『坂の上の雲』第3回★短気は損気

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    『坂の上の雲』第3回:国家鳴動


     小さき国家が鳴動しはじめました。

    【 父と子 】

     真之(本木雅弘)が陸軍さんと一悶着起。
     父・久敬−八十九(伊東四朗)が、警察に出向いて飄々と後始末。
    真之と風呂に入り「肝心の戦まで、勝ちはとっとけ 」「短気は損気」と真之を諭す。

     この場面が今回のお気に入り。
     適度な距離感でもって息子に愛情を注ぐ父親像が素敵です。

     そして父は亡くなり、好古(阿部寛)と真之の兄弟は、父への敬意と哀しみを滲ませる。
     少し変わった父親ではあったけど、息子たちはそんな父を尊敬していた・・・。
     真之が東京に行きたいと言いだした時のサポートの仕方とか、今回の風呂のエピソードのように、ここぞと言うときに良いアドバイスやサポートの出来るって良いなぁ。
     小生も3人の子を持つ父親として、久敬−八十九(伊東四朗)さんを見習いたいです。

    【 国家鳴動 】

     伊藤博文(加藤剛)と、陸奥宗光(大杉漣=地獄大使!!)と川上操六(國村隼=ホウフク!!)が朝鮮派兵について議論。
     ぼちぼち、軍が力を付けて、政治家をたぶらかそうとし始めており、単純に真之や子規(香川照之)らが、伸び伸び元気にやってるだけの時代とは既に色合いが変わってるのかな・・・。
     「少年の国」から「思春期の国」に変貌していったって感じでしょうか。

     結局、陸奥と川上が伊藤を謀って、大規模派兵になり日清戦争へと進んでいく。

     約600名の訪中団を引き連れて胡錦濤に謁見し、天皇陛下と習近平副主席の会見実現と引き替えに140人以上の民主党議員と胡錦濤のツーショット撮影会を実現させた小沢幹事長が明治の時代にいれば、日清戦争は起きなかったかも・・・。
     陸奥宗光や川上操六はおろか、伊藤博文でさえも最高実力者・小沢幹事長にひれ伏して、日清友好を実現していたに違いない・・・・なんて、我ながら嫌味っぽいこと甚だしくって感心しない文章です。


     そんなこんなで、明治の”国家鳴動”に思いを馳せながら、一線を越えて暴走気味の小沢幹事長による平成の外交を危惧しているのであります。
     (今と過去を繋いで楽しむのも、歴史物の楽しみ方だと勝手に納得して、嫌味をたらたら・・・・。)

    【 好古結婚 】

     秋山好古(阿部寛)と多美(松たか子)の縁談については、<日曜劇場『JIN -仁-』第10話と、旗本の娘つながりで『坂の上の雲』第3回>にも書きましたが、見合いした好古が「茶碗がもう一つ要る・・・」と、遠回しな表現で多美を嫁に迎え入れたいという気持ちを口にしたのが、とってもイイ感じでした。
     かつて好古のことを”野獣”と呼んでいた多美との縁談が、あまりにもトントン拍子で進んでしまい、少し物足りない気もしましたが、『坂の上の雲』は色恋の話ではないようなので仕方ない。


     次週は『JIN -仁-』最終回が85分で、90分の『坂の上の雲』と両方を見るには時間と体力が必要でごわす。
     『JIN -仁-』は滅茶苦茶面白いし、『坂の上の雲』も良い役者が多数出演する良質なドラマだから、負担感はないけど・・・。



