5月16日衆院予算委「避難指示が遅れていた」ことを自民・西村康稔氏が追及

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    5月16日衆院予算委員会。
    自民・西村康稔氏が福島第1原発事故の政府の初動遅れを質しました。

    西村氏によると、原子力安全・保安院から3月11日22時作成の資料が官邸危機管理室に届けられたとのこと。
    原子力安全・保安院の資料には、
  • 3月11日22:00・・・既に1号機炉内の水位低下が始まっている。
  • 3月12日、午前1時前・・・燃料溶融が始まる。
  • 同3時半ごろ・・・炉内の圧力が高まり爆発を含めた深刻な事態に陥る可能性あり。

  • など時系列で記されているんだそうです。
    −◆−

    西村氏は、政府からの『ベント』(格納容器の内圧を低下させる蒸気放出)の指示が12日・午前1時半になったのは遅いのではないかと菅首相に問いました。

    政府側は海江田経産相が答弁し「資料作成は22時だとしても、22時に官邸に届いたわけではない」「1号機、2号機共に深刻だったので、いろいろ相談していて指示したので1時半になった」「手続き上、原子力災害対策特別措置法に基づく東電からの通報も必要だった」旨の答弁・・・。

    色々事情があったにしても、原子力安全・保安院が11日22:00時点で事故の深刻さに気付いていたのに、ベント指示まで3時間半かかったのは、とても”迅速”だとは言えないですね。

    また、一刻を争う事態にもかかわらず手続きを踏んで東電からの通報を待つってのもナンセンス!!!
    (燃えてる家が見えてるのに、消防が119番通報が無いと出動しませんと言ってるみたいな話・・・。)
    −◆−

    1時半にベント指示を出したものの、東電がベントを開始しないので、菅首相は午前6時50分に”原子炉等規制法”に基づきベントを命令。

    西村氏は、もっと早くベントを命令できたのではないかと指摘。
    菅首相は「最終的には東電が行うもの」だの「東電は必要があれば自分で出来る状況にあった」「命令まで何もしてなかったわけだは無い」など、モゴモゴ答弁・・・。

    なにそれ〜〜!?
    国民の生命・安全が掛かっており政治家が”決断”すべき状況だったのに、なぜか午前6時50分までベントを命令する決断をできず、それを「東電は必要があれば自分で出来る状況にあった」なんて言い逃れをするって情けないなぁ・・・・。

    菅首相は、自分自身が『原子力災害対策特別措置法』に定められた”原子力災害対策本部長”であることを失念してたの??
    −◆−

    西村氏は、避難指示も遅かったのではないかと政府を追及しました。
  • 11日21時23分・・・3km以内の住民には避難指示、10km以内での屋内待機指示
  • 12日午前5時44分・・・・10キロ圏内への避難指示

  • あの日は混乱してたから今まで整理できていなかったけど、原子力安全・保安院が午前3時半ころに原子炉が爆発する可能性を示していたのに、10キロ圏内への避難指示が午前5時44分というのは遅いわ。

    ちなみに、12日午前2時頃から始まった会見で枝野官房長官は発電所から3km以内の避難、10km以内での屋内待機の措置により、住民の皆様の安全は十分に確保されており、落ち着いて対処いただきたいと思います。」と言っていたんだけど、実際にはこの異時点では”燃料溶融”が進んでた・・・・。
    東電の”淡水注入”も遅れていましたから、けっこう危なかったんじゃないかなぁ・・・。

    避難指示が遅れながらも原子炉水蒸気爆発等により住民に死傷者が出きなかったのは、ただの偶然で、ひどく危ない綱渡りだったようです。
    −◆−

    かなり危険な状況であったのに、12日早朝に政府の最高責任者である菅首相がヘリで福島第1原発に飛んだのは判断誤りではないかと西村氏が質しましたが、まともな答弁はありませんでした。

    でね、上にも記した12日午前2時頃からの会見で、記者から放射能拡散について質問を受けた枝野官房長官が「漏出した放射性物質は微量だ」としたうえで「総理自ら発電所まで視察に行く状況であることから(微量だと)御認識いただけるのではないか」と答えていました。
    政府の中で、少なくとも枝野官房長官は事故の深刻度について見誤っていたことが伺えます。

    菅首相も、あまり深く考えないで福島第1原発まで飛んだのかなぁ・・・。
    −◆−

    悪者にされることの多い『原子力安全・保安院』でさえ発災当日の22時に深刻な事態を予測していたのに、その後官邸が『ベント』指示を出すまでに3時間半かかり、燃料溶融が進んでる最中に3キロから10キロ圏の住民には屋内待機しか指示できていなかったことが明らかになった衆院予算委員会。


    5月1日の参院予算委員会ですべてが初めてのことなので完全とは言わないが、全力を挙げて対応してきた」と菅首相は述べましたが、初めてのことなのでベント命令や避難指示が遅れたってことなんでしょうね・・・。


    国は、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護する使命を有することにかんがみ、組織及び機能のすべてをあげて防災に関し万全の措置を講ずる責務を有する。(災害対策基本法第三条)


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