「江〜姫たちの戦国」第32話〜鬼=加賀まりこ登場「ンフフッフッフ〜〜」とホラーな笑い

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    『江〜姫たちの戦国』
    第32回「江戸の鬼」


    「江戸の鬼」という副題からして、なんかねぇ・・・。

    秀吉(岸谷五朗)の死に対して、江ちゃん(上野樹里)はしんみり。
    「この世で誰より嫌いな憎んでも憎み切れない相手だったのに…」と悲しむ理由を自問自答する江ちゃん。

    秀忠(向井理)は「実の父のようなものだ・・ということだ」「言いたいことを何でも口にし、少なくとも私と父上より実の父娘であったわ・・」

    江ちゃんが秀吉に異様に強いつながりを抱いていたことについては違和感を覚えますが、一方、秀忠が家康に対して「言いたいことを何でも口にできない」ことを仄めかしたことに関しては、納得できる会話でした。
    −◆−

    ≪家康暗殺計画≫が企図されているとの噂が流れる。
    不測の事態に備えて嫡男・秀忠(向井理)をジャック・バウアーとともにCTUに避難させたいところだけど、そうもいかないので江戸城へ移すことにした家康(北大路欣也)は、翌日には秀忠と江ちゃん(上野樹里)に出立するよう通告。

    「秀忠様に江戸に逃れよと?」と他人事のように問い返す江ちゃんは、家康から「そなたもじゃ」と言われて「えっ!?」
    「えっ、ではない。妻たる身で、何を言うか」と家康に叱られちゃう。

    これまで家康は、江ちゃんに甘かったのに、彼女のボケっぷりや徳川の嫁であることへの自覚不足にイラっと来たんでしょうか?
    まぁ、まだ家康に叱られるうちが華でして、”江戸の鬼”に怒られるよりはマシであります。
    −◆−

    秀忠と江ちゃんが江戸に転居するのは”内密”だと言われてるのに、親しい人と会っておきたいと言い出す江ちゃん。
    出立時刻までに帰ってくる条件で秀忠はOK。
    ただし「そのものは口が軽い。そちが見張れ」とヨシ(宮地雅子)に監視を命じる秀忠。

    これを聞いた江ちゃんは「バカにしおって」とプンプン顔。
    ここは、笑うべき場面だった??

    で、この時点で、江ちゃんが江戸行きをバラしちゃうことは、だいたい想像がつくのであります。
    そういうドラマだから・・・。
    −◆−

    江ちゃんは、まずガラシャ(ミムラ)に会いに行った。

    本能寺の変に際してガラシャの父・明智光秀(市村正親)と会ったことを江ちゃんが口にします。
    江ちゃんが大好きだった信長を殺した光秀を恨んでいないかと、ガラシャが問うんだけど、江ちゃんは「私は明智様が好きでした。」

    これを聞いたガラシャは「お江様に、人は心を開きます。あなた様がご自分を隠さず、臆さず開かれるからでしょう。」「そのお力は、お江様だけのもの。どうかこれからも、お江様らしくいらして下さいませ」と涙を流さんばかりに江ちゃんを礼賛!!!

    信長も、秀吉も、家康も、誰もかれもが江ちゃんを特別扱いする理由を、ガラシャが解説したようなセリフ。
    だって、江ちゃんは”主人公”だから、心が広いのだ!!

    ガラシャは「己の信じる道を行く」と言いながら江ちゃんの手を取り、「お江様が教えて下された言葉です。私も覚悟を定め己の道を生きて参ります」と・・・。

    ガラシャの生き方にまで、江ちゃんが影響したってことなのね・・・。

    それにしても、江ちゃんの江戸行きを知らないはずのガラシャは、なぜか今生の別れのような話しぶりでしたねぇ・・・。
    −◆−

    次は初(水川あさみ)のもとを訪ねた江ちゃん。
    そこでは京極龍子(鈴木砂羽)が、えらく大仰に秀吉の死を悲しんでいました。

    龍子は江ちゃんに対して、秀勝が亡くなった時に「初めからいない人だったと思うのよ」と軽〜いアドバイスをしたことを詫びて「ごめんなさ〜〜い」と、妙なイントネーションで語ります。

