「江〜姫たちの戦国」第34話〜ゲゲゲの秀忠(向井理)に失礼発言する江(上野樹里)

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    『江〜姫たちの戦国』
    第34回「姫の十字架」


    サブタイトルで”江戸の鬼”とまで呼んだ大姥局(加賀まりこ)は、大した存在感を発揮せず、キャラが中途半端。

    キャラと言えば、良い人キャラだった家康(北大路欣也)は、すっかりダーク狸にキャラ替え。

    かわらないのは、江(上野樹里)とゲゲゲの秀忠(向井理)の「不思議ちゃん&不思議君」の夫婦くらいか・・・。
    −◆−

    江戸城に細川忠興(内倉憲二)とガラシャ(ミムラ)の子・光千代が送られてくる。
    光千代は自ら人質として来たと打ち明け、「カナダからの手紙」・・ではなく「ガラシャからの文」を江ちゃんに手渡す。

    文には、忠興と家康の会談で、戦について話題の上っていたことが仄めかされていて、気をもむ江ちゃん。

    秀忠に、徳川と豊臣の戦にななるのか見込みを尋ねるんだけど、秀忠はゲゲゲの水木さんみたいに”のらりくらり”・・・。

    積極的でガサツな性格として描かれている江ちゃんは「父上様(家康)に直に聞いてまいりまする。」と、秀忠の頭越しに家康と談判してくると言い出す始末。

    こういう風に、無理して江ちゃんを中心にストーリーを回そうとするから、このドラマの不自然さが際立っちゃう。

    で、はっきりしない秀忠に対しては「あなた様と話ているとイライラします」
    気持ち的には秀忠に「江ちゃんを斬っちゃえ」とアドバイスしたくなるような江ちゃんでありますが、大好きな上野樹里ちゃんは、脚本家や演出家の求めに応じて一生懸命演じる被害者でありますから、多少変なセリフを吐いても応援しなきゃなりません。

    秀忠は江ちゃんに斬りかかるような大人げないことはせず「ならば良い考えがあるぞ。話さなければ良いのだ!」と水木さんっぽい言葉を返して、口で一矢報いました。
    −◆−

    家康は上杉討伐プランを進めていますが、直江兼続(妻夫木君)に出番はありません。

    一方、出陣する細川忠興(細川護煕元総理大臣の御先祖様)はガラシャに向かって、本能寺の時に岳父・光秀に加勢しなかった件を詫びたり「そなたには寂しい思いをさせて参った」「デウスに頼らざるを得なかったのであろう。」などと、すっかり「今生のお別れ」モード。

    忠興さん、なんか唐突でした。(だって、今回は『姫の十字架』だから仕方ない)
    −◆−

    家康が江戸城へ戻って来ると、早速”いっちょ噛み”の江ちゃんが、徳川と豊臣の戦になるのかと、政局について質問を浴びせます。

    家康は淀むことなく「石田殿も儂も豊臣の家臣。ということは、それは豊臣の家臣と家臣の争い。断じて豊臣と徳川の争いではない」と政治家みたいな言い回しでその場しのぎします。
    家康、頭の回転が速く口が上手いわ。
    −◆−

    さて、秀忠は家康から3万8千の兵を率いる先鋒の総大将に任じられましたが、あっさり「無理」と回答し、まるで≪ゆとり世代の新入社員≫みたいです。

    家康は「大久保忠隣と正信を付ける」として、中間管理職に補佐させるから総大将に就くよう説得・・・。
    いやはや、近ごろの若者は・・・と家康が心の中で嘆いたかどうかは分からない。
    −◆−

    秀忠が部屋に戻ると、江ちゃんが「大変なことになりました。この先、何がどうなるのか」と、前回視聴率が15%台と低迷するドラマの行く先を心配してる。(違います!)

    で、ここからが今回のワースト・シーン!!
    江ちゃん「総大将など、あなた様に務まるのですか?」

    その言い方は、良くない!!!!
    やっぱり、江ちゃんを斬っちゃえ。(樹里ちゃんが酷いセリフを口にしてはいるが、大元は脚本家に責任があるので、樹里ちゃんを責めてはイケナイ。)

    たとえば野田新首相に奥方の仁実夫人が「総理大臣など、あなたに務まるぅ?」なんて聞いたら、”どじょう”は凹むよ・・・。

    しかしながら・・号泣した海江田氏を揶揄して「泣くような人に大臣は任せられない。」なんて出すぎたことを口にしていた菅伸子夫人なら、「江ちゃん」と「大姥局」を足したくらいの『出しゃばり発言』をするかもしれないなぁ・・・。


    そんなことはさておき、癇癪を起して江ちゃんに斬りかかるようなことはしないゲゲゲの秀忠は「戦は好きではないし向いていない・・・なぜ徳川家康の跡継ぎなどに生まれてしまったのか・・・」「こたび、無事生きて帰れたとしても、まだその先がある・・・徳川家康という男が動く限り、私も動かされ続けるということだ」と思いっきり、たそがれちゃう有様。

