「医龍３」第２回★松下奈緒、治っちゃった
- 2010.10.22 Friday
- 11:27
- フジTV系ドラマ、番組
『花嫁が迫られた命より重い選択!』というサブタイトル、分からなくもないけど、そこまで重い選択に見えなかったわ。
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ＪＡバンクのＣＭ「松下奈緒、始めました。篇」の方が出番が長いんじゃないかと思うほどです。
ゲスト名に”松下奈緒”というクレジットを入れたいがためのキャスティングだったような印象です。（『ゲゲゲ』贔屓の小生の個人的な感想ですけどね）
【 心房中隔欠損症 】
根岸紗江(松下奈緒)さんは、心臓の中に穴が開いてる≪心房中隔欠損症≫なる病気で、心臓手術が必要。
しかし、紗江さんは、余命いくばくとも知れぬ末期がんの父を持っていて、２週間後の結婚式を何とか無事に済ませないと、父に花嫁姿を見せられないかもしれないという事情を持っており、入院日数が長引いて結婚式を延期したくない。
で、加藤 (稲森いずみ)らが進めようとする『胸骨正中切開法』は、一般的な手法でリスクが少ないが、１５センチの傷跡が残る。
野口(岸部一徳)が推進しようとしている『カテーテル』手術だとオペは2時間、胸に傷も残らず、術後２日で退院できる。（小生はマイコプラズマ肺炎をこじらせたとき３週間も入院したのに、心臓手術して２日で退院できるの、すごいなぁ！！）
紗江は『カテーテル』を選択しようとしたけど、リスクの高さを聞いた婚約者の山口 (長谷川朝晴)が紗江さんを心配して『胸骨正中切開法』で進めることに・・・。
その後、紗江さんから、亡くなっちゃった母親が着用したウエディングドレスを身にまとって父に見せたいのだけど、このドレスは胸ぐりが深いので手術による傷が大きくなると着用できなくなることを聞いた朝田(坂口憲二)が、胸骨下半切開による『低侵襲心臓手術』を提案。
これなら５日で退院でき、胸の下を切るのでウエディングドレスＯＫ。
ただし、技術的には極めて難しい手術になるが、朝田の腕があれば大丈夫だということで、『低侵襲心臓手術』に決定。
さっそく朝田や伊集院(小池徹平)らは、オペのリハーサルを始めて難易度の高い手術に備える・・・。
(朝田らのシミュレーション人形を用いたリハーサルより、黒木がイメージトレーニングしている「エア・カテーテル」が印象的だったなぁ・・・遠藤憲一さん、不気味)
で、もし自分が患者だったら、３つの方法を示されたら悩むだろうなぁ・・・・。
各々メリットデメリットがありますものねぇ。
単純に痛くないのがイイけど、失敗の恐れが高いと言われると躊躇せざるを得ない。
(気の小さい小生は、カテーテルでも充分恐ろしい！！)
また、スタンダードな『胸骨正中切開法』しか知らされずに手術を受けた後、別の患者がカテーテル手術で２日で退院して傷も残らずピンピンしてたら、「そんなの聞いてなかったよ！？」って病院に不信感持ちそう・・・。
金持ちや著名人なら良い病院で腕の良い医者に見てもらえるけど、小生ごとき小市民は近くの総合病院で言われるがままに手術を受けるしかない・・・。
(胃カメラでさえ上手な医者にかかったら意外にすんなり行けると聞いたけど、小生は「おえっ、おえっ」となって息も絶え絶えだった・・・。)
【 黒木、完ぺき 】
朝田や伊集院がやる気満々なのに、いつの間にか方針が変わって黒木(遠藤憲一）によるカテーテル手術が開始される。
手術中、不整脈が起きたりして「やはり朝田の出番か」と思いきや、不整脈も黒木の計算に入っており、≪心房中隔欠損症≫と≪不整脈≫を一度に治しちゃう。
後から分かったんだけど、黒木の手術なら≪不整脈≫も感知すると聞かされた紗江さんが、『カテーテル手術』を選択した様子・・・・。
手術が成功したように見えても、また血圧が急に下がったり心臓が止まったりして、「朝田の出番が訪れるのか」と思ってたのに、黒木の手術は完ぺき・・・・。
結婚式当日、紗江さんがウエディングドレスで現れた時もなお、急に倒れたりするのではないかと変な期待を持ちながら見てたけど、紗江さんは最後まで無事で、めでたくご結婚。
黒木恐るべし！！！
で、黒木の手術に荒瀬(阿部サダヲ)が入ってる姿を見て、伊集院が裏切り者でも見るような目つきで睨んでた。
荒瀬は当然の仕事をしてるだけで、患者からしたら派閥争いなんか関係ない。 (患者側が、「野口・黒木組」と、「チームドラゴン」が手術法を巡って張り合うようなことになってると知ったら、揉め事の道具にされるような感じがしていい気はしないだろうなぁ・・・。)
まあ、野口一派と気持ちよく仕事できるとは思わんけど、伊集院は患者中心の態度を見せなきゃ・・・。
【 ��小平か！？ 】
紗江さんの『カテーテル手術』成功で、カテーテル部門の強化と外国の富裕層をターゲットとしたメディカルツーリズム推進を柱とする『明真改革』を掲げる野口が優勢に・・・。
院内では、はやくも黒い白衣（？）を着た黒木軍団が”人民解放軍”のように行進していて、私服の朝田は大きなバッグを担いで病院方出て行った？
さて、野口が「白いネズミも、黒いネズミも、金を運んでくるネズミは良いネズミ・・・」とか言ってたけど、あれ”��小平”が言ってた「白い猫でも黒い猫でも、鼠を取るのがよい猫」ってフレーズを連想せずにいられない。
ただでさえムカつく野口が、”��小平”もどきのセリフを吐くから余計に腹が立ってきましたよ。
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