「医龍3」第3話★院内抗争を観てて疲れた〜〜
- 2010.10.29 Friday
- 10:19
- フジTV系ドラマ、番組
【 患者をだます加藤 】
カテーテル派vs心臓外科派のせめぎ合い。
院内を圧倒しつつあるカテーテル派の勢いに気圧されている加藤 (稲森いずみ)は、世界の心臓外科医トップ5を招いて≪ライブデモンストレーション≫で、朝田(坂口憲二)執刀による15歳の少女・山内遥(金澤美穂)の大動脈弁置換・最高難度ロス手術を大々的にデモすることで、胸部心臓外科の反転攻勢を目論む・・・・。
手術を公開されちゃうことを嫌がってる患者・山内遥を半ば騙したり、脅したりしながら強引に≪ライブ≫に持ち込もうとする加藤の焦燥からくる暴走気味の振る舞いが鬱陶しい。
15歳の患者・山内遥に対しる「同じ病に苦しむ患者のためにも手術を公開することが必要」みたいな加藤の言い方は、国会議事堂で貴族みたいな衣装を身にまとってグラビア撮影したことを「議員活動の記録」だとか、「国会を知ってもらうため」とか屁理屈を付けて言い逃れしていた蓮舫と同じく、「遠回しの嘘」「論点のすり替え」であって、実に腹立たしい。
”加藤”も”蓮舫”も自分が正義だと思い込んでる??
(道に外れたことは、悪役の野口(岸部一徳)に任せておけばいい。)
こうした『院内抗争』ばかりが表出してしまい、術後の患者のQOLを配慮して最高難度ロス手術にルート・スイッチ法まで加えた朝田の手術へのスリリングさや、成功した後の痛快さを感じる余裕がありませんでした。
鬱陶しい現実社会の延長戦みたいな『院内抗争』を見せつけられて、心が重くなり疲れちゃった。
そもそも、重い病を抱えた患者を材料に使っての≪ライブ≫という病院側の思惑が優先されるイベントにも、ドラマ世界だと分かっていても不快感が募ってしまいました。
病を持つ小生は、患者に寄り添う医療からかけ離れた『明真』の動きに反感ばかりが湧いてきて、野口も加藤も引っくるめて気が滅入りました。。
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ライブデモンストレーション開始後、朝田がカメラのスイッチを切って手術を非公開に・・・。
で、ライブ会場では観衆が「わ〜〜わ〜〜」文句を言い始め、とりあえず繋ぎに野口が壇上に立ちオバマとの親交な どを話してる。
朝田の手術終了後に、長〜〜い繋ぎが終わって、野口が「イッツ・ショータイム!!」と宣言。
黒木(遠藤憲一)によるカテーテルによる大動脈弁置換の映像がスクリーンに映し出される・・・・。
ワ〜〜ワ〜〜騒ぐ観衆と野口の繋ぎが鬱陶しかった・・・。
このウザさが、野口=岸部一徳の凄いとこやけど、間延びした印象もあったなぁ・・・。
野口はさっさと黒木のカテーテルに切り替えて、朝田の手術と同時並行ぐらいの方がスピード感が出る気がしました・・・。
てことで、今回は、妙に不快だったり気分が重くなったりで、楽しめませんでした。
寒いし、天候も悪いし、医龍も重いし、気が塞いじゃいます〜〜〜。
あと、真柄=谷村美月と藤吉=佐々木蔵之介のキャラが、ほとんど活きてないことも気になりました。
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