぬならこちらから参る」
    「お方様にうつっては一大事ですゆえ・・・」
    江ちゃん「かまわぬ!」

    ヒートアップしそうな江ちゃんを大姥局がストップさせて、福に「下がってよいぞ」
    福は頭を深々と下げで、その場から去って行った・・・。

    大姥局は、”御台所”たるものが「乳母ごときに声を荒げるなどあってはならぬこと」「武家のおなごでは日の本一の”御台所”様にございまするよ」と、江ちゃんたしなめる。

    江ちゃんは、ため息とともに「我が子も抱けぬのに、何が日の本一じゃ」と、ブー垂れておりまする。

    ところでこの場面で、ただやって着て、ただ帰って行った福・・・・福は一体何をしに来たんだろうか??
    何の用事もなく、江ちゃんをイラつかさせるためだけに来たの!?

    要するに、江ちゃんと福の確執が続いていることを描くために無理やり作った場面であって、福の用事がどうとかなんて脈絡はスルーしちゃった印象です。
    −◆−

    家康が「秀忠将軍就任の祝い」のために秀頼に上洛するよう求めた。
    高台院(大竹しのぶ)が仲立ちにたたされて、上洛の返事を聞くお役目。

    で、豊臣家に対して”上から目線”の家康にお怒りの淀殿(宮沢りえ)は、「高台院様に伝えよ。どうしても上洛を強いるなら、秀頼を殺し、この私も死ぬとな。」

    家康が「ハイ、どうぞ」って答えて、勝手に淀殿と秀頼が死んでくれたら徳川方の思う壺って気もするけど、豊臣恩顧の大名たちが蜂起して騒乱になるのも困るのかな・・・。
    −◆−

    1606年。国松誕生。
    秀忠から側仕えの面々まで江ちゃんファミリーが勢ぞろいで男子誕生を寿いでます。

    江ちゃんは「竹千代、こちらに来て(国松の)顔を見てやるがよいぞ」
    しかし竹千代は江ちゃんや秀忠に気後れした様子で立ち尽くしたまま国松を見に来ません。

    国松にお乳をあげ「国松は私の乳で育てたいのじゃ」と言う江ちゃんを目にした竹千代は、何も言わずに勝手に立ち去って行きます。

    母に呼ばれてもハキハキ返事するでもなく、竹千代は一言も発しないままでした。
    この親子、カウンセリングの必要があります。

    そして、お市の方のナレーション「このころから、あれもこれも噛み合わなくなっていったのです」

    ”真弓・阪神”なみに噛み合っていない!?
    −◆−

    秀忠さんちの2人目の男子・国松の誕生で徳川は安泰なのに、豊臣方は秀頼の跡継ぎがいないことを気にして大野治長(武田真治)が焦っています。
    淀君は「千はまだ十歳」と指摘しますが、大野治長は「秀頼様は御年十四」として側室に子を産ませるよう具申します。

    いやはや、秀頼は数えの14歳(満13歳)で側室かぁ・・・。
    う〜〜ん、オマセさん!!

    で、お市の方のナレーション「大坂城でも、何かがズレ始めておりました。」
    このドラマは、かなり早くからズレていたような・・・。
    −◆−

    大御所・家康の威光が強まり、江戸の秀忠が二元政治は「雇われマスター」「名ばかり将軍」状態に近い有様。

    江戸城に帰ってきた家康に、秀忠は「おりいってお願いがあります」と切り出して、豊臣家との融和を図るために江、竹千代、国松とともに大坂に近い伏見城に移りたい旨を表明。
    江ちゃんも「それは、ようございます。私からもお願いします。」と夫を熱烈支持!!

    しかし家康は「秀頼と手を結び、儂と戦を構える気か」と冗談とも本気ともとれぬことを言います。
    更に、駿府に城を作って隠居するのだと言いだします。

    すぐさま秀忠は家康の意図に気付いて「江戸と上方の間に身を置き、双方ににらみを利かせ、すべてを意のままに操ると・・・」

    家康は「隠居だと言うたがや」と”ニコちゃん大王”みたいな方言を交じえてはぐらかします。(地球生まれの家康が方言を口にしても仕方ない)
    −◆−

    秀忠をテキトーにあしらった後、江ちゃんに声をかける家康。
    「そなた、国松に、おのが乳を呑ませておるようじゃな。そのようなことは乳母に任せておけばよい」と育児に口出し。

    現代で、こんな舅が居たら絶対に揉めるわ。

    江ちゃん「国松は私の子、私の好きにします」と、大御所に盾を突く。
    だって、江ちゃんが主役だから何を言ってもいいんだもの。

    家康「そなたの子である前に、嫡男・秀忠の子。すなわち徳川の子じゃ」
    江ちゃん「いいえ。私が産んだ子は、皆まずもって私の子にございまする・・・・竹千代を除いては・・・」
    さらに江ちゃんは家康を真っ直ぐ見据えて「竹千代は、父上様のお気に入りの福に奪われ、私にはもはや国松しかおりません」

