「ドン★キホーテ」第2話〜松田翔太「新宿鯖」全巻読破
- 2011.07.17 Sunday
- 15:30
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「ドン★キホーテ」第2話
日本俗語辞典によると『カチコミとは殴り込みのことで、主にヤクザが複数人で敵対する組事務所を襲撃することを意味する。』と・・・
で、鯖島組の若い衆が、鰺沢組の組員から「漢字も読めないハゲに京浜連合の総長は務まらねえ」と鯖島の悪口で挑発されて手を出しちゃって、ヤス(山根和馬)が鰺沢組に拉致されるトラブル・・・。
若頭の兵藤(松重豊)やあゆみ(内田有紀)が勢いづいちゃって『カチコミ』に行くことに・・・。
見た目は鯖島の城田(高橋克実)は、しぶしぶ『カチコミ』に同行・・・。
廃ビルでヤスが捕まっていて、一触即発。
若頭・兵藤「頭を本気で怒らせたら血の嵐が吹き荒れるぜ!!」
あゆみ「あんたら全員地獄行きだよ!!!」
鯖島=城田(高橋克実)は、顔をいがめて困って、もじもじ・・・。
ぎこちなく前に進んだ鯖島=城田(高橋克実)は、いきなり土下座。
なんと、これが功を奏しちゃう。
鯖島組と暴力沙汰を起こして、一気に鯖島組を叩いちゃおうと罠を張っていた鰺沢は、土下座をされて喧嘩を始めるきっかけを失っちゃった・・・。
結果オーライで一件落着して、若頭・兵藤は「お頭すいません。出入りだカチコミだと、おいらが浅はかでした」と鯖島=城田(高橋克実)に頭を下げてる。
あゆみは「危うく罠にかかるところでしたわねぇ。惚れ直したわ」と敬服の念を口にしてる・・・。
『カチコミ』を巡るチグハグが可笑しかったわぁ。
−◆−
一方の城田→鯖島(松田翔太)は女子高生にカッコいいと思われて「よっし、今日も頑張ろう」と良い気分。
児童相談所に14歳の少年・亮介(藤原薫)が1年前から引きこもっているという案件が持ち込まれ、城田→鯖島(松田翔太)と恭子(紺野まひる)が家庭訪問して・・・。
引きこもり少年・亮介が、たまたま鯖島がバイブルと崇めるコミック「新宿鯖」を全巻持っていたことから、漫画をひたすら読み始めちゃった・・・。
漫画に疎いから知らないけど、「新宿鯖」って架空の漫画?
もしかして大沢在昌の「新宿鮫」から来てるの??
そんなこんなはアレなんだけど、父親は仕事の虫で、母親は父親に遠慮ばかりしていて、兄は自分の勉強のことしか頭になく、食事は自分の部屋や書斎で食べてる・・・。
家が立派で羨ましいな・・・なんてことはドラマに関係ない。
ある日、亮介が城田→鯖島(松田翔太)の目を盗んで家から出て行っちゃった。
それも「新宿鯖」の最終巻を持って行っちゃったから、これを読みたい城田→鯖島(松田翔太)は必死で亮介を探しに行く・・・・。
亮介がわざわざ「新宿鯖・最終巻」を持ち出したのは、城田→鯖島(松田翔太)の気を引きたかったんやろね。
親から愛情を注がれていないから、大人に関わってほしいんでしょうよ。
−◆−
城田→鯖島(松田翔太)は、せっかく見つけた亮介をホッタラかしにして「新宿鯖・最終巻」を亮介宅に持ち帰って、父、母、兄、鯖島=城田(高橋克実)を家から追い出して「新宿鯖・最終巻」を読むために籠城。
家に入れろと父らが騒いでいるところに亮介が帰ってきた・・・。
そうか、亮介に自分の意志で帰ってこさせるために、城田→鯖島(松田翔太)は彼をホッタラかしにして帰ってきたのやね・・・。
で、1年も家族に口をきかなかった亮介が大声で「なんで俺の話聞いてくれないんだよ。兄貴も・・・、お母さんも・・・」と文句を言い始めた。
すると今度は母親が自分は家政婦ではないなどと逆切れ・・。
そうしているうちに「ここは私たちの家だ」と父親が言い出して、玄関をどんどん叩き始め、家族4人そろってドンドンドン・・・。
後日、4人でテーブルを囲み、ソーメンをすする様子が・・・。
家族そろっての食事は、家族の再生ってことで、城田→鯖島(松田翔太)が常識的理屈や手順は抜きに案件を解決しちゃいました・・・・。
−◆−
児童相談所に帰ってきた城田→鯖島(松田翔太)は、一時保護されている6歳の駿(黒澤宏貴くん)に「新宿鯖全巻セット」を渡して、強い男になれとアドバイス。
6歳の子供と、「新宿鯖全巻セット」のギャップが可笑しい。
−◆−
基本的に、松田翔太と高橋克実のコミカルな演技を楽しめばそれでいいのかもしれないけど、今回の”ひきこもり案件”は在り来たりで深みのないエピソードで物足りなさを感じさせます。
1時間で『カチコミ事件』と『引き込もり案件』の2件を絡ませて、イイ話にするのは難しいかな・・・。
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