『大切なことはすべて君が教えてくれた』第5回〜面倒くさい男・修二(三浦春馬)
- 2011.02.15 Tuesday
- 12:22
- フジTV系ドラマ、番組
月9『大切なことはすべて君が教えてくれた』第5回
【 浮世離れした学校 】
前回「生徒と関係を持ちました」「申し訳ありませんでした」生徒に謝罪した修二(三浦春馬)が、今回も学校に出勤してくる。
生徒は修二に「女子とやった男が来る場所ではありません」などと、遠慮なく侮蔑の言葉を吐きつけ、半ば人民裁判状態。
修二は反論ひとつせず、されるがまま・・・。
そこに当事者の一人である夏実(戸田恵梨香)が間に入ってその場を収めるという粘着質の展開。
現実社会であんなことが有ったら、学校の管理職はとりあえず修二に休暇を取らせて自宅待機させて、その間に善後策を考えるはずなのに、どうして修二を出勤させるのか・・・。
百歩譲って出勤させるにしても、生徒の登校時間とずらして出勤させるとかして混乱を避けなきゃいかん・・・・なんてことを考えたら、このドラマを見続けられなくなっちゃいます。
ドラマ制作側も、多少は変だと思ってるせいか鶴岡教頭(風間杜夫)から修二に対して「あなたはここにいて、この学校をどう傷つけたか身をもって感じなければならない」と言わせて、修二を出勤させる理屈をつけていましたが、なんとなく無理があって言い訳がましいセリフだと思いました・・・。
なにしろ浮世離れした学校です。
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【 看護士・亜弥は・・・ 】
夏実が「修二は生徒と寝るような男じゃない。あの夜、何があったの?」と修二に質します。
しかし修二は「何もないよ、ただ街であって、そういうことになったんだ。」と夏実に返事。
夏実は「あの子を庇うのね。」「分かった、自分で確かめる。」
こうして夏実は事実関係を確かめるため、再び修二の兄・孝一 (新井浩文)を訪ねたり、ひかり(武井咲)に会うために病院に行ったり・・・。
結局、貧血でフラフラの夏実は看護士・亜弥(内田有紀)の看病を受けただけで、ひかりに事実関係を聞くこともなく「今度にするわ」と病院を去っていき、ガチ対決は実現しなかった。
でね、看護士・亜弥は、先週までは怖かったけど、今回はすっかり改心(?)していて単なる優しい美人看護師になってたような・・・。
『思い込みが怖い看護士・亜弥』にまつわる話は、先週で片が付いちゃったのかなぁ・・・・。
内田有紀を使い捨て?
【 武井咲ちゃんの独演会 】
自宅で休んでいたひかりですが、「言わなきゃならないことがあるの」と母を振り切って学校へ向かいます。
そのころ学校では、職員室の修二に生徒たちが詰め寄ってエジプト状態!!
ムバラクと違って素直な修二は「答えるから、何でも聞いてくれ」と生徒の前に出て行きます。
色々と問われた修二は「佐伯さんのことを女性として見た。魅力があったから関係を持った。」なんてストレートな表現で答えちゃうから、いよいよ廊下はカイロのタハリール広場みたいな大騒ぎに・・・。
政治家や官僚だったら「平素から生徒との心の通じた関係醸成を基本とした学級経営に努めてまいりました」とかなんとか言って誤魔化すんだけどなぁ・・・・。
修二の意図は別にして、混乱を助長するような言葉の選び方は極めて稚拙だわ。
で、修二が吊し上げに会ってる所に、見事なタイミングでひかりが現れ「違う」と・・・・。
「先生、私のこと知ってるから、そういう風に言ってくれるんでしょ。」「私、先生とは寝てない。先生は・・・・・何もしてない。」「私、病気なの。薬をのまないと女でいられない。生理も来ないし、胸も大きくならない。女らしい身体にならないの。私、お姉ちゃんみたいになりたかった。お姉ちゃん、美人で優しくて、みんな大好きだったのに事故で死んじゃって・・・・・」とひかりが事実を語り始め、この後しばらくは『美しすぎる17歳・武井咲ちゃん』の独演会が続きます。
要するに、寝たのは修二に似た見ず知らずの男で、そのあと奇跡的に修二と出会って、ただ添い寝して、記念写真を撮っただけだって・・・。
ひかりが偶然会ったときの修二は、なぜか一人で飲んだくれてた。
戸田恵梨香と結婚できるのに、なんで飲んだくれてブルーになってたの??
≪あの夜の事実≫をひかりが告白しちゃったから、今後は『あの夜、修二がなぜ酔いつぶれていたか』に焦点が移るのかな・・・。
地味な人生を送る兄・孝一が修二への僻み、妬みを抱いていることとかに関係あり?
ひかりも亡くなった姉への複雑な感情でややこしくなってるから、修二を含めて兄弟・姉妹の間にある何かがポイントなのかなぁ?
【 面倒臭い男・修二 】
学校帰りの修二と夏実の会話。
修二「俺にはいつも夏実がいる。傷つけたのが自分でも夏実はいつも許して待っててくれる。いつも自分の罪を忘れてホッとしてしまうんだ。」
夏実は「それでいいじゃない、今まで通りでいいじゃない。」
夏実と会話しつつも視線が宙を向いたままの修二が「佐伯には誰かいるのかなぁ」とポツリ。
「今の佐伯にはこんな風に待っててくれる人がいるのかな。佐伯がまたこの坂を上るとき、味方になってくれる人はいるのかな。」「いるとしたら、それは・・・・俺なんじゃないかな」
この男、面倒臭いわぁ。
このセリフだけでは、ひかりを女性として考えているのか、ワケありのひかりに対して教師として思い遣っているだけなのかは必ずしも分からないけど、なんか面倒臭い。
目の前の婚約者をそっちのけにしちゃうほどの「生徒思いの教師」なのか、単に自分への慕情を隠さないひかりに異性として惹かれちゃってるのか・・・・。
ま、戸田恵梨香か武井咲のどちらに転んでも修二は美女を手にできる。
【 私立明稜学園高等学校は・・・ 】
日が変わって、朝登校してきたひかりをあからさまに避ける生徒たち・・・・。
こいつら、思いやりゼロかよ!!!
そこまで分かりやすく避けるかぁ!!
こういう生徒ばかりの私立明稜学園高等学校は、人間教育ができていないヤバい学校です。
で、ひかりを避ける生徒たちが、モーセの前で二つに割れた紅海みたいになって、その先に直立していた修二が、ひかりに向かって近づいていく。
ひかりが小さく微笑んだ。(武井咲、美形やなぁ・・・)
ひかりの向こうには、夏実の姿も・・・・。
で、「もしかしたら修二は、初めて自分から誰かを愛し始めたのかもしれない。だとしたら私が修二にしてあげられることは、、結婚をやめることしかない」と夏実のモノローグが流れて、さやか(AKB篠田)に結婚式のキャンセル届を出しながら薄く微笑んでる戸田恵梨香・・・。
産科で赤ちゃんの超音波写真を見てる夏実の場面もはさまれて・・・・。
いやはや、話がダッチロールして何処に焦点を合わせたらいいのか分からな〜〜〜い。
理解力が足らないせいか、このドラマの意味や意図がつかめないわ。
何が面白いのかよく分からんですが、日の出の勢いの武井咲ちゃんや戸田恵梨香らキレイな女優さんを見るだけでも呆け始めている脳を活性化してくれるかな・・・。
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