    大津に移り住むことになっている龍子に初は、「(転居すれば)お気持ちも変わりまする。パ〜〜ッと明るうに」と軽いノリで慰めます。
    これで悲しみが収まるはずもなく、龍子は「変わりませぬ〜〜〜、うぇ〜〜ん」と泣いちゃった。

    このコント・シーンは、どういう意味合いがあったのか、読み解くのが難しい・・・。
    緊張をほぐすための幕間劇??
    −◆−

    今度は淀殿を訪ねた江ちゃん。
    案の定、「私は姉上には嘘をつけません」と、江戸行きを口に出しちゃう江ちゃん。

    淀殿は「徳川様がお命狙われている噂は届いている」としてお見通し。
    江ちゃんは、暗殺計画の首謀者は「三成ではないかと」と自説を開陳。

    そのあたりのことは、三成のお友達の直江兼続(妻夫木聡)に聞くと詳しいはずだけど、直江兼続はこのドラマでは影も形も出てこないからどうしようもない。


    その後、徳川と豊臣の争いが起きたら・・・という話題など、なんだかんだと伏線的な会話を交わしたのち、唐突に淀殿が「完子と会っていかぬのか」と切り出して、強引に対面させて、江ちゃんの涙を誘う。

    江ちゃん、完子を見て「大きゅうなったのう」
    完子が辞去した後、江ちゃんは淀殿に「サダを、娘を、あれまで育てていただき、ありがとう存じます」

    淀殿と江ちゃんの会話の、どこに焦点が当たってるのかアホな小生は趣旨がつかめなかったよう〜。

    秀頼と淀君の運命を暗示したかったの?
    完子との対面で、お涙ちょうだいだったの?
    完子の後々のことも暗示したの??
    −◆−

    最後に北政所(大竹しのぶ)を訪ねた江ちゃん。
    北政所は、秀忠や江ちゃんの江戸行きをすでに予期していました。

    驚く江ちゃんに「私は秀吉の妻ぞ」と説得力のある言葉を口にした北政所。
    江ちゃん「そうでした」

    江ちゃんは徳川と豊臣が争うようなことにならないよう北政所に願います。
    北政所は「そのようなことにはならん」と言いながらも「もしかしたら、私と淀殿とは歩く道が変わってしまうやもしれん」と、そこいらの政治学者より先読みできてる発言。

    ガラシャ、初、龍子、淀殿、北政所を訪ね歩いた江ちゃんでしたが、とどのつまりは北政所の『私と淀殿とは歩く道が変わってしまうやもしれん』という言葉に集約されるのかな・・・。
    −◆−

    江ちゃんが帰宅すると、秀忠が三成(萩原聖人)を呼びつけていました。
    終始表情を曇らせている三成からは、はやくも関ヶ原の匂いが漂ってきそうな雰囲気。

    秀忠と三成が二人で会談を始めると、廊下で江ちゃんが盗み聞き。
    江ちゃんは、子供時代から盗み聞きが多い・・・『悪い癖』です。

    江ちゃんの気配に気づいた秀忠は「入ったらどうだ」と言い、「我妻は立ち聞きが得意らしい。困ったものです」と三成に呟きかけます。

    で、いつもは”水木さん”みたいに飄々としてる秀忠ですが、今夜はシャキッとしていて、三成に酒をふるまいながら「父(家康)が大老で、石田様が奉行では腹に据えかねることもおありでしょう」と直截に語りかけます。

    三成は「ただ、殿下の遺言が、この三成を飛び越し、あなた様に託されたことは少々堪えました」と・・・。

    秀忠「あれは、父、家康の大きさゆえに、息子も数のうちに入れておこうかと・・・ただそれだけのことにござる。  親の七光り。それはそれで辛いものがございまする」

    序盤でも家康との親子関係を仄めかし、ここでも『親の七光り』に関するコンプレックスが暗示されました。

    この前、NHKが放映した『ふたり「コクリコ坂・父と子の300日戦争〜宮崎駿×宮崎吾郎」』という番組で、宮崎駿氏が「ボクは”長嶋監督”や”野村監督”のようになりたくないんです」と言ってたのと同じような構図が家康と秀忠の間にもありますね。

    偉大な父と対峙する長嶋一茂氏、野村克則氏、宮崎吾郎氏らと秀忠は、同じような思いを抱いてるんだろうなぁ・・・。
    −◆−

    三成と秀忠の会談は続きます。
    秀忠「豊臣方が父の暗殺を企んでいるというのは誠でしょうか」と、ど真ん中に直球勝負。
    三成「それを聞くために・・・・」

    秀忠「はい。堅物でしられる石田様も、酒でも飲めば口も軽くなるかと思いまして」
    いつもの秀忠とは別人の曲者ぶり!!