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    • 2020.10.22 Thursday
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      「陸大一期生これにて全滅!」 日清戦争を控えますます面白くなる坂の上の雲。第三話は前半は、秋山兄弟や正岡子規の成長が、後半は、日清戦争前夜の明治の元勲たちの動きや悩みが描かれている。特に、秋山好古(阿部寛)の結婚をトーキー風に描いたのは受けた。
      • V36スカイラインクーペが欲しい!
      • 2009/12/16 6:05 AM
      原作 … 司馬遼太郎『坂の上の雲』 公式サイト . 今回は主人公たちを描くと共に
      • 昼寝の時間
      • 2009/12/15 10:22 AM
      〜国家鳴動〜
      • 悠雅的生活
      • 2009/12/15 12:12 AM
      時代は、大日本帝国憲法発布の1889年から、日本艦隊と清国艦隊が朝鮮西岸で遭遇し日清の戦闘の火蓋が切られた1894年(明治27年)7月25日まで...
      • GameSprit
      • 2009/12/14 11:32 PM
      第3話『国家鳴動』目をクシャッと細めた時の好古@阿部寛が、写真で見る好古本人によく似ていた。雪の中で喀血する子規―その衝撃が、直後の日の丸の映像に重なる。日の丸が溶けて丸い形を崩し、雪の上に赤い染みが広がる。ああ、辛いなあ…それ以前には無かった自
      • もう…何がなんだか日記
      • 2009/12/14 11:15 PM
      いよいよきな臭くなって参りました! これから日清戦争へと突っ走るわけですね。しかし・・・ホント激動の時代ですね。 子規は喀血して結核が発覚、松山に帰って病気療養することになります。再婚してもまたもや兄の看病に来る律・・・。 真之は陸軍さんとトラブルおこ
      • たっくんママのひとりごと
      • 2009/12/14 11:04 PM
      今回は,憲法発布の明治22(1889)年2月11日に沸き立つ東京から始まりました。 実際,当時国民の関心は政治に向いており,提灯行列やイルミネーションによってあちこちで新憲法発布を市民たちが祝ったそうです。 この一事を見ても,現代人たちは逆立ちしても当時の人々に
      • koshiのお部屋2
      • 2009/12/14 10:48 PM
      あらすじ ロシア皇太子が大津で襲われ日露間に緊張が走る。朝鮮半島では東学党の乱が起き、清国が朝鮮に出兵。日本も出兵を決定し、真之(本木雅弘)
      • 青いblog
      • 2009/12/14 10:27 PM
      #3「国家鳴動」 雌伏の時が終わろうとしている。
      • 還山捫虱堂
      • 2009/12/14 9:30 PM
      「坂の上の雲 第3回 国家鳴動」 西欧列強の世界にこぎ出した"少年の国"ともいうべき明治の日本は、世界という荒波の中で苦悩していた。1889年、日本は大日本帝国憲法を発布し、近代国家の基礎を固め始める。その年の夏、子規(香川照之)は病気療
      • DolceVita
      • 2009/12/14 9:05 PM
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      • 2009/12/14 8:18 PM
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      • ふるゆきホビー館
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      • 見取り八段・実0段
      • 2009/12/14 6:24 PM
      メリハリの利いた回でしたね。前半部分は少々間延びしたような気がしないでもありませんが、それだけに後半部分が濃密だったと言えるのかもしれません。【今回のまとめ】真之:海軍兵学校を卒業。初の遠洋航海を経験。東郷平八郎と出会う。好古:日本に帰国。突然の見合
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      • 2009/12/14 6:21 PM
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      • レベル999のマニアな講義
      • 2009/12/14 6:08 PM
      「坂の上の雲」第3話 〜国家鳴動〜簡単なあらすじは・・・・・1889年(明治22年)、大日本帝国憲法が発布される。学生たちと祝賀気分に浮かれる中、子規(香川照之)が突如かっ血。病気療養のため松山に戻る。妹・律(菅野美穂)は再び嫁いでいたが、母・八重(原田美
      • みーこの☆きまぐれ日記
      • 2009/12/14 5:57 PM
      明治22年、大日本帝国憲法が発布。日本中が興奮にわきかえります。その興奮のさなかに、常規(香川照之)は喀血。故郷の松山で療養することとなります。 縁あって再び嫁いだものの、1日おきに看病にくる妹・律(菅野美穂)。やがて、江田島から3年ぶりの真之(本
      • のほほん便り
      • 2009/12/14 4:49 PM
        全商品送料無料!ポイント3倍!!【楽天ポイント3倍!】【漫画】日露戦争物語(1-22巻全巻)...第三回「国家鳴動」1889年(明治22年)、大日本帝国憲法が発布される。学生たちと祝賀気分に浮かれる中、子規が突如かっ血。病気療養のため松山に戻る。妹・律は
      • 日々“是”精進!
      • 2009/12/14 1:05 PM

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