「それでも、生きてゆく」第9話〜ライブハウス放火未遂事件と…

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    それでも、生きてゆく 第9話

    このドラマと、思いっきり被る現実に事件が起きちゃった。
    8月31日夜、渋谷区のライブハウスにガソリンを撒いて無差別大量殺人を引き起こそうとした島野悟志容疑者。
    「大勢の人を焼き殺そうと思った」と供述している島野容疑者は、17歳だった05年4月に東大阪市の「花園中央公園」広場で遊んでいた当時4歳の男児の頭を鉄製ハンマーで殴り重傷を負わせた、いわゆる『4歳男児ハンマー殴打事件』の犯人で、中等少年院行きになった前科を持つ。

    ハンマー殴打って、文哉(風間俊介)と同じ。
    そして、文哉と同じく、治ってなかった・・・・。
    たまたま、島野容疑者の犯行で犠牲者が出ていないことが唯一の救い・・・。
    −◆−

    さて、今回は双葉(満島ひかり)がレンタカーを借りてからの最後ら辺が、なかなかイイのだけど、とりあえず順を追って・・・。

    前回の続きで、響子(大竹しのぶ)vs文哉の場面から・・。

    異変に気付いた耕平(田中圭)の妻・由佳(村川絵梨)が、倒れてる響子の傍に・・・。
    (由佳さん、もう少し驚いた芝居を見せたらいいのに、淡白な演技)
    対照的に濃い演技を見せる大竹しのぶ=響子は、絞り出すような声で「洋貴、 洋貴に電話して!!」

    立ち去ろうとする文哉を引き掴んで「ねぇっ、どうして亜季だったの?」と問いただす響子。
    文哉「たまたま、道で会ったから」

    去っていく文哉に響子は「逃げないで、逃げないで〜〜〜!!!」
    −◆−

    こちらも前回の続きで、千葉から帰ってくる車の中の洋貴(瑛太)双葉(満島ひかり)。
    前回「死にたい」と言って、洋貴にどやし付けられた双葉は「ハイ、死にたいなんて思いません。ゴメンナサイ」

    そんな会話をしていたら、洋貴の携帯に文哉が釣り船屋に現れた旨の連絡が入る。
    双葉が開いていたグローブボックスを気にすると、洋貴が有無をも言わさずバタンと閉める。
    ナイフが入ってるグローブボックス・・・・。
    −◆−

    三崎駿輔(時任三郎)が警察に「息子を逮捕してください!お願いします。お願いします!」と平身低頭で懇願していたころ、三崎家に文哉が現れた。

    「どうして、此処が分かったの!?」と驚く隆美(風吹ジュン)。
    文哉は「迷惑ですか?」と抑揚なく話しかけた。
    さらに「カギ締めてもらえますか? 警察につかまりたくないんで」

    こんなに不気味な文哉を演じる風間俊介が、『中学生日記』では3年B組担任・神沢俊介教諭を演じてるんですってね・・・。
    すごいギャップ!!

    文哉に近寄られてびくっとする灯里(福田麻由子)。
    無表情で何をするか分からないタイプの文哉は、その一挙手一投足が怖い!!
    −◆−

    連絡を受けて釣り船屋に戻った洋貴(瑛太)だったが、文哉はすでに立ち去っており、双葉(満島ひかり)を三崎家まで車で送ることに・・・。

    双葉「兄と会ったら、何を話すんですか?」
    「話せるのかなぁ----」と切り出した洋貴は、理科室の人体模型には心が無いことを引き合いに出して、「文哉もそうかもしれない。心が無いのかもしれない。そしたら話なんかできないっすよね」
    不幸なことに、菅直人氏にも心が無かった。
    −◆−

    洋貴の車が三崎家に到着。
    三崎家の二階の窓の陰から文哉がじっと見てる。

    洋貴「もし文哉から連絡がきたら・・・」
    双葉「警察より先に連絡します」

    洋貴が帰途に就き、双葉が家に入ると文哉が居て、母・隆美は抑えた口調で「(文哉が)帰ってきてくれたの。」
    双葉「110番したの」
    母・隆美「お父さんが帰ってくるまでは…」

    そんな家族の会話にはお構いなしの文哉は「ボクどこに居ればイイの? 狭くない? 前の家にはお兄ちゃんの部屋も双葉の部屋もあった」と、自己中心的で無反省・無感情な言葉を吐きます。

    双葉「しようがないと思う」
    文哉は貧相な暮らしぶりに対して「父さん、ちゃんと働いてるの?」とムカつくことを口にします。

    双葉は「クリーニングの配達してる。ちゃんと汗かいて頑張ってる!!」

    その後も文哉が勝手な発言を続けたから双葉がキレて「この15年間、みんながどういう思いで・・」
    文哉は双葉の言葉を遮って「お兄ちゃんのこと、ずっと恨んでたんだろ」
    双葉は文哉の肩をどんと小突いて「恨んでなんかいないよ!! 恨んでいないから苦しかったんじゃない!!!」
    そして、「なんで、あんなことをしたの? 私のせいなの? だったら、私を殺せばいいじゃないの!!」と文哉を小突きながら「もう、取り返しつかないんだよ。分かってんの!!」「命奪ったら、もう償えないんだよ! ねぇ、ねぇ!!」

