「江〜姫たちの戦国」第38回〜福(富田靖子)のホラーな雰囲気が怖い〜。

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    『江〜姫たちの戦国』
    第38回「最強の乳母」


    秀忠(向井理)大姥局(加賀まりこ)らが江ちゃん(上野樹里)の出産待ち。
    新生児の鳴き声が響き、秀忠のもとにヨシ(宮地雅子)が駆け付け、一瞬女子誕生かと思わせた後「若君にございます」「つくべきもの、つくべきところに、ついておいででございました〜〜〜〜〜〜!!!」

    大きな裁判で判決が出た時に、「勝訴」とか書いた紙をもって走り出てくる人みたいな雰囲気のヨシでしたが、「つくべきもの」云々のセリフは笑わないといけなかったんでしょうか・・・。
    −◆−

    待望の男子を産んでホッとした表情の江ちゃんが、機嫌よく竹千代と添い寝をしていたら、家康(北大路欣也)に竹千代の乳母(めのと)として起用された福(富田靖子)が現れ、あっという間にススッと竹千代を連れ去ってしまった。

    これでは『八日目の蝉』みたいな!!
    知らない人が見たら、危ないオバサンによる”新生児誘拐”です。
    家康が後ろ盾についているとはいえ、無礼なオバサンです。
    −◆−

    大坂では、弟誕生を知った市(芦田愛菜ちゃん)「それはようございました。秀頼様にもお知らせしてまいりまする」と、今週もしっかりし過ぎたセリフを口にしましたが、芦田愛菜ちゃんはこのワンシーンだけの出演でした。

    で、淀殿(宮沢りえ)は「何やら、胸騒ぎがして・・・」と、いかにもって感じのセリフ。
    ひねりも、なにもありません。
    −◆−

    江ちゃんが竹千代を抱いていたら、福がすぐに奪い取っちゃう。

    江ちゃんは「私はあの者が何となく好きにはなりませぬ。せっかく生んだ男子なのに、ろくに抱くことも・・・」「あの者から乳をやられるのがつらいのです」と秀忠(向井理)に愚痴ります。

    たしかに、福には尋常ならざる不気味さがあって、江ちゃんが毛嫌いする気持ちは分かるわ。
    でも、この前の子は、生まれて早々に初(水川あさみ)に、あげちゃったのにね・・・。

    その後も、江ちゃんが竹千代に会いに行こうとしたら、竹千代が風邪をひいてるとかの理由で、江ちゃんは立ち入り禁止!!
    それでも竹千代の寝所に行こうとしたら「なりませぬ!!」と福がシャットアウト。

    外では、偶然(!?)にも暗雲立ち込め、雷の音が鳴り響いており、嫌な雰囲気を醸し出しています。
    絵に描いたような演出です。
    −◆−

    江ちゃんは、「竹千代は私が産んだ子ぞ」と大姥局にも文句を言ってます。

    しかし大姥局は、竹千代君は御世継ぎなのだから、自分の子であって、自分の子ではないとして「覚悟が足りませぬ」と江ちゃんを諌めます。

    天皇家でも、浩宮様(現皇太子様)がお生まれになった際(1960年)に、乳母制度、傅育官制度を廃止して親子同居を決め、美智子妃がご自分でお育てになったのが初めてでしたから、それより約350年前に生きる江ちゃんは大姥局の言葉に得心せざるを得ません。

    しかし、やはり福の振る舞いに納得できない江ちゃんは、福を交代させてほしい旨を手紙にしたため家康に送ります。

    こんな風に、夫・秀忠の頭越しに家康に頼みごとをするのは、なんだか秀忠では「埒が明かない」と公言しているみたいで、不適切な行動だと思うなぁ。
    −◆−

    大坂では、秀吉の7回忌を祝う豊国祭。
    派手に着飾った人々が「ほうこく、ほうこく〜♪」と唄い踊ってる。
    変な薬でも飲んでいそうな感じで、参加者はみな異様にノリノリです。

