それでも、生きてゆく 第5話〜満島&瑛太ワールド、大竹ワールドにハマる。

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    それでも、生きてゆく 第5話

    ドラマ全体の流れは面倒くさいけど、”満島ひかり”と”瑛太”の会話が醸し出す不思議な魅力にハマっています。

    なかでも、”満島ひかり”という女優さんの、可愛いだけじゃない魅力・・・エネルギーとか、生気とか、なんか表現しがたい魅力がすごく好きです。

    さて、いきなり洋貴(瑛太)の釣り船店に藤村五月(倉科カナ)が居る。
    そこに双葉(満島ひかり)がやってきて、気まずそうなそぶり・・・。

    夜も遅くて、藤村五月と双葉は釣り船店の同じ部屋で宿泊することに・・・。
    釣り船店の上がり口には、無造作に脱いだバスケットシューズと、キレイに並んでる女性らしい白い靴。
    飾ることに罪を感じてる双葉と、女性らしくしてる藤村五月が対照される小さな場面。


    で、部屋では藤村五月が「私の気持ち、気付いていると思いますが、双葉さんも同じ気持ちですよね。」
    洋貴と会ったり話したりした機会がたいして藤村五月が、いきなり洋貴に惹かれてるのはやや不自然だけど、そんなことは別にして、双葉=満島ひかりを贔屓してるせいか、藤村五月にそこはかとない反感を覚えちゃう。
    なんか親切っぽいけど感じ悪い女です。

    健二=文哉(風間俊介)に「明日が来ると思っているんですか?」とビビらされていた、臼井紗歩(安藤サクラ)より藤村五月の方が腹黒い気がするなぁ・・・。

    あと、喫茶店で、洋貴と藤村五月に「健二=文哉と看護師・東雪恵が付き合ってた」と言う噂話を教える女もけっこう感じ悪かった・・・。

    で、藤村五月は、加害者家族に対して賠償を求める訴えを起こすことを洋貴に提案したり、週刊誌の切り抜きらしき写真を示して「これ、遠山さんですよね? なんで犯人の家族と会っているんですか?」と洋貴を問いただしたり、同じ被害者遺族という立場以上の感情や思惑が垣間見えて、やっぱり感じ悪い。
    −◆−

    夜の釣り船店。
    洋貴がうたた寝しているところに双葉がやってきて、彼女が洋貴の手を触ろうとしたら、洋貴が目を覚ます・・・。

    手に触れて、洋貴を感じたかったの?? 通じ合いたかった??

    目覚めた洋貴は時間を気にして、電話をかけるか躊躇ってる。
    まだ電話してもいい時間だと双葉が言うけど、洋貴は「風呂に入ってるかも・・」などとシドロモドロ状態。
    電話する相手が藤村五月であろうと当たりをつけてる双葉は、洋貴が藤村五月の入浴を想像していて「いやらしい」などと、からかってる。

    重いはずのドラマなのに、二人だけの閉じられた世界が存在していて不思議な魅力に満ちた会話です・・・。

    更に会話は続き、双葉がバイトをしてる話になって、洋貴が「服とかを買ったら」「東京の人はオシャレしてる」とか・・・。
    双葉は「これで充分」

    洋貴が「ちょっとだけ自分を変えられるとしたら」と話題を広げます。
    双葉「ちょっと会話、弾んじゃう感じですね。」
    重いテーマとは裏腹に、カジュアルで些細なセリフですが、この場の雰囲気がものすごく醸し出される一言で、満島ひかりに痺れました。

    双葉に「まずは深見さんから」と振られた洋貴は「『カラオケ 行かない?』とか 言ってみたいです。」
    洋貴の”カラオケ願望”が小さいと言う双葉は「スプーン 曲げられるようになりたいです。」

    二人が、過去にも他人にもとらわれず、二人だけの波長で会話を交わしていて、とってもイイ感じなんですけどねぇ・・。

    話を進むうちに洋貴「そのうち、うまくいくと思います。」
    ラーメンを食べようとして持っていた箸が止まった双葉は、洋貴に目をやって「母の話とか聞いてました?」「あぁ、なんか今日は優しいなと思ってたら、そうか。」