    たまたま筆立てに会ったハサミを手にした文哉は「死んだ人はいいよ。死んだ人は死んだらそれで終わりだけど、殺した方は生きてなきゃいけないんだよ。お兄ちゃん可哀想なんだよ」と双葉に答えました。

    なんたる身勝手!! なんたる屁理屈!!

    父・駿輔が帰ってきて、「文哉、おかえり」などと包み込むように話しかけながら、しずかにハサミを取り上げました。

    双葉は「うちにあにがいます」と洋貴にメール。
    −◆−

    自首を勧める父に、文哉は「また僕を見捨てるんですか」
    さらに実母がベランダから落ちて死んだことに言及し「そうやって母さんのこと見殺しにしたんだ」

    駿輔が事故だったと言っても取り合わず「俺と双葉の目の前で飛び降りたんだ。双葉も一緒に見てたんだよ。双葉は赤ちゃんだったから覚えてないかもしれないけど、母さんはこっちを見ながら夜の闇の中に…」

    話すだけ話した文哉は「双葉、お兄ちゃんと一緒に行こ。」
    双葉、小さく首を横に振ります。
    文哉は「双葉」と再度促しましたが。双葉ははっきりと首を横に振りました。

    実母転落を巡る話って、現実なのか文哉の思い込みなのか、なんなんでしょうね。
    文哉の心の闇の原因であることは確かみたいですが・・・。
    −◆−

    双葉のメールを受けて、やってきた洋貴が深見家の前で車から降りた時、ちょうど文哉が玄関から出てきました。
    車から降りる直前にグローブボックスのナイフを手に取りかけた洋貴でしたが、一瞬の逡巡のあと、手ぶらで車から出ました。

    洋貴に気付いた文哉は普通の友人にオッスとする時のように手を上げます。
    洋貴も同じように手を上げる。
    不思議な雰囲気で、見つめあう二人・・・。

    家の中から出てきた駿輔が文哉に声をかけた瞬間、文哉が脱兎のごとく走り去ります。
    洋貴と駿輔が追いますが、文哉はターミネーターT-1000型並みに走る、走る・・・。

    駿輔が遅れ、運送会社の敷地内に走り込んだ洋貴と、待ち受けていた文哉が格闘になります。
    獣のような咆哮を上げながらもつれ合う二人。
    長い格闘の後、洋貴は壁に後頭部を打ち付けられ、崩れ落ちました。
    文哉が立ち去った後、駿輔がやってきて「深見さん、深見さん・・・」と声をかけますが、鼻の当たりを血で汚した洋貴は気絶状態・・・。
    −◆−

    場面が飛んで、洋貴が双葉に応急手当てをしてもらってる・・・。
    後頭部に氷嚢を当てた洋貴に「他にどこか痛いとこありますか」と双葉。
    氷嚢なんかで手がふさがってる洋貴は痛いところではなく「眉毛の横が痒いっす」

    双葉「強弱的には」
    洋貴「強っす」

    深刻な事態の後で、恋人同士がじゃれ合う様な不思議な会話するなぁ・・・。
    でも、異常な出来事の後に緊張をほぐすようなこの会話が、微妙に好きだわ。
    このドラマを気に入ってきてる分には良いけど、そうじゃない人にはツッコミどころかもしれないなぁ・・・。

    さらに「何か欲しいもの有りますか? 私作ります」「何でもできるんで、たいてい。何か食べたいですか」と双葉。
    洋貴は「冷凍ミカン作れないっすか」

    前回、響子(大竹しのぶ)が双葉に言ってた通り、洋貴は”冷凍ミカン好き”だった・・・。

    で、双葉は「作れます。実力の100億分の1ぐらいで作れると思います」と答える。
    なんて面白い会話でしょう!!!
    −◆−

    一転して会話が重い方向に向かいます。
    洋貴「逃げられました。すぐそこにいたのに、もう少しだったのに、ナイフ持っていかなかったんです。何でか置いて行ってしまったんです」

    双葉「良かったです」「あ---、兄のことじゃなくて、深見さんに人殺しになってほしくないからです」
    満島ひかりの横顔や、華奢な肩や細い二の腕が素敵やなぁ・・・。
    「深見さんには、ナイフより冷凍ミカンの方が似合ってると思います」

