月9『大切なことはすべて君が教えてくれた』第3回〜優柔不断男と美女2名の三角関係?
- 2011.02.01 Tuesday
- 11:54
- フジTV系ドラマ、番組
月9『大切なことはすべて君が教えてくれた』第3回
もっと凄い秘密が有ったり、もっと怖い話になるかと思っていたのに、徐々にひかり(武井咲)の置かれた状況が見えてくるにつれ、ただの三角関係っぽくなってきた・・・。
とどのつまりは、やっぱりただの三角関係なの?
【 ひかり 】
ひかりに関して、今回色々と判明。
婦人科に通っているのは、先天性の”卵巣機能不全”の治療のため。
ひかりが園田望未(剛力彩芽)に語った表現でいうと「薬を飲まないとな女で居られないの。欠陥品なの」
ひかりの姉・ゆかりが事故で死んでいたことも判明。
姉・ゆかりは勉学などすべてに優れた完ぺきな姉だったのに、欠陥品の自分が生き残ったことにひかりは罪の意識を抱いてる様子。
ひかりの腕のケロイドはその事故が由来か?
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「殻のないナメクジはカタツムリの出来損ないではない」と語った修二の言葉を聞いて、ひかりは恋した模様。
カタツムリが完璧な姉を象徴し、欠陥品だと卑下する自分をナメクジに重ね合わせて、修二の言葉から「自分は出来損ないではない」と思える”よすが”としたのかな・・・。
−◆−
修二との一夜に関して「奇跡だと思った。一晩だけ神様が自分を姉にしてくれた」
ひかりは「事故で姉を失ったことからの罪悪感」と「自分の卵巣機能不全からくるコンプレックス」などが複雑に交差して、やや常軌を逸した行動に走っちゃうのかな・・・。
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「もう一度奇跡が起こらないかな」と、ひかり。
「先生を奪うためなら何でもするよ」という修二への執着は、精神的な問題からストーカー的行為に走ってるだけにも感じられますし、病や悲しい過去を背負った少女の純愛だと捉えることもできるし・・・・。
ピュアな少女なのか、怖い女なのか・・・どう考えたらいいのかなぁ・・・・。
【 夏実 】
夏実(戸田恵梨香)は修二(三浦春馬)に「あの子のこと好きなの!?結婚どうするの!?後で聞かせてね。」
夏実が直接的な怒りの言葉をぶつけるのではなく、修二の思いや考えを述べるように迫るこのフレーズは微妙な言い回しで、かんかんに怒られるより怖いかも・・・。
夏実の心の声「最低の事実だけは正直に言えるくせに、こっちの気持ちがおさまることは何一つ言えない・・・相変わらず誠実で今はそんな修二がたまらなく嫌だ。」
修二って「夏実のペースに巻き込まれるのが好き」などと、主体性に欠けた優柔不断なところがあるから、一夜の過ちを解決するうえでは主体性を発揮しろと言う夏実の思いが滲んでる。
修二に「なんで許してくれって言わないの・・・それでも結婚したいって・・・」と苛立ちをぶつける夏実
−◆−
しかしながら、「バッカじゃないの。たった一度の過ちなんか私が許すっつ〜〜の」と涙する場面が有ったり、その後の場面でも「修二が好きなの」「私も修二のいない人生はありえない」などと修二への思いを語ってる。
優柔不断で煮え切らない部分があっても、「好き」ってことなんでしょうか・・・。
単に、ひかりへの対抗心が先に立ってるだけではないの?
ん〜〜、夏実の女心がよくわからん・・・・。
【 修二 】
部屋に帰ると、スペアキーを使ってひかりが居て、話し合うことにしていた夏実もやってきて・・・。
わちゃ〜〜。
しかし修二はひかりに対して毅然と「君の恋と、僕と夏実の関係は次元が違う。夏実がいない人生はありえない」
−◆−
終盤の場面。ちゃんと話をするために夏実と会う約束をしたのに、「先生に会いたいよ。もう一度奇跡が起こらないかな」という携帯画面の文字を見た修二はひかりの元へ・・・・。
これ、修二がひかりの気持ちにほだされて行っちゃったのか、改めて夏実と結婚することを伝えに行くのか?
修二は、ただの煮え切らない男なのか、確固としたもの秘めているのか?
【 修二の兄 】
小さな部分ですが、夏実が修二の兄に会いにいって、あの日の修二の動きを尋ねたくだりに何か意味があるのかどうかがつかめませんでした。
何かの伏線なのか、単に意味のない場面だったのか・・・・。
ということで、「修二-夏実-ひかり」が、病院や修二の部屋で鉢合わせする”冷や冷や感”とか、夏実に会いに向かったはずがひかりの居る店に行っちゃう”すれ違い感”とか、最後に看護師・水谷(内田有紀)が修二の学校に電話してるコトだとか、「どうなるん!?」って小さなスリルが味わえるものの、なんかモヤモヤして今一つドラマに乗り切れません。
「大切なこと」って何なの?
「君」って誰?
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