    洋貴「いつもコレぐらいっすよ。」
    双葉「いつもこれぐらいだったら良いな。」
    洋貴「じゃあ、いつもコレぐらいの感じにしますよ。」

    遠回しだけど、互いに気持ちを伝えあってる感じです。

    双葉「あのう・・・もう1回だけ言ってもらってもいいですか? ラーメン食べながらで、いいんで。」
    洋貴は双葉の手を握ろうとしかけて、直前で手を止め、そして「うまくいきますよ。遠山さん、頑張ってるから。」
    双葉は涙ぐんでる・・・。
    そして、凄くいい笑顔も・・・。

    この場面、洋貴が二度目の「うまくいきますよ」というフレーズに、双葉への共感や理解を示す「頑張ってるから」という一言を付け加えたのがすごく良い!!!


    で、夜も更けたから、今夜も泊まっていけばという話になって、洋貴が布団を敷きに部屋に行った間に、藤村五月が洋貴に渡してた週刊誌の写真を双葉が見つけちゃって、洋貴が降りてきたときには、もう双葉はメモを残して立ち去ってた。
    メモには「ありがとうございます。わたしには、もうじゅうぶんです」と書かれてた。

    せっかく”二人の世界”に入り込みかけてたのに、藤村五月が持ってた写真のせいで現実世界に引き戻されて、双葉は幸せになることへの罪悪感を抱いちゃったのかなぁ・・・。
    切ないなぁ・・・。

    その後、妹・灯里(福田麻由子)に電話して、灯里が「行ったことのないディズニーランドに行こう」という会話。
    日陰者をして暮らす加害者家族はTDLを楽しむことさえ許されないのか、と双葉に同情。

    さらに、双葉は祖母が入所してる介護施設を訪ね、会話もできない祖母に「双葉、なんかもう疲れちゃったよ」

    切ない演技を見せる”満島ひかり”が、すごく良くってねぇ・・・・。
    −◆−

    弟・耕平(田中圭)の家では、響子(大竹しのぶ)の所在が不明になっていて、捜索願を出そうかという騒ぎになって、耕平が洋貴を責めていた。
    そこに響子が帰宅。

    「亜季が 死んだところに行ってきました」と事情を話し始めた響子。
    15年前の事件現場や問い中の道のりを辿った様子で、自分が指示した道を通ったせいで亜季は金づちを持った少年と出会ってしまったことなどを一方的に話し続けます。
    「あれから15年たって、人から見ると今の私は随分と落ち着いているように見えるかもしれません。でも、本当は違うんです。」
    「私、みんな私と同じ目に遭えばいいのにと思って生きてきました。」
    「優しくされると、あんたに、何が分かるのって思いました。」
    「子供連れた母親を見ると疎ましく思いました。」
    「前向きに生きようって言われると、死にたくなりました。」
    「『あぁ、駄目だ。人を愛そう。前向きになろう。』そう思った5分後にみんな死ねばいいのにと思ってました。」
    と、心の中に15年間宿していた無明の闇を告白。

    さらに「母親から子供を取ったら、人じゃ無くなるのかもしれません。」

    誰にも言葉をはさませずに語り続ける響子の言葉の重いインパクトが何とも言えません。


    現場でいつの間にか夢を見て、夢の中に出てきた”少年”について語る響子は、「この子、私と同じだ。ヒトをやめてしまった人間だ。」
    目覚まさなくっちゃ、このまま死んだら亜季が悲しむと思った響子は「初めて生きようかなって思いました。」

    「亜季が殺された時、いろんな人が、時代のこと、教育のこと、心の闇を解明すべき、少年法だとか、いろんなことを言いました。」「私、何を言ってるんだかよく分からないから、私がほっといたから亜季は死んだんだと思うことにしました。」

    同種の事件があるたびに、メディアが情報番組なんかで無責任に論評することと、当事者の心のギャップを思い知らされる”大竹しのぶ”のセリフです。

    で、響子は「私は新聞の人じゃないから、偉い先生じゃないから、私はただのお母さんだから、一つしかないの。『亜季を返してって』」
    そして、少年に会いに行きますという響子は、耕平や耕平の家族に「今日まで良くしてくださって・・・」と唐突に感謝を述べて、「洋貴、行こうか」と・・・。

    洋貴「お世話になりました。僕が母と暮らします」

    心を解放した響子を演じた大竹ワールドの凄かったこと!!
    −◆−

    祖母のベッド脇で眠っていた双葉。
    そこに男の影・・・。
    文哉!!