    あちゃ〜〜、国松以外の姫は気ぃ悪いでぇ。
    竹千代もいじけてるのに・・・。
    −◆−

    慶長14(1609)年、初の献身的な看病もむなしく京極高次(斎藤工)が世を去る。
    高次は死ぬ前に「家康の天下取り」について初に話します。

    「天下取り! やはり、そうなのですか」
    なにか、”エネゴリくん”に話している時の口調だったなぁ・・・。

    そんなことはさておき、斎藤工は半端な役どころでした。
    (高次のお姉さんで、十二単で『土スパ』出演の京極龍子さん=鈴木砂羽は可笑しかった)
    −◆−

    慶長16(1611)年。
    江戸城では国松が剣術に励み、竹千代はお勉強に励んでます。


    秀忠が「よいぞ国松。次は父が相手じゃ」などと二男に構ってる声を耳にしながら勉強する竹千代は、何やら思うことがありそうな様子。
    父恋しいのか、国松への僻みか・・・。
    −◆−

    初=常高院が、淀殿のもとを訪問。
    いつのまにか、秀頼の子(この子も国松?)が生まれてるから、今回だけで、あわただしく数年の歳月が流れてる。

    で、常高院(初)が、「秀忠様が二代将軍になったがは、天下を泰平にするため」と江ちゃんから託された言葉を淀殿に伝えます。

    常高院が、せっかくイイことを言ったのに、淀殿は「泰平の世を作るのは秀頼であったはず。それを家康は横から奪い取った」と怒り心頭!!!

    「江が何と言おうが、徳川は敵じゃ。この恨み、憎しみ消えることはありませぬ。いずれ徳川が滅びる日まではな」と涙目で恨み言を述べる淀君・・・・怖い!!(宮沢りえの顔が骨ばっているから、余計に怖い)
    もはや怨霊の域に達してるわ。

    常高院は、そんな淀殿をハグして「わたしがお側におりまする」

    今回は、常高院と江ちゃん、常高院と淀殿が思いっきりハグしていたんですが、戦国時代に抱き合う習慣があったんやろか?

    知らないから何とも言えないけど、大層な十二単(じゅうにひとえ)とか着てる姫様が、あんな風に抱き合うのか、誰か教えてちょ・・・。
    −◆−

    家康が、新帝即位の祝いを口実に、再度、秀頼の上洛を求めます。
    淀殿は、家康に殺されるかもしれないとして反対。
    自ら『秀頼を殺し、この私も死ぬ』と言ってたのに、今度は「殺されるかも」と心配してるんだから母の気持ちは、ややこしい。

    ですが、青年になってる秀頼(太賀)は「殺されはしませぬ」として上洛を表明。

    先週まで子供だったのに・・・よその子の成長は早いわ。
    −◆−

    家康との会談を前にして、武装解除されていたはずの加藤清正が懐から長い針状のものを出して「いざという時は・・・」と秀頼に手渡します。
    必殺仕掛人・梅安の針みたいな奴です。

    いよいよ家康が待ち構える部屋に出向く際、秀頼は「要らぬ」と針を柱に突き刺して行っちゃいます。
    なかなかの大物ですね。

    ついに家康と秀頼の対面。
    家康「母上が、よう出されたものじゃな」と上から目線(物理的にも上から見てる)。
    秀頼「私が頼みました」

    家康「何ゆえ、来ようと?」
    秀忠「詫びを言いたいと・・・」「かつて我が父・太閤殿下に服従を強いられ、さらには国替えをされ江戸に追いやられ、積もり積もった恨みもおありでしょう。それでもなお豊臣の為に働いてくださることを有り難く存じまする。これからも徳川殿とともに・・・・・、徳川殿とともに泰平の世を築くことを共に考えてまいりたいと思います。よろしく頼みまする。」

    秀頼が家康を同等、あるいは家来扱いしたこのセリフはヨカッタ。
    大河ドラマはこうじゃなきゃ。(脚本家が狙っている『姫たち目線の戦国』と離れた部分が一番面白いのは皮肉な結果で・・・)

    このセリフを、堂々とした雰囲気を醸し出しながらメリハリをつけて家康に浴びせた”太賀”という若い俳優さんには、えもしれぬ存在感がありました。
    正直言うと「”太賀”って誰?」って感じなのですが、なかなかの芝居をしました。

    突然現れた”太賀”が力強さを見せて総て持って行ってしまい、主役の江ちゃんは、すっかり霞んでしまいました。

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      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2011/10/10 9:00 PM
      大河ドラマ「江 〜姫たちの戦国〜」。第39回、運命の対面。 徳川家康と豊臣秀頼の対面ってことだったみたいです。 徳川秀忠と江は、主役だけど相変わらず蚊帳の外なんですね・・・w
      • センゴク雑記
      • 2011/10/10 8:27 PM
      江には新たに子供が生まれる。 国千代、通称国松。のちの大納言忠長。 江は国松を自らの乳で育て、養育も自身がやっていたといわれているが、これは当時としては珍しいこととされている。 ドラマのように...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2011/10/10 6:59 PM
      若さには、勝てませんね・・・ 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201110090003/ 江(ごう) 姫たちの戦国 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) posted with amazlet at 11.10.05 NHK出版 (20
      • 日々“是”精進! ver.A
      • 2011/10/10 5:44 PM
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      • 2011/10/10 5:40 PM
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      • 2011/10/10 4:50 PM
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      • 2011/10/10 4:44 PM
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