『龍馬伝』第18回★勝麟太郎の地球儀攻撃炸裂
- 2010.05.03 Monday
- 16:33
- NHKドラマ・番組
第18回「海軍を作ろう!」
風邪で発熱 & キツイ花粉症 & うつ病の波 の三重苦を背負いながら見たせいか、なんかフワフワした印象の第18回でした。
【 ドッキリ大成功!? 】
前回、「上り坂もここまでじゃ。タ・ケ・チ」と山内容堂(近藤正臣)が予告していましたが、武市半平太(大森南朋)には”ドッキリ企画”が待ち受けていた。

”土佐勤王党”のメンバーは誰もいない。
武市半平太、はドッキリだと思って、「大成功」という看板を持った男が現れるのを待つが、誰も来やしない。
「武市に代わって土佐藩を変えてくれ」と容堂配下の藩士にそそのかされた平井収二郎(宮迫博之)が、”土佐勤王党”のメンバーを引き連れて何処かに行っちまったようで、武市は”鳩山邦夫”並み、あるいは、アリスの”赤い女王”の最期みたいに、すっかり孤立させられたのでした。
これが、山内容堂による企みなんだけど、クラスで誰かを孤立させる中学生のイジメみたいにベタな策略。
この程度のことが成功して、「ワハハ」と笑ってる容堂は、怪物と呼ぶほどの男じゃないわ。
【 地球儀攻撃 】

勝麟太郎(武田鉄矢)を斬りに行った以蔵(佐藤健)だけど、勝の傍らに龍馬(福山雅治)がいたものだから調子狂っちゃう。
あたふたしているうちに、勝麟太郎の”地球儀攻撃”をお見舞いされて、小さな島国・日本に目を剥く有様・・・。
挙句の果てに、勝から酒に誘われちゃう。
武市に叱られると拒む以蔵だが、龍馬は「勝麟太郎を斬り損ねたから、どっちにしても怒られる」と、軽くいなされて、しぶしぶ酒を付き合うことに・・・・。
以蔵、おちゃめでカワユイ。
【 5月10日期限 】
第14代将軍徳川家茂(中村隼人)は、帝の前で「準備が整い次第、攘夷を決行」と、玉虫色の決着を図るが、武市半平太の描いた筋書きにより、攘夷決行の期限を切らざるをえない状況に追い込まれ「5月10日」を攘夷決行の期日と言質をとられちゃう。
あちゃ〜〜〜。
<普天間問題>を5月末に決着させるみたいな話になっちゃって、将軍は追い詰められた。
でも、家茂は誘導されて「5月10日期限」を口にしたんだけど、鳩山総理は、自分で「5月末決着」って言いだしたんだから仕方ないわなぁ。
安倍・元総理も、第21回参院選(07年)で<宙に浮いた年金5000万件>に関して「名寄せ作業を来年3月末までに完了する」と期限を切って約束していたけど、カラ手形に終わっちゃったし・・・。

(あ、鳩山さんはまだクビが繋がってる・・・。)
以上、第18話。
体調もよろしくないので、感想が浮ついてる・・・。
でも、今回の『龍馬伝』自体も、登場人物が総じてノリが軽かったでしょ。
海軍の人材をリクルートして回っていた龍馬は、まるでビールを一杯飲んだようなテンションで御陽気だったし、長次郎(大泉洋)さんと徳(酒井若菜)のラブラブ場面でも「いかん、いかん」を連発して、凄く軽かった。
相変わらず勝麟太郎は絶好調だし、、ドツボにはめられた武市でさえ、容堂に菓子をもらい「ホメられた」と腰を抜かす場面は、いつになく”軽いノリ”だったでしょ・・・。
「海軍を作ろう!」って、サブタイトルも、軽いし・・・。
なんか、”祭りの前夜”みたいに、みんな浮かれちゃってる気がして・・・・。
弥太郎の出番がないかわりに、お笑いパートを全員でこなしたのかぁ?
そう見えるのも、小生が、発熱しているせいか?
なんか、第1部からすると雰囲気が変わった?
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