『龍馬伝』第46回★早よう春がこんかのう

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    『龍馬伝』(RYOMADEN SEASON4)
    第46回「土佐の大勝負」


     坂本家に久しぶりに戻った龍馬
     姪の春猪(前田敦子)には子も生まれている・・・パフ!!

    【 妬ましかったです! 】

      容堂(近藤正臣)に龍馬(福山雅治)との会談を進言する象二郎(青木崇高)
      象二郎が、龍馬の考えや、大政奉還の考え方などをこと細かく報告していなかったことを指して言ったんだと思うのだけど、容堂が「どうして、それを黙っちょった」と象二郎をなじる。
      象二郎は「妬ましかったです!妬ましかったです!!」と、下士の分際で吉田東洋に認められ、脱藩者でありながら次々と物事を推し進めてきた龍馬への心情を吐露する。
      そのうえで、「お殿様、坂本龍馬に会うてくださいませ。お願い申し上げます」
      象二郎を演じる青木崇高の熱演が素晴らしい。
      
      あと、場面は飛ぶけど、容堂が象二郎に盃を勧めた場面も、なんかイイ感じでした。

    【 260年以上も続いてきたこの国の仕組み 】

      ついに龍馬は容堂の目通りが叶い、大政奉還の建白書を書いてほしいと願い出る。
      容堂は「それは直訴かえ?」「直訴いうがは受け入れんかった時には腹を切らんといかんがじゃ」と龍馬の覚悟の度合いをはかってくる。
      龍馬「大殿様が戯言だとお思いになられたら、私はここで腹を切る・・・」
      その後、武市切腹に話が及び、「わしが憎うはないがか、坂本」と容堂
      龍馬「憎いがです。下士が上士に虐げられちゅうこの土佐の有様が憎いがです。けんど、母が教えてくれました『憎しみからはなんちゃ生まれん』と。人を憎んでは、どうにもならんのです。憎むべきは260年以上も続いてきたこの国の仕組みじゃき」
      
      ここで、ひとこと・・・。
      徳川幕藩体制に終止符を打つという意味で「260年以上」というフレーズは理解できるけど、むしろ260年どころか、武家政権が確立された鎌倉時代以降の武士が国を統べる長い時代を覆すことになったんじゃないかなぁ。
      
      そういう意味で、現代社会は自民から民主に変わっただけでは足りなくて、明治維新以降の日本の、少なくとも戦後日本の在り方を、龍馬がいう所の「将軍も、大名も、武士と言う身分さえ消えてしまう」ほどのレベルでドラスティックに変革すべき時期なんじゃないかって思います。
      メモを見ながらじゃないと胡錦濤と会談できないような菅首相ら政治家に日本を任せてはおけないのですよ。
      昨年の”政権交代”は明治維新に例えるべきではなく、武家の豊臣家から武家の徳川家に支配権が移った政権交代を引き合いにすべきだと思います。

    【 幕府も藩も将軍も大名も武士という身分も 】

      幕府も藩も将軍も大名も武士という身分も消してしまうという龍馬の”民主化構想”を耳にして、容堂は「おぬし、自分がどれば恐ろしい事を言いようか、分かっちゅうがか?」
      凄いよね、今の時代なら、国会議員も国家公務員も一気に失業者になるかもしれないって改革でしょ。
      龍馬の『船中八策』は、中国で言えば劉暁波氏の『08憲章』みたいな感じ?
      相手が容堂ではなく胡錦濤だったら龍馬は幽閉されてたなぁ。
      
      話を戻して・・・。
      容堂の問いかけに答える龍馬は「この国は武士が力で治めるのではのうて、志のある者が議論を尽くして治めていく国になるべきではないですろか?」
      この時点で、龍馬はまさか仙谷長官みたいに詭弁を弄して乱暴な国会答弁をする者が現れるなんて思ってもいなかった・・・。

    【 日本人 】

      脇差しを畳に差し出し、大殿様のご決断をお待ちしてますとひれ伏す象二郎と龍馬。
      容堂は「答えや坂本。武士も大名ものうなってしもうた世の中に何がが残るのじゃ!」
      龍馬は真っ直ぐ容堂を見据えて「日本人です。異国と堂々と渡り合う日本人(にっぽんじん)が残るがです」
      これを聞いた容堂は「刀をしまいや。しまえっ!」と、つっけんどんではあるが切腹不要・直訴受諾を表明し、部屋を去っていく・・・。
      感極まったのか、龍馬の目から涙がはらり・・・・。