    秀吉にまつわるイベントの盛況ぶりに気を良くする大野治長(武田真治)は「家康も驚いただろう」

    淀殿も「家康も63。秀頼が歳を重ねれば、やがて世も豊臣の手に戻る。」「これからはもう、時との戦いじゃな」


    一方、豊国祭の様子を伝え聞いた家康は「たいそうな豊臣人気だったらしいのう」「断じて油断はするなという戒めであろうな。」「となると、次の手じゃな」
    −◆−

    江戸に家康が帰ってきました。
    竹千代を抱っこしながら家康は「よろしゅう頼むぞ福」
    福は「日々精進いたしまする」

    家康と福の様子を見ていた江ちゃんが「父上様、あのう・・・文は?」と福の交代を希望した手紙について切り出します。

    家康「文?」
    江ちゃん「私がお出しした文にございます」

    家康「そなたは竹千代が可愛いか」
    江ちゃん「無論です」

    家康「儂もじゃ。よって竹千代に悪いようにはせん」と言って、抱いていた竹千代を福に手渡しました。

    これが、江ちゃんのお手紙への返事でした。
    福に竹千代を手渡したことで、家康の考え方を強調して見せました。

    家康のお墨付きを得た福は、まさに「最強の乳母」です。
    −◆−

    江ちゃんのクレームを無碍なく片付けた家康は、秀忠に「二代目になれ」と告げます。

    秀忠は「私が二代目将軍職となれば、徳川が代々将軍職を継ぐと誰もが思うでしょう」として、豊臣を追い込むことになることを指摘。

    江ちゃんも「それだと豊臣との約束をたがえることになりまする」と口出し。

    家康「秀頼様は御年十二歳。天下の政を行うにはまだ早い・・・」云々。

    これに江ちゃん「父上様は、姉を追い詰めておられます。これは豊臣を追い詰めるため・・・ということは、父上様は、やはり天下を狙っておいでなのでは?」と、核心を突いちゃう。

    江ちゃんは子供のころから、相手が信長であろうが秀吉であろうが家康であろうが、お構いなしに言いたいことを口にする特別な存在。
    だって主役だもの・・・。

    しかし、さすがの家康も溜め息をついて「江、いいかげん徳川の嫁になってはくれんか。そなたは秀忠に嫁いだとともに、徳川に嫁いだのだ」「今、徳川の主はこの家康。わしの考えに従うことじゃ」と、奔放に意見する江ちゃんに文句を垂れました。

    嫁×舅のせめぎあいを片目に見ていた秀忠は、二代目将軍を「お断り申し上げます」
    秀忠の言葉に合わせて、「ドドン!」と大袈裟な効果音が入りました。
    −◆−

    秀忠と二人きりになった江ちゃんは「納得がいきませぬ。あなたさまを将軍にして豊臣を追い詰めるなぞ・・」「父上様は、何故あのようなことを」と、ぶつくさ・・・。
    (『父上様は、何故』っていうけど、ついさっき「天下狙ってるやろ」と家康の図星をついてたやんか・・・。)

    ここで秀忠が「二人で熱海に行こう」とサプライズ提案。
    「このスケベっ!」と秀忠にツッコみたいところですが、秀忠の目的は「熱海でウッフン」ではなく、「湯につかれば、頭もほぐれよ」と、リラックスして頭を整理するにあるようです。
    −◆−

    本多正信(草刈正雄)に「今の秀忠では将軍になるだけのものがあると思うか?」「今のままでは・・・・彼の奥底にあるものを引き出してやらねばならない」などと語る家康。
    さらに「そのために江を嫁に迎えたのだよ。江をな」と、ニンマリ。

    家康の思惑通りですね。
    −◆−

    湯につかる秀忠が「秀頼様がこの世を治る事が果たして良い事なのか?」

    江ちゃん「私も、あなた様と同じことを考えておりました」「姉上は秀頼様に一日も早く秀吉様の跡を継がそうと願っています。でも私は、一日も早く天下が泰平になってくれればよいと思っているのです」

    過去の出来事をたくさん回想した江ちゃんは、おもむろに「将軍になってくださいませ。天下を泰平にしてくださいませ。豊臣とか徳川ではなく、私は天下を泰平にしたい。いえ、泰平になってほしいんです」

    そうだ、そうだ!!
    小沢とか反小沢、あるいは与党だとか野党ではなく、前に進む政治を見たい。(共産党は除く)
    −◆−

    秀忠は「そなたが将軍になれば、この世は平穏に収まるやもしれぬなぁ」
    二宮和也と柴咲コウの映画『大奥』では男女逆転で柴咲コウちゃんが将軍だった・・・。

    映画『大奥』を知るはずもない秀忠は言葉を続けます。
    「残念ながら、私にそのような力は無い・・・」

    江ちゃん「わたしがお支えいたします」
    いや、いや、いや、いや、自分を卑下している秀忠に対して「そんなことはありません。秀忠様なら成し遂げるお力をお持ちです」とか言ってやれよぉ・・・。

    いきなり『わたしがお支え・・・』って言っちゃったら、『私にそのような力は無い』という秀忠の言葉を肯定してることになるやん。

    会話内容はともかく、熱海の上野樹里ちゃんは綺麗でした。
    江ちゃんは妙竹林なキャラではあるけど、上野樹里ちゃんが、しっとりと綺麗に見えた。


    まだ湯につかってる秀忠は「天下泰平かぁ・・・」
    江ちゃん「そのためにも、お力をお持ちください」
    秀忠「力をの・・・」

    この「力」って、胆力とか決断力、実力などを総合した『人間力』のこと??
    単に権力ってことは無いだろうけど、意外と漠然としていて「力」の意味が掴みきれませんでした。

    あと、ストーリーとは関係ないんだけど、向井理と上野樹里ちゃんが会話したこの場面は、いかにも『二人別撮り』
    二人が交互に喋るたびに、画面は向井理と上野樹里ちゃんに切り替わる・・・目まぐるしいことこの上ない。

    でね、NHKネットスコラによると『秀忠役の向井は、数時間にわたって湯につかりっぱなしだったという。入魂の温泉シーン』とのこと。
    あれで数時間は、大変な仕事やなぁ・・・。
    (上野樹里ちゃんの入浴シーンもサービスしてよ・・・。)
    −◆−