    三成「無礼ですぞ」
    秀忠も江ちゃんも、普段から無礼なタイプであります。

    秀忠が「万一に備え、私は江戸の立つことになりました」と一番ヤバい相手に手の内を明かしちゃう。
    淀殿らに散々バラしてきたさすがの江ちゃんも、陰謀の中心人物であろう三成への秀忠のあけすけな発言に思わず「ちょっと・・・」と驚いた様子。

    沈黙の三成に秀忠が答えを促すと「それがしが知る限り、根も葉もないことにございます」と三成。

    原発事故に関して「情報を隠したり、小出しにしたりということは一切ない」と言ってた枝野官房長官の発言と似た手触りのある三成の発言・・・・。


    で、重いBGMが流れる中、秀忠は「火のないところに煙は立たないとも申しますが・・」
    そのうえで秀忠は「父は、間違いなく御遺言を守ろうとしております。故に、今後は不穏な動きに目を光らせていただきたい」と三成の二の腕に手をやり睨みつけながら迫りました。

    三成は秀忠に目を合わせず、伏しがちにしたまま「では、これにて御免」

    いやはや、秀忠は、意外にも政治家やね。
    −◆−

    三成が辞去したあと、江ちゃんは「あなた様には驚かされました。やはり嫡男。色々と考えておられたのですね」
    そんなこというと、今までは秀忠のことを『何も考えていないアホな二代目』だと思ってたみたいに聞こえちゃうから、微妙に失礼な発言ですよ。

    江ちゃんは三成の上っ面の発言を捉えて「安心しました。三成は秀頼と姉上(淀君)のことを思うてくれておりまする」

    秀忠「それが怖いんだ」
    江ちゃん「恐い?」
    秀忠「そのためなら、何でもするということだからなぁ。されど父上はその上を行くタヌキだ。」「父上は、すでに動いておる」

    北大路欣也は、白い犬だと思ってたが、タヌキでもあるらしい。
    −◆−

    で、家康が三成イジメを画策して、”いろは姫”など、いろんな縁組を考えているうちに、江ちゃんたちは江戸に到着。

    江戸城に到着して第一印象をヨシは「地味にございますねぇ」
    江戸はまだまだ田舎だし、秀吉の金ピカ趣味とは趣向が違う。
    −◆−

    秀忠の部屋に江ちゃんが行くと、秀忠はだらしなくうつ伏せに寝ころんで足裏マッサージを受けてる。
    足裏マッサージをしてるオバサマについて、秀忠が「私の乳母・大姥局だ」と紹介。

    いきなり目つきが怖い大姥局(加賀まりこ)は、「ンフフフッフ〜〜」と魔女みたいな笑い声を発したかと思うと、「お歳が6つも上とお聞きし、いささか案じておりましたが、思うたよりも若様とお似合いの御様子。安堵いたしました」と平気で失礼発言。

    さらには江ちゃんの着物について「それにしても、お召し物の派手なこと。豊臣家でどのようなお暮らしだったのか存じませぬが、ここ徳川は質実剛健なお家柄。これからは徳川の流儀に慣れていただきませぬと・・・」と姑みたいなことを言う。

    しかし、秀忠には甘々で、足裏をほぐし続けてる。
    時折痛がりながらも満足そうな秀忠がキモイ。
    マザコンならぬ「乳母コン」かぁ??
    −◆−

    江ちゃん、また懐妊。
    布団で横になってる江ちゃんのもとに、大姥局が現れ「誠におめでとうございます。されどオナゴはなりませぬぞ。こたびは男子を産んでいただきまする」といって数珠を両手でジョリジョリさせてる。

    江ちゃん「何じゃと!?」
    大姥局「御嫡男を揚げてこその御正室。どうぞよろしくお願いいたしまする」

    そして鈴木保奈美のナレーション「江戸城には、とんでもない鬼が巣食っていたのでございます」・・・って、これが”江戸の鬼”かよ。

    濃いキャラ秀吉が亡くなって、今度は大姥局かぁ・・・。
    なんだかなぁ・・・。

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