    【 決断! 】

      慶喜の怒りを買って、山内家が”おとりつぶし”になるかもしれない可能性に言及しながらも、リスクを承知で建白書をしたためる容堂は「武士の世を終わらせるかえ」
      逮捕されたり懲戒免職になって家族を養えなくなるかもしれないリスクを背負って海保航海士がYouTubeに公開した『尖閣ビデオ』は、現代の”建白書”なのかもしれないなぁ。
      (今の時代だったら『船中八策』や『大政奉還の建白書』がネット上に流れたろうなぁ・・・。)
      
      とにかく、ドラマの中で容堂は途方もない決断をしたことになるけど、本当のところ「武士という身分も消してしまう社会」が実現すると思って建白書を書いたんだろうか?
      武士の手で、武士を無くすなんてことを実感として納得できていたんだろうか?
      現代社会でも、マニフェストでは「歳費削減や議員定数削減」を謳いながら、国会議員の手で国会議員が損するようなことはできないじゃないですか・・・。
      容堂は、徳川が政権から去っても、なんだかんだ言って「相対的に土佐の地位が上がる」程度のことしか考えてなかったりして・・・。

    【 武市さん 】

      容堂が龍馬に「おぬし、ワシがこれを書くと信じちょったのう。どういてじゃ?」
      龍馬「それは、大殿様が武市半平太の牢に来られた時、大殿様は今のそのお姿のように武市さんと同じ地べたに座られ『おまんは、ええ家来じゃった』と・・・・・武市さんは、武市さんは、涙を流して喜んじょりました」
      おお、あの時のことが、今になって”伏線”として利いてくるのかぁ・・・。
      長いこと引っ張ったなぁ・・・。

    【 早よう春がこんかのう 】

      海岸で乙女(寺島しのぶ)と戯れる龍馬
      龍馬「いよいよ残り2回ぜよ」とは言わず、「いよいよ正念場ぜよ」
      乙女ねえやん「命だけは大事にしいや。決して死んではいかんぞね」「お前の周りは、何だか敵ばかりのように思えて、私は心配でたまらんぞね」
      前回、お龍(真木よう子)さんと三吉(筧利夫)さんの会話でも、龍馬の味方が少ないことが話題になってたし、思いっきり龍馬暗殺の気配が漂ってきました。
      姉の心配を逸らすように、お龍と蒸気船で土佐に戻ってきて、かねてから夢見ていた坂本家一同での世界旅行を行うと言う龍馬。
      「出立は来年の春や。それまで楽しみに待っちょれ」「早よう春がこんかのう」
      ここまで分かりやすいセリフを並べたうえで、龍馬暗殺まで「もう40日」しか残ってないなんてナレーションを入れるんだもの・・・・。
      なんてストレートな演出でしょう・・・。
      
      ま、容堂や象二郎との絡みは力強く、最近のなかでは上々の出来栄えでした。


      

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    • 2019.10.15 Tuesday
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      あらすじ 龍馬(福山雅治)は大政奉還の建白書を書かせようと容堂(近藤正臣)と対
      • 青いblog
      • 2010/11/20 9:35 PM
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      • 宴の痕
      • 2010/11/16 9:22 PM
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      • しなもにあ
      • 2010/11/16 9:22 PM
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      • 2010/11/16 6:30 AM
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      • 政の狼 〜TheWolfwantshisownDandism.〜
      • 2010/11/15 10:19 PM
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      • strの気になるドラマ 気になるコト
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      • 2010/11/15 8:51 PM
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      • 昼寝の時間
      • 2010/11/15 8:12 PM
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      • 2010/11/15 7:10 PM
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      • 2010/11/15 7:03 PM
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      • 2010/11/15 6:50 PM
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      • 2010/11/15 6:25 PM
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      • *Refreshing-wind blows*
      • 2010/11/15 5:24 PM
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      • ショコラの日記帳
      • 2010/11/15 4:10 PM
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      • 日々“是”精進!
      • 2010/11/15 3:20 PM
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      • 一言居士!スペードのAの放埓手記
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