「GM 踊れドクター」第2話★面白くなったし、多部ちゃん可愛らしいし
- 2010.07.26 Monday
- 09:47
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「GM 踊れドクター」第2話
初回は微妙な空気が流れていましたが、第2話になって劇的に面白くなりました。
初回は、後藤(東山紀之)や桃子(多部未華子)をはじめとする登場人物たちの紹介編で、中途半端なストーリーだったのですが、今回は、各自の個性が前面に出てきて一気にはじけました。
【 多部ちゃん!! 】
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ツッコミとボケの両方をこなし、「オイっ!」とか「ファイアーを止めてください」など、そこここで明るくスパイスを利かせる多部ちゃんの魅力が発揮され始めました。
ピンクレディー♪で、”ムーンウォーク”してる後藤の様子を事務長の曽根(八嶋智人)に見せまいとして、多部ちゃんが繰り返しフロアのドアを閉めて、取って付けた言い訳をする場面なんかに爆笑!!
研修医にしては幼い容姿だけど、多部ちゃんの存在感に納得!!
(多部ちゃんも、小池栄子も、”魚系の顔”してますね)
【 ヒガシ!! 】
ファイヤー!!
桃子による「ソウシンのメンバーは全員元ダンサー」という無茶な作り話を信じてる後藤も可笑しい。
桃子から、漆原(生瀬勝久)らの悲しい過去を吹き込まれて、これを信じた後藤が、エレベーターで噛み合わない会話をするでしょ。
町谷(小池栄子)に「太っていない・・・固太りだ」と言ったり、真面目に頓珍漢なキャラが可笑しい。
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初回は、ヒガシのダンスを寒く感じたのに、なぜか今回は寒く思わなくなっちゃった・・・。
キャラが立ち始めたからかなぁ・・・。
【 椎名桔平!! 】
氷室(椎名桔平)が”元・ZOO”って、可笑しすぎる・・・。
で、今回の患者・真咲泉(中村ゆり)を触診していて「大丈夫?」と患者から聞かれちゃうダメ医者ぶりも面白い。
後藤から点滴液をセットするように指示されて、おろおろしながらセットする場面とかも面白かったなぁ・・・。
あと、後藤からの手紙を元妻・多恵(清水美沙)からの“復縁”をうかがわす手紙だと勘違いしてニヤケていた場面とか、全体的に良い雰囲気を醸し出してる。
小生は、『TV版チームバチスタ』の田口=伊藤淳史より、圧倒的に氷室=椎名桔平の方が良い味を出してると思います。
【 エピソード 】
「フリークエントフライヤー(来院を繰り返す要注意患者)」「クレーマー」のレッテルを貼られた若い女性・真咲泉(中村ゆり)をめぐるエピソードもテンポがよかった。
「詐病」扱いされて、ソウシンに押し付けられ、「潜水病」の治療でいったん回復するも、また倒れて次は「高山病」、さらに「DIC(播種性血管内凝固症候群)」「自己免疫疾患」・・・。
症状が出るたびに治療を試みながら病名を突き詰めていく流れは『Dr.HOUSE』みたいで子気味イイ。
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で、最終診断は「鎌状赤血球」で、見事解決。
(IKKOとかクリス松村は「カマ状赤血球」?)
【 総合診療!! 】
コミカルなエピソードに隠れてた感じだけど、患者本人は重篤な症状を訴えてるのに、医師が診断できず「詐病」「患者の思い込み」だと決めつけちゃって、「大したことありませんよ」で済まされちゃうケースへの問題提起にもなっています。
患者が猛烈な痛みに苦しんでいても、レントゲンに異常が映らなければ「肩こり」「筋肉痛」だと診断して”湿布薬”を出してお終いとか・・・。
そういうケースを解決する場としての『総合診療科』が充実することが、患者を救い、医療費削減にもつながるんだと思います。
(湿布を出し続けても解決にはならない!!)
というわけで、コメディとして面白く、医療ドラマとしてもテンポがよく、シリアスな医療問題をも描いている「GM 踊れドクター」を気に入ってしまいました。
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