    洋貴は、すんなり双葉の言葉を受け入れるのかと思ったのに、なぜか感情を荒げて「ほっとけと言うんですか。また同じ15年間、これから一生、またあんな思いをして生きて行けって言うんですか」
    そのうえで、こんどはナイフを持っていくことを忘れないと双葉に告げた洋貴・・・。

    この会話が、ラストにつながってたんかぁ・・・。
    −◆−

    深見家の面々は、母が清掃会社の社員寮で灯里と住むことになり、離散が決定。

    で、少し端折って、双葉がレンタカーを借りて、何か買い物。

    釣り船屋で自動車の音に気付いた洋貴が外に出ると、自動車が去っていった。
    洋貴の自動車に、けっこう大きめの発泡スチロールの箱が置かれていて、なかには沢山の氷と顔文字が描かれたミカンが一つ。
    冷凍ミカン!!!

    その後、洋貴と出会ったときに食事したファミレスで、双葉は紙ナフキンに「洋貴さんへ、ごめんなさい 好きでした」としたためてる。
    なのに、うっかり、その紙ナフキンで口を拭いちゃった

    一方、洋貴は双葉に電話してるけど、双葉は電話に出ない。
    仕方なく、留守電に思いのたけを残し、「今からそっちに向かう」と自動車に乗り込んだら、グローブボックスのナイフがなくなってる。

    冷凍ミカン持ってきたときに、双葉はナイフを持ち去ってたのかぁ・・・。

    で、因島に向けて地図を確認した双葉は「よっしゃ! 行くぞ!」と気合を入れてレンタカーのハンドルを握る。

    ナイフ持参で、一人で文哉のもとに向かうんやな・・・。

    ずっと伏線を張りながら、最後に双葉が洋貴のナイフを持ち去るという展開は、なんか巧い!!
    よく練られてる。

    満島ひかりの「実力の100億分の1・・・」とか「よっしゃ! 行くぞ!」とかのセリフも、ヨカッタ。


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      響子(大竹しのぶ)と文哉(風間俊介)の乱闘騒ぎを聞きつけて、耕平の妻、由佳(村川
      • 山吹色きなこ庵・きままにコラム
      • 2011/09/07 6:58 PM
       「心って、大好きな人からもらうものだと思うんです。 僕は亜季から心をもらいました。父から心をもらいました。母から心をもらいました。 人を好きになると、その人から心をも ...
      • トリ猫家族
      • 2011/09/04 9:48 AM
      公式サイト 文哉の心の闇は描かれていましたが、ラストに、この絶望的な状態でも、心
      • 昼寝の時間
      • 2011/09/03 10:44 PM
      「三日月湖に浮かぶ亜季ちゃん、きれいだったな」そう言った文哉をマル椅子で殴りつけた響子。 床に転がって、響子は、立てないで、亜季と言って身もだえしていた。 嫁の由佳が、気付いて店に来た。響子は、三崎文哉なのと教えた。 洋貴に電話して、と興奮しながら連呼
      • まぁ、お茶でも
      • 2011/09/03 8:30 PM
      今回は洋貴と文哉の決死の格闘シーンに息をのみました。 お互いにただ唸ってるだけのシーンは、ちょっと野犬同士のケンカに見えたり見えなかったり…。 でも本当に全身全霊の力を振り絞ってる時って、やはり...
      • ドラマ de りんりん
      • 2011/09/03 6:04 PM
      速っ!文哉の走りと腕の筋肉に驚いた。それを追う洋貴も必死で、父親の駿輔もよく後をついて走りましたわ。しかしどうして洋貴が殴られるの?思いは逆ですよね。後頭部を強打して心配しましたよ〜。眉毛の上の痒い部分を双葉にかいて貰って嬉しそうな洋貴に安堵した〜。
      • 美容師は見た…
      • 2011/09/02 6:00 PM
      「心はどこにある?」 深見洋貴(瑛太)が、三崎文哉=雨宮健二(風間俊介)が新たに事件を起こした千葉から遠山(三崎)双葉(満島ひかり)を車で家に送ろうとしている頃、釣り船屋『ふかみ』では激しい攻防が繰り広げられていた。双葉を求めて訪ねて来た文哉と、息子
      • ドラマハンティングP2G
      • 2011/09/02 4:48 PM
      まさか双葉は・・・X(++*)ダメダメェ 洋貴に冷凍みかんをプレゼント。そして彼が車のダッシュボードに隠し持ってた ナイフを持ち出し、洋貴と初めて会った時に行ったレストランにて、彼への メッセージをしたためる双葉・・・あぁ、、これはもう文哉を殺す気満々で
      • あるがまま・・・
      • 2011/09/02 2:44 PM
      息子を逮捕してください。 お願いします。お願いします! 三崎が警察に頭を下げている頃、文哉は家に帰って来ていた。 慌てる隆美に向かって 警察は偉そうだし捕まりたくないんです。 と言う...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2011/09/02 2:13 PM

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