    彼が双葉に「お兄ちゃんと一緒に行こうか・・・」

    夢かうつつか、もう疲れちゃったと言う双葉は、どこに向かう・・・・。


    というわけで、満島&瑛太ワールド、大竹ワールドがとっても深い第5話でした。

    『木村カエラ、結婚後初となる約1年4か月ぶりの“復活ライブ”』
    瑛太は、家には”木村カエラ”が居て、仕事では”満島ひかり”に会えて、なんと羨ましい男やなぁ・・・。


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      双葉(満島ひかり)は、自分と文哉(風間俊介)が隆美(風吹ジュン)の子でなかったこ
      • 山吹色きなこ庵・きままにコラム
      • 2011/08/14 9:52 PM
      公式サイト 藤村五月がだんだん正体を現してきました。母を殺した犯人が自殺したため
      • 昼寝の時間
      • 2011/08/08 10:37 AM
      今回の見せ場は、何といっても響子を演じる大竹しのぶさんの長セリフ。 殆ど一人芝居と言っても良いほどの熱演でしたが、母親の長い告白を聞きながら、後ろでさり気なく映っている瑛太君の表情にも見入ってま...
      • ドラマ de りんりん
      • 2011/08/06 5:23 PM
      藤村五月に、文哉が入っていた医療少年院で、担当だった、看護師の東雪恵さんが文哉が退院したあと、突然行方不明になったと、話す洋貴。五月の母を殺した犯人は、自殺したため五月も父も気持ちの持って行き場が無かった。だから、手伝ってイイですかと聞かれた。 同じ
      • まぁ、お茶でも
      • 2011/08/05 8:59 PM
      【それでも、生きてゆく】第5話、大竹しのぶさんの長い長い独白に引き込まれ、涙も出ない。 恨み、憎しみ、怒りで真っ黒で、人でなく鬼のようになった心の底を、問わず語りに暴きだす。 絞り出すような...
      • 今日も何かあたらしいドラマ
      • 2011/08/05 4:42 PM
      「居場所を求めて…」 深見洋貴(瑛太)は釣り船屋『ふかみ』で、藤村五月(倉科カナ)に医療少年院で三崎文哉(雨宮健二)(風間俊介)の担当看護師だった東雪恵が行方不明になっていることを話す。事件性を疑う洋貴に、五月は文哉探しの協力を申し出た。そこに、遠山
      • ドラマハンティングP2G
      • 2011/08/05 4:27 PM
       「私が言いたいことはひとつしかないの。 あたしが言いたいことは・・・ず〜っと、ひとつしかないの・・・ 亜季を返してって。亜季を返してって・・・亜季を返してって・・・ ...
      • トリ猫家族
      • 2011/08/05 3:51 PM
      どこ行くのっ!?ヾ(`Д´*)オーーーイッッ!!☆ てか、文哉ったら久しぶりに双葉に会ったのに、何なの、あの冷静さはっ! まるでこうなる事を予測してたかのように普通に会話て・・・ しかも、つい最近、双葉が自分達が父の連れ子って事を知って落ち込んでるのを 知っ
      • あるがまま・・・
      • 2011/08/05 3:27 PM
      こんなに泣けるなんて自分でもビックリの回でした。強がって生きて来た双葉の心が折れそうなのを慰める洋貴。お互いがその手に触れようとしながらも、それが出来ない、許されない二人。切なくてウルウルでした。でもそれよりも、終盤での響子にはヤラレましたわぁ。大竹
      • 美容師は見た…
      • 2011/08/05 2:55 PM
      『居場所を求めて…』
      • ぐ〜たらにっき
      • 2011/08/05 12:25 PM
      耕平は思っていた。 自分は、母に失った幸せを与えたのだと。 結婚して、養子に入り、嫁を孫を作って 母に再び「家族」を与えたと。 しかし、母は何も取り戻してはいなかった。 母は生きていな...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2011/08/05 12:13 PM

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