    江戸にもどった二人。
    江ちゃん「なんというか、あなた様がうんと年上のような気がしてまいりました」「本当に大きくなられたように思います。将軍のことを腹を括られたからでしょうね」と夫の成長ぶりが心強そう。

    秀忠も、まんざらでもなさそうな表情を見せながら「あとは親爺だ。これからも、あれやこれやと口を出してくるだろうからな」

    江ちゃん「負けずにいてくださりませ」

    江ちゃんは秀忠を持ち上げてたけど、結局は尻に敷いてる感じがします。
    踏ん切りのつかない夫の背中を押す姉さん女房です。
    −◆−

    秀忠が正式に二代将軍に・・・。

    淀殿は怒っております。
    アニメだったら、オデコに大きく「怒りマーク」が浮かんでいそうです。
    −◆−

    また江ちゃんと福が揉めています。
    江ちゃん「竹千代はどうした。私に会わせぬつもりか」
    福は「二代将軍おめでとうございます」

    江ちゃん「今はそのことは聞いておらぬ」

    平伏しながら福は上目づかいで「わたしは豊臣を恨んでおります。我が父を磔にした秀吉と連なるものを許すことは断じてありませぬ。それゆえ竹千代様の乳母になりました。徳川様が、いずれ豊臣を滅ぼすと固く信じていたが故・・・」
    怖っ!!

    江ちゃん「豊臣には娘の市が嫁いでおる。それを知っての言葉か?」

    福はニマッと暗い笑みを浮かべて「そういえば、お方様も、我が父の敵・秀吉の御養女だったのですね」

    ひ〜〜!! 富田靖子怖すぎる!!
    怨念キツイ!!!
    口が耳まで裂けそうなタイプ!!


    福の前では、さすがの大姥局も「江戸の鬼」という称号を返上やね。

    視聴率は悲惨だったけど、知る人ぞ知る名作ドラマ『鈴木先生』(日本民間放送連盟賞のテレビドラマ番組最優秀を受賞)の”足子先生”という怖いオバサン教師役が強烈だった富田靖子は、大河ドラマでも怖いオバサン!!!

    昔は『アイコ16歳』だったのに・・・。


    そして市(鈴木保奈美)のナレーション「この江戸でも、女の戦が始まろうとしておりました」


    というわけで、家康と淀殿の”せめぎあい”は大して面白くなく、ひたすらホラーな福の怖さが印象に残りました。

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      大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」第38話は江に竹千代が誕生し喜ぶも、家康が自ら選んだ乳母の福(のちの春日局)が竹千代を育てる事となり、江は竹千代を育てられない不満を抱 ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2011/10/05 9:16 PM
      「将軍になってくださいませ。 将軍になり、天下を泰平にしてくださいませ。 豊臣とか徳川でなく、私は天下を泰平にしたい。 いえ、泰平になってほしいのです・・・」 待望の男児竹千代を出産した江@上野樹里だったが、 豊臣に反感を抱く竹千代の乳母福@富田靖子のた
      • まっつーのTV観覧日誌(*´д`*)
      • 2011/10/04 12:40 AM
      江は遂に男の子(竹千代)を出産。 その乳母となったのが福(富田靖子) 後の「春日局」なのですか!しらんかったわ-。 香川さんが猿之助&浜木綿子の息子ともしらず・・ びっくりしたくろねこだけど--(関...
      • shaberiba
      • 2011/10/03 10:40 PM
      江は、ついに待望の男子を産み、秀忠も驚きながら喜びました。のちの徳川家光の誕生です。しかし、この生まれたばかりの赤ん坊は、江のもとから突然あらわれた乳母にとりあげられます。驚愕する江は、大姥局にたしなめられても納得いきません。そのうえ、乳母として家康
      • ふるゆきホビー館
      • 2011/10/03 6:44 PM
      福、竹千代の乳母となる・・・ 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201110020003/ 江(ごう) 姫たちの戦国 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) posted with amazlet at 11.09.29 NHK出版 (20
      • 日々“是”精進! ver.A
      • 2011/10/03 3:37 PM
      江〜姫たちの戦国〜ですが、江(上野樹里)がハンカチ噛みながら出産していると、大姥局(加賀まりこ)が「おのこ、おのこ、おのこ」と呪文を唱えます。徳川秀忠(向井理)は寝転がって本を読んでいますが、やかましい大姥局に「しずまらんか」と、もうイチャモンですら
      • 一言居士!スペードのAの放埓手記
      • 2011/10/03 3:06 PM
      江(上野樹里)は、夫・秀忠(向井理)との第5子を出産。待望の男子であった。 世継ぎ誕生を喜ぶ2人のもとに、大姥局(加賀まりこ)が1人の女を連れてくる。 世継ぎの乳母として、家康(北大路欣也)が選...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2011/10/03 2:39 PM
      公式サイト 男子を出産した江。家康直々のご指名で、乳母となったのは、斎藤利三の娘
      • 昼寝の時間
      • 2011/10/03 2:39 PM
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      • Refreshing-wind-blows※別館※
      • 2011/10/03 2:31 PM

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