    さらには「戦で討ち死にすればよいのか。さすれば、二度と戦はせずに済む・・・」と、自爆モード。

    伸子夫人は・・・じゃなくて江ちゃんは、毎度おなじみのメンタリティで家康にクレームを付けに行こうとし「お断りするのです。私も戦は嫌いです!!」

    遂には「ここを出ましょう」という江ちゃんは、家出してヨシの遠縁を頼って百姓になることを提案。

    想像の世界の中の江ちゃんは、畑仕事しながら百姓の秀忠と視線を合わせてニッコリ。
    DASH村か!?
    (NHKはこの場面を気に入ってるのか、ネットステラに、このシーンの画像を掲載してる)

    もう、無茶苦茶です!!!
    原作・脚本の田渕久美子氏の想像力の翼の大きさに付いていけない感じ・・・。
    −◆−

    さすがに百姓への転職は無理だと思ったのか、秀忠は出陣を決意。
    江ちゃんは、お守りとして「天下布武の印」を秀忠に渡します。

    受けとった秀忠は、自分が唯一憧れた武将は織田信長である旨をカミングアウトし「信長公の姪を嫁に迎えられたことは、私の誇りであった」なんて奥歯が浮くようなことを言っちゃう。

    このドラマの中の秀忠の性格からすると、猛々しくて強烈なカリスマを持つ信長に憧れてたとは思えないけど、本人がそういうから仕方ない。
    −◆−

    三成軍に包囲され、人質になることを避けようとしたガラシャは、キリシタン故に自害を選択できないので、家老に「私を殺してもらえぬか」と願い出て、槍で胸を貫かせる・・・。

    命の火が消えたとき、握っていた十字架が床に落ちる。

    これが一義的には「姫の十字架」だと思うけど、もう一つ、江ちゃんが徳川の嫁でありながら豊臣方であるという十字架を背負っていることもサブタイトルには含まれてるんだと思うなぁ・・・。

    ガラシャ夫人のことだけで「姫の十字架」って、ベタ過ぎるもの・・・。
    −◆−

    秀忠出陣の日、江ちゃんは「父上様の跡を継いだ暁には、戦のない世の中を作ってくださいませ。」

    「『どうか御無事で』とか『武運をお祈りいたします』とか先に言ってから、そういう話をしろよ!」なんて余計なことを口にしない秀忠は「それは帰って来てから言ってくれ」

    もう江ちゃんの発言にイチイチ論評を加えるのは面倒臭いからよそう。
    −◆−

    秀忠出陣。
    家康は「この世でもっとも険しき戦はなんだと思う」と本多忠勝(苅谷俊介)に出題。
    考える間も与えず「息子を死なせず、独り立ちさせることよ」と自分で回答。

    創業者の悩みやね。
    親は親、息子は息子で悩んでる。


    てなわけで、どこに焦点を当てて見たら面白いのか・・・今回はガラシャ??
    それとも秀忠??

    よう分からんから、さっさと関が原を済ませて、春日局パートに進んだらどうかな・・・。
    そうそう、早く忽那汐里ちゃんの千姫を見たいな・・・。

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      • 2011/09/05 9:45 PM
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      • センゴク雑記
      • 2011/09/05 9:34 PM
      人生で一番困難なこと---それは  息子を死なせずに一人前にさせる事---- なるほど----深いわ--- 遂に天下取りに動きだした家康 どうやら三成をはじめ反対派を一掃するべく会津征伐を起こした?ようです...
      • shaberiba
      • 2011/09/05 9:24 PM
      江は江戸城、淀は大坂城、そして初は大津城に別れていました。そして、運命の慶長五年(1600年)が明けます。大阪城の西ノ丸に天守を建てた徳川家康は、本丸の豊臣秀頼とは別に諸大名の年始を受けました。そんな家康の振る舞いを許せぬ石田三成は、隠棲する佐和山城
      • ふるゆきホビー館
      • 2011/09/05 6:42 PM
      ガラシャの決意。 そして関が原。 第三十四話『姫の十字架』ネタバレです。 その時歴史が動いた〈13〉「細川ガラシャの悲劇」ら5編収録NHK取材班 KTC中央出版 by G-Tools
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      • 2011/09/05 5:57 PM
      江(上野樹里)は、家康(北大路欣也)と三成(萩原聖人)の間で戦になるのではと不安に感じ、 上杉討伐のため江戸に戻った家康に「豊臣との戦は避けてほしい」と懇願する。 家康は「討つのは上杉」とと...
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      • 2011/09/05 3:00 PM
      細川ガラシャ、死す・・・ 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201109040004/ NHK大河ドラマ 江 姫たちの戦国 完全版 DVD-BOX 第壱集 posted with amazlet at 11.09.01 アミューズソフトエンタテイン
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      • 2011/09/05 2:58 PM
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      • 徒然”腐”日記
      • 2011/09/05 2:53 PM

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