「ハウルの動く城」をDVDで見直して・・・

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     「ハウルの動く城」を映画館で観てほぼ1年。
     映画を見終わった直後から再び見たいと祈念していたが、ようやくDVDが発売されて再度鑑賞しました。

     映画館では、ハマって素直に感激したけれど、見直してみるとなかなかややこしい作品です。

     話の背景である戦争については、直接的なシーンは少なく抑えめだが町の空が赤く燃えるシーンなどからじんわりと身に浸みてくる感じ。
     相変わらず宮崎メカは有機的な不思議な質感で、爆撃機など妙に恐ろしい。

     時空を自由に飛び回る宮崎監督に翻弄されて、ソフィーは若返ったり老婆になったり、ハウルの子供時代に飛ばされたりと、結構注意力のいる作品です。
     結局、ハウルとカルシファーの出会いと、心の顛末は散文的で必ずしも理解できたとは言い切れませんでした。

     老婆にされたソフィーが、老いたことの良さと重さをさりげなくなく語る部分が好きです。
     きっと人生はそう言うものなのだろうと、人生のヒントを与えられたような気分になります。
    老いることは悪いことばかりではなさそう・・・。

     ハウル、マルクル、カルシファー、荒れ地の魔女、犬のヒンまでを「家族」と呼ぶソフィーの言葉に心動かされます。
     こういう結びつきの強さは素直に素敵です。
     それにしてもマルクルの声・神木隆之介君の芸達者ぶりには脱帽です。

     結局戦争は終結するのだけれども、美しい街並みと戦争のコントラストが心に響いてしまい昨夜は妙な夢にうなされた。
     我が子が戦争に徴用されてしまう夢です。
     これほどツラい思いは夢の中だけにして欲しい。
     夢の中で、長男と次男が無事に帰ってきた時はオイオイ泣いてしまいました。

    小生にとっては、「ハウルの動く城」は白昼夢のようなとらえどころのない作品。
    だけど、なにかに感動してる。
    それから、やっぱり映画館で観た方がいい。
    映像そのものが心に沁みる感じは、テレビ画面では感じられない。



    セブンドリーム・ドットコム

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    • 2020.07.04